みなさんこんにちは!自分の記事をご覧になったことがある方はお久しぶりです!
【格安デュエマ研究所】、研究員のH宮田です!
前回の研究成果もみなさまから好評をいただきおかげさまで再登場……だけでなく!
なんと新企画をはじめさせていただきました!初心者・復帰勢向けに格安で楽しめるデッキを紹介していますのでぜひご覧になってください!
デュエマに存在する数多のカードたち。
みんなが大好きな高いカード以外にも、まだ見ぬ安くて面白いカードたちはたくさんあるはず!
そんなカードたちを使った格安デッキを紹介する本企画『格安デュエマ研究所』!
モカさんの【Yes!CanCamZ★】からバトンを受け取り、第16カイ!となる今回。(ここまでテンプレ)
これまで第7カイ!と第10カイ!でそれぞれデッキを紹介してきましたが、それぞれワンショットコンボとハンデス。
本来わくわくビートダウンおじさんお兄さんである自分としてはちょっと思うところがありました。
いやコンボもハンデスも楽しいんですけどね?ガンガン気持ちよく攻めるデッキも紹介したいな~って……
そんなとき思い出したのが第四回トレカライターコロシアムで一番の反響をいただいたこの記事。
《超電磁コスモ・セブ Λ》が50円の現代、【ラムダビート】は格安でいけるのでは?
ラムダ、安くあるために……>
登場からもうすぐ10周年の名カード、現代デュエマなら当時と比べて優秀な進化元も増えているので大活躍間違いない!……と思いましたが、大きな壁が立ち塞がります。
1380円の《王来英雄 モモキングRX》が進化元として優秀すぎる!いや優秀なのはいいことなんですが!
RX自身の値段に加え他の踏み倒し対応カードも入れていくとお値段も上がって……これは高額デッキ……あとラムダが抜けていく……
財布内の札がギリ>
進化元になるマナブーストクリーチャーを展開、序盤から攻撃しラムダで息切れを防ぎフィニッシャーを引き込む【ラムダビート】であればRXから進化して攻撃を始めるタイプのデッキとの差別化自体はできます。
ですが進化元ごと5マナで飛び出してくるRXの速度は驚異的です。
デッキパワーのためにも、RXと同じくらいの速度でラムダを踏み倒すことができ、序盤からガンガン攻めるデッキにぴったり、かつ格安のカードがほしいところですね。
……そんな都合のいいカードなんて……
No Give up No Stop>
???「オレがいるぞ!」
お、お前は!
切札疾走!オレが出してやる!>
超 電 磁 !
コスモ・セブ Λ!
ラムダァァァ(エコー)>
目次
【はじめに】安価のデッキの為に頑張れる!すごく素敵なことだと思わないか?
茶番も終わったところで本企画のルール説明を!また歌枠かよとか言わないで
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめの豪華ライター陣が持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画になります。
低予算デッキといってもどれくらいの金額を「低予算」とするのかは人によりますが、本企画では第一回格安デュエマ研究所を参考に「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準が採用されています。
この記事におけるシングル価格は、前回同様執筆(2021/11/23)時点のカーナベル通販価格における最も安いバージョンの状態A(最高品)を参考にしています。
状態にこだわらなければさらにお安く構築も可能!?
そしてもちろん忘れちゃいけないのは「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」ということ!
安い!強い!面白い!ドキドキワクワクするデッキを今回も紹介するぞ!
それではさっそく、今回のデッキコンセプトからいってみましょう!
【今回のデッキコンセプト】心優しき/星の民よ/安価なる/力を/身につけ/雄々しく/決闘を/勝ち抜け
今回のデッキコンセプトは単純明快、【ラムダビート】を現代パワーで蘇らせる!
現代デュエマの速度を考えると、そもそも5マナ払ってラムダを普通に進化するだけではパワー不足。
それを解決してくれるのが今回のキーカード、《ソウルフル・ズキンヘッド》!
効果でマナ送り除去を撃ちながらマナから味方を踏み倒すこのカード、なぜか踏み倒し先に「ジョーカーズ」とも「進化でない」とも書いてないんですね。
その分除去したクリーチャーのコストより低いクリーチャーしか出せない、という縛りがあるので大型は踏み倒しづらいのですが……6マナ中量級クリーチャーを除去できればラムダは出せます。
コスト踏み倒しが飛び交う現代デュエマなら現実的に狙えるサイズ!しかも自身が自然クリーチャーなので進化速攻を仕掛けることも!
このカードを含むキリフダッシュギミックを組み込んだことで、デッキ内のコスト平均を高くすることが出来たため、ラムダのハイスペック進化元兼キリフダッシュ始動役として《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》を採用できました。
そしてラムダビートといえばラムダから繋がる火文明の突破力を持つフィニッシャー。
スピードアタッカーかつ除去もでき、打点も複数確保できる……そんな条件を満たして格安のクリーチャー……ヒントは過去の自分の記事にありました。
というわけで今回はアドバンスのデッキです!!!
お待たせしました、今回のデッキレシピになります!見ててください!俺の!構築!
【デッキレシピ】3330の技を持つ男
このデッキの価格は3330円!(2021/11/23時点)アドバンスでこのお値段です。……はい、この企画が大好きな皆さんはリストを見て言いたいことがあると思います。
「カズキさんの緑零ダンガンオーとキリフダッシュ4持ち8枚パッケージがだだ被りじゃねーか!!!」
いや違うんですよ!デッキのネタ考えてレシピ完成した時点ではあの記事は上がってなかったんですよ!
一応ライター同士で話し合ったりはしてるので急遽カズキさんにDMして確認したところ、快く被りOKを貰いました。
さすがですカズキさん!心が広い!イケメン!高身長!高収入!素敵!こんくらい言っとけばええやろ
気を取り直して、ここからは採用カードを大まかにキーカード、メインデッキ、超GRゾーンに分類してそれぞれのデッキでの役割を解説していきます。今回もキャプション芸は一旦封印
【個別カード解説】大丈夫、俺「ラムダ」だから。
キーカード
《超電磁コスモ・セブ Λ》
【 進化クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / エイリアン / 文明 水 / パワー7000 / コスト5
進化-自分の火または自然のクリーチャー1体の上に置く。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、カードを3枚引く。
W・ブレイカー
自分のターンのはじめに、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの下に置いてもよい。
50円
攻撃時のメテオバーンで3枚ドローする、往年の名カードにして今回のキーカード。
キリフダッシュギミックと組み合わせることで進化元の確保・攻撃をはじめつつのマナブースト・自身の踏み倒しを手に入れ、現代に熱く蘇りました。
もう1枚のキーカード《ソウルフル・ズキンヘッド》との相性ももちろん最高ですが、《熊四駆 ベアシガラ》《ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ》のキリフダッシュ4持ちが進化元を増やしつつラムダを探せる優秀なサポートになっています。
できるだけ《ソウルフル・ズキンヘッド》の踏み倒し進化速攻を狙いたいところですが、普通に2マナのマナブーストクリーチャーから進化しても1打点増えて3ドローできるラムダの強みに変わりはありません。
出せるチャンスは逃さずに!
《ソウルフル・ズキンヘッド》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー6000 / コスト7
■キリフダッシュ [nn05](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn05]支払って召喚してもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
50円
除去と踏み倒しを同時に行う隠れた優秀キリフダッシュクリーチャー。
デッキコンセプトでも紹介しましたが、なぜか踏み倒し先に「ジョーカーズ」とも「進化でない」とも書いてありません。
いろいろ悪用できそうなのに全然名前を聞かないのが不思議……
相手の大型クリーチャーを除去するほど踏み倒せる範囲が広がるので、追い込まれた状況からの大逆転も狙えるカード。
あくまで登場時能力でありキリフダッシュとは独立しているため、大型クリーチャーが並んだところで自身が連鎖して一気に盤面をひっくり返すこともあります。
《超電磁コスモ・セブ Λ》以外では、《無限剣 リオンザッシュ》を踏み倒して一気に打点を揃えることを狙っていきましょう。
メインデッキ
《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》
【 ツインパクトカード 】
種族 ドリームメイト / ハンター / 文明 火/自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)
【呪文】
カード名:「我が力、しかと見よ!」
文明:火
コスト:9マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、カードを1枚引く。
200円
手札を減らさずマナブースト(するかも)、盤面に残る2マナクリーチャー面をもつツインパクトカード。
ガチンコ・ジャッジに勝つことがマナブーストの条件になっていますが、自身がツインパクトカードとして9コストの呪文面を持つため、ガチンコ勝率を下げることなく序盤のブースト枠になることができます。
高火力除去を放つ呪文面も頼りになりますね。
4マナキリフダッシュとの相性は最高の一言!バンビシ側はキリフダッシュ発動元になり、キリフダッシュ側はデッキ内でのコスト平均を引き上げてくれます。
《シビレアシダケ/インビンシブル・パワー》
【 ツインパクトカード 】
種族 バルーン・マッシュルーム / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚マナゾーンに置いてもよい。
【呪文】
カード名:インビンシブル・パワー
文明:自然
コスト:13マナ
■このターン、自分のクリーチャーすべてのパワーを+8000し、「T・ブレイカー」を与える。(「T・ブレイカー」を持つクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
50円
手札を減らしますがマナブーストし盤面に残る2マナクリーチャー面を持つツインパクトカード。
《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》を採用したことから、もう1枠の2マナブーストクリーチャー枠として呪文面が超高コストであるツインパクトカードを採用しました。
このデッキにおいては呪文面を発動することはほぼないでしょう。
《熊四駆 ベアシガラ》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー8000 / コスト7
■キリフダッシュ [nn04] (自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn04] 支払って召喚してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
75円
4マナでキリフダッシュによって登場するクリーチャーその1。
2マナブーストとマナ回収により《ソウルフル・ズキンヘッド》と《超電磁コスモ・セブ Λ》を手札とマナに揃えたり、2→4→6の流れで《無限剣 リオンザッシュ》に繋げたりと大活躍のカードです。
積極的に攻めることがアドバンテージに繋がる【ラムダビート】にぴったり!
《ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー10000 / コスト7
<キリフダッシュ>[自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[自然(4)]支払って召喚してもよい)
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。
50円
4マナでキリフダッシュによって登場するクリーチャーその2。
《熊四駆 ベアシガラ》の5枚目以降としての採用ですが、そちらと違ってブースト・手札補充が登場時能力でなくバトル勝利時効果となっています。
相手クリーチャーがいないと発揮できない点では劣りますが、盤面処理能力と「効果の再発動が狙える」ことで差別化されているカードですね。
後程《救世主ウマシカ》の解説でも説明しますが、「効果によるバトルで勝利したときも誘発する」ことは忘れずに!
《無限剣 リオンザッシュ》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 火 / パワー7000 / コスト6
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。
■このクリーチャーが攻撃する時、このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
50円
自身がスピードアタッカーかつW・ブレイカーであり、GRクリーチャーを呼び出しスピードアタッカー化できるフィニッシャー。
超GRゾーンから出てくるマナドライブ持ちGRクリーチャーで盤面に触れることで、ブロッカー突破と分割3打点を実現できるのはとても優秀です。
GRを絡めた1枚での打点形成能力なら《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》にも負けないカードなのにこの値段、構築済み収録カードの宿命なのか……!
《救世主ウマシカ》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー4000 / コスト7
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■J・O・E 3 (このクリーチャーを、コストを3少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選び、その2体をバトルさせる。
50円
J・O・Eによりコスト軽減が可能な、登場時能力で敵・味方クリーチャーを強制バトルさせるS・トリガークリーチャー。
ガチンコ・ジャッジ勝率のためにできるだけ高コストで固めたいこのデッキにおいて、4マナで手打ちできる除去カードとしての性能を持ちつつ7コスト換算できるとてもありがたいカードです。まさに救世主……
自身でなく味方のクリーチャーをバトルさせることができるので、《ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ》の高パワーを活かしつつバトル勝利時効果を誘発、J・O・Eによるドローも合わせて盤面・手札・マナで一気にアドバンテージをもぎ取ることも!
《ツルーマン将軍》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / パワー5000 / コスト7
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■キリフダッシュ [ff03](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[ff03]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
50円
キリフダッシュにより3マナ召喚が可能な、登場時能力で敵クリーチャーと強制バトルできるS・トリガークリーチャー。
おおむね《救世主ウマシカ》の5枚目以降としての採用です。
キリフダッシュ持ちのため《超電磁コスモ・セブ Λ》との相性はこちらのほうが上なのですが、4マナキリフダッシュクリーチャーの高パワーを活かせるウマシカを今回は優先しました。
《「青空の大波」》
【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / チーム銀河 / 文明 水 / パワー2000 / コスト6
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ギャラクシールド [ww04](このカードを使うコストの代わりに、 [ww04]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
50円
ギャラクシールドによるシールド化&コスト軽減が可能な、登場時能力で敵クリーチャーをバウンスするS・トリガークリーチャー。
《救世主ウマシカ》《ツルーマン将軍》と同様に手打ちもできるトリガークリーチャーとしての採用ですが、こちらには枚数がギリギリの水文明マナを確保する役割もあります。
《エイエイオー》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / スペシャルズ / 文明 水 / パワー2000 / コスト9
■S・トリガー
■連鎖(このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードが、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーなら、バトルゾーンに出してもよい)
50円
登場時能力でデッキトップから自身のコスト以下のクリーチャーを踏み倒すS・トリガークリーチャー。
自身を除いたデッキ内のクリーチャーはすべて8コスト以下であるため、ほぼ確実に踏み倒しが成功!
9コストとガチンコ・ジャッジ勝率を引き上げるカードでありつつ、優秀な防御トリガーとしての役割を持ちます。
他の除去持ちS・トリガーだけでなく、《ソウルフル・ズキンヘッド》、捲れるGRクリーチャーによっては《無限剣 リオンザッシュ》も当たりと言えるためランダム要素は強いですがなかなか侮れない防御力を発揮することも!
トリガーで登場した返しのターンには一気に打点が増えるため、カウンターで殴りきることも容易でしょう。
メインデッキの最後のパーツとして、高コスト水文明トリガークリーチャーを探してこのカードを発見したときはピタッ!とはまるカードの発見に小躍りしました。
安価構築、調べるほど楽しいカードがたくさん出てくる……奥が深い……!
超GRゾーン
《オコ・ラッタ》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ5(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で水文明があれば、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
55円
水のマナドライブ5によりバウンスを行うGRクリーチャー。
《無限剣 リオンザッシュ》の召喚時には6マナ存在するので、このクリーチャーにかぎらず全てのマナドライブは枚数条件を満たします。
攻めではブロッカー除去、《エイエイオー》を絡めた守りでも確定除去としてピンチを凌いでくれるでしょう。
《シェイク・シャーク》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水 / パワー2000 / コスト3
■マナドライブ2(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが2枚以上で水文明があれば、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
水のマナドライブ2により攻撃ブロック封じを付与するGRクリーチャー。
《オコ・ラッタ》と比べて、こちらはスター進化クリーチャーを除去せずに止められることが強みです。
《我我我ガイアール・ブランド》を止めることも!?
《甲殻 TS-10》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ 3 (水):自分のマナゾーンのカードが3枚以上で水文明があれば、このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
水のマナドライブ3によりブロッカー化するGRクリーチャー。
元からブロッカーであるGRクリーチャーと違い攻撃可能なので、攻撃時に捲れて打点換算できなくなる事故を防ぐために採用されました。
《メカドクターGr.》
【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー3000 / コスト3
■マナドライブ3(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが3枚以上でジョーカーズがあれば、そのターン、自分のジョーカーズ1体はシールドをさらに1つブレイクする。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
ジョーカーズのマナドライブ5によりブレイク数アップを付与するGRクリーチャー。
超GRゾーン12枚中この2枚だけが防御時に何もしないカードですが、《無限剣 リオンザッシュ》1枚から分割4打点を一気に叩き出せる突破力はどうしてもほしかった……!
《エイエイオー》→《無限剣 リオンザッシュ》からこのカードが捲れてしまったら笑って誤魔化してください
《Mt.富士山ックスMAX》
【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 火 / パワー3000 / コスト4
■マナドライブ4(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが4枚以上でジョーカーズがあれば、相手は自身の一番パワーが小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。
50円
ジョーカーズのマナドライブ4により選ばない除去を行うGRクリーチャー。
このデッキで唯一ジャストダイバーに対抗できる可能性のあるカードです。
GR召喚のタイミング的にあまりないことですが一応《超電磁コスモ・セブ Λ》の進化元にもなれます。
《バイナラシャッター》
【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト4
■マナドライブ6(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上でジョーカーズがあれば、相手のコスト7以下のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
ジョーカーズのマナドライブ6によりデッキボトム送りを行うGRクリーチャー。
デッキボトム送りは破壊時効果も使えず再召喚も難しい、デュエマにおいて最高クラスの除去!その性能はこのデッキのGRクリーチャー内でもピカイチです。
《オコ・ラッタ》と合わせて確定除去持ちのGRクリーチャーが4枚、攻防で活躍するマナドライブを発揮させるためにもマナゾーンの管理はきっちりと行いましょう。
【デッキの回し方】デッキの使い方、わかってきましたよ!
1:ブーストクリーチャーからのキリフダッシュ!序盤からペースを握れ!
ここからは実際のプレイングについて、大きく3段階に分けて解説していきます。このデッキの序盤はマナブーストと手札調整!
合計8枚採用された2マナのマナブーストクリーチャーから……
攻撃してキリフダッシュ!マナと手札を整えつつクリーチャーを展開!
強力な2→4の流れで一気にペースを握りましょう。それぞれのマナ回収・ドロー効果で次の攻め手を確保するのを忘れずに!
2:流れに乗ったまま連続展開!最速4ターンキルを目指そう!
4ターン目、順調に動いていれば6マナが確保され、相手のシールドは残り4枚。ここで一気に勝ちきるための必勝パターンが二つ!
まず一つ目、3ターン目にキリフダッシュで出したW・ブレイカーでシールドを割ってからの《ソウルフル・ズキンヘッド》!
その効果により自身を進化元に《超電磁コスモ・セブ Λ》を進化!
そのまま進化速攻でシールドを削りきり、2マナクリーチャーでトドメ!
たとえ耐えられてもラムダのドローで後続を確保しているので、そのまま押しきっていきましょう!
もう一つは2→4→6の流れにそって《無限剣 リオンザッシュ》で一気に打点を形成!
各種マナドライブ持ちGRクリーチャーでブロッカーを無力化しつつ自身のW・ブレイカー+GRクリーチャーで分割3打点をいきなり叩きこんで勝利をもきとりましょう!
3:盤面の除去もきっちりと、優秀なトリガーでカウンターも!
4ターンキルを阻害する相手のクリーチャーはきっちりと除去!3~4マナで動きやすいカードを揃えています。
これらはS・トリガーでもあるため、こちらより速いデッキへのカウンターにもなります。
《エイエイオー》がトリガーしたら大チャンス!祈りをこめてデッキトップから逆転の1枚を叩きつけろ!
トリガークリーチャーをそのまま《ソウルフル・ズキンヘッド》のキリフダッシュ元にして、攻めこんできた相手クリーチャーを利用してやりましょう!
【デッキの改造案】金のマスター合体モモキング2パンアタック
《勝熱英雄 モモキング》
【 クリーチャー 】
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー12000 / コスト8
■キリフダッシュ [fn06](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn06] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
300円
このデッキのカスタマイズとしては、《無限剣 リオンザッシュ》にかわる6マナフィニッシャーとして《勝熱英雄 モモキング》もオススメです。
8コストなのでガチンコ勝率もアップ!
《エイエイオー》で相手ターン中に捲れたときの防御力はリオンザッシュに劣りますが、《超電磁コスモ・セブ Λ》のアタックトリガーで引いてそのままキリフダッシュ、一気に勝負を決める連続攻撃ができる破壊力は驚異的!
リオンザッシュと入れ換えた場合、デッキをオリジナル対応にすることもできますね。リオンザッシュ+超GRよりもモモキングのほうが高いからアドバンスよりオリジナルの方が高くなるのか……
《松苔ラックス》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 水 / パワー3000 / コスト8
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
85円
「S・トリガー」持ちクリーチャーの中で、手打ちして出すという事は犠牲になりますが《松苔ラックス》が良さげですね。
ブロッカーと攻撃封じにより1枚で2体を止める防御性能も目を見張るものがありますが、「水のジョーカーズ」なのでこのデッキのマナドライブを全て有効化することができるのが偉いですね。
手打ちはほぼできないので引いたらマナ埋め筆頭ですし……
【おわりに】安価になる
以上ここまで、【青赤緑キリフダッシュラムダ】の紹介でした!
往年の名デッキをリメイクしたこのデッキ、気持ちよく攻めることができカウンター性能も中々の物を持つ楽しいビートダウンが構築できました!
【ラムダビート】に思い入れのあるデュエリストの皆様!令和の時代にもう一度ラムダと駆け抜けてみませんか!?
これからデュエマを始める方も、ビートダウンの喜びを知りましょう!
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「ボセパ・ゼビビン・ラムダ!?」等、記事の感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でどんどんツイートしてください!
デュエマの記事についてツイートしたのに遊戯王のモンスターをアイコンにしてる人からお礼や返信がくるかも!?
次回の格安デュエマ研究所は……えっ!?所長が新しいワンショットデッキを!?
大人気のこの企画、これからもどんどん面白いデッキが紹介されていくぞ!次回をお楽しみに!
それではみなさんありがとうございました。次回もまたガチまとめでお会いしましょう!