エクストラリンクのすゝめ

エクストラリンクのすゝめ

目次

はじめに

こんにちは。今回、ゲストライターという形で記事を書かせて頂きます、オオニシと申します。

自分という人間を簡単に紹介してみると、「普段はTwitterで意味不明な文章を垂れ流し、『はてなブログ』にて奇妙な記事を書き散らして呼吸をする生命体」といった感じです。

そんな中、カーナベル様より「ゲストライターやらん?」とお声がけ頂きまして、シンプルに富と名声が得られる系のやつと直感して、今回記事を書かせて頂くこととなりました。

その内容ですが、自分がずっと使っているサイバース族テーマ【コードトーカー】についてです。

《サイバネット・コーデック》

このカード名の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。

①:「コード・トーカー」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと同じ属性のサイバース族モンスター1体をデッキから手札に加える。このターン、同じ属性のモンスターを自分の「サイバネット・コーデック」の効果で手札に加える事はできない。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はサイバース族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

サイバース族自体は、アニメ「遊戯王VRAINS」の主人公が扱う種族とあって、登場当初からデッキとして試行錯誤していました。その頃はカードプールも少なく「デッキ」と呼べるかも怪しかったですが・・・

しかしながら、通常パックやVジャンプの付録に加えて、2017年6月「サイバース・リンク」→2017年12月「パワーコード・リンク」→2018年4月「スターターデッキ2018」と、回数だけはドン引きするほど強化され。

来たる2018年6月、ストラクチャーデッキ「マスター・リンク」により、サイバース族テーマ【コードトーカー】が確立するに至りました。

それも、前述したスターター・ストラク等のカードが必須となる程に「サイバース族」の繋がりが強くなったため、今まで日の目を見なかったカード群が集結して「デッキ」となるのは、なんかこう、熱い展開です。

参考レシピ&採用カードの解説(軽めに)

出典:遊戯王OCGカードデータベース

まず、構築から分かると思いますが「展開系」です。控えめに言うと先攻を取ってパーリナイ、これに尽きます。

その最終盤面とは「エクストラリンク」で、それを目指してデッキをぶん回していく形です。

しかしながら「このカード何?効果分からず・・・」というのが大半だと思います。ここで全ての採用カードの説明をすると色々とイカれてしまうので、簡単に纏めてみます。

  • リンク素材2体分(ここでは「2体分」と表記)
  • 手札から特殊召喚可能なモンスター(ここでは「手札SS」と表記)
  • 手札からリンク素材にできるモンスター(ここでは「手札リンク」と表記)

大雑把にすると、こんな感じに分かれています。例に纏めてみると

《サイバース・ガジェット》

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドに「ガジェット・トークン」(サイバース族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

これが「2体分」の代表例で、

《サイバース・コンバーター》

このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。①:自分フィールドのモンスターがサイバース族モンスターのみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:このカードが召喚に成功した時、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの種族はターン終了時までサイバース族になる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

これが「手札SS」の一例で、

《マイクロ・コーダー》

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、手札のこのカードもリンク素材にできる。②:このカードが「コード・トーカー」モンスターのリンク素材として手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「サイバネット」魔法・罠カード1枚を手札に加える。フィールドのこのカードを素材とした場合にはその1枚をサイバース族・レベル4モンスター1体にできる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

これが「手札リンク」の1枚。特にこの《マイクロ・コーダー》はデッキの要ともいえる存在で、如何にこのカードに繋げられるかが重要です。

そして、上記のカード群を駆使しつつ、最初の方に載せた《サイバネット・コーデック》でサーチ&特殊召喚を繰り返しながら、《増殖するG》を《墓穴の指名者》で弾いてニヤニヤしながら、エクストラリンクという盤面を形成していくのが【コードトーカー】の基本ムーブといえます。

基本展開

一例として【コードトーカー】の展開パターンを紹介します。

ただし、全く効果を知らない人にとっては「訳分からん。もう分からんし《原始生命態ニビル》打つかw」と匙(サジ)を投げる、いや隕石を投げるのも無理はない・・・

ので、分かりやすいように展開の挙動一つ一つを説明しながら紹介していこうと思います。

(例)《サイバース・ガジェット》+《マイクロ・コーダー》

  • まずは《サイバース・ガジェット》を召喚し、《マイクロ・コーダー》の手札リンク効果で《コード・トーカー》をリンク召喚します。
  • この時、《サイバース・ガジェット》効果でトークンを生成しながら、《マイクロ・コーダー》効果で《サイバネット・コーデック》をサーチ。もう手が疲れてきています。
  • トークンをリンク1の《リンク・ディサイプル》に変換して《トランスコード・トーカー》をリンク召喚。リンク素材が効果モンスター2体以上の為です。
  • 《サイバネット・コーデック》効果で、同じ地属性の《コード・ジェネレーター》をサーツィ。フリック入力が難しくなってきました。
  • 《トランスコード・トーカー》効果で、リンク先に《コード・トーカー》を蘇生。そのまま手札の《コード・ジェネレーター》と共に《エクスコード・トーカー》をリンク召喚
  • 《コード・ジェネレーター》効果で《ドットスケーパー》をデッキから墓地へ。《サイバネット・コーデック》効果で《コード・エクスポーター》をサーチ。
  • 直後に《ドットスケーパー》は、自身の効果で蘇生。
  • 《トランスコード・トーカー》《ドットスケーパー》で《コード・トーカー・インヴァート》をリンク召喚。
  • 手札にサイバース族モンスターが確定しているため、「チェーン①で《コード・トーカー・インヴァート》効果」「チェーン②で《サイバネット・コーデック》効果」とチェーンを組んで解決
  • 同じ光属性の《レディ・デバッガー》をサーチして特殊召喚。そのまま《転生炎獣ガゼル》をサーチ
  • 《レディ・デバッガー》を《転生炎獣ベイルリンクス》に変換。そのまま手札の《コード・エクスポーター》と共に2枚目の《コード・トーカー》をリンク召喚
  • 《サイバネット・コーデック》効果で《クロス・デバッガー》をサーチ。《コード・エクスポーター》効果で《マイクロ・コーダー》を墓地から回収
  • 更に《転生炎獣ガゼル》効果で特殊召喚。《転生炎獣スピニー》を墓地へ。
  • 2体のリンク2「コード・トーカー」達で《双穹の騎士アストラム》をリンク召喚。
  • 《クロス・デバッガー》効果で、自分を手札から特殊召喚
  • 《クロス・デバッガー》を《トークバック・ランサー》に変換し、《転生炎獣ガゼル》を《リンク・ディヴォーティー》に変換。
  • 《リンク・ディヴォーティー》の訳の分からないデメリット効果を発動(強制効果なので不可避)
  • 《トークバック・ランサー》効果で《リンク・ディヴォーティー》をコストに《トランスコード・トーカー》を蘇生。
  • 《リンク・ディヴォーティー》効果で、リリースされたためトークンを2体生成
  • トークン1体を、2枚目の《転生炎獣ベイルリンクス》に変換。
  • 墓地の《転生炎獣スピニー》効果で、自身を蘇生

残った2体で《I:Pマスカレーナ》をリンク召喚。

作った盤面で出来ること

エクストラリンクの強みとしては、デッキパワーをエクストラデッキに頼るデッキは戦闘を介さない限り展開不可となり、最低でもバトルフェイズを放棄させることが出来る点です。

また、あくまでもルールによるEXゾーンの封殺であるため、《水晶機巧-ハリファイバー》で妨害を作るようなタイプに対する《無限泡影》といったメタが通用しないのも強みです。もうEXゾーン、埋まってるので。

そして【コードトーカー】独自の強みとして、《双穹の騎士アストラム》《トランスコード・トーカー《エクスコード・トーカー》による強固な耐性が挙げられます。

《双穹の騎士アストラム》

EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
①:リンク召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは相手の効果の対象にならず、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。②:このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。③:リンク召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《トランスコード・トーカー》

効果モンスター2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが相互リンク状態の場合、このカード及びこのカードの相互リンク先のモンスターの攻撃力は500アップし、相手の効果の対象にならない。②:「トランスコード・トーカー」以外の自分の墓地のリンク3以下のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はサイバース族モンスターしか特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《エクスコード・トーカー》

サイバース族モンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した時、EXモンスターゾーンのモンスターの数だけ、使用していないメインモンスターゾーンを指定して発動できる。指定したゾーンはこのモンスターが表側表示で存在する間は使用できない。②:このカードのリンク先のモンスターは、攻撃力が500アップし、効果では破壊されない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《双穹の騎士アストラム》により、自分以外が攻撃対象にならず、戦闘時の打点上昇もあって「戦闘破壊によるEXゾーン封殺の突破」が出来ません。

更に《トランスコード・トーカー》《エクスコード・トーカー》に挟まれた形で存在するため、打点が4000となり効果破壊もされない状態なので、異様に硬い《双穹の騎士アストラム》の完成という訳です。

《トランスコード・トーカー》《エクスコード・トーカー》の耐性も弱くなく、最終盤面の状況を纏めてみると

こんな感じで、EXゾーンにもそれぞれ耐性が付いているため《閃刀術式-アフターバーナー》といった単発の除去にも対応しています。

そして、ひっそりと添えられている《I:Pマスカレーナ》が、今の【コードトーカー】の盤面維持に強烈に貢献しており、

《I:Pマスカレーナ》

リンクモンスター以外のモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。②:このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

相手ターンのリンク召喚により、妨害手段である《トロイメア・ユニコーン》を立てるというのが良くある使い方です。

しかしながら、【コードトーカー】では展開過程で回収した《マイクロ・コーダー》を相手ターンにリンク素材にすることで、相手ターンにもサーチを行いながら

後続やリソースを確保するだけでなく、単発除去を打てる《サイバネット・クロスワイプ》をサーチできます。

《サイバネット・クロスワイプ》

①:自分フィールドのサイバース族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

「弱くね?」「アド損してね?」と思われますが、【コードトーカー】の最大の欠点は先攻展開後3ターン目に打たれる《センサー万別》での一掃(《御前試合》も同じ)です。

これをピンポイントで撃ち抜け、尚且つ展開過程で確実に行えるというのが《I:Pマスカレーナ》最大の利点といえます。

《トロイメア・ユニコーン》では同じことが出来ず、頑張っても伏せられた1枚を飛ばすだけなので運要素が強いです。が、上記の状況と違って特定のカードを除去したい場面では《トロイメア・ユニコーン》がベストです。

(サーチした《転生炎獣の聖域》をコストにすれば無料!)

デッキの魅力

兎にも角にも「エクストラリンク」という常軌を逸した妨害手段を目指せる点だと思っています。

展開に必要なパーツも《サイバネット・コーデック》に限られますし、途中で「ココでは絶対にコレが必要!」という場面で手札誘発を食らっても、手札次第で別パターンの展開に移行できる(サイバース族限定ではあるが)自由度の高さが際立っているデッキかなと。

また、各属性の「コードトーカー」と同属性ならばサーチ可能という種族繋がりの強さ故にあらゆるサイバース族を組み込める可能性があるテーマなので、本記事の構築に限らず色々なサイバース族を入れて試行錯誤するのも面白いと思いますね。

そしてもう一つ。何といっても戦闘において滅法強いことが挙げられます。2体以上並べば基本2800〜と、純粋に攻撃力が高く耐性もあるため、何も出来なくても相互リンクした《トランスコード・トーカー》で殴り続けるだけで勝てるゲームも少なくないです。

顕著な例が《アップデートジャマー》で、

《アップデートジャマー》

レベル2以上のサイバース族モンスター2体
①:自分のサイバース族モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。ダメージステップ終了時まで、このカード以外のフィールドのカードの効果は無効化され、その戦闘のダメージ計算は元々の攻撃力・守備力で行う。その戦闘で相手モンスターが破壊され墓地へ送られた時、相手に1000ダメージを与える。②:このカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。このカードをリンク素材としたリンクモンスターはこのターン、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

コレを素材に《トランスコード・トーカー》や《双穹の騎士アストラム》を出すことで大ダメージを与えられます。

別に盤面制圧をせずともアニメのように殴って勝つのも気持ち良いですし、何より後攻ではこのパターンが多いため、殴り切って勝った際の興奮度は凄いですね。

結局のところ《トランスコード・トーカー》に盤面の維持を頼る形になることが多いですが、やはり対象にならない耐性も強力で、シェアの多い【閃刀姫】や【オルターガイスト】には、一度優位に立てれば(ほぼ)捲られないので安心です。

おわりに

拙い文章にも関わらず、ここまで読んで頂いてありがとうございます。

書きたいこと・伝えたいことの約8割は文字に出来たと勝手に思ってるので、個人的には大満足の企画でした。お声掛けして下さったカーナベル様にも大変感謝致します。

最後になりますが、本当に【コードトーカー】は使っていて楽しいです。「手札からリンク素材」という挙動は今でも斬新だなと常々思っていますし、突然「リンクで」と言いながらおもむろに手札と場でリンク召喚を行った際の「してやったり感」は、何物にも変え難い快感が、迸(ホトバシ)ります。

その快感を維持したまま、新弾の【@イグニスター】も全力で考えたいですね。

それでは。

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