【OCG】2025年リジェネシスデッキ入門書【2500で繋がる神々】

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【OCG】2025年リジェネシスデッキ入門書【2500で繋がる神々】

はじめに

皆さんこんにちは、ツルクボーガンです。
今回は【リジェネシス】デッキの紹介となります。

【リジェネシス】は「2500」という数値を参照して連携する、珍しい特徴を持つテーマデッキです。
拡張性が非常に高い一方で、それが構築の悩みになっている人もいるかもしれません。
今回は比較的素直で扱いやすい【リジェネシス】を目指してサンプルデッキを構築してきました。参考になれば幸いです。

25年以上の歴史が作り上げた新テーマを堪能しましょう。

【リジェネシス】デッキレシピ


【リジェネシス】デッキの特徴

冒頭でも述べた通り、【リジェネシス】は「2500」というステータスを参照したサポートが特徴のテーマデッキです。

テーマに属するモンスターも攻撃力及び守備力が2500で統一されており、しかも緩い条件で自身を特殊召喚できるものも多いため、強力な大型モンスターをどんどん並べていく事ができます。

また殆どのモンスターが、相手ターンに墓地へ送られた場合そのターンのエンドフェイズに自身を手札に回収する効果も持っているため、持久力にも優れます。

一方でテーマ内にリリースなしで通常召喚できるモンスターが現状存在していないため、何もできない手札になってしまうリスクも高いです。
どうやってテーマのモンスター一体目の特殊召喚まで繋げるかが重要なテーマとなっています。

「強力な大型モンスターを何度も並べたい!」「エクストラデッキを使わなくても戦えるテーマがいい!」そんな方におススメです。

【リジェネシス】カードの解説

《再世の魔神 ベミドバル》

【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 悪魔族 / 攻2500 / 守2500

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは攻撃力か守備力が2500の手札の他のモンスター1体を相手に見せ、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「再世の魔神 ベミドバル」以外の自分のデッキ・除外状態の「リジェネシス」カード1枚を手札に加える。
③:このカードが墓地へ送られた相手ターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

手札の他の攻撃力または守備力が2500のモンスターを見せる事で手札から特殊召喚できる効果と、召喚・特殊召喚した場合にデッキまたは除外状態のカードの中から【リジェネシス】カードを手札に加える効果を持ったレベル8のモンスターです。

【リジェネシス】モンスターの中では数少ない、モンスターゾーンの状況とは関係なく特殊召喚できる効果を持っています。
このテーマの初動となるモンスターで、このモンスターを如何にして出力できるかが【リジェネシス】デッキを扱う上で重要なポイントとなります。

【デーモン】のカテゴリ名を持つため、そちらのサポートカードでも手札に加える事ができます。活用していきましょう。

また、相手ターンに墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズに自身を手札に加える事ができます。
この効果は一部を除いた殆どの【リジェネシス】モンスターが共通で持っているものです。

《創世の神 デウテロノミオン》

【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / 幻想魔族 / 攻2500 / 守2500

このカードは通常召喚できない。
「創世の神 デウテロノミオン」は1ターンに1度、元々の攻撃力と元々の守備力が2500の自分フィールドの表側表示モンスター1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「リジェネシス」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
②:このカードの攻撃力はバトルフェイズの間、2500アップする。
③:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。

出典:遊戯王公式データベース

元々の攻撃力及び元々の守備力が2500である自分フィールドのモンスター1体を除外した場合にのみ特殊召喚できる、レベル10の特殊召喚モンスターです。

特殊召喚した場合に【リジェネシス】魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる効果と、バトルフェイズ中のみ攻撃力が2500上がる効果、相手フィールドの守備表示モンスターを攻撃する場合に貫通ダメージを与える効果を持っています。

特殊召喚モンスターであり、その方法も他の【リジェネシス】モンスターと比べて少々手間ですが、その分高い攻撃性能を誇るモンスターです。

事故要因でもありますが、相手の妨害を乗り越える手数や、手札が上振れている時に加える更なる一手として優秀です。

《再世の導神 シェモース》

【 効果モンスター 】
星 7 / 水 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守2500

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに元々の攻撃力か元々の守備力が2500のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:相手がカードの効果を発動した時、自分の手札・フィールド(表側表示)からこのカード以外の「リジェネシス」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③:このカードが墓地へ送られた相手ターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

いずれかのモンスターゾーンに元々の攻撃力か元々の守備力が2500のモンスターが存在する場合に手札から自身を特殊召喚できる効果と、手札かフィールドの他の【リジェネシス】カード1枚をコストに相手が発動した効果を無効にし破壊する効果を持ったレベル7のモンスターです。

【リジェネシス】モンスターの中でも特に扱いやすい妨害を行えるモンスターで、攻守の両面で活躍が期待できます。

《葬世の神 デーヴァリーム》

【 効果モンスター 】
星 10 / 闇 / 幻想魔族 / 攻2500 / 守2500

このカードは通常召喚できない。
「葬世の神 デーヴァリーム」は1ターンに1度、攻撃力か守備力が2500の自分の墓地のモンスター2体を除外した場合のみ墓地から特殊召喚できる。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードが特殊召喚した場合、攻撃力か守備力が2500の、自分の除外状態のモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のカードを対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
②:相手フィールドのモンスターの攻撃力は、バトルフェイズの間だけ2500ダウンする。

出典:遊戯王公式データベース

こちらもレベル10の特殊召喚モンスターで、攻撃力か守備力が2500のモンスター合計2体を自分の墓地から除外した場合にのみ墓地から特殊召喚できます。

特殊召喚した場合に除外状態の自分のモンスターの内攻撃力か守備力が2500のモンスターの数まで相手のフィールドまたは墓地のカードを手札に戻す効果と、バトルフェイズ中のみ相手フィールドのモンスター全ての攻撃力を2500ダウンさせる効果を持っています。

追い込みや巻き返しに長けた性質を持ち、強引にこちらの攻撃を通して一気に勝利まで持っていく事が狙えます。

また、本来の方法以外で特殊召喚できない《創世の神 デウテロノミオン》を墓地から除外すれば《再世の魔神 ベミドバル》で回収する事で再利用を可能にしてくれます。

《再世記》

【 通常魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「リジェネシス」モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
自分フィールドに「リジェネシス」モンスターが存在する場合、
代わりに攻撃力と守備力が2500のモンスター1体をデッキから手札に加える事もできる。
②:このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、
自分の墓地の「リジェネシス」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

デッキの【リジェネシス】モンスター1体を手札に加えるか墓地へ送る事ができる通常魔法カードです。
既に自分フィールドに【リジェネシス】モンスターが存在しているなら、代わりにテーマ外の攻撃力及び守備力が2500のモンスター1体を手札に加える事もできます。

また、墓地へ送られたターン以降の自分メインフェイズに自身を墓地から除外する事で、墓地の【リジェネシス】モンスターを特殊召喚できる効果も持っており、この効果で《再世の魔神 ベミドバル》を特殊召喚すればそのままあちらの効果で除外状態のこのカードを回収する事もできるため、これだけでデッキのリソースが循環していきます。

デッキのエンジンとなる重要カードと言えるでしょう。

《再世神》

【 速攻魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「リジェネシス」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに墓地へ送られる。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:自分メインフェイズに、このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、自分の除外状態の「リジェネシス」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

デッキの【リジェネシス】モンスター1体を、ノーコストかつ効果も使用可能な状態で特殊召喚できる強力な速攻魔法カードです。

特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに墓地へ送られてしまいますが、そのまま墓地から手札に加えてしまえば問題ありません。

一方で、発動後次の自分ターンの終了時までEXデッキからモンスターを特殊召喚できなくなるデメリットの方はそれなりに重く、このカードを採用する場合このデメリットを意識した構築が求められます。

また、墓地へ送られたターン以降の自分メインフェイズに自身を墓地から除外する事で、除外状態の【リジェネシス】モンスターを特殊召喚できる効果も持っております。《再世の魔神 ベミドバル》は自身と同名のモンスターは手札に加える事ができませんが、この効果を使えば《再世の魔神 ベミドバル》が除外された場合もフォローできます。

《天地再世》

【 永続罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:デッキから「リジェネシス」モンスター1体を墓地へ送り、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:相手ターンに、魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札・墓地・除外状態の「リジェネシス」モンスターを可能な限り特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。

出典:遊戯王公式データベース

1ターンに1度、デッキから【リジェネシス】モンスターを墓地へ送り相手フィールドのモンスター1体を裏側守備表示にする効果と、このカードを墓地へ送り手札・墓地除外状態の【リジェネシス】モンスターを可能な限り特殊召喚できる、相手ターンのみ使用できる効果の内いずれか1つを使用できる永続罠カードです。

相手ターンでの妨害のついでに自己回収効果を持った【リジェネシス】モンスターを墓地へ送る事で、それがそのまま後続となってくれます。

相手への妨害とリソース確保の両方を1枚で行ってくれる、優秀なカードです。
先攻展開の際に余裕があれば是非とも用意しておきたいところです。

【リジェネシス】デッキと相性の良いカード

《トリック・デーモン》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻1000 / 守0

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「トリック・デーモン」以外の「デーモン」カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

効果で墓地へ送られた場合に【デーモン】カードをデッキから手札に加えられるモンスターです。
《再世の魔神 ベミドバル》も【デーモン】のカテゴリ名を持っているため、このカードでアクセスする事ができます。

悪魔族であるため、墓地へ送る手段も豊富です。サポートをうまく駆使していきましょう。

《天底の使徒》ギミック

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守3000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分メインフェイズに発動できる。自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

出典:遊戯王公式データベース

【 融合モンスター 】
星 1 / 炎 / 悪魔族 / 攻1100 / 守1100

「インフェルノイド」モンスター×2
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚した場合、自分の墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を除外して発動できる。
そのモンスターのレベルと同じ枚数だけ、デッキから「インフェルノイド」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。
②:このカードが墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。
デッキから「煉獄」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

【 永続魔法 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。②:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターの数まで、手札・デッキから「インフェルノイド」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。

出典:遊戯王公式データベース

(制限カード) 【 シンクロモンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻600 / 守1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
②:モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

《天底の使徒》はEXからカードを墓地へ送りながら、【ドラグマ】モンスターを手札に加える事ができる強力な通常魔法カードです。

発動したターン中はEXデッキのモンスターを特殊召喚できなくなる制約がかかりますが、【リジェネシス】の場合はテーマの動きの基本部分には影響が無いため比較的デメリットを気にせず採用できます。

このカードで手札に加えるカードの候補となるのが《教導の大神祇官》です。このモンスターでEXデッキのモンスターを更に2体落とす事ができます。

こうして墓地へ送って利益になるモンスターには様々なものがありますが、このデッキで特にオススメの候補が《インフェルノイド・イヴィル》と《虹光の宣告者》です。

この2枚はそれぞれ墓地へ送られた場合にカードを手札に加える効果を持ち、《インフェルノイド・イヴィル》からは上述の《トリック・デーモン》を墓地へ送る手段になる《煉獄の災天》を手札に加え、《虹光の宣告者》からは攻撃力か守備力が2500である儀式モンスターを手札に加える事で、最終的に《天底の使徒》1枚から《再世の魔神 ベミドバル》と手札から見せるためのモンスターの両方を手札に揃える事ができます。

長い展開をしなくても一気にパーツを集める事ができるカードは限られているので、それができるこの《天底の使徒》ギミックはかなり有用な出張セットです。

《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》

【 効果モンスター 】
星 8 / 炎 / 悪魔族 / 攻3000 / 守2500

このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
①:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。

出典:遊戯王公式データベース

相手フィールドのモンスター2体をリリースする事で相手フィールドに特殊召喚できる、珍しい特徴を持った特殊召喚モンスターです。

殆どの耐性をすり抜ける、非常に優秀な除去カードとして運用する事ができます。
ターン中通常召喚ができなくなる制約がかかってしまいますが、このデッキは通常召喚に依存しない展開が可能であるため相性が良いです。

先攻1ターン目の時には特に貢献しない完全な後手専用の札なのが難点ですが、このデッキでは守備力が2500というだけで初動にある程度貢献してくれるため、比較的無理なく採用できます。

《深淵の獣マグナムート》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「深淵の獣マグナムート」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

【ビーステッド】モンスターは相手ターンに干渉できる効果を持ちつつ、攻撃力が2500であるため【リジェネシス】との連携もしやすいカードです。

特にこの《深淵の獣マグナムート》はドラゴン族モンスターを手札に加える事ができる効果を持っており、この効果で《再世の魔神 ワイクラー》を手札に加えればそのまま特殊召喚する事もでき、相性が良いです。

他にもドラゴン族モンスターには攻撃力や守備力が2500のモンスターも多いので、このカードでアクセスする事で相性の良い他のモンスターを取り入れやすくもなります。

【リジェネシス】デッキの回し方

基本展開の例

【使用カード/条件】

  • 《再世の魔神 ベミドバル》
  • 《再世記》

【結果】

  • 《創世の神 デウテロノミオン》
  • 《再世神》
  • 《天地再世》
  • 墓地に《再世記》
  • 《再世の魔神 ベミドバル》が除外状態

【手順】

  1. 《再世記》を発動。デッキから《創世の神 デウテロノミオン》を手札に加える。
  2. 手札の《創世の神 デウテロノミオン》を相手に見せ、《再世の魔神 ベミドバル》を自身の効果で特殊召喚。
  3. 特殊召喚した《再世の魔神 ベミドバル》の効果発動。デッキから《再世神》を手札に加える。
  4. 自分フィールドの《再世の魔神 ベミドバル》を除外し、手札から《創世の神 デウテロノミオン》を特殊召喚。
  5. 特殊召喚した《創世の神 デウテロノミオン》の効果発動。デッキから《天地再世》をセットする。
  6. 手札の《再世神》をセット。

【盤面の解説】

主軸となる【リジェネシス】モンスター2体からの展開の例です。
《天地再世》による妨害と後続確保に加え、相手のデッキが分かってから《再世神》で有効な妨害を行えるモンスターを特殊召喚できます。

《天底の使徒》単体からの展開例

【使用カード/条件】

  • 《天底の使徒》
  • 捨てる手札1枚

【結果】

  • 《創世の神 デウテロノミオン》
  • 《教導の大神祇官》
  • 《天地再世》
  • 《煉獄の災天》
  • 1枚ドロー
  • 墓地に《再世記》
  • 《再世の魔神 ベミドバル》が除外状態

【手順】

  1. 《天底の使徒》を発動。EXデッキから《共命の翼ガルーラ》を墓地へ送り、デッキから《教導の大神祇官》を手札に加える。
  2. 墓地へ送られた《共命の翼ガルーラ》の効果発動。1枚ドロー。
  3. 墓地の《共命の翼ガルーラ》を除外し、手札の《教導の大神祇官》の効果発動。自身を特殊召喚する。
  4. 《教導の大神祇官》の効果発動。自分はEXデッキから《虹光の宣告者》と《インフェルノイド・イヴィル》を墓地へ送り、相手に自身のEXデッキから2体のモンスターを墓地へ送らせる。
  5. 墓地へ送られた《虹光の宣告者》と《インフェルノイド・イヴィル》の効果発動。《インフェルノイド・イヴィル》の効果でデッキから《煉獄の災天》を手札に加え、《虹光の宣告者》の効果でデッキから《凶導の白騎士》を手札に加える。
  6. 《煉獄の災天》を発動。
  7. 手札を1枚捨て、《煉獄の災天》の効果発動。デッキから《トリック・デーモン》を墓地へ送る。
  8. 墓地へ送られた《トリック・デーモン》の効果発動。デッキから《再世の魔神 ベミドバル》を手札に加える。
  9. 手札の《凶導の白騎士》を相手に見せ、《再世の魔神 ベミドバル》を自身の効果で特殊召喚。
  10. 特殊召喚した《再世の魔神 ベミドバル》の効果発動。デッキから《再世記》を手札に加える。
  11. 《再世記》を発動。デッキから《創世の神 デウテロノミオン》を手札に加える。
  12. 自分フィールドの《再世の魔神 ベミドバル》を除外し、《創世の神 デウテロノミオン》を特殊召喚。
  13. 特殊召喚した《創世の神 デウテロノミオン》の効果発動。デッキから《天地再世》をセット。

【盤面の解説】

《天底の使徒》からの展開の例です。コンパクトながら最低限の妨害を構えつつ、後続に繋がるカードも用意できています。

《教導の大神祇官》の効果で相手がEXデッキから墓地へ送ったカードから相手のデッキが推測できた場合は、《再世の魔神 ベミドバル》で手札に加えるカードをより有効な妨害となるものに変えるのも良いでしょう。

《天底の使徒》+《再世の魔神 ベミドバル》の展開例

【使用カード/条件】

  • 《天底の使徒》
  • 《再世の魔神 ベミドバル》

【結果】

  • 《再世の魔神 ベミドバル》
  • 《天地再世》
  • 手札に《教導の騎士フルルドリス》
  • 手札に《教導雷霆フルルドリス》

【手順】

  1. 《天底の使徒》を発動。EXデッキから《灰燼竜バスタード》を墓地へ送り、デッキから《教導の雷霆フルルドリス》を手札に加える。
  2. 手札の《教導の雷霆フルルドリス》を相手に見せ、手札から《再世の魔神 ベミドバル》を特殊召喚。
  3. 特殊召喚した《再世の魔神 ベミドバル》の効果発動。デッキから《天地再世》を手札に加える。
  4. 《天地再世》をセット。
  5. (メインフェイズ終了)
  6. 自分エンドフェイズに墓地の《灰燼竜バスタード》の効果発動。デッキから《教導の騎士フルルドリス》を手札に加える。

【盤面の解説】

《煉獄の災天》を用意する必要が無い時の《天底の使徒》を絡めた展開の例です。

《天地再世》で妨害及び後続確保を構えつつ、更に手札には相手ターンに特殊召喚し妨害を行い得る【ドラグマ】モンスター2種が控えています。

このルートの場合モンスターの展開自体は非常にコンパクトなので、《増殖するG》のような展開をけん制する相手のカードに対して強く出る事が可能です。

【リジェネシス】デッキをカスタムするおすすめカード

【ディアベル】ギミック

【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 幻想魔族 / 攻2500 / 守2100

このカード名はルール上「白き森」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールドから魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「罪宝」カードか「ディアベル」カード1枚を墓地へ送る。
③:自分フィールドに「ディアベル」モンスターが2体以上存在する限り、
自分フィールドのモンスターは相手の効果では破壊されない。

出典:遊戯王公式データベース

【 通常罠 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「ディアベル」モンスターが2体以上存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
相手フィールドの表側表示カードを全て破壊する。
②:このカードが手札・デッキから、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。
デッキから「カース・オブ・ディアベル」以外の「ディアベル」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

【 通常魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキからレベル8以上の「ディアベル」モンスター1体を手札に加える。
相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、手札に加えず特殊召喚する事もできる。
②:このカードが除外された場合に発動できる。
自分フィールドの全ての「ディアベル」モンスターの攻撃力は500アップする。

出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2500 / 守2100

このカード名はルール上「罪宝」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・墓地から魔法カードと罠カードを1枚ずつ除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
②:自分・相手ターンに、LPを半分払い、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、フィールドに他の「ディアベル」モンスターカードが存在する場合、
EXデッキから幻想魔族・魔法使い族Sモンスターのチューナー1体を特殊召喚できる。

出典:遊戯王公式データベース

【ディアベル】モンスターも出張させやすい性能を持った攻撃力2500のモンスター群です。

特に《断罪のディアベルスター》は、墓地の魔法カードと罠カードを除外する事で特殊召喚でき、これによって《天地再世》等を除外すれば《再世の魔神 ベミドバル》で再利用できるとようになるという点でも相性が良いです。

《竜の精神》

【 カウンター罠 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに元々の攻撃力または元々の守備力が2500のモンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:このカードが墓地に存在する場合、2500LPを払って発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王公式データベース

自分フィールドに元々の攻撃力か元々の守備力が2500のモンスターが存在する場合に発動でき、モンスターの効果や魔法・罠カードの発動を無効にし破壊でき、また墓地から自身を再セットする効果も持っている優秀なカウンター罠カードです。

【リジェネシス】モンスターは全て対応したステータスであるため容易に条件は満たす事ができるため、心強い1枚となってくれます。

ただし、このカード自体はカテゴリ名を持っておらず、かといってこのカード自体は展開に特に貢献してくれる訳では無いため、採用する場合は構築のバランスに気を遣う必要はあります。

《センサー万別》

(制限カード) 【 永続罠 】

①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。

出典:遊戯王公式データベース

同じ種族のモンスターを2体以上存在できなくする永続罠カードです。

【リジェネシス】モンスターは様々な種族のものが存在するため制約をすり抜けやすく、また永続罠カードによるデュエルの低速化という戦術が長期戦に強いリジェネシスの性質とかみ合っています。

ただし、【ドラグマ】ギミック等の出張ギミックの方に複数同じ種族のモンスターが存在している場合は足を引っ張ってしまいがちです。
自分側に与える影響も大きいカードなので、採用を検討する場合は現在の環境や自分の構築等とよく相談しましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。
今回は【リジェネシス】カードを存分に活躍してもらうためにテーマカードの割合多めの構築を紹介しましたが、【リジェネシス】は出張性能にも優れています。

2500の数字で繋がるこのテーマは、デッキビルダー界隈に新たな風を吹き込んでくれそうだと筆者である僕も注目しております。

皆さんも新しいカードを見る時は、攻撃力・守備力の部分もより注意深く見てみるといいかもしれません。

それでは良きデュエルライフを!


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