はじめに
皆さんこんにちは! ツルクボーガンです。
今回は【霊使い】デッキの解説となります!
【霊使い】はかなり歴史の長いカード群で、昔から愛好家が多かった記憶があります。
それが最近ショートアニメの題材に選ばれ、それに合わせて新しいストラクチャーデッキと新パックによる強化がされました!
アニメで動く可愛らしい霊使い達をご覧になって、テーマ自体にも興味を持った方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな【霊使い】の基本をおさらいしつつ、強化によって得た新たなカードもしっかりとご紹介できればと思います。
大霊術の完成目指して、皆の力を結束させましょう!
【霊使い】デッキレシピ
【霊使い】デッキの特徴
【霊使い】はアニメでも登場した《水霊使いエリア》《火霊使いヒータ》《風霊使いウィン》《地霊使いアウス》の通称「四霊使い」に加え、《光霊使いライナ》《闇霊使いダルク》を加えた合計6種類の魔法使い族リバースモンスターを中心としたデッキです。
相手に合わせた属性の【霊使い】モンスターをリバースさせる事でコントロールを奪う戦術を基本とし、更に最近では複数属性のモンスターを並べる事で恩恵を得るカードの存在も特徴の一つとなっており、モンスターの属性を参照する効果が多いです。
また、【霊使い】モンスターをサポートする通称「使い魔」モンスターと、サポートカードである【憑依】魔法・罠カードも存在し、それらとの連携もこのテーマの特徴の一つです。
「モンスターの属性を活用してみたい!」「裏側守備表示も駆使してテクニカルに戦いたい!」そんな方におススメのテーマデッキです。
【霊使い】デッキのカードの解説
【霊使い】モンスター及びその関連カテゴリのモンスター
【霊使い】リバースモンスター

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 魔法使い族 / 攻500 / 守1500
①:このカードがリバースした場合、相手フィールドの地属性モンスター1体を対象として発動する。このモンスターが表側表示で存在する間、対象のモンスターのコントロールを得る。
出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / 魔法使い族 / 攻500 / 守1500
①:このカードがリバースした場合、相手フィールドの炎属性モンスター1体を対象として発動する。このモンスターが表側表示で存在する間、対象のモンスターのコントロールを得る。
出典:遊戯王公式データベース
このデッキの主力となるモンスターです。
リバースする事で自身と同じ属性のモンスター1体のコントロールを得る効果を共通で持っています。
ターンを跨いでもモンスターを返す事はありませんが、自身が離れた時に効果が切れてしまいます。
そのため、守備力があまり高くない事もあってそのまま戦闘破壊されて無意味になってしまいがちです。
効果を通せるように豊富なサポートを駆使してこそ真価を発揮できます。
また、【霊使い】モンスターを素材にする事で特殊召喚できる様々なモンスターが存在しています。それらについては後述します。
【憑依装着】モンスター

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 / 守1500
①:このカードは「光霊使い-ライナ」1体と光属性モンスター1体を自分フィールドから墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。
②:このカードが①の方法で特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「憑依装着-ライナ」以外の守備力1500の魔法使い族モンスター1体を手札に加える。
③:このカードの①の方法で特殊召喚したこのカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1850 / 守1500
このカードは自分フィールド上の「闇霊使いダルク」1体と闇属性モンスター1体を墓地へ送り、手札またはデッキから特殊召喚できる。この方法で特殊召喚に成功した時、デッキからレベル3またはレベル4の魔法使い族・光属性モンスター1体を手札に加える事ができる。また、この方法で特殊召喚したこのカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
出典:遊戯王公式データベース
殆どの【憑依装着】モンスターには自分フィールドから【霊使い】リバースモンスターと、それと同じ属性のモンスターを墓地へ送った場合にデッキから直接特殊召喚できる、珍しい特徴があります。
下級としては信頼できる攻撃力を持ち、相手の守備力を超えた分だけ戦闘ダメージを与える効果も得るため、サポートカードで攻撃力を上げれば優秀なアタッカーとなってくれます。
特に《憑依装着-ライナ》と《憑依装着-ダルク》の2枚は自身に記された方法でデッキから特殊召喚した場合、それぞれ守備力1500の魔法使い族モンスター、レベル3・4の光属性魔法使い族モンスターを手札に加える効果も追加で持っているため優先して採用されます。
リンク2の【霊使い】Lモンスター

【 リンクモンスター 】
星 2 / 水 / 魔法使い族 / 攻1850 /
水属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の水属性モンスター1体を手札に加える。
【LINK-2:左下/右下】
出典:遊戯王公式データベース

【 リンクモンスター 】
星 2 / 風 / 魔法使い族 / 攻1850 /
風属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手の墓地の風属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。
【LINK-2:左下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
リンク2の【霊使い】Lモンスターは自身と同じ属性のモンスターを含むモンスター2体を素材にL召喚でき、自身と同じ属性のモンスターを相手の墓地から特殊召喚する起動効果と、自身が相手によって破壊された場合にデッキから守備力1500以下の自身と同じ属性のモンスターを手札に加える事ができるという効果を共通で持っています。
元々汎用性の高いモンスターではありますが、このデッキの場合全ての属性を用意できるため、相手が手札から捨てたモンスター等を確認してからそれに合わせた属性の【霊使い】LモンスターをL召喚し、リンク3に繋げる、という運用が可能です。
また、素材条件の緩い魔法使い族モンスターとして、魔法使い族ではないモンスターを魔法使い族モンスターに変換し、後述の「憑依覚醒」モンスターの特殊召喚に繋げるといった活用法もあるので覚えておきましょう。
《精霊術の使い魔》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 爬虫類族 / 攻1500 / 守200
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「憑依」魔法・罠カードか「大霊術-「一輪」」1枚を手札に加える。
②:種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。
このカードはターン終了時まで宣言した種族・属性になる。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から守備力1500の魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
攻撃力1500、守備力200の通称「使い魔」ステータスのモンスターで、召喚・特殊召喚した場合にデッキから【憑依】魔法・罠カードか後述する《大霊術-「一輪」》を手札に加える事ができます。
《大霊術-「一輪」》は優秀なサポートカードなのですが、それを手札に加えられる関連カードは現状このカードしか存在していないため、盤面を強くするためにも展開に絡めたい一枚となっています。幸いにも【憑依装着】のカテゴリ名をルール上持っているため、アクセスは容易です。
起動効果で自身の属性を変更できるため、【憑依装着】モンスターや後述する「憑依覚醒」モンスター等の特殊召喚を補助してくれるのも嬉しいところです。
また、自身が破壊された場合にデッキから守備力1500の魔法使い族モンスターを特殊召喚する効果も持っており、テーマ外のモンスターにアクセスする手段としても活躍します。
《大輪の霊使い》

【 融合モンスター 】
星 6 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 / 守1500
「霊使い」、「憑依装着」モンスター×2体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。
このカードの融合素材としたモンスターの元々の属性の種類の数まで、「以下の効果から1つを選び、その効果を適用する」処理を繰り返す(最大4回)。
●このカードの攻撃力は800アップする。
●デッキから「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
●フィールドのカード1枚を手札に戻す。
●自分の墓地から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
後述する《大輪の魔導書》により融合召喚できる融合モンスターです。
融合素材としたモンスターの属性の数だけ、除去、攻撃力上昇、【憑依】魔法・罠カードのサーチ、墓地の魔法使い族モンスターの特殊召喚を行う事ができます。
同じ効果を繰り返し選ぶこともできるため、融合召喚の消費を一気に取り返すことができ、自力で特殊召喚できない【霊使い】モンスターを一気に場に出力する事ができます。
《四花繚乱の霊使い》

【 リンクモンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 /
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
モンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。
②:このカードが表側表示で存在する限り1度だけ、自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地の、同じ属性で種族が異なるモンスター2体または同じ種族で属性が異なるモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体を特殊召喚する。
このカード及びこの効果で特殊召喚したモンスターは次のターンの終了時まで融合・S・X・L召喚の素材にできない。
出典:遊戯王公式データベース
お互いのフィールドのモンスターの属性の種類に応じて自身の攻撃力がアップする効果と、表側表示で存在する限り1度だけ、属性か種族のどちから片方だけが共通するモンスター2体を墓地から特殊召喚する効果を持ったリンク4のLモンスターです。
特殊召喚したモンスターとこのカード自身が融合召喚やL召喚等の素材にはできなくなる制約こそありますが、効果が有効な状態で特殊召喚してくれるためそのまま活躍させる分には問題ありません。
また、リリースしたり【憑依装着】モンスターの特殊召喚のために墓地へ送る事もできるため、そのためのモンスターを用意するために使うのも手です。
召喚条件の緩さも合わさってかなり使いやすく、それでいてエースの肩書を持つに相応しいだけのパワーも兼ね備えている一枚です。
【憑依】魔法・罠カード
《憑依覚醒》

【 永続魔法 】
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。②:自分フィールドの「霊使い」モンスター及び「憑依装着」モンスターは効果では破壊されない。③:自分フィールドに攻撃力1850の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
出典:遊戯王公式データベース
永続効果で自分フィールドのモンスター全ての攻撃力を、自分フィールドの属性の種類×300アップさせる効果を持った永続魔法カードです。
最大1800の全体強化は相当な数値であり、下級モンスターでさえ無視できないアタッカーとなってくれるでしょう。
また、【霊使い】モンスターと【憑依装着】モンスターが効果で破壊されなくなる効果もあり、攻撃力上昇と合わさって場持ちがかなりよくなります。
ただし、《精霊術の使い魔》を味方の効果で破壊する事もできなくなる点には注意です。
元々の攻撃力1800の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に1ドローできる効果もかなり有難く、やや荒いこのデッキの手札消費を補ってくれます。
《憑依共鳴》

【 通常魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
属性がそのモンスターと同じ、「霊使い」モンスターか「憑依装着」モンスター1体を
自分の手札・デッキ・墓地から表側攻撃表示か裏側守備表示で特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを裏側守備表示にできる。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
出典:遊戯王公式データベース
自分フィールドのモンスター1体を対象に、そのモンスターと同じ属性の【霊使い】【憑依装着】モンスター1体を特殊召喚しつつ対象のモンスターを裏側守備表示にする通常魔法カードです。
主に水属性モンスターを対象に発動し、自力特殊召喚手段を持たない《精霊術の使い魔》を特殊召喚するために使う事が多いです。
墓地から除外する事でモンスターの表示形式を変更する効果もあり、裏側守備表示にしたモンスターをL素材等に使用できるようにしたり、リバースした場合の効果を能動的に発動させたりする事ができます。
《憑依連携》

【 通常罠 】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分の手札・墓地から守備力1500の魔法使い族モンスター1体を選び、表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。自分フィールドのモンスターの属性が2種類以上の場合、さらにフィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊できる。②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「憑依」永続魔法・永続罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドに表側表示で置く。
出典:遊戯王公式データベース
手札・墓地の守備力1500モンスターを攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚し、その後自分フィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上ならフィールドの表側表示カード1枚を破壊できる通常罠カードです。
【霊使い】モンスター及びメインデッキの魔法使い族の【憑依装着】モンスターは全て守備力1500なので、展開の過程で無理なく墓地に構える事ができるでしょう。
アドバンテージの獲得を狙える優秀な罠カードで、相手のデッキに合わせた【霊使い】モンスターをセットし、リバースさせる事で更なる妨害も狙えます。
また、墓地のこのカードを除外する事で【憑依】永続魔法・永続罠カードを表側表示で置く効果もあり、相手に場を荒らされた後の立て直しとしても役立ちます。
その他明確に関連しているサポートカード
《大輪の魔導書》

【 通常魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地・除外状態の「霊使い」モンスター4体を手札に加える(同じ属性は1体まで)。
その後、自分の手札を2枚選んでデッキに戻す。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドの「霊使い」、「憑依装着」モンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
出典:遊戯王公式データベース
デッキから【霊使い】モンスターを4枚も手札に加え、手札を2枚デッキに戻す効果と、墓地から除外して融合召喚を行う効果を持った通常魔法カードです。
1枚で一気に《大輪の霊使い》の融合召喚を行う事ができる、強力な初動です。
手札を2枚デッキに戻す必要こそありますが、【憑依装着】モンスター等できればデッキにいて欲しいモンスターを戻す事でデメリットを抑えられます。
また、このカードの墓地効果で融合召喚を行った場合、その融合召喚時に相手は効果を発動できないため、確実に融合モンスターの効果を通すことができます。
《大輪の霊使い》は効果が無効にされてしまうと大きな損失となってしまうため、その心配が無くなるのは有難いです。

【 フィールド魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、自分フィールドに守備力1500の魔法使い族モンスターが存在する場合、相手が発動したモンスターの効果を無効にする。②:自分メインフェイズに発動できる。手札の魔法使い族モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ属性で攻撃力1500/守備力200のモンスター1体をデッキから手札に加え、見せたカードをデッキに戻す。
出典:遊戯王公式データベース
自分フィールドに守備力1500の魔法使い族モンスターが存在するなら、相手が発動したモンスター効果を1ターンに1度無効にできるという強力な効果を持ったフィールド魔法カードです。
妨害が除去に偏りがちなこのデッキにおける貴重な効果無効化手段であり、チェーンを組まない都合上妨害としての質も高く、頼りになります。
《憑依覚醒-デーモン・リーパー》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 獣族 / 攻2000 / 守200
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは自分フィールドの表側表示の、魔法使い族モンスター1体とレベル4以下の地属性モンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した時に発動できる。自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで効果を無効にして特殊召喚する。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「地霊術」カードまたは「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
自分フィールドから魔法使い族モンスターとレベル4以下の地属性モンスターを1体ずつ墓地へ送るという、【憑依装着】モンスターと似た条件でデッキから特殊召喚できるモンスターです。
これらの「憑依覚醒」モンスターにはそれぞれ自身の効果で特殊召喚した場合に発動できる効果があり、このカードの場合は墓地のレベル4以下のモンスターを効果を無効にして特殊召喚できます。
これにより【霊使い】モンスターを墓地と入れ替えて属性の条件を整えるといったような運用が可能です。
また、フィールドから墓地へ送られた場合にデッキから【憑依】魔法・罠カードを手札に加える効果も持っており、これらは「憑依覚醒」モンスターの共通効果ではありますが、特殊召喚効果を持っているこのカードは損失を抑えながらこの効果に繋げる事ができるため、展開の中継点として出番が多いです。
《水霊術-「葵」》《憑依覚醒-ガギゴバイト》


【 効果モンスター 】
星 5 / 水 / 爬虫類族 / 攻2000 / 守200
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは自分フィールドの表側表示の、魔法使い族モンスター1体とレベル4以下の水属性モンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した時に発動できる。相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。その後、お互いにデッキから1枚ドローする。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「水霊術」カードまたは「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
《水霊術-「葵」》は自分フィールドの水属性モンスター1体をリリースする事で、相手の手札を確認してから1枚墓地へ送らせる強力な効果を持った通常罠カードです。
このような効果を持ったカードは中々存在せず、「憑依覚醒」モンスターの効果で手札に加えられるカードの中でも特に優秀な1枚です。
その《水霊術-「葵」》を手札に加えることができる「憑依覚醒」モンスターが《憑依覚醒-ガギゴバイト》で、自分フィールドの魔法使い族モンスターとレベル4以下の水属性モンスターを1体ずつ墓地へ送る事で特殊召喚できます。
このモンスター自体にも相手の手札を墓地へ送らせる効果が備わっており、相手の戦略を大きくかき乱す事ができるでしょう。
【霊使い】デッキと相性の良いカード
《魔導書士 バテル》《グリモの魔導書》

【 効果モンスター 】
星 2 / 水 / 魔法使い族 / 攻500 / 守400
①:このカードが召喚・リバースした場合に発動する。デッキから「魔導書」魔法カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース

どちらも【魔導書】カードをデッキから手札に加える効果を持ち、《大輪の魔導書》へのアクセス手段として重宝します。
《魔導書士 バテル》は水属性であるため、《憑依共鳴》の対象にする事で《精霊術の使い魔》を特殊召喚できます。その上、《魔導書士 バテル》はリバース時にも効果が発動するという点でも《憑依共鳴》との相性は抜群です。
《大輪の魔導書》以外の【魔導書】カードを少量出張させて対応力を高めておくのも良いでしょう。
《太陽の魔術師エダ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。手札・デッキから「太陽の魔術師エダ」以外の守備力1500の魔法使い族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。②:相手メインフェイズに発動できる。自分フィールドの裏側表示の魔法使い族モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
出典:遊戯王公式データベース
相手メインフェイズに自分フィールドの裏側守備表示モンスターをリバースさせる効果を持ったモンスターです。
守備力1500の魔法使い族モンスターであるため、《精霊術の使い魔》の破壊された場合の効果で特殊召喚し、その後《憑依連携》でセットしたモンスターをこのカードでリバースさせるのが良いでしょう。
デッキから守備力1500の魔法使い族モンスターを特殊召喚する効果も持っていますが、その効果は召喚・リバース時にしか使えないという点には注意しましょう。
時にはこの効果を無視して特殊召喚してしまってもいい状況もあります。
《神聖魔皇后セレーネ》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 /
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードがL召喚にした場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
【LINK-3:左下/下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上でL召喚できるリンク3のLモンスターで、自分のフィールド・墓地の魔法カードの数に応じて自身に魔力カウンターを置き、魔力カウンターを3つ取り除くことで墓地の魔法使い族モンスターを特殊召喚する効果を持っています。
魔法使い族モンスターが主力かつ、展開の過程で魔法カードを使用し、更に中継点となる優秀なリンク2の魔法使い族Lモンスターも持っているこのデッキにとってはうってつけのLモンスターです。
《四花繚乱の霊使い》等の強力なリンク4のLモンスターを早期の特殊召喚を狙う事ができます。
《クインテット・マジシャン》

【 融合モンスター 】
星 12 / 闇 / 魔法使い族 / 攻4500 / 守4500
魔法使い族モンスター×5
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:魔法使い族モンスター5種類を素材としてこのカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、リリースできず、融合素材にできず、効果では破壊されない。
出典:遊戯王公式データベース
魔法使い族モンスター5体で融合召喚できる融合モンスターで、その融合素材のカード名が全て異なっていた場合は相手フィールドのカード全てを融合召喚した場合に破壊できます。
本来ならば出すのが難しいモンスターですが、このデッキなら《大輪の魔導書》で比較的容易に融合召喚が狙え、しかもその場合は融合召喚時に相手が効果を発動できないため確実に除去効果を通す事ができます。
4500という非常に高い攻撃力と破壊等に対する耐性も持っているため、強力なフィニッシャーとなってくれるでしょう。
【霊使い】デッキの回し方
【魔導書】カード始動
【使用カード/条件】
- 《魔導書士 バテル》または《グリモの魔導書》
- 手札からデッキに戻すカード2枚
【結果】
- 《破械雙王神ライゴウ》
- 《四花繚乱の霊使い》(効果使用済み)
- 《教導の聖女エクレシア》
- 《太陽の魔術師エダ》
- 《清冽の水霊使いエリア》
- 《大霊術-「一輪」》
- 《水霊術-「葵」》がセット状態
- 《憑依連携》がセット状態
- 《トーラの魔導書》がセット状態
- 《The Fallen&The Virtuous》がセット状態
- 1枚ドロー
- 相手は手札1枚を墓地へ送り、1枚ドロー
【手順】
- 《魔導書士 バテル》を召喚し、効果で《グリモの魔導書》を手札に加える。
- 《グリモの魔導書》を発動。デッキから《大輪の魔導書》を手札に加える。
- 《大輪の魔導書》を発動。デッキから《地霊使いアウス》と《闇霊使いダルク》を含む【霊使い】モンスター4体を手札に加え、手札からそれら以外のカード2枚をデッキに戻す。
- 墓地の《大輪の魔導書》を除外して効果発動。手札の【霊使い】モンスター4体を素材に《大輪の霊使い》を融合召喚。
- 融合召喚した《大輪の霊使い》の効果発動。デッキから《憑依共鳴》を手札に加え、墓地の《地霊使いアウス》と《闇霊使いダルク》を含む魔法使い族モンスター3体を特殊召喚。
- 《魔導書士 バテル》を対象に《憑依共鳴》を発動。デッキから《精霊術の使い魔》を特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
- 特殊召喚した《精霊術の使い魔》の効果発動。デッキから《大霊術-「一輪」》を手札に加える。
- 《大霊術-「一輪」》を発動。
- 《地霊使いアウス》と《闇霊使いダルク》を墓地へ送り、デッキから《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依覚醒-デーモン・リーパー》の効果発動。墓地から《闇霊使いダルク》を特殊召喚。
- 《大輪の霊使い》と《精霊術の使い魔》を素材に《清冽の水霊使いエリア》をL召喚。
- 《清冽の水霊使いエリア》と《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を素材に《神聖魔皇后セレーネ》をL召喚。
- L召喚した《神聖魔皇后セレーネ》の効果と、墓地へ送られた《憑依覚醒-デーモン・リーパー》の効果発動。デッキから《憑依連携》を手札に加え、《神聖魔皇后セレーネ》に魔力カウンターを3つ置く。
- 《大輪の霊使い》で特殊召喚したモンスターの内の1体と《闇霊使いダルク》を素材に《コードブレイカー・ウイルスソードマン》を《神聖魔皇后セレーネ》と相互リンク状態になるようにL召喚。
- L召喚した《コードブレイカー・ウイルスソードマン》の効果発動。デッキから《コードブレイカー・ゼロデイ》を特殊召喚。
- 《コードブレイカー・ウイルスソードマン》と《コードブレイカー・ゼロデイ》を素材に《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》を《神聖魔皇后セレーネ》と相互リンク状態になるようにL召喚。
- L召喚した《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》の効果発動。墓地の《コードブレイカー・ウイルスソードマン》と《コードブレイカー・ゼロデイ》を特殊召喚。
- 《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》と《コードブレイカー・ウイルスソードマン》を素材に《四花繚乱の霊使い》をL召喚。
- 魔力カウンターを3つ取り除き、《神聖魔皇后セレーネ》の効果発動。墓地の《闇霊使いダルク》を特殊召喚。
- 《闇霊使いダルク》と《コードブレイカー・ゼロデイ》を墓地へ送り、デッキから《憑依装着-ダルク》を特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依装着-ダルク》の効果発動。デッキから《教導の聖女エクレシア》を手札に加える。
- 墓地の《憑依共鳴》の効果発動。裏側守備表示の《魔導書士 バテル》を攻撃表示にする。
- リバースした《魔導書士 バテル》の効果発動。デッキから《トーラの魔導書》を手札に加える。
- 《魔導書士 バテル》と《憑依装着-ダルク》を墓地へ送り、デッキから《憑依覚醒-ガギゴバイト》を特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依覚醒-ガギゴバイト》の効果発動。相手の手札を1枚墓地へ送り、お互いに1枚ドロー。
- 《神聖魔皇后セレーネ》と《憑依覚醒-ガギゴバイト》を素材に《破械雙王神ライゴウ》をL召喚。
- 墓地へ送られた《憑依覚醒-ガギゴバイト》の効果発動。デッキから《水霊術-「葵」》を手札に加える。
- 手札の《教導の聖女エクレシア》の効果発動。自身を特殊召喚。
- 特殊召喚した《教導の聖女エクレシア》の効果発動。デッキから《The Fallen&The Virtuous》を手札に加える。
- 《四花繚乱の霊使い》の効果発動。墓地の《精霊術の使い魔》と《清冽の水霊使いエリア》を特殊召喚。
- 手札の《トーラの魔導書》、《憑依連携》、《The Fallen&The Virtuous》をセット。
- エンドフェイズに《破械雙王神ライゴウ》の効果発動。《精霊術の使い魔》を破壊する。
- 破壊された《精霊術の使い魔》の効果発動。デッキから《太陽の魔術師エダ》を特殊召喚。
【盤面の解説】
《グリモの魔導書》か《魔導書士 バテル》からの基本展開例です。《憑依連携》による相手カードの破壊、それによりセットしたモンスターを《太陽の魔術師エダ》でリバースさせる事によるコントロール奪取、《The Fallen&The Virtuous》による破壊と複数回の除去が狙える他、《大霊術-「一輪」》によるモンスター効果の無効化と制圧力が高い盤面です。
加えて《憑依覚醒-ガギゴバイト》と《水霊術-「葵」》により相手の手札を墓地へ送る事ができ、《トーラの魔導書》で一部モンスターに耐性も付与できるため捲り札での回答も防ぎやすく、完成してしまえば相手が突破するのは難しいでしょう。
《魔導書士 バテル》から動く場合でも《グリモの魔導書》は経由して墓地へ送っておきましょう。そうする事でより確実に《神聖魔皇后セレーネ》に魔力カウンターを3つ以上置く事ができます。

《魔導書士 バテル》の効果が無効化された場合のフォロー例
【使用カード/条件】
- 自分フィールドに《灰流うらら》により効果を無効化された《魔導書士 バテル》
- 手札に《憑依共鳴》
- デッキに戻す手札2枚
【結果】
- 《破械雙王神ライゴウ》
- 《四花繚乱の霊使い》(効果使用済み)
- 《教導の聖女エクレシア》
- 《太陽の魔術師エダ》
- 《魔導書士 バテル》
- 《大霊術-「一輪」》
- 《水霊術-「葵」》がセット状態
- 《憑依連携》がセット状態
- 《The Fallen&The Virtuous》がセット状態
- 1枚ドロー
- 相手は手札1枚を墓地へ送り、1枚ドロー
【手順】
- 《魔導書士 バテル》を対象に《憑依共鳴》を発動。デッキから《精霊術の使い魔》を特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
- 特殊召喚した《精霊術の使い魔》の効果発動。デッキから《大霊術-「一輪」》を手札に加える。
- 《大霊術-「一輪」》を発動。
- 墓地の《憑依共鳴》を除外し効果発動。《魔導書士 バテル》の表示形式を変更する。
- リバースした《魔導書士 バテル》の効果発動。デッキから《グリモの魔導書》を手札に加える。
- 《グリモの魔導書》を発動。デッキから《大輪の魔導書》を手札に加える。
- 《大輪の魔導書》を発動。デッキから《光霊使いライナ》《闇霊使いダルク》《火霊使いヒータ》《地霊使いアウス》を手札に加え、それら以外の手札を2枚デッキに戻す。
- 墓地の《大輪の魔導書》を除外して効果発動。手札の【霊使い】モンスター4体を素材に《大輪の霊使い》を融合召喚。
- 融合召喚した《大輪の霊使い》の効果発動。墓地の《光霊使いライナ》《火霊使いヒータ》《地霊使いアウス》を特殊召喚し、デッキから《憑依覚醒》を手札に加える。
- 《憑依覚醒》を発動。
- 自分フィールドの《大輪の霊使い》と《光霊使いライナ》を墓地へ送り、デッキから《憑依装着-ライナ》を特殊召喚。
- 《憑依覚醒》と特殊召喚した《憑依装着-ライナ》の効果発動。デッキから《太陽の魔術師エダ》を手札に加え、1枚ドロー。
- 自分フィールドの《憑依装着-ライナ》と《精霊術の使い魔》を墓地へ送り、デッキから《憑依覚醒-ガギゴバイト》を特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依覚醒-ガギゴバイト》の効果発動。相手の手札1枚を墓地へ送り、お互いに1枚ドロー。
- 自分フィールドの《魔導書士 バテル》と《地霊使いアウス》を墓地へ送り、デッキから《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依覚醒-デーモン・リーパー》の効果発動。自分の墓地の《闇霊使いダルク》を特殊召喚。
- 《火霊使いヒータ》と《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を素材に《灼熱の火霊使いヒータ》をL召喚。
- 墓地へ送られた《憑依覚醒-デーモン・リーパー》の効果発動。デッキから《憑依連携》を手札に加える。
- 《灼熱の火霊使いヒータ》の効果発動。相手の墓地の《灰流うらら》を自身のリンク先に特殊召喚。
- 《灼熱の火霊使いヒータ》と《憑依覚醒-ガギゴバイト》を素材に《神聖魔皇后セレーネ》をL召喚。
- L召喚した《神聖魔皇后セレーネ》と墓地へ送られた《憑依覚醒-ガギゴバイト》の効果発動。デッキから《水霊術-「葵」》を手札に加え、《神聖魔皇后セレーネ》に魔力カウンターを3つ置く。
- 《神聖魔皇后セレーネ》の効果発動。手札から《太陽の魔術師エダ》を特殊召喚。
- 《太陽の魔術師エダ》と《灰流うらら》を素材に《コードブレイカー・ウイルスソードマン》をL召喚。
- 相互リンク状態でL召喚した《コードブレイカー・ウイルスソードマン》の効果発動。デッキから《コードブレイカー・ゼロデイ》を特殊召喚。
- 《コードブレイカー・ゼロデイ》と《コードブレイカー・ウイルスソードマン》を素材に《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》をL召喚。
- 相互リンク状態でL召喚した《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》の効果発動。墓地の《コードブレイカー・ゼロデイ》と《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》を特殊召喚。
- 自分フィールドの《闇霊使いダルク》と《コードブレイカー・ゼロデイ》を墓地へ送り、《憑依装着-ダルク》をデッキから特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依装着-ダルク》の効果発動。デッキから《教導の聖女エクレシア》を手札に加える。
- 《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》と《コードブレイカー・ゼロデイ》を素材に《四花繚乱の霊使い》をL召喚。
- 《四花繚乱の霊使い》の効果発動。墓地から《太陽の魔術師エダ》と《魔導書士 バテル》を特殊召喚。
- 《憑依装着-ダルク》と《神聖魔皇后セレーネ》を素材に《破械雙王神ライゴウ》をL召喚。
- 手札の《教導の聖女エクレシア》の効果発動。自身を特殊召喚。
- 特殊召喚した《教導の聖女エクレシア》の効果発動。デッキから《The Fallen&The Virtuous》を手札に加える。
- 《憑依連携》《水霊術-「葵」》《The Fallen&The Virtuous》をセット。
【盤面の解説】
《魔導書士 バテル》の効果が《エフェクト・ヴェーラー》や《灰流うらら》で止められてしまった場合でも、《憑依共鳴》が初期手札にある場合はこのようにフォロー可能です。最初の例と殆ど遜色ない盤面を作り上げる事ができます。
《大輪の魔導書》に《灰流うらら》を受けてしまった場合や、《無限泡影》等の罠カードで《魔導書士 バテル》の効果が無効にされた場合はこの展開例はそのまま使えないという点には注意です。

後攻時の巻き返し方の一例
【使用カード/条件】
- 《大輪の魔導書》の発動に成功
- デッキに戻す手札2枚
【結果】
- 相手フィールドのカードを2枚手札に戻す
- 攻撃力2600と2450による攻撃が1回ずつ
- 《耀陽の光霊使いライナ》
- 《光霊使いライナ》以外の任意の【霊使い】モンスターがセット状態
- 《憑依連携》がセット状態
- 墓地に《太陽の魔術師エダ》
- 1枚ドロー
【手順】
- 《大輪の魔導書》を発動。デッキから《光霊使いライナ》を含む【霊使い】モンスター4体を手札に加え、それら以外の手札のカード2枚をデッキに戻す。
- 墓地の《大輪の魔導書》を除外し、効果発動。手札の【霊使い】モンスター4体を素材に《大輪の霊使い》を融合召喚。
- 融合召喚した《大輪の霊使い》の効果発動。デッキから《憑依覚醒》を手札に加え、墓地の《光霊使いライナ》を特殊召喚し、相手フィールドのカード2枚を手札に戻す。
- 《憑依覚醒》を発動。
- 自分フィールドの《光霊使いライナ》と《大輪の霊使い》を墓地へ送り、デッキから《憑依装着-ライナ》を特殊召喚。
- 《憑依覚醒》の効果と特殊召喚した《憑依装着-ライナ》の効果発動。《憑依装着-ライナ》の効果でデッキから《太陽の魔術師エダ》を手札に加え、《憑依覚醒》の効果で1枚ドロー。
- 《太陽の魔術師エダ》を召喚し、効果発動。デッキから相手に応じた属性の《霊使い》モンスターを裏側守備表示で特殊召喚。
- 《太陽の魔術師エダ》と《憑依装着-ライナ》の2体を墓地へ送り、デッキから《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を特殊召喚。
- 特殊召喚した《憑依覚醒-デーモン・リーパー》の効果発動。自分の墓地の《憑依装着-ライナ》を攻撃表示で特殊召喚。
- バトルフェイズに入り、可能ならば相手モンスターの戦闘破壊や直接攻撃を狙う。
- バトルフェイズ終了
- 《憑依覚醒-デーモン・リーパー》と《憑依装着-ライナ》を素材に《耀陽の光霊使いライナ》をL召喚。
- 墓地へ送られた《憑依覚醒-デーモン・リーパー》の効果発動。デッキから《憑依連携》を手札に加える。
- 《憑依連携》を自分フィールドにセット。
【盤面の解説】
後攻での立ち回り方の例です。まずこちらへの妨害となり得るカードを《大輪の霊使い》で手札に戻し、残ったモンスターも《憑依覚醒》で攻撃力が上昇したモンスターでの戦闘破壊を狙えます。その後、《憑依連携》と《太陽の魔術師エダ》によりある程度相手の展開を妨害する事ができるため、相手のリソース量次第ではそのまま逆転も狙えるでしょう。
《憑依覚醒》は効果破壊耐性を付与してくれるため、こちらの戦闘を通しやすくする役割もあります。後攻からの捲りで使う機会もそれなりに多いでしょう。

【霊使い】デッキを扱う上でのポイント
《大輪の魔導書》で手札に加える【霊使い】モンスターについて
《大輪の魔導書》で4枚もの【霊使い】モンスターを手札に加える事ができますが、その内《地霊使いアウス》《闇霊使いダルク》《光霊使いライナ》の3枚は展開に絡む事が多く優先度が高いです。
そのため、実質的に最後の4枚目が相手のデッキの主力モンスターの属性に応じた自由枠、と考えるのが良いでしょう。
【霊使い】デッキをカスタムするおすすめカード
《世海龍ジーランティス》

【 リンクモンスター 】
星 4 / 水 / 海竜族 / 攻2500 /
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「世海龍ジーランティス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
フィールドのモンスターを全て除外する。
その後、この効果で除外したモンスターを可能な限り元々の持ち主のフィールドに表側表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
③:自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
フィールドの相互リンク状態のモンスターの数まで、フィールドのカードを選んで破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
フィールドのモンスター全てを一旦全て除外した後もう一度特殊召喚する効果を持ったリンク4のLモンスターです。
この効果で《四花繚乱の霊使い》を除外し特殊召喚する事で、墓地から特殊召喚する効果の制約を全てリセットする事ができ、更に展開を伸ばす事ができるようになります。
持久力や突破力を更に高めてくれますが、その場合EXデッキの方が先に尽きてしまう事もあるので、取捨選択が重要になります。
《ラーニング・エルフ》

【 効果モンスター 】
星 3 / 光 / 魔法使い族 / 攻1400 / 守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自身を装備カード扱いで装備する効果を持つ罠カード1枚をデッキから自分フィールドにセットする。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
出典:遊戯王公式データベース
装備カード扱いで自身を装備する効果を持った罠カードをデッキからセットできる、守備力1500の魔法使い族モンスターの中でも特に個性的な効果を持った1枚です。
《メタル化・魔法反射装甲》等で【憑依装着】モンスターの戦闘能力を更に高めたり、《A・∀・HH》等の妨害効果を持った罠を構えたりと面白い動きができるようになります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
【霊使い】は新規カードのおかげで派手な動きもできるようになり、非常に楽しいデッキとなりました。
それでいて今までのコンセプトも大きく変わっていないのも嬉しいです。
このテーマは構築の拡張性も非常に高く、どれかの属性に寄せたりした構築もまた面白いです。
色々研究してみてください。
それでは良きデュエルライフを!

