【前回の記事】ミソの定期連載その10 ~神聖魔皇后セレーネ~
どうも、ミソです。
定期連載11回目はオフ会レポートです。
今回は12月8日に開催された遊戯王のオフ会である「大盤振る舞いオフ」に参加してきました。上限77名、なかなかの規模のオフ会です。
車で会場の大阪まで行ったのですが「太陽があっちだからこっちに進めば間違いない」とか抜かしてナビに頼らず、結果逆方向に進んでいった運転手のおかげで遅刻するところでしたが、無事たどり着けましたので運転手の名前は伏せておきます。
「オフ会の勧め」という記事でオフ会はいいものだぞ、ということを話しましたが、実際にどのようなデッキレベルでデュエルが行われているのか気になる人も多いと思います。
なので、今回は私が戦ったデュエリストのデッキと戦績をご紹介します。
対戦相手を故意に選んだわけではないので、全体のレベル感が今から紹介するデッキの数々と同等のものだったと思います。
まず、今回私が使ったデッキを紹介します。パワーの基準にしてください。
- バッドエンドクイーンを前面に出したドラゴンリンク
- メガリスの皮を被ったサラマングレイト
- ハーピィのいやらしさを憎しみに昇華させる五虹の魔術師デッキ
- エッチなお姉さん満載の幻妖フルドラデッキ
の4つです。ひとつずつ見ていきます。
バッドエンドクイーンを前面に出したドラゴンリンク
《星杯の巫女 イヴ》を出したらなんやかんやで永続魔法を3枚と《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》をサーチできるので、《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》を基軸として戦うデッキです。細かい回し方は割愛しますが、最終的には《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》や《ヴァレルロード・F・ドラゴン》《DDD双暁王カリ・ユガ》の横に《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》を添えて勝つデッキです。
メガリスの皮を被ったサラマングレイト
《メガリス・エマージョン》を使用したランク4デッキです。召喚権を転生炎獣に使い、デッキ内の召喚権使うモンスターを《天融星カイキ》だけにしたら《斬機ダランベルシアン》にて《モンスターゲート》をサーチし、その効果で《天融星カイキ》を特殊召喚と融合を行い《覇勝星イダテン》で戦うデッキです。《天融星カイキ》の相方には《リトマスの死の剣士》を選んでいます。《メガリス・エマージョン》と《サラマングレイト・ギフト》が永続罠でサーチしやすくなっているので、安定したアタッカーにもなります。
ハーピィのいやらしさを憎しみに昇華させる五虹の魔術師デッキ
《ヒステリック・サイン》でサーチした豊富なハーピィ魔法罠をセットしまくって《五虹の魔術師》の効果を使用するデッキ。《竜巻竜》が強い。エースは《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》または《メタルフォーゼ・オリハルク》。どちらも倍の貫通ダメージを与えるので、攻撃力倍になる効果を活かせます。
エッチなお姉さん満載の幻妖フルドラデッキ
《一撃必殺!居合ドロー》のデッキです。《モンスターゲート》で確定で《幻妖フルドラ》にアクセスし、墓地へ送った《一撃必殺!居合ドロー》または《簡易融合》のどちらか手札にないほうを加え、《魔導皇聖トリス》からの確定《一撃必殺!居合ドロー》を狙うデッキです。竹光のエンジンを使用し、《神聖魔皇后セレーネ》の加入で面白くなってきました。
オフ会の時点で《水晶機巧-ハリファイバー》が禁止になる可能性があったので、主にバッドエンドクイーンのデッキを使い倒す気で向かいました。結果禁止にならなかったですが。
オフ会の面白いところは、相手が使用してくるデッキがまるで分らないところでして、どんな展開や妨害が飛んでくるか、手探りで戦わなければならないんですね。
なので基本はマッチが望ましいのですが、時間の関係でシングルになるケースもあります。
ですが今回は相手のデッキの中身を知りたかったので、基本的にシングルを2戦行う形にしました。
結果はなかなか厳しく、皆さん強かった。というかデッキの完成度が高い。それでいて面白い。 正直あの会場の中で私が一番デッキ組むの下手くそだったんじゃないでしょうか。ほんとに、謙遜なしで。
それぐらいレベルの高いオフ会でした。最近ダレてたダレたさんだったので、刺激を貰いました。
そんなオフ会のデュエルの様子をまとめました。参考になれば幸いです。
なお、負けたデュエルは印象に残ってるのですが、勝ったデュエルはあまり覚えていないので、間違っていたら申し訳ない。
vs みこらん
最初のお相手はみこらんさん。
《漆黒のトバリ》で墓地を肥やして《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》で攻めてくるデッキで、中でも《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》と 《幻想魔術師・ノー・フェイス》と《死霊の巣》のコンボが凶悪でした。
その上で月光でビートダウンと展開を行ってくるので、中々に攻めきれず、《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》の一撃に沈んで1戦目は負け。
2戦目はバッドエンド展開からのカリユガが決まり勝ちだった気がします。グリーディだったかな・・・?
5億年ぶりに《漆黒のトバリ》を使用された気がします。
vs シェフ
お次はシェフさん。
カオス闇ゲトークに花咲かしつつのデュエル。
デッキはラーの翼神竜。正気か?
こちらはメガリスを隠れ蓑にしたスーパーサラマングレイトデッキ。
シェフさんは序盤一生《絶対王 バック・ジャック》と《デーモンの宣告》のコンボで手札を増やしていました。
こちらもサラマングレイトの安定を見せつつ、相手が動いて来ないのでチマチマと殴る展開。
伏せカードがあったので警戒していたらそれは《キャッチコピー》で動かない損。しかも《キャッチコピー》でサーチしていたのが《神秘の中華鍋》とかいうギャグ。
伏せカードがあったのもありますが、リカバーを考えて動いていたのが仇となり、場は急転。《運命のドロー》からの《晴天の霹靂》で 《ラーの翼神竜-不死鳥》を出されてやばいやばいどうしよう状態。
でも放っておいたらいつの間にかいなくなって素のラーになったので安心して展開してパンチしたら《光の護封霊剣》でとどめを刺せず。
次のターンに 《ラーの翼神竜-球体形》ですべてリリースされて《所有者の刻印》で持っていかれ、ゴリラ語を唱えられながら《ラーの翼神竜》が出現し、《神秘の中華鍋》で《ラーの翼神竜-不死鳥》を呼ばれ、油と共に舞い戻るやらなんやら言われて殺されました。
色んなプレミがあったのと、シェフさんの何やってくるかわからない圧に押されて負けてしまったという恰好。
やりたいことが一貫していて、一見ギャグでっきなんですが、攻守のバランスが取れているものだからいざ戦うと強い強い。
サラマングレイトをギミックに入れているデッキでラーに負けたデュエリストはたぶん地球上で私だけだと思います。
1戦が長かったのとほとんどギミックを見たので、2戦目は別のデッキ。
【儚無みずきビート】とかいう狂気のデッキでした。
こちらはハーピィを使用。手持ちで一番安定しているデッキなので、負けは考えていなかったのですが、まぁ相手が強かった。
《儚無みずき》で回復、《ヴァンパイア・フロイライン》で戦闘補助、《Ai打ち》や《ぶつかり合う魂》《九十九スラッシュ》でフィニッシュという謎デッキ。
アンデットの特性を活かして、魔妖を絡めた墓地へのアクセスと蘇生、《サルベージ》での回収とみずきが場と墓地と手札をグールグル。
シンクロしない魔妖なんて初めて戦ったものだからどうしたらいいのかパニックで、突破する糸口が見えずにあえなく敗戦。
シェフさんは他にもサイキックの戦闘補助を使った【幽鬼うさぎビート】を持っているそうで、他の手札誘発ビートも考えているそうです。何言ってんだ。
昔からそうですが、基本的には「エースを決めたビートダウン」と軸がしっかりしているので、デッキとしての完成度が高く、とてもきれいな構築でした。
私はいつもフワフワしたデッキばかり組んでるので、見習うべき点だなと素直に感心しておりました。
お次はいつきさん。
こちらの使用デッキはフルドラ。
初戦はお互い史上最大級の手札事故がり、《炎の王 ナグルファー》で殴られてるだけで終わりました。そんでもって次の試合は《神聖魔皇后セレーネ》がめちゃくちゃ《幻妖フルドラ》と《エルシャドール・ミドラーシュ》を蘇生してくれて勝ちました。
3戦目はいつきさんの本領発揮。
《王の舞台》を軸に帝王カードを手札に集め、《神獣王バルバロス》や《炎の王 ナグルファー》の大型モンスターを場に出す戦法。
のらりくらりとかわしていたのですが、《王の舞台》と《連撃の帝王》から《守護神エクゾディア》が出てきて無事殴られ死亡。
ずっとこれを狙ってたのかと分かった瞬間にはもう手遅れ。
怒りの業火エクゾードフレイム、私は死んだ(スイーツ)
《王の舞台》であることに明確な理由があっていいですね。《守護神エクゾディア》みたいな大型モンスターはやはりロマンがあってよい、と再認識させられました。
デッキに関しては本人がTwitterで載せてたので、そちらで見てください。
vs noji
お次はnojiさん。関西の知り合い衆の兄貴的存在です。
使ってきたデッキはビーフォースで、こちらはまたまたバッドエンド。
結果は勝ち勝ちの2連勝でしたが、ビーフォースかと思ったらWWが出てきてバーンを加速させてきたり、《円融魔術》で《クインテット・マジシャン》が出てきたり戦い方が色々あるようでした。
なによりビーフォースに明るくなさ過ぎて150回ぐらいテキスト確認しました。
ビーフォースというテーマの難しさを再認識。中々使うのが難しいテーマですよね。主にパワー不足という点で。
7期だったら最強のテーマだったんでしょうねぇ・・・。
vs さとっぴ
5人目はさとっぴさん
なんだか幼顔で、かわいい感じの方。食べちゃいたい。
こちらはまたハーピィを使って今度こそいいとこ見せたろうと思ったのですが、全然歯が立たず。結論から言うと2戦負けなのですが、倒された展開はどちらも同じです。
《スケープ・ゴースト》からの《フォーミュラ・シンクロン》《ブリキの軍曹》《アームズ・エイド》などでの連続シンクロ召喚からの《執愛のウヴァループ》での除外戦術。最後は《サイバーネットワーク》からの大量展開で《シューティング・クェーサー・ドラゴン》までつなげる美しい展開。クェーサーをなんとか突破しても《アシバネティック・オーバーフロー》が待ち構えている地獄。完封負けでした。
とてもサイバーを使いたくなりました。《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》でない理由は「ノーマルしか持ってないから」だそうです。可愛い。
vs 三鷹の森
お次は三鷹の森さん
こちらの使用デッキはメガリス。
お相手はドラゴンメイドと《バトル・サバイバー》を組み合わせたデッキ。
ドラゴンメイドのバトルフェイズ中の効果をバトルサバイバーで補助することによって、手札が潤い安定するらしい。
《バトル・サバイバー》と《昇天の剛角笛》とかいうセル男さんが生み出した宇宙最強爆裂コンボにより1戦目はあえなく負け。こちらの手札はメガリスたくさんの石ころ手札だったので、一度崩された石ころは転がり続け崖下へ。あえなく負けて痛い痛いなのでした。
2戦目はよりドラゴンメイド色が強くなり、メイド長のおばさんビートといった格好でしたが、《リトマスの死の剣士》が活躍してくれてなんとか勝ちを拾えました。ドラゴンメイドの他にもデュアル要素があったりなかったりするらしいですが、あまり見ることは出来ず…もう少し落ち着いたデュエル展開だったら見れたかもしれません。
最終盤面が決まっていないデッキだそうで、これからもっと進化するのでしょう。そういったデッキを回したり見ることが出来るのもオフ会のいいところですね。
ドラゴンメイドは非常に面白い効果をしているので、いつかは手を付けてみたいものです。
vs やくとどーが
最後はやくとどーがさん。ガンダムの中で一番好きなのはヤクトドーガらしい(既定路線)
やくとどーがさんが使用したのは《ファラオの審判》を使用したHEROデッキ。こちらは相も変わらずバッドエンドクイーンデッキ。
1戦目、3戦目はバッドエンド展開が決まり程よくハンデスを決めつつ破壊&制圧で勝利。
2戦目は《V・HERO ヴァイオン》スタートからの《彼岸の淑女 ベアトリーチェ》で《友情 YU-JYO》を落とされたりなんだりして、《ファラオの審判》を決められ苦しい展開。途中で《神の宣告》も挟みつつ私を追い込みます。
こちらの反撃は《ハネクリボー》などで守りつつ(多分サバティエル要因)、《ネオスフュージョン》で《E・HERO エアーネオス》が勝利をもぎ取っていくスタイル。
《ネオスフュージョン》は確かに強いんですが、なんとなく初動や下準備に使ったりしていたので、フュージョンを持ってきてフィニッシャーとして使用する発想が抜け落ちていました。
《E・HERO エアーネオス》や《E・HERO フレアネオス》なんかはともすれば、というかそもそもフィニッシャーとしての設計がされているので、最近のカードパワーの推移に押され自分自身のカードに対する見方が変わっていたことに気づかされました。
これまたシンプルなデッキは当然ながらわかりやすく強い、と思わされたデュエルでした。
いかがでしょうか。
色んなデッキが見れて私も楽しかったです。
みなさんも是非この記事を参考にしてオフ会にGO!
ガチまとめさんでは交流会の情報も発信しているらしいので、そちらも参考にしてみてください。きっといい出会いがありますよ。
以上、読んでくれてありがとう。
ミソ
【前回の記事】ミソの定期連載その10 ~神聖魔皇后セレーネ~
【次回の記事】ミソの定期連載その12 ~新ルールについて~