【遊戯王OCG】2025年10月中旬の環境解説と入賞デッキまとめ【M∀LICE/ドラゴンテイル/巳剣/ヤミー/リシド】【第12回 Mogi杯】

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【遊戯王OCG】2025年10月中旬の環境解説と入賞デッキまとめ【M∀LICE/ドラゴンテイル/巳剣/ヤミー/リシド】【第12回 Mogi杯】

目次

こんにちは、たけっしーです。

今回は10/12(日)に僕が大阪で開催した『第12回 Mogi杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事になります!

新制限から3週間が経過し徐々に環境が固まりつつありますが、日々変化していく現在の競技シーンを主催目線で考察していきます👀

それでは早速、予選のデッキ分布から見ていきましょう👇

予選デッキ分布

巳剣⋯9(デモンスミス4 ライゼオル3 純2)
M∀LICE⋯8
ヤミー⋯4
リシド⋯3
閃刀姫⋯2

以下、分布1

ドラゴンテイル
オルフェゴール
白き森
キラーチューン
ラビュリンス
御巫
破壊剣
メメント
HERO
アダマシア

以上、36名参加

トップシェアは【巳剣】となりました。

競技シーンでは「純」「デモンスミス」「ライゼオル」の3タイプの構築が見られますが、関西では展開や妨害の質が高い「デモンスミス」の採用率が高い印象を受けます。

【M∀LICE】も8名と使用者が多く、2番手に位置する結果となりました。

今大会では以前から【M∀LICE】を長く使用していたプレイヤーが多く参加していることも一因ではありますが、

環境全体としても【巳剣】の台頭により、《霊王の波動》や「ビーステッド」といった【M∀LICE】のサブウェポンを強く使える環境であることから評価が高めています。

それに伴ってメタである《アーティファクト・ロンギヌス》の採用率が急激に上昇しているため、それにどう対抗するかが今期の課題となるでしょう。

続いて【ヤミー】【リシド】【閃刀姫】が複数名使用者が見られました。

【ヤミー】は今大会では普段から使用しているプレイヤーがあまり参加していなかったこともあり、普段より使用者が少ない印象です。

【リシド】は『WORLD PREMIERE PACK2025』で【巳剣】と共に登場したテーマで、ここ数日で注目されはじめた新顔デッキになります。

「アポピス」「王家の神殿」といったワードで括られており厳密にはテーマの名前として定められていませんが、カードのモチーフから『遊戯王』の原作に登場する「リシド」というキャラクターの名前からデッキ名の通称になっています。

デッキの特性としてはモンスターとして特殊召喚される罠カードを中心としたコントロールデッキで、サブギミックとして「原石」や手札誘発として質の高い「ドミナス」を多く採用された構築が見られます。

現在注目しているプレイヤーも多く、今後競技シーンで見られる罠デッキとして活躍が期待されます。

続いては予選5回戦を勝ち残り決勝トーナメントに進出したデッキを見ていきましょう👇

決勝トーナメントデッキ分布

M∀LICE⋯4
巳剣⋯1
ドラゴンテイル⋯1
メメント⋯1
白き森⋯1

以上、8名進出

予選から多かった【M∀LICE】が4/8で勝ち残る結果となりました。

先攻の展開強度が高いことや有象無象に対する対応力の高さはもちろんですが、やはりトップシェアの【巳剣】に対して有効な汎用札を多数採用できる強みが活きた結果でしょう。

予選4〜5回戦の上位卓では【M∀LICE】のミラーマッチが多数発生しており、予選落ちした【M∀LICE】使用者も終盤の上位卓までは数名残っていた印象です。

環境上位デッキの【巳剣】は1名が残り、【ヤミー】は残念ながら全滅する結果となりました。

【巳剣】は上位層の【M∀LICE】からの有効打に耐えられなかったり、全方位からのメタを受け続けた結果から勝ちきれなかった印象です。

【ヤミー】はトップシェアの【巳剣】に対して不利要素を持ち、制限改訂の影響から前期ほどハイパワーでは無くなったことからも勝ち切る難易度が上がっており、上手く乗り越えられなかったといったところでしょうか。

勝ちきれなかった背景には普段関西で【ヤミー】を使用している上位層のプレイヤーが今大会で参加していなかったことも大きいでしょう。

続いて【ドラゴンテイル】【メメント】【白き森】がそれぞれ1名ずつ進出する結果となりました。

どれも環境で活躍できるポテンシャルを持つデッキであり、それぞれ長く使用していた練度が高いプレイヤーが勝ち残っています。

それでは入賞レシピを見ていきましょう👇

🥉ベスト4🥉【ドラゴンテイル】

ベスト4は【ドラゴンテイル】となりました。

前々回の記事で解説した『第11回 Mogi杯 3人チーム戦』で優勝したプレイヤーが今回も勝ち残っています。

永続を軸にしたメタビート的な立ち位置のデッキとなっています。

目につくのは《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》のメインフル採用でしょう。

有力デッキである【巳剣】【M∀LICE】や次点で【月光】に対して1枚で完封できる永続罠であり、今期は《スキルドレイン》以上の効力が期待できるため強気に3枚採用されています。

他にも手札誘発として確実な1︰1交換が可能な「PSYフレーム」の採用も目立ちます。

今期は【巳剣】の儀式魔法や各デッキの魔法カードのバリューが高いため《PSYフレームギア・δ》が有効になりやすく、採用が徐々に増えている印象です。

メインの「PSYフレーム」の採用に伴ってエクストラには《PSYフレームロード・Λ》が投入されており、【ドラゴンテイル】の展開ではリンク2を展開できるタイミングがあるため手札に打てない「PSYフレーム」を抱えてる時でも妨害として機能するように立ち回れるようになっています。

サイドデッキには《星辰の刺毒》が採用されているのが特徴的です。

シェアが多い【巳剣】に対して【ドラゴンテイル】の既存の妨害では有効打が少なく、停止を狙いづらいため有効な墓地除外の妨害として今期は採用が増えそうな1枚です。

🥉ベスト4🥉【M∀LICE】

同率ベスト4は【M∀LICE】となりました。

特徴的なのは《EM︰Pグレニャード》の採用でしょうか。

素引きの手数として優秀な他、《バックアップ@イグニスター》のサーチ先として採用しておくことで動きの幅が広がります。

エクストラの採用が個性的で《トライゲート・ウィザード》《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》が特徴的です。

先攻展開で上記の3枚を揃えた盤面を作成しておくことで、

  • 《トライゲート・ウィザード》で発動無効
  • 《アコード・トーカー@イグニスター》で《トライゲート・ウィザード》をリリースして発動無効
  • 処理後に《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》で《トライゲート・ウィザード》を墓地から特殊召喚
  • 《トライゲート・ウィザード》で発動無効(名称ターン1が無い)

と構えることが出来、発動無効3回とかなり質の高い妨害を作ることが出来ます。

主流の構築と比べると先攻盤面の盤面強度を重視した構成と言えるでしょう。

🥈2位🥈【M∀LICE】

2位は【M∀LICE】となりました。

予選から全勝で決勝戦まで勝ち残っています。

【M∀LICE】ではしばらく見られなかった《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルードーネオテンペスト》が採用されているのが特徴的です。

自分のターンでは《サイバース・ディセーブルム》を墓地に送ることで【巳剣】の儀式魔法の手数を1手止めることが出来、

相手ターンでは《コード・オブ・ソウル》を墓地に送ることで《M∀LICE〈Q〉HEARTS OF CRYPTER》をリンク召喚して妨害数を増やします。

《原始生命態ニビル》のケア展開として《アコード・トーカー@イグニスター》を先置きし、受けた後に再展開から最終盤面の妨害として《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルードーネオテンペスト》の着地を目指すといったところでしょうか。

ベスト4の【M∀LICE】同様、盤面強度を重視した採択になっていますね。

🏆優勝🏆【M∀LICE】

優勝は【M∀LICE】となりました。

採用カードが非常に綺麗にまとまっており、お手本のような構築ですね。

2位の構築に比べると「ビーステッド」の採用が《深淵の獣ドルイドヴルム》よりも《深淵の獣バルドレイク》が優先されており、単体の妨害数を重視しているようです。

サイドプランは《三戦の号》が《冥王結界波》《次元障壁》のそれぞれ3枚目の役割をこなしており、枠を圧縮することで採用カードの種類を増やして対応力を上げる構成となっています。

優勝者のインタビュー動画もあるのでそちらも是非ご覧下さい📸

今週の注目カード

まずは《レッド・リブート》です。

最近の環境ではメインギミックで罠カードを軸に戦うデッキが少なかったためサイドから投入される先攻札に対する解答、「メタに対するメタ」になりやすいため採用が分かれる1枚でしたが、今大会では採用率が高い印象でした。

採用が増えた要因としては罠カードを中心としている【リシド】の台頭が大きいと思われます。

前日に『DUELIST KING CUP』で優勝していたことからも注目されており、今大会で入賞したプレイヤーは全員採用していたことからも意識されていることがわかります。

同じく【リシド】対策のカードとして、召喚権を使わずに展開できるデッキでは《電光ー雪花ー》の採用が見られました。

実際に採用が見られたのは【メメント】でしたが、【巳剣】等でも採用圏内であるため、今後注目されるかもしれません。

続いて《屋敷わらし》《ドロール&ロックバード》《次元障壁》といった【巳剣】を意識した採用を続投するプレイヤーが多いようでした。

【巳剣】に対する《ドロール&ロックバード》は賛否が分かれていますが、特に【M∀LICE】では先攻時のドロー系を弾いて展開を通せる点から積極的に採用されている印象です。

《屋敷わらし》はどの対面にも有効で効果範囲が広い無効系としてほとんどのプレイヤーが複数枚採用していました。

これにより主に【ヤミー】で採用が見られる《幻魔の扉》を止めることも可能であることから、《幻魔の扉》は以前よりも通りが悪く下火な印象を受けました。

注目カードの紹介は以上になります。

今回のまとめ

今回は10/12(日)に僕が開催した『第12回 Mogi杯』の大会結果と環境考察の記事でした!

新環境では【巳剣】がトップ候補となっていましたが、蓋を開けてみればメタが重かったりと勝ち切る難易度が高めで最初期に比べる徐々に評価が下がっていくといった変動が見られた週でした。

関西では圧倒的に活躍している【M∀LICE】の勢いが止まらない現状が今後どう変化するかも注目ですね。

最後に告知になりますが、次回の『Mogi杯』は11/15(土)3人チーム戦になります。

定員40チーム(120名)と普段よりも気合いいれて準備しましたので満員で開催できると嬉しいです。

ご参加お待ちしております!

それでは👋

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