はじめに
こんにちは、みりおんです!
今回は先日リリースされた「遊戯王マスターデュエル」で僕がリリースから2日で、ゲーム内の最高ランクであるプラチナ1に到達した際に使用した【エンディミオン】について解説していきたいと思います!
リリースして間もない時期だったのでカードが集めきれておらず、上記のデッキレシピと紹介するデッキレシピとは多少異なります。
目次
【エンディミオン】デッキの特徴
【エンディミオン】の特徴は、なんと言っても魔法カードが発動するたびに貯まる「魔力カウンター」を駆使して戦うところです!
そして【エンディミオン】はペンデュラムモンスターを使用するテーマでもあり、ペンデュラムモンスターはスケールに置く際に魔法カード扱いとなるので、魔力カウンターとのシナジーもバッチリです。
そして魔力カウンターを使った強力な妨害効果を持つ《創聖魔導王 エンディミオン》《魔導獣 キングジャッカル》などのモンスターによって盤面を制圧するのもデッキの特徴の一つです。
【エンディミオン】デッキにおけるOCGとマスターデュエルの違い
OCGとマスターデュエルでの【エンディミオン】関連カードのカードプールの差はないので、OCGとほぼ変わりないデッキがマスターデュエルでも組めます。
逆に、マスターデュエルで組んでみて気に入ったらOCGでも組んでみることもできます。
リミットレギュレーションに関しては《強欲で貪欲な壺》がOCGでは準制限、マスターデュエルでは無制限といった影響があります。
また、魔力カウンターの数の管理がOCGだと大変かもしれませんが、マスターデュエルでは自動でカウンターが置かれて、数も簡単に確認できるのでマスターデュエルの一つの強みだと思います。
【エンディミオン】デッキレシピ
【エンディミオン】デッキ解説
《創聖魔導王 エンディミオン》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 7 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守1700
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの魔力カウンターを6つ取り除いて発動できる。Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。その後、自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカードの数まで、フィールドのカードを選んで破壊し、破壊した数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
【モンスター効果】
①:1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。自分フィールドの魔力カウンターが置かれているカード1枚を選んで持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。その後、手札に戻したそのカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く事ができる。②:魔力カウンターが置かれているこのカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。③:魔力カウンターが置かれたこのカードが戦闘で破壊された時に発動できる。デッキから通常魔法カード1枚を手札に加える。
《創聖魔導王 エンディミオン》は自身のモンスター効果によって、魔力カウンターが置かれているカード1枚を選んで手札に戻すことで、魔法・罠カードの効果の発動を無効にし破壊することができます。
またこのモンスターに魔力カウンターが置かれていれば「相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない」という耐性がつきます。
そして魔力カウンターが置かれている状態でこのモンスターが戦闘破壊されると、デッキから通常魔法をサーチすることができます。
通常魔法であればカードを問わないので、《強欲で貪欲な壺》やデッキレシピには入っていませんが《ハーピィの羽根帚》などの強力なカードもサーチできます。
またP効果で、「魔力カウンターを6つ取り除いてPゾーンのこのカードを特殊召喚し、その後、魔力カウンターを置く事ができるカードの数までフィールドのカードを選んで破壊し、破壊した数だけこのカードに魔力カウンターを置く」という効果も持っています。
この効果で相手の盤面を荒らしつつ、モンスターゾーンに出て魔法・罠カードの効果の発動を止める役割も果たしてくれます。
Pスケールに置かれていると魔力カウンターの貯まる【エンディミオン】モンスター
《サーヴァント・オブ・エンディミオン》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 3 / 風属性 / 魔法使い族 / 攻900 / 守1500
【Pスケール:青2/赤2】
①:自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。②:このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。デッキの魔力カウンターを置く事ができる攻撃力1000以上のモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】
自分は「サーヴァント・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:魔力カウンターが置かれているこのカードは直接攻撃できる。②:相手ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。このカード及び自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード全てに魔力カウンターを1つずつ置く。③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。その後、このカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。
《マギステル・オブ・エンディミオン》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 3 / 地属性 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守900
【Pスケール:青8/赤8】
①:自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。②:このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分のEXデッキの表側表示の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】
自分は「マギステル・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:このカードの攻撃宣言時に発動できる。このカードに魔力カウンターを1つ置く。②:相手ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体をデッキから特殊召喚する。③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。その後、このカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。
《エンプレス・オブ・エンディミオン》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 7 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1850 / 守2700
【Pスケール:青8/赤8】
①:自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。②:このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。手札の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】
自分は「エンプレス・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分フィールドの他の魔力カウンターが置かれているカード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。その自分及び相手のカードを持ち主の手札に戻す。その後、自分フィールドから手札に戻したカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。②:魔力カウンターが置かれたこのカードが戦闘で破壊された時に発動できる。デッキから「エンディミオン」カード1枚を手札に加える。
この【エンディミオン】モンスターたちはそれぞれ共通効果を持っています。
まずはPスケールに置かれている際の効果から。
- Pスケールに置かれている状態で魔法カードが発動すると、魔力カウンターが1つ置かれる。
- このカードに置かれている魔力カウンターを3つ取り除くことで、〇〇(カードによって決められたゾーン)から魔力カウンターの置くことができるモンスター1体とこのカードを特殊召喚し、そのモンスターとこのモンスターに魔力カウンターを1つずつ置く。
魔力カウンターを3つ取り除いたときの効果でPスケールのカードと一緒に出せるモンスターの指定ゾーン(上の〇〇で表記した部分)は、以下のようになっています。
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》→デッキから
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》→EXデッキから
- 《エンプレス・オブ・エンディミオン》→手札から
また、モンスター効果としても共通効果があり、それぞれの【エンディミオン】モンスターは1ターンに1度しか特殊召喚できないという縛りがあります。
そして特に《サーヴァント・オブ・エンディミオン》はP効果でデッキからモンスターをリクルートできるので、《創聖魔導王 エンディミオン》《魔導獣 キングジャッカル》に触りやすく、簡単に妨害を作り出すことができます。
《マギステル・オブ・エンディミオン》もモンスター効果で、相手ターンに魔力カウンターを3つ取り除いて、デッキから魔力カウンターを置くことができるモンスターを特殊召喚できます。
魔力カウンターがフィールドに多く貯まっている状態だと相手ターンに《創聖魔導王 エンディミオン》《魔導獣 キングジャッカル》などをリクルートして妨害数を増やす使い方ができます。
また《エンプレス・オブ・エンディミオン》は特殊召喚成功時に自分の魔力カウンターが置かれているカード1枚と相手フィールド上のカード1枚をバウンスできる効果を持っています。
この効果で、自分ターンに効果を使えば相手の盤面を捲ることに、《マギステル・オブ・エンディミオン》などの効果で相手ターンに特殊召喚し効果を使えば妨害に使用することができます。
《魔力統轄》
【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:デッキから「エンディミオン」カード1枚を手札に加える。その後、自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカードに、自分のフィールド・墓地の「魔力統轄」「魔力掌握」の数まで可能な限り魔力カウンターを置く事ができる。
上記の【エンディミオン】カードにアクセスしつつ、魔力カウンターをブーストすることができます。
また、このカードも魔法カードなので、「このカードの効果で置かれる魔力カウンターの処理+通常の魔力カウンターの置かれる処理」で、多くの魔力カウンターを稼ぐことができます。
【エンディミオン】デッキと相性の良いカード
《魔導獣 キングジャッカル》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 6 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1400
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードを破壊し、自分のEXデッキから「魔導獣 キングジャッカル」以外の表側表示の「魔導獣」Pモンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター効果】
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。②:1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの魔力カウンターを2つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
1ターンに1度、相手モンスターの発動した効果を、自分フィールドの魔力カウンターを2つ取り除くことで無効にし破壊するという強力な妨害効果を持っています。
同名モンスターのターン1制限がないので、複数体並べると1ターンに1度ずつ無効効果を使うことができます。
しかも、魔法カード1回の発動ごとに魔力カウンターが2つも貯まります。
魔法カードを複数回発動すれば、このモンスターに魔力カウンターが10個以上置かれている場面もそう珍しくありません。
よって、妨害だけでなく《創聖魔導王 エンディミオン》のP効果の発動条件を簡単に満たしてくれるカードでもあります。
展開を補助するP効果も持っており、【エンディミオン】には欠かせないカードとなっています。
《魔導獣 マスターケルベロス》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 8 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守2800
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードを破壊し、デッキからレベル7以下の「魔導獣」効果モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。②:自分フィールドに魔力カウンターが4つ以上存在する場合、このカードは効果では破壊されない。③:1ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを4つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したそのモンスターの元々の攻撃力分アップする。
こちらはP効果の方を頻繁に使用するカードです。
《魔導獣 ジャッカル》《魔導獣 キングジャッカル》《魔導獣 ガルーダ》がサーチ対象となっています。
《魔導獣 キングジャッカル》をサーチしそのままPスケールにセット、《魔導獣 キングジャッカル》のP効果を使用することで《魔導獣 マスターケルベロス》を特殊召喚する、という動きができる他、《魔導獣 ジャッカル》をサーチして初動につなげる、《魔導獣 ガルーダ》をサーチして相手の魔法・罠を破壊するといった、その場面に応じた柔軟な動きができます。
またモンスター効果も強力で、自身の効果で魔力カウンターを貯めて耐性をつけ、相手モンスターを除去しつつ自身の攻撃力を上げてフィニッシャーとしても使えるカードとなっています。
《魔導獣 ジャッカル》
【ペンデュラム・効果モンスター】
星 1 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻0 / 守1400
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合、自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。このカードを破壊し、そのカードに魔力カウンターを1つ置く。
【モンスター効果】
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。②:自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除き、このカードをリリースして発動できる。デッキから「魔導獣 ジャッカル」以外の「魔導獣」効果モンスター1体を特殊召喚する。
主にモンスター効果の方を頻繁に使います。
モンスターゾーンでは魔法が発動するたびに魔力カウンターが1個貯まります。そして3つ取り除くことでデッキから《魔導獣 キングジャッカル》や《魔導獣 マスターケルベロス》などの【魔導獣】モンスターをデッキから出せる効果を備えています。
基本的には《魔導獣 キングジャッカル》を出して妨害数を増やすのがこのカードの役割です。
【エンディミオン】デッキの回し方
【エンディミオン】は展開が初手やドローしたカードによって様々な変化があるため、動画を交えて一例を解説していきたいと思います!
展開例1
【初手】
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》
- 《チキンレース》
- 《強欲で貪欲な壺》
- 《墓穴の指名者》
【手順】
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》をPスケールに発動。
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》をPスケールに発動。
- 《チキンレース》を発動し、1000LPを払って1枚ドロー。(ドローしたカードは《墓穴の指名者》)
- 《強欲で貪欲な壺》を発動し、デッキの上から10枚を除外して2枚ドロー。(ドローしたカードは《成金ゴブリン》2枚)
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》に置かれている魔力カウンターを3つ取り除いて《サーヴァント・オブ・エンディミオン》自身のP効果を発動。チェーンして《灰流うらら》を発動されたので《墓穴の指名者》を発動し、《灰流うらら》の効果を無効化。
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》の効果処理でPゾーンの《サーヴァント・オブ・エンディミオン》自身と、デッキから《創聖魔導王 エンディミオン》を特殊召喚。
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》《創聖魔導王 エンディミオン》の2体を素材として《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》のリンク召喚成功時の効果で《エンプレス・オブ・エンディミオン》をEXデッキに表側表示で送る。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の②の効果で《チキンレース》を破壊して《エンプレス・オブ・エンディミオン》を手札に加える。
- 《エンプレス・オブ・エンディミオン》をPスケールに発動。
- 《成金ゴブリン》を2回発動して合計2枚ドロー。(ドローしたカードは《エンプレス・オブ・エンディミオン》と《アストログラフ・マジシャン》)
- 《エンプレス・オブ・エンディミオン》《アストログラフ・マジシャン》を手札から、《創聖魔導王 エンディミオン》をEXデッキからペンデュラム召喚。
- 《エンプレス・オブ・エンディミオン》《アストログラフ・マジシャン》の2体をエクシーズ素材にして《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》をエクシーズ召喚。
- 《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》《創聖魔導王 エンディミオン》の2体をリンク素材に《I:Pマスカレーナ》をリンク召喚。
- 《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》の効果でEXデッキから《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》を特殊召喚。
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》のP効果で《マギステル・オブ・エンディミオン》自身と、EXデッキから《創聖魔導王 エンディミオン》を特殊召喚。
【結果】
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
- 《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》
- 《I:Pマスカレーナ》
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》(魔力カウンター1個)
- 《創聖魔導王 エンディミオン》(魔力カウンター1個)
- Pスケールに《エンプレス・オブ・エンディミオン》(魔力カウンター2個)
【盤面の解説】
《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》がEXデッキで表側の《サーヴァント・オブ・エンディミオン》をデッキに戻すことによってモンスター効果・魔法罠カードの発動を無効にし破壊します。
《創聖魔導王 エンディミオン》が魔法・罠カードの効果が発動した時に魔力カウンターの乗っているカードを手札に戻すことで発動を無効にし破壊します。
《マギステル・オブ・エンディミオン》が魔力カウンターを3つ取り除くことで、デッキから《エンプレス・オブ・エンディミオン》や《創聖魔導王 エンディミオン》などを特殊召喚し相手を妨害できます。
《I:Pマスカレーナ》が自身の効果で相手ターンに《トロイメア・ユニコーン》や《閉ザサレシ世界ノ冥神》などをリンク召喚することで相手を妨害できます。
この盤面であれば、単純計算で考えれば4回妨害することができます。
発動無効系と除去系で妨害が散っているので、相手のデッキに合わせて妨害を当てることができるのが強力な盤面となっています。
展開例2(【魔導獣】が絡んでいるパターン)
【初手】
- 《魔導獣 ジャッカル》
- 《魔導獣 マスターケルベロス》
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》
- 《魔法都市エンディミオン》
【手順】
- 《魔導獣 ジャッカル》を通常召喚。
- 《魔法都市エンディミオン》を発動。
- 《魔導獣 マスターケルベロス》をPスケールにセットし、P効果で自身を破壊して《魔導獣 キングジャッカル》をサーチ。
- サーチした《魔導獣 キングジャッカル》をPスケールにセット。
- 《魔導獣 ジャッカル》の効果を自身に乗っている魔力カウンター3つを取り除いて発動。チェーンで相手が手札の《朱光の宣告者》の効果を発動し《魔導獣 ジャッカル》の効果が無効化される。
- 《魔導獣 キングジャッカル》のP効果でEXデッキから《魔導獣 マスターケルベロス》を特殊召喚。
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》をPスケールにセット。
- 《魔法都市エンディミオン》の効果で《サーヴァント・オブ・エンディミオン》のP効果を発動するために必要な魔力カウンターを肩代わりして、《サーヴァント・オブ・エンディミオン》のP効果発動。《サーヴァント・オブ・エンディミオン》自身と、デッキから《創聖魔導王 エンディミオン》を特殊召喚。
- 《魔導獣 マスターケルベロス》《サーヴァント・オブ・エンディミオン》の2体をリンク素材に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》のリンク召喚成功時の効果で《アストログラフ・マジシャン》をEXデッキに表側表示で送る。
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》をPスケールにセット。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の②の効果で《マギステル・オブ・エンディミオン》を破壊してEXデッキの《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の③の強制効果がチェーン1、チェーン2で《アストログラフ・マジシャン》の効果を発動。《アストログラフ・マジシャン》を特殊召喚して、このターン破壊されているので《マギステル・オブ・エンディミオン》をデッキから手札に加える。《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果処理で1枚ドロー。(ドローしたカードは《サーヴァント・オブ・エンディミオン》)
- 《サーヴァント・オブ・エンディミオン》をPスケールにセット。
- EXデッキから《マギステル・オブ・エンディミオン》と《魔導獣 キングジャッカル》をペンデュラム召喚。
【結果】
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
- 《マギステル・オブ・エンディミオン》
- 《魔導獣 キングジャッカル》
- 《創聖魔導王 エンディミオン》(魔力カウンター1個)
- 《アストログラフ・マジシャン》
- 《魔法都市エンディミオン》(魔力カウンター3個)
- Pスケールに《マギステル・オブ・エンディミオン》(魔力カウンター1個)と《サーヴァント・オブ・エンディミオン》
【盤面の解説】
《魔導獣 キングジャッカル》の効果で相手モンスターの効果の発動を1回無効にできます。
《創聖魔導王 エンディミオン》の効果で魔法・罠カードの効果の発動を1回無効にできます。
《マギステル・オブ・エンディミオン》の効果によって、《魔導獣 キングジャッカル》や《創聖魔導王 エンディミオン》を呼び出すこともできます。
また、序盤の《魔導獣 ジャッカル》の効果が相手の《朱光の宣告者》によって無効化されてもこの盤面を形成できていることから、【エンディミオン】デッキの強さが窺えます。
【エンディミオン】デッキをカスタムするおすすめカード
マスターデュエルでは、《成金ゴブリン》や《チキンレース》などのレアリティがURに設定されているため、序盤で入手しにくい、といった方もいるかと思われます。
そこで、マスターデュエル内でレアリティが低く設定されており、OCGでも使える、デッキをカスタムするおすすめカードをご紹介します!
《聖魔の大賢者エンディミオン》
【効果モンスター】
星 4 / 水属性 / 魔法使い族 / 攻1300 / 守1700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの「マギストス」モンスター1体を対象として発動できる。EXデッキから「マギストス」モンスター1体を選び、装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。②:自分フィールドの表側表示の魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローする。その後、手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
①の効果で【マギストス】モンスターをEXデッキから装備できるので、《聖魔の乙女アルテミス》を装備して《聖魔の乙女アルテミス》の装備時の効果でデッキの【マギストス】モンスターをサーチ、《聖魔の大賢者エンディミオン》の②の効果で《聖魔の乙女アルテミス》を破壊して手札を入れ替える、といった動きができます。
また《結晶の女神ニンアルル》を装備すれば、相手の魔法・罠カードを破壊することもできます。
マスターデュエルでは《聖魔の大賢者エンディミオン》のレアリティがR、《聖魔の乙女アルテミス》がSR、《結晶の女神ニンアルル》がRに設定されているので、比較的簡単に生成できる上に実用性のあるギミックとなっています。
《魔導加速》
【速攻魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送り、フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。そのカードに魔力カウンターを2つまで置く。②:このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体をデッキから特殊召喚し、そのモンスターに魔力カウンターを2つまで置く。
このカードの発動で、魔法カードが発動するごとに魔力カウンターが置かれるカードに1つずつ、効果処理で1枚に2つ、魔力カウンターを置くことができます。
《サーヴァント・オブ・エンディミオン》などの【エンディミオン】モンスターのP効果の発動には魔力カウンターが3つ必要なので、その条件を即座に満たすことができます。
マスターデュエル内でのレアリティはRなので、こちらも簡単に生成できます。
おわりに
魔力カウンターを操る【エンディミオン】デッキについて紹介させていただきました!
「デッキの回し方」の項目を見ていただければわかる通り、ドローによって様々な展開の変化があり、とても楽しいデッキとなっています!
皆さんもぜひ組んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!