【遊戯王OCG】第5回 神ひCSの大会結果と環境考察【大会結果】

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【遊戯王OCG】第5回 神ひCSの大会結果と環境考察【大会結果】

目次

こんにちは、たけっしーです。

今回は1/25に大阪で開催された「第5回 神ひCS 個人戦」の大会結果と環境考察の記事になります!

新弾『ALLIANCE INSIGHT』の発売日ということで、環境が変化するタイミングであるため関西の環境を元に現在の競技シーンを解説していきます。

僕自身も参加し、3位に入賞できたのでデッキを組む際に考えたこと等も解説しますので最後まで見ていただけると嬉しいです!

それでは早速見ていきましょう👇🏻

予選デッキ分布

  • ライゼオル 7
  • 白き森 5
  • オルフェゴール 4
  • M∀LICE 3
  • Evil★Twin 3
  • 青眼 2

以下分布1

  • 天盃龍
  • メメント
  • @イグニスター
  • 竜華
  • 炎王
  • ピュアリィ
  • ギミックパペット
  • サイバードラゴン
  • BF

以上、33名参加

トップシェアは【ライゼオル】と【白き森】になりました。

参加した僕自身も使用したのは【ライゼオル】でした。

それぞれ『ALLIANCE INSIGHT』で強化を受け、注目されているデッキになります。

特に【白き森】は直近の関西の大会で分布が1番多かったこともあり、使用者が増えている印象を受けます。

次点で多かったのは【オルフェゴール】【M∀LICE】【Evil★Twin】となりました。

【M∀LICE】と【Evil★Twin】も『ALLIANCE INSIGHT』で強化を受け、注目されているデッキになります。

【ライゼオル】と【M∀LICE】は新弾発売前でも環境トップの一角でしたが、新規の登場で更に他のデッキと差をつけており、今後は更に使用者が増える予想です。

決勝トーナメント デッキ分布

  • ライゼオル 3
  • M∀LICE 2
  • 天盃龍
  • メメント

予選で数が多かった【ライゼオル】と【M∀LICE】が順当に勝ち残っています。

僕自身も【ライゼオル】を使用し、予選を抜けることができました。

予選全勝は【M∀LICE】になります。

「M∀LICE」新規カード2種による展開パターンの強化や《アコード・トーカー@イグニスター》の登場による盤面強化も相まってデッキパワーが上がった結果だと言えるでしょう。

【メメント】【天盃龍】も比較的高めの戦績を出しやすいため今期の中では環境上位のデッキであり、予選を勝ち残っています。

一方で予選で多かった【白き森】や【オルフェゴール】は勝ち切れず全滅する結果となりました。

他の上位デッキに上手く差をつけれず押し切られて敗退していったようです。

新弾により新規が登場した【白き森】ですが、構築のタイプは大まかに2タイプあります。

1つは既存の【デモンスミス】や【アザミナ】のギミックを全面に押し出し、展開の最低値を高めている型です。

このタイプは新弾の新規カードをほとんど取り入れずに使用しているプレイヤーもいました。

もう1つは【デモンスミス】を取り入れずに、

新規の《断罪のディアベルスター》や《白魔女ディアベルゼ》のギミックを取り入れたり、初動の安定性を高める《白き森の魔女》を採用した所謂「純構築」の型。

後者の新規ギミックを多く採用したタイプでも【デモンスミス】を取り入れた構築も見受けられ、

目指す盤面やメイン、エクストラの必要枠の多さ、展開の最低値等を比較してそれぞれの良さがあるので今後も開拓が進んでいくと思われます。

今大会では結果が振るいませんでしたが、他大会では入賞も見受けられるため、今後は徐々に結果が出てくるかもしれません。

それでは入賞したデッキを見ていきましょう。

ベスト4【天盃龍】

ベスト4は【天盃龍】となります。

構築の特徴は2つあります。

1つ目は手札誘発を多く入れつつも《禁じられた一滴》のメイン採用や、《月女神の鏃》のような捲り札も取り入れている点から、環境が固まっていない中でも【ライゼオル】を意識されていること。

2つ目はサイドデッキに《神の宣告》《神の通告》を採用している点です。

【天盃龍】の性質上、デッキがバレたサイド後は先攻を渡されることが多く、それを読んで先攻札を投入し対抗するプランになります。

相手の選択権で先攻を取られてしまうと裏目ってしまいますが、最近の【天盃龍】で先攻札を多く投入されている構築はあまり見ないこともあり、バレていないうちは刺さりやすいプランだと思います。

僕は予選と3位決定戦で【天盃龍】と対戦しましたが、予選では選択権で後攻を選択し見事に《神の通告》で敗北し、プランにハマってしまいました。。

【天盃龍】を選択する上で避けられないのが「デッキがバレている決勝トーナメントではメイン戦から先攻を渡される可能性がある点」になります。

実際この【天盃龍】を使用していたプレイヤーは決勝トーナメントでは予選で当たったプレイヤー(僕自身も含む)にメイン戦から先攻を押し付けられ敗北し、ベスト4に収まっています。

「デッキがバレていない予選は勝ち抜きやすいが、勝ち上がると性質上不利になりやすい」のが【天盃龍】の課題になります。

とはいえ直近の大会結果を見ても入賞ラインまでは安定して結果を残していることが多く、アベレージヒッターデッキと言えるでしょう。

🥉3位🥉【ライゼオル】

3位は僕自身が使用した【ライゼオル】になります。

デッキ選択をする上で【ライゼオル】を使用する決め手になったのは《スター・ライゼオル》の登場によるデッキパワーの強化と、

他のデッキに比べてデッキの構成の無駄が少なく、「先攻と後攻で強さがブレにくい」「致命的なメタがほぼ無い」といった基礎スペックの高さを評価しています。

デッキを構築する際に意識した点は2つあります。

1つ目は《スモール・ワールド》を採用し、初動の枚数を16枚に設定したことです。

前期フルパワーだった《エクス・ライゼオル》《時空の七皇》に比べると初動の質は若干下がるものの、前期同様の初動枚数であり、だいたい初手にギミックが1~2枚は引ける再現性が高い枚数になっています。

制限改訂で減ってしまった初動の穴埋めでは【シャーク】や《荒魂》《幸魂》の採用も考えましたが、

「ライゼオル」ネーム以外から動き出してもギミックを回すためには《ライゼオル・デュオドライブ》又は《ヘルフレイム・バンシー》を経由することになる以上、

妨害に対する受けが悪い=質が低い であるため《エクス・ライゼオル》に直接触れる《スモール・ワールド》を選択しました。

場合によっては《灰流うらら》や《アーティファクト・ロンギヌス》をサーチする場面もあり柔軟性を評価しています。

上記のランク4を作れるギミックは消費の少なさや場合によってはエクシーズの回数が増え手数になるため一長一短だと思います。

2つ目はサイドカードはターンスキップ系で構成したことです。

【マルチャミー】をメインサイド合わせてフル採用、対面に合わせて有効なものを投入。

ドロー系で展開を牽制しながら手数を整え、残った盤面を【ライゼオル】のギミックで押し切るプランです。

【マルチャミー】はステータスが【ライゼオル】と相性が良く、レベル4である事に加えて《スモール・ワールド》の中継として優秀です。

【M∀LICE】に有効な《アーティファクト・ロンギヌス》は今期の必須カードです。

これらのカード以外は効力が薄く、今期はあまり有効ではないと判断しています。

先攻札として《アーティファクトの神智》《次元障壁》の2種のターンスキップカードをフルで採用しました。

自分が【マルチャミー】を多く採用しているように、相手もドロー系を中心としたプランを選択している可能性が高く、それに対してターンスキップカードで受け流します。

【ライゼオル】の分布が増える予想であり、ミラーマッチでは後攻でも《次元障壁》を多めに投入したいと考えているので強気に3枚採用しました。

3つ目は無効系の手札誘発は変わらず採用したことです。

【ライゼオル】【M∀LICE】やその他多くのデッキにに1枚で止めきることが多くないことから評価が下がり気味な無効系ですが、無効系同士の重ね打ち以外でも【マルチャミー】で展開を牽制しながら引き込むカードの中では強く使える部類です。

無効系を採用しない場合だと構築単位で【メメント】【青眼】といったデッキに不利を取りやすいため予選で当たる多くのデッキに負けないために採用しました。

また、対【ライゼオル】は無効系で止めず展開を通したところで捲るのはどの道厳しく、初動を止めるほうがグダらせた時にやり取りしやすかったり、ギミックを重ね持ちできずに無効系で1枚で止まってしまうことも少なくは無いので一定の価値はあると考えています。

以上が構築を考える際に意識した点になります。

今後も【ライゼオル】を使用する予定なので、引き続き結果を残していきたいですね。

🥈2位🥈【M∀LICE】

2位は【M∀LICE】となります。

予選は全勝しており、決勝まで勝ち進んでいます。

《M∀LICE〈P〉MarchHare》の登場から構築で変化した点は【深淵の獣】が抜けたことでしょう。

【オルフェゴール】【青眼】が流行していた環境序盤では【深淵の獣】は手札誘発としての価値も高く、【M∀LICE】の展開札としても有効でしたが

現在の環境では【ライゼオル】【M∀LICE】が環境上位であることから【深淵の獣】の妨害性能は低く、展開札としての役割は《M∀LICE〈P〉MarchHare》がこなせるようになったことで【深淵の獣】は不要と判断されたようです。

構築で特徴的なのは《三戦の号》を中心としたサイドプランです。

対【ライゼオル】⋯《月女神の鏃》《次元障壁》

対【M∀LICE】⋯《アーティファクトの神智》

対展開系⋯《異次元グランド》

それぞれの対面に有効なカードを1枚ずつ採用し、《三戦の号》で枚数をかさ増しすることでサイドデッキの枠を節約しています。

場合によっては「M∀LICE」罠を伏せることも可能なのもポイントです。

他にもサイド後に直撃しやすい《アーティファクト・ロンギヌス》を打たれた際に、《サイバネット・マイニング》からモンスターを追加する択になる《テンプレート・スキッパー》のサイド採用。

先攻展開で使用する他、ドロー系の手札誘発を受けた場合に《M∀LICE〈Q〉RED RANSOM》からサーチして止まりどころになる《M∀LICE IN MIRROR》のサイド採用等

サイドデッキの工夫が多数見られる構築となっています。

【M∀LICE】は新弾で《M∀LICE〈P〉MarchHare》《M∀LICE IN MIRROR》以外にも強化となるカードが登場しており、

今回の構築には採用されていませんが、《バックアップ@イグニスター》《ウィザード@イグニスター》が採用されたタイプも見られ、構築の幅が広がっており今後の開拓も期待できるデッキとなっています。

🏆優勝🏆【ライゼオル】

優勝は【ライゼオル】となりました。

基本的な構築のベースは僕が使用したものとほとんど同じになります。

自分が使用した構築との違いを挙げると、《サモン・リミッター》をメインから採用し、先攻時の勝率を重視している点

《三戦の号》でサイドカードの枠の節約と《ハーピィの羽根帚》を採用している点です。

《ハーピィの羽根帚》を初めとした伏せ割りは【ライゼオル】【青眼】【オルフェゴール】のギミックの妨害を踏める点から以前よりも活躍しやすい環境です。

決勝トーナメントに【ライゼオル】が3名残っていることからも前期同様、環境の中心になっていくことになりそうです。

大会結果を踏まえた環境考察

まず新弾『ALLIANCE INSIGHT』で大きく強化を受け、環境の中心となったのは【ライゼオル】と【M∀LICE】になります。

先週までは上記の2デッキに加えて【オルフェゴール】や【青眼】が環境トップの一角で、そこに対するメタが回っている状況でしたが、

【ライゼオル】VS【M∀LICE】VSその他のデッキ

の構図になる環境が今後は続くと予想されます。

また、【ライゼオル】と【M∀LICE】ではメタの方向性が全く違い、どちらも共通して生半可な手札誘発は貫通するスペックを持つため、

両方のデッキを見ながらも自分が選択権を握るゲームで相手からのメタを受けて落とさないようにデッキを構築する必要があります。

他のデッキも、【ライゼオル】【M∀LICE】にメタが寄っていったことにより自身にメタが向けられず、その瞬間を狙って勝ち抜ける可能性があるかもしれないので、各々デッキをよく研究すると良いでしょう。

今回のまとめ

今回は1/25に開催された「第5回 神ひCS 個人戦」の大会結果と環境考察について触れていきました。

新弾の影響もあり、環境が大きく動いた週なのでした。

今後も環境考察の記事を書く予定なのて、ここからどう環境が変化していくかに注目です!

それでは👋

今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!


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