【OCG】2024年 覇王龍ズァークデッキ 入門書【破顔一笑の光となれ!覇王再誕、ここにあり!】

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【OCG】2024年 覇王龍ズァークデッキ 入門書【破顔一笑の光となれ!覇王再誕、ここにあり!】

はじめに

読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。

「強力なドラゴンを連打する豪快なデッキが使いたい!」

「アニメで活躍したラスボスカードで遊びたい!」

今回はそんな方に向けた、P召喚を始めとしたさまざまな召喚方法を用いるテーマ覇王龍ズァーク】デッキの解説記事です。

この記事では、さまざまな方法で大型モンスターを出力する【覇王龍ズァーク】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。

目次

【覇王龍ズァーク】デッキレシピ


このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼

【覇王龍ズァーク】デッキの特徴

【覇王龍ズァーク】デッキとは?

文字通り《覇王龍ズァーク》というエースモンスターを主軸とした、P召喚を中心として扱うテーマデッキです。

《覇王龍ズァーク》は『遊☆戯☆王ARC-V』に登場するラスボス・ズァークが使うエースモンスターかつご本人。

攻守4000に加えさまざまな強力な効果を持つボスモンスターであり、さらに自身のしもべである【覇王眷竜】も従える、まさにラスボス!といった感じのテーマとなっています。

原作ではラスボスとして登場し最終的には打ち倒されてしまいましたが、『AGE OF OVERLORD』で収録されたカードでは、アニメ本編にはなかった" if "のカードとして、光属性の関連カードが登場しました。

テーマとしての強化もさることながら、ラスボスであるズァークが浄化され救われるというストーリーを示唆していることから、アニメファンからも高い評価を得ているという訳ですね。

【覇王龍ズァーク】デッキの特徴

テーマの主軸となる《覇王龍ズァーク》は、ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスターの計4体を素材に要求する、非常に重い召喚条件の融合・Pモンスターです。

ですがこのデッキでは、《覇王門の魔術師》からサーチできる《覇王龍の魂》や《覇王天龍の魂》を用いることで、相手ターン中にいきなり《覇王龍ズァーク》を呼び出すことができます。

【覇王龍ズァーク】サポートカードは、フィールドに《覇王龍ズァーク》が存在することで強力な効果を発動することができるため、《覇王龍ズァーク》の最速着地が何より重要となってきます。

《覇王龍ズァーク》を出した後は《覇王眷竜ライトヴルム》や《覇王の逆鱗》、また《覇王龍ズァーク》自身の効果で【覇王眷竜】モンスターを展開し、上から強引にねじ伏せていきましょう。

【覇王龍ズァーク】デッキの戦い方

P召喚を用いるテーマの都合上、基本的な初動の展開には2枚以上のカードが必要となります。

このデッキでは《覇王門の魔術師》と《アストログラフ・マジシャン》、それらにアクセスできるカード(《EMドクロバット・ジョーカー》や《ペンデュラム・エボリューション》など)が該当します。

これらでPモンスターを展開して《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をL召喚し、P召喚や《アストログラフ・マジシャン》再利用を駆使してモンスターを展開していきましょう。

Pモンスターを素材にL召喚できる《グランドレミコード・クーリア》を出しておけば、《覇王龍の魂》で呼び出され効果無効となっている《覇王龍ズァーク》であっても特殊召喚成功時の全破壊効果を適用することができるため、序盤に使える非常に強力な妨害として活用できます。

【覇王龍ズァーク】は《覇王龍ズァーク》がなければ後続の展開ができないため、《覇王龍の魂》や《覇王天龍の魂》の効果を使い、最速の着地を目指していきましょう。

《覇王龍ズァーク》を出した後は、《覇王眷竜ライトヴルム》などの効果を使って返しの手札を補充しつつ戦っていきましょう。

もし《覇王龍ズァーク》が除去されてしまったとしても、《覇王眷竜ライトヴルム》から《覇王門の魔術師》を回収することで再展開できますし、《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》を用いることでPゾーンに置かれた《覇王龍ズァーク》を呼び出すといったことも可能となります。

【覇王龍ズァーク】カードの解説

メインデッキの【覇王門】【覇王眷竜】Pモンスター

《覇王門の魔術師》

ペンデュラム・効果モンスター
【星7/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000】
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の②のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「覇王龍ズァーク」は相手の効果では除外できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。 このカードを破壊し、手札・デッキから「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPゾーンに「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」カードが存在する場合に発動できる。
手札・EXデッキから「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」 「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターの内1体を墓地へ送り、 このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
魔法使い族モンスターを除く、「覇王龍ズァーク」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【覇王龍ズァーク】デッキの核となる光属性・攻撃力2500の【覇王門】【魔術師】Pモンスターです。

後述する《ペンデュラム・エボリューション》とは、相互にサーチできるカードとなっています。

②:自分メインフェイズに発動できる。 このカードを破壊し、手札・デッキから「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く。

《覇王門の魔術師》の②のP効果

①:自分のPゾーンに「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」カードが存在する場合に発動できる。
手札・EXデッキから「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」 「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターの内1体を墓地へ送り、 このカードを手札から特殊召喚する。

《覇王門の魔術師》の①の効果

②のP効果と①のモンスター効果は【覇王門】Pモンスターに関する効果となっています。

自身の効果でデッキから【覇王門】Pモンスターを置きながら自身を破壊してEXデッキに送ることができるため、別のカードでEXデッキから回収すればそのまま①の効果で特殊召喚が可能となります。

何よりもこのカードを初手で複数枚引いてしまっても、1枚目の《覇王門の魔術師》をP効果でデッキから《覇王門零》を置き、2枚目の《覇王門の魔術師》を手札から特殊召喚できるため、無駄になりにくいというのが素晴らしいですね。

②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
魔法使い族モンスターを除く、「覇王龍ズァーク」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。

《覇王門の魔術師》の②の効果

本命となるのはこの②の効果で、自身の特殊召喚成功時にデッキから【覇王龍ズァーク】関連のカードをサーチすることができます。

《覇王龍ズァーク》を呼び出す効果を持つ《覇王龍の魂》や《覇王天龍の魂》はもちろん、このデッキの多くのカードが選択肢となるため序盤から終盤まで使える効果となっています。

①:自分フィールドの「覇王龍ズァーク」は相手の効果では除外できない。

《覇王門の魔術師》の①のP効果

また①のP効果も地味ながら重要な効果となっています。

というのも《覇王龍ズァーク》自身は非常に強力であるものの、除外による除去が唯一といえる弱点となっています。

破壊であればPゾーンに行くため《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》の効果で再展開、バウンスであれば《覇王龍の魂》などで再展開とできるものの、除外だけはテーマ内のカードでケアできないため、可能ならこのカードをPゾーンに置いたうえで相手ターンに回したいですね。

《アストログラフ・マジシャン》

《アストログラフ・マジシャン》

(制限カード) 【 ペンデュラムモンスター 】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守2000

①:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このターンに破壊されたモンスター1体を選び、その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
②:フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
【P効果 青1/赤1】
「アストログラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

多くの【P召喚】デッキのサポートとして支えている闇属性・攻撃力2500の魔法使い族Pモンスター。

《ペンデュラム・エボリューション》でサーチ可能ということで、このデッキでも強力なギミックパーツとして活用することとなります。

①:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このターンに破壊されたモンスター1体を選び、その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。

《アストログラフ・マジシャン》の①の効果

①の効果が非常に強力で、自分フィールドのカードが破壊された場合に自身を手札から特殊召喚しながら、このターンに破壊されたモンスターと同名カードをサーチすることができます。

同じく【P召喚】サポートである《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と非常に相性が良く、あちらの②の効果でこのカードをEXデッキから回収すれば、その効果処理後にこの①の効果を誘発させることができます。

またこの効果は名称ターン1使用の制約もないため、手札回収と破壊のサイクルを組むことができれば、何度でも使用することが可能となっています。

《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果をコピーすることで先ほどの②の効果を連打することができるので、そちらと組み合わせることで展開とサーチを連打することができます。

《覇王眷竜ダークヴルム》

《覇王眷竜ダークヴルム》

(制限カード) 【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 闇 / ドラゴン族 / 攻1800 / 守1200

「覇王眷竜ダークヴルム」の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在し自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
【P効果 青5/赤5】
①:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから「覇王門」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかP召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

制限カードとなっている、闇属性・レベル4の【覇王眷竜】Pモンスター。

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。

《覇王眷竜ダークヴルム》の①の効果

自身の召喚・特殊召喚時に、デッキから【覇王門】Pモンスターをサーチすることができます。

展開の初動となる《覇王門の魔術師》や、スケール0を持つ《覇王門零》をサーチすることができるため、このカードを初動の1枚として扱うことができます。

②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。

《覇王眷竜ダークヴルム》の②の効果

またPモンスターでありながら墓地発動の効果を持っており、条件付きの自己再生効果となっています。

モンスターがいない1ターン目などであれば、《おろかな埋葬》《竜の霊廟》で墓地へ送ることで、召喚権を使わずにこのカードを展開しながら、①のサーチ効果を発動させることができます。

《覇王眷竜ライトヴルム》

【ペンデュラム・チューナー・効果モンスター】
星4/光属性/ドラゴン族/攻1200/守1800
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:モンスターが特殊召喚された場合、 自分フィールドに「覇王龍ズァーク」とPモンスターがそれぞれ存在すれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。 その後、自分フィールドのPモンスター1体とこのカードの内、1体の属性・レベルをもう1体と同じにできる。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分のEXデッキ(表側)から「覇王眷竜」Pモンスターか「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。 その後、「覇王眷竜」Sモンスター1体のS召喚または「覇王眷竜」Xモンスター1体のX召喚を行う事ができる。
②:このカードがEXデッキに表側で存在する状態で、
自分フィールドの表側表示のPモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

こちらは新たに登場した、光属性・レベル4の【覇王眷竜】Pモンスター。

①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分のEXデッキ(表側)から「覇王眷竜」Pモンスターか「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。 その後、「覇王眷竜」Sモンスター1体のS召喚または「覇王眷竜」Xモンスター1体のX召喚を行う事ができる。

《覇王眷竜ライトヴルム》の①の効果

①:モンスターが特殊召喚された場合、 自分フィールドに「覇王龍ズァーク」とPモンスターがそれぞれ存在すれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。 その後、自分フィールドのPモンスター1体とこのカードの内、1体の属性・レベルをもう1体と同じにできる。

《覇王眷竜ライトヴルム》の①のP効果

自身の召喚・特殊召喚成功時に、EXデッキから【覇王眷竜】【覇王門】Pモンスターを回収することができます。

その後に、自分フィールドのモンスターで【覇王眷竜】モンスターをS召喚・X召喚することができるのですが、これは自身のP効果と組み合わせての活用が主となるでしょう。

P効果は自分フィールドに《覇王龍ズァーク》とPモンスターが存在する場合に、自身をPゾーンから特殊召喚する効果となっているので、条件こそ重いですが相手ターンの展開を行うことができるという訳ですね。

②:このカードがEXデッキに表側で存在する状態で、
自分フィールドの表側表示のPモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。

《覇王眷竜ライトヴルム》の②の効果

また②の効果も優秀で、EXデッキに存在する自身を回収する効果となっています。

《コズミック・サイクロン》などによる除外には無力ですが、この効果によって破壊などの除去であれば再展開が可能となるため、【P召喚】デッキの弱点である「Pスケールが除去されてしまって再展開できない」問題をある程度解消することができます。

EXデッキの【覇王龍ズァーク】【覇王眷竜】モンスター

《覇王龍ズァーク》

《覇王龍ズァーク》

【 融合・ペンデュラムモンスター 】
星 12 / 闇 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守4000

ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキ・エクストラデッキから「覇王眷竜」モンスター1体を特殊召喚する。
④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
【P効果 青1/赤1】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、相手フィールドの融合・S・Xモンスターは効果を発動できない。
②:1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。
そのカードを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このデッキのエースモンスターであり、デッキそのものとなる融合・Pモンスター。

モンスター効果・P効果のどのテキストも強力なことしか書いていないのですが、よく使う部分だけここでは紹介しておきます。

①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊する。

《覇王龍ズァーク》の①の効果

①の効果は、自身の特殊召喚成功時に、相手フィールドのカードすべてを破壊するという豪快なものです。

「特殊召喚に成功した」とあるように、融合召喚でなく「召喚条件を無視して特殊召喚」しても発動させることができます。

このデッキで《覇王龍ズァーク》を呼び出す主な手段としては、《覇王龍の魂》による効果無効での特殊召喚、《覇王天龍の魂》による融合召喚、そして《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》による特殊召喚となります。

この中で《覇王龍の魂》による特殊召喚と、除外モンスターが揃っていない《覇王天龍の魂》による融合召喚では、無効化された状態で特殊召喚されてしまうので、この全体除去効果を適用することができません。

ですが、後述する《グランドレミコード・クーリア》のリンク先に特殊召喚したり、上記カードによる特殊召喚成功時に《月の書》の対象とする(無効化情報リセット)することで全体除去効果を無理やり適用するというテクニックが存在するため、知っておくと良いでしょう。

④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

《覇王龍ズァーク》の④の効果

④の効果はモンスターゾーンに存在する自身が破壊された場合に、Pゾーンへと移動するというものです。

そもそも《覇王龍ズァーク》には効果破壊の耐性があるため、この効果を発動するには戦闘破壊される、自分のカード効果で破壊する、そして無効化状態で破壊されるなどをトリガーとすることとなります。

この効果が存在するのを知ったうえで相手が破壊してくることはあまりないため、《覇王龍ズァーク》のP効果を使いたいのであれば、どうにかして自分で破壊する必要があります。

《激流葬》などの全体除去カードであれば、《覇王龍ズァーク》を巻き込んでモンスターを除去しつつPゾーンに置くことができます。

自分フィールドのモンスターが存在しなければ、《覇王門無限》を用いたP召喚も可能になるので、ある程度のシナジーがあります。

《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》

【融合・ペンデュラム・効果モンスター】
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青13/赤13】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、以下を適用できる。
自分のPゾーンのカード1枚をデッキに戻す。 自分のEXデッキに戻った場合、さらにそのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
【モンスター効果】
ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカード名はルール上「覇王龍ズァーク」として扱う。
EXデッキの裏側のこのカードは、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの闇属性・レベル12の「覇王龍ズァーク」1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。 デッキからPモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
②:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。 このカードを自分のPゾーンに置く。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

効果外テキストで《覇王龍ズァーク》と扱われる、光属性バージョンの《覇王龍ズァーク》です。

《覇王龍ズァーク》そのものであるため、闇属性バージョンと合計して3枚まで採用することができます。

EXデッキの裏側のこのカードは、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの闇属性・レベル12の「覇王龍ズァーク」1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。

《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》の効果外テキスト

①:このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。 デッキからPモンスター1体を自分のPゾーンに置く。

《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》の①の効果

闇属性の《覇王龍ズァーク》をリリースすることでEXデッキから特殊召喚することができ、これが正規手順の特殊召喚であるため蘇生制限を満たすことができます。(墓地蘇生やP召喚が可能となる)

闇属性の方とは違い、こちらは特殊召喚成功時にPモンスターをPゾーンに置くという、かなり防御よりの効果となっています。

《ハーピィの羽根箒》などで魔法・罠ゾーンのカードが壊滅してしまっても、《覇王龍の魂》などから出した《覇王龍ズァーク》が盤面に残ってさえいれば、こちらのカードから再展開が可能となる訳ですね。

②:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。 このカードを自分のPゾーンに置く。

《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》の②の効果

①:自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、以下を適用できる。
●自分のPゾーンのカード1枚をデッキに戻す。 自分のEXデッキに戻った場合、さらにそのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。

《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》の①のP効果

またこちらの《覇王龍ズァーク》も、モンスターゾーンで破壊されることで自身をPゾーンに置き、P効果を使うことが可能となります。

こちらのP効果は非常にユニークで、自分のPゾーンのカードをデッキに戻しながら自身を特殊召喚する処理を行い、それでEXデッキに戻った場合はそのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚することができます。

実質的なところで言うと、これは「自身とPゾーンの《覇王龍ズァーク》を戻して特殊召喚する」という効果です。

この効果が決まってしまうと、闇属性《覇王龍ズァーク》の効果で相手モンスターが全破壊され、攻撃力4000モンスター2体の攻撃を通してそのままゲームエンドまでもっていくことができるという訳です。

《覇王眷竜クリアウィング》

《覇王眷竜クリアウィング》

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2000

チューナー+闇属性Pモンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
②:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「覇王眷竜」モンスター2体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《覇王龍ズァーク》のしもべたる【覇王眷竜】Sモンスター。

【覇王眷竜】モンスターもそれぞれが強力な効果を持っているのですが、ここではそのうちで最も使用頻度の高いものを紹介しておきます。

①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。

《覇王眷竜クリアウィング》の①の効果

②:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

《覇王眷竜クリアウィング》の②の効果

①の効果でS召喚成功時にモンスター全破壊、②の効果で自身の戦闘時に相手モンスターの破壊+バーンを行うことができます。

単純にモンスターとしての性能が高く、先述した《覇王眷竜ライトヴルム》の効果でもS召喚可能であるため、【覇王眷竜】モンスターの中でも非常に扱いやすいものとなっています。

③:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「覇王眷竜」モンスター2体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。

《覇王眷竜クリアウィング》の③の効果

また③の効果で自己再生も可能となっており、一度S召喚さえ行っていればあとはP召喚した《覇王眷竜ダークヴルム》《覇王眷竜ライトヴルム》などをリリースするだけで何度でも呼びだすことができます。

この効果の存在もあるため、可能ならS召喚でこのカードを呼び出しておき、蘇生制限を満たしておきたいという訳ですね。

【覇王龍ズァーク】に関する魔法・罠カード

《光翼の竜》

【速攻魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。 デッキから「覇王眷竜」Pモンスターか「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。 自分フィールドに「覇王龍ズァーク」が存在する場合、手札に加えず特殊召喚する事もできる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

お互いのメインフェイズに発動可能な、【覇王門】【覇王眷竜》】Pモンスターをサーチできる速攻魔法。

初動の展開に必要となる《覇王門の魔術師》をサーチできるカードであるため、実質的な4枚目以降の《覇王門の魔術師》として数えることができます。

中盤以降もこのカードから《覇王眷竜ライトヴルム》にアクセスすれば、そちらの効果で手札回収効果を発動することもできるため、さまざまな場面で活用することができます。

《ペンデュラム・エボリューション》

【永続魔法】
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からPモンスター1体をデッキに戻して発動できる。
戻したモンスターとはカード名が異なる攻撃力2500のPモンスター1体をデッキから手札に加える。
②:自分がEXデッキの裏側のPモンスターを特殊召喚したターンの自分メインフェイズに発動できる。モンスターのP召喚を行う。
③:自分フィールドの「覇王龍ズァーク」1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《覇王門の魔術師》と相互サーチ関係にある、【ペンデュラム】永続魔法カード。

【ペンデュラム】カードであるため、《デュエリスト・アドベント》からこのカードをサーチすることができます。

①:手札からPモンスター1体をデッキに戻して発動できる。
戻したモンスターとはカード名が異なる攻撃力2500のPモンスター1体をデッキから手札に加える。

《ペンデュラム・エボリューション》の①の効果

①の効果は手札のPモンスターをデッキに戻すことで、デッキから攻撃力2500のPモンスターを手札に加えるという効果。

先述した通り、初動展開に必要となる《覇王門の魔術師》《アストログラフ・マジシャン》の両方をサーチできるカードであるため、最優先で手札に持ってきたいカードとなっています。

《覇王龍の魂》

《覇王龍の魂》

【 通常罠 】

①:LPを半分払って発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体をEXデッキから召喚条件を無視し、効果を無効にして特殊召喚する。
そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。
②:相手が魔法カードの効果を発動した時、墓地のこのカードと自分フィールドの「覇王龍ズァーク」1体を除外して発動できる。
自分の手札・デッキ・EXデッキ・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターをそれぞれ1体まで選んで特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《覇王門の魔術師》からサーチ可能となっている通常罠カード。

①:LPを半分払って発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体をEXデッキから召喚条件を無視し、効果を無効にして特殊召喚する。
そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。

《覇王龍の魂》の①の効果

ライフ半分と大きく削られるものの、《覇王龍ズァーク》を召喚条件を無視して特殊召喚することができます。

効果無効化とはなっているものの、《グランドレミコード・クーリア》がいれば全体除去効果は適用できますし、破壊されてしまってもPゾーンに置く効果は適用することができます。

次のターンのエンドフェイズに戻ってしまうデメリットこそありますが、それも《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》に変換してしまえば問題ありません。

これらのことから、このデッキでは最も簡単な方法で《覇王龍ズァーク》を呼び出す手段として重宝することとなるでしょう。

②:相手が魔法カードの効果を発動した時、墓地のこのカードと自分フィールドの「覇王龍ズァーク」1体を除外して発動できる。
自分の手札・デッキ・EXデッキ・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターをそれぞれ1体まで選んで特殊召喚する。

《覇王龍の魂》の②の効果

また②の効果も非常に強力で、相手が魔法カードを発動した際にこのカードと《覇王龍ズァーク》を除外することで、4体のモンスターを呼び出すことができます。

このデッキでは《覇王龍ズァーク》を再利用したいためあまり使う機会はないかもしれませんが、もしもの場合にはこちらのカードで一気に展開して勝負を決めるというプランを取ることができることも知っておくと良いでしょう。

《覇王天龍の魂》

【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの元々の攻撃力が2500の魔法使い族Pモンスター1体をリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・EXデッキ・フィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚する。
自分の除外状態の「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」 「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターがそれぞれ存在する場合を除き、
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

闇属性が《覇王龍の魂》であるなら、こちらは光属性版の通常罠カード。

①:自分フィールドの元々の攻撃力が2500の魔法使い族Pモンスター1体をリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・EXデッキ・フィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚する。
自分の除外状態の「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」 「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターがそれぞれ存在する場合を除き、
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

《覇王天龍の魂》の①の効果

自分フィールドの攻撃力2500の魔法使い族Pモンスターこそ必要なものの、こちらは融合召喚によって呼び出すことができるため、蘇生制限を満たしながら展開することができます。

このカードをサーチできる《覇王門の魔術師》が攻撃力2500であるため、そのままそれを利用してしまうと良いでしょう。

とは言え《覇王龍ズァーク》は融合召喚以外では本来呼び出すことができないモンスターであるため、このカードを使う場面はすこし限定的なものとなるでしょう。

《覇王龍ズァーク》を無効化されていない状態で呼び出したい場合や、蘇生制限を満たす意味がある《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》を呼びだしたい場合などがこれにあたります。

また「融合・S・X・Pの名称を持ったドラゴン」が除外されていないと効果が無効化されてしまうため、融合素材としてすべて一度に除外してしまうと良いでしょう。

【覇王龍ズァーク】デッキと相性が良いカード

《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》

《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》

【 ペンデュラムモンスター 】
星 12 / 光 / ドラゴン族 / 攻? / 守?

このカードは通常召喚できない。
手札からのP召喚、または自分フィールドのドラゴン族の融合・S・Xモンスターを1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードを手札から捨て、500LPを払って発動できる。
デッキからレベル8以下のドラゴン族Pモンスター1体を手札に加える。
②:このカードの攻撃力・守備力は相手のLPの半分の数値分アップする。
③:1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。
このカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て持ち主のデッキに戻す
【P効果 青12/赤12】
①:自分はドラゴン族モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
②:自分の墓地のドラゴン族の融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを破壊し、そのモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【オッドアイズ】の名称を持った、レベル12・闇属性・ドラゴン族のPモンスター。

このデッキでは【覇王眷竜】モンスターのサーチ手段として活用できるだけでなく、《覇王龍の奇跡》から呼び出すことができる【オッドアイズ】モンスターとしても利用することができます。

このカード以外のフィールド・墓地のカードをすべてデッキへ戻すという強力なリセット効果を持っているため、状況によってはこちらで勝つという手段も検討できるでしょう。

《グランドレミコード・クーリア》

《グランドレミコード・クーリア》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 天使族 / 攻2700 /

【リンクマーカー:左下/下/右下】
Pモンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードの攻撃力は自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの数×100アップする。
②:このカードのリンク先のPモンスターが発動した効果は無効化されない
③:1ターンに1度、相手が効果を発動した時に発動できる。
自分のPゾーンのPスケールが奇数の「ドレミコード」カード1枚をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚し、その発動を無効にする。
その後、デッキからPスケールが偶数の「ドレミコード」Pモンスター1体をEXデッキに表側表示で加える事ができる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

Pモンスターを含むことでL召喚することができる、リンク3の【ドレミコード】Lモンスター。

ここまでで何度もお話ししているように、リンク先のモンスターの効果を無効化できなくする効果を持っているため、無効化状態で《覇王龍ズァーク》を呼び出す《覇王龍の魂》と非常に相性が良いカードとなっています。

またリンク先がすべて下向きということで、P召喚のゾーンを増やしてくれるという意味でも、非常に扱いやすいモンスターとなっています。

《ペンデュラム・スイッチ》

《ペンデュラム・スイッチ》

【 永続罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。②:自分のモンスターゾーンのPモンスター1体を対象として発動できる。そのPモンスターを自分のPゾーンに置く。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《デュエリスト・アドベント》からサーチできる、【ペンデュラム】永続罠カード。

Pモンスターをモンスターゾーン・Pゾーンから移動させる効果を持っているため、さまざまなコンボに活用することができます。

《覇王龍ズァーク》をPゾーンに移動させたり、Pゾーンの《覇王門の魔術師》を特殊召喚して効果発動させたりと、小回りの利く優秀なカードとなっています。

【覇王龍ズァーク】デッキの回し方

《EMドクロバット・ジョーカー》《覇王門零》の展開例

【使用カード/条件】

  • 《EMドクロバット・ジョーカー》
  • 《覇王門零》

【結果】

  • 《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》
  • 《グランドレミコード・クーリア》
  • Pゾーンに 《覇王眷竜ライトヴルム》
  • セットに《覇王龍の魂》
  • 手札に《覇王門零》
  • 1ドロー

【手順】

  1. 手札から《EMドクロバット・ジョーカー》を召喚して効果を発動、デッキから《覇王門の魔術師》を手札に加える
  2. 手札から《覇王門零》をPスケールに発動する
  3. 手札の《覇王門の魔術師》の効果を発動、EXデッキから《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を墓地へ送り、自身を特殊召喚
  4. 《覇王門の魔術師》の効果を発動、デッキから《覇王龍の魂》を手札に加える
  5. 《EMドクロバット・ジョーカー》《覇王門の魔術師》を素材として、EXデッキから《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をL召喚して効果を発動し、デッキから《アストログラフ・マジシャン》をEXデッキに加える
  6. 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果を《覇王門零》を対象に発動、対象のカードを破壊してEXデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える
  7. 6の処理後に手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚してデッキから《覇王門零》(2枚目)を手札に加える
  8. 7の処理後に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果を発動、デッキから1ドローする
  9. 《アストログラフ・マジシャン》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を素材として、EXデッキから《軌跡の魔術師》をL召喚してLP1200を払い効果を発動し、デッキから《覇王眷竜ライトヴルム》を手札に加える
  10. 手札から《覇王門零》をPスケールに発動する
  11. 手札から《覇王眷竜ライトヴルム》をPスケールに発動する
  12. EXデッキから《EMドクロバット・ジョーカー》《アストログラフ・マジシャン》をP召喚
  13. 《EMドクロバット・ジョーカー》《アストログラフ・マジシャン》をリリースして、EXデッキから《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を特殊召喚
  14. 《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の効果を墓地の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を対象に発動、そのカード名・効果を得る
  15. 《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》)の効果を《覇王門零》を対象に発動、対象のカードを破壊してEXデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える
  16. 15の処理後に手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚してデッキから《覇王門零》(3枚目)を手札に加える
  17. 《軌跡の魔術師》《アストログラフ・マジシャン》を素材として、EXデッキから《グランドレミコード・クーリア》をL召喚
  18. 手札から《覇王龍の魂》をセット

【盤面の解説】

《EMドクロバット・ジョーカー》《覇王門零》の2枚を用いた展開の一例です。

これらのカードは上記カード以外に《覇王門の魔術師》や、《おろかな埋葬》《竜の霊廟》《覇王眷竜ダークヴルム》の墓地効果)などからでも展開に繋げることができます。

《グランドレミコード・クーリア》と《覇王龍の魂》を構えることで、相手ターン中に任意のタイミングで《覇王龍ズァーク》を呼び出しながら、リンク先に呼び出しておくことで全体破壊効果を適用させることができます。

このデッキでは《覇王龍ズァーク》の特殊召喚成功時の全体破壊が基本的な妨害手段となるため、可能ならば《グランドレミコード・クーリア》+《覇王龍の魂》を序盤に構えるように展開していきましょう。

展開中に1ドローやさまざまなサーチ効果を挟んでいるので、手札の状況によって柔軟に切り替えることもできます。

この展開例では最低限のものだけをピックアップしていますが、ここにP召喚可能なモンスターなどを追加していくことで、《召命の神弓-アポロウーサ》などを呼び出して妨害の強度を上げることも可能です。

《覇王門の魔術師》《ペンデュラム・エボリューション》+手札コスト1枚からの展開例

【使用カード/条件】

  • 《覇王門の魔術師》
  • 《ペンデュラム・エボリューション》
  • 手札コスト(Pモンスター)

【結果】

  • 召喚権未使用
  • 《アストログラフ・マジシャン》
  • 《警衛バリケイドベルグ》
  • 《ペンデュラム・エボリューション》
  • Pゾーンに《覇王門の魔術師》《覇王眷竜ライトヴルム》
  • 手札に《覇王門零》
  • 1ドロー

【手順】

  1. 手札から《ペンデュラム・エボリューション》を発動する
  2. 《ペンデュラム・エボリューション》の効果を手札のPモンスターカード1枚をデッキに戻して発動、デッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える
  3. 手札から《覇王門の魔術師》をPスケールに発動する
  4. Pスケールの《覇王門の魔術師》の効果を発動、自身を破壊してデッキから《覇王門零》をPスケールに置く
  5. 4の処理後に手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚してデッキから《覇王門の魔術師》(2枚目)を手札に加える
  6. 手札の《覇王門の魔術師》の効果を発動、EXデッキから《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を墓地へ送り、自身を特殊召喚
  7. 《覇王門の魔術師》の効果を発動、デッキから《覇王天龍の魂》を手札に加える
  8. 《アストログラフ・マジシャン》《覇王門の魔術師》を素材として、EXデッキから《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をL召喚して効果を発動し、デッキから《覇王眷竜ダークヴルム》をEXデッキに加える
  9. 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果を《覇王門零》を対象に発動、対象のカードを破壊してEXデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える
  10. 9の処理後に手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚してデッキから《覇王門零》(2枚目)を手札に加える
  11. 11の処理後に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果を発動、デッキから1ドローする
  12. 《アストログラフ・マジシャン》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を素材として、EXデッキから《軌跡の魔術師》をL召喚してLP1200を払い効果を発動し、デッキから《覇王眷竜ライトヴルム》を手札に加える
  13. 手札から《覇王門零》をPスケールに発動する
  14. 手札から《覇王眷竜ライトヴルム》をPスケールに発動する
  15. EXデッキから《覇王眷竜ダークヴルム》《アストログラフ・マジシャン》をP召喚
  16. 《覇王眷竜ダークヴルム》の効果を発動、デッキから《覇王門の魔術師》(3枚目)を手札に加える
  17. 《覇王眷竜ダークヴルム》《アストログラフ・マジシャン》をリリースして、EXデッキから《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を特殊召喚
  18. 《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の効果を墓地の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を対象に発動、そのカード名・効果を得る
  19. 《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》)の効果を《覇王門零》を対象に発動、対象のカードを破壊してEXデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える
  20. 19の処理後に手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚してデッキから《覇王門零》(3枚目)を手札に加える
  21. 《軌跡の魔術師》《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を素材として、EXデッキから《警衛バリケイドベルグ》をL召喚
  22. 手札から《覇王門の魔術師》をPスケールに発動する
  23. 手札から《覇王天龍の魂》をセット

【盤面の解説】

こちらは【覇王龍ズァーク】で重要となる《覇王門の魔術師》《アストログラフ・マジシャン》を初動に用いる展開の一例です。

このどちらにもアクセスできる《ペンデュラム・エボリューション》も存在し、《EMドクロバット・ジョーカー》《覇王眷竜ダークヴルム》の効果も考慮すれば、じつは初手再現率はかなり高い展開となっています。

《覇王門の魔術師》の効果による自壊を挟んでいるので、《アストログラフ・マジシャン》で2枚目以降のサーチが可能となっており、最終的にはPスケールに置くことでP効果の適用を目指しています。

さらに《覇王天龍の魂》の効果を使って《覇王龍ズァーク》を融合召喚しておけば全体除去効果はもちろんのこと、《覇王龍ズァーク》自身の効果破壊・対象の耐性と《覇王門の魔術師》による除外耐性の付与、《警衛バリケイドベルグ》による表側の魔法カードに破壊耐性と、かなり強固な盤面を作り上げることができます。

しかもこの展開は召喚権を残しているため、《EMドクロバット・ジョーカー》などがあればさらに強力な展開ルートへ移行することもできます。

P 召喚を用いるテーマはスケールの都合上、1枚初動となりにくいのが弱点ですが、その分さまざまなカードが展開サポートとなるので、状況に合わせていろんなルートを検討しておきましょう。

【覇王龍ズァーク】デッキをカスタムするおすすめカード

【烙印】関連カード

《神炎竜ルベリオン》

《神炎竜ルベリオン》

【 融合モンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守3000

闇属性モンスター+「アルバスの落胤」
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「神炎竜ルベリオン」を除くレベル8以下の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このターン、このカードは攻撃できず、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《深淵竜アルバ・レナトゥス》

《深淵竜アルバ・レナトゥス》

【 融合モンスター 】
星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2500

「アルバスの落胤」+ドラゴン族モンスター1体以上
このカードは融合素材にできない。
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分・相手のモンスターゾーンの上記カードを墓地へ送った場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードは1度のバトルフェイズ中に、このカードの融合素材としたモンスターの数までモンスターに攻撃できる。
②:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「融合」通常魔法カードまたは「フュージョン」通常魔法カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【烙印】はテーマのキーカード《アルバスの落胤》を主軸とした、ドラゴン族の融合テーマです。

とくに《神炎竜ルベリオン》がこのデッキと相性が良く、《覇王天龍の魂》などで除外したドラゴン族モンスターをデッキに戻しながら融合召喚を行うことができます。

《深淵竜アルバ・レナトゥス》はドラゴン族モンスターを複数体素材とできるため、リソース回復手段としてとても優秀となっています。

《人攻智能ME-PSY-YA》

《人攻智能ME-PSY-YA》

【 ペンデュラムモンスター 】
星 8 / 光 / サイバース族 / 攻2500 / 守3000

このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。このカード以外の手札のPモンスター1体または自分のPゾーンのカード1枚を選んで持ち主のEXデッキに表側表示で加え、このカードを特殊召喚する。②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、他のモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターはこのターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。
【P効果 青0/赤0】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、モンスターカード以外のお互いの墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ペンデュラム・エボリューション》の効果でサーチ可能な、攻撃力2500のPモンスターです。

《マクロコスモス》のような効果を内蔵しており、モンスター以外のカードを墓地へ送られる代わりに除外することができます。

現代遊戯王では墓地効果を持った強力なな魔法・罠カードも多いため、環境によってはこうしたカードの採用も検討すると良いでしょう。

《ペンデュラム・ディメンション》

《ペンデュラム・ディメンション》

【 永続罠 】

①:このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、自分がPモンスターを素材として以下のモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン、自分の「ペンデュラム・ディメンション」の効果で同じ効果を適用できない。
●融合:デッキから元々のレベルがその融合モンスターと同じモンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
●S:デッキから「融合」1枚を手札に加える。
●X:デッキからそのXモンスターのランクの数値以下のレベルを持つチューナー1体を手札に加えるか特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《デュエリスト・アドベント》からサーチ可能な、【ペンデュラム】永続罠カードです。

このデッキではPモンスターを用いて展開するため、このカードの条件も満たしやすいです。

カジュアル寄りの構築にはなりますが、サーチやリクルートと言った展開補助の効果が活用できるので、一度考えてみるのも良いでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

【覇王龍ズァーク】デッキは、今回の新規の登場でついに単体のテーマデッキとしての構築が可能となりました。

ビートダウン性能が非常に高いのは言うまでもなく、フレーバー的にも非常に完成度の高い優秀なテーマデッキとなっています!

興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。

ここまでのご精読、ありがとうございました!


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