格安デュエマ研究所!
今回のデッキは、こんな人にオススメだ!
このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●今年デュエマを始めた! ●∞ブレイカーを叩き込みたい! ●《 母なる大地 》の使い心地を思い出したい!(?) |
モンガモンガ(あれ?この導入はデュべり部では……?)
フンガフンガ(今は土曜20時じゃないよ?)
格安デュエマ研究所は今回が年内ラストだからね!
特別編として、2022年を総括するデッキを組んでいこうかな~と
モゲー……(うまくいくのかなあ……)
というわけで今回は僕・ばにら所長と
フガーフガー(ベアデッド・ドラゴンのコテツでお送りします)
目次
格安デュエマ研究所とは?
『格安デュエマ研究所』は、デュエル・マスターズの安くて楽しいデッキを構築・紹介していく企画だよ
「格安」の基準は人それぞれだけど、このシリーズでは「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」と設定しているぞ
※シングル価格は、執筆時点(2022/12/25)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算
モガーモガー(既に持っているカードや傷アリカードを使えば、もっと安く済ませることもできるね)
あと毎度のお話だけど、安いデッキは高額デッキの代用品や劣化版ではない !
独自の強さや面白さを持つデッキを研究・紹介していくぞ!
今年を総括!デッキのコンセプト
それじゃさっそく、2022年を振り返るデッキを組んでいこう!
フガーフガー(2022年のデュエマっていうと……『ジョー編の完結』『ウィン編のスタート』が大きなトピックだね)
それから、年間を通して新カードタイプ・タマシードがプッシュされたのもポイントだね!
というわけで、まずは2022年のカードを駆使した防御ギミックを組み立ててみたぞ!
①守りで今年を総括!
防御に使うのは《粋歌のギフト》!
モガーモガー(いきなり胡乱の極みみたいなカード来たな)
《粋歌のギフト》
【 タマシード 】
文明 水 / コスト2
■このタマシードが出た時、相手のコスト6以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのタマシードを破壊してもよい)
50円
最新弾に収録された、まさにウィン編を象徴するカードだね!
フンガフンガフンガ!(嘘をつくな嘘を!!!)
ここにジョー編ファイナルを象徴するカードを追加!
《「亜堕無」-鬼MAX》
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 アダムユニット / デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 水 / パワー7000 / コスト5
■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがタップした時、バトルゾーンにある相手の、アンタップしているクリーチャー1体またはアンタップしているタマシードを1枚、持ち主の手札に戻す。その後、その戻したカードよりコストが小さいタマシードを1枚、自分の墓地から出す。
190円
モガー……(こっちはまぁ、一応ボスキャラの一角だし嘘ではない……のかなぁ……)
S-MAX進化自体が、王来MAXの目玉ギミックの一つだしね
そして、この2枚を組み合わせることで一風変わった防御ギミックが!
シールド・セイバーした《粋歌のギフト》を《「亜堕無」-鬼MAX》で何度も釣り上げることで延命できるぞ!
モゲ……(じ、地味……)
あくまで延命手段なので
ただ、《「亜堕無」-鬼MAX》がバトルに負けそうなときに、蘇生した《粋歌のギフト》でバトル相手をバウンスできるのは結構面白い動きだよ
フガフガ(鬼S-MAX進化の「他のカード3枚を身代わりに」って置換効果もあるから、見た目よりタフそうではあるね)
②攻めで今年を総括!
2022年といえば、強力な構築済みデッキが数多く発売されたことも見逃せないよ!
フガーフガー(クロニクルデッキやレジェンドスーパーデッキだね!)
モガーモガー(それにスタートデッキもか)
それから、忘れちゃいけないのが開発部セレクションデッキ!
いつも5月ごろに出てた特殊パックの代わりに、コレが登場したよ
フゴフゴ(そうだそうだ、強力カードがたくさん再録されて、ゲットしやすくなったんだよね)
このあたりも踏まえて、「攻め」プランには大胆に《カツキング》を使っていくぞ!!
モ、モガモンガ!?(か、《カツキング》!?再録されたとはいえ格安で行けるの!?)
《ダイナボルト<カツキング.Star>》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 ダイナマイト・ドラゴン / アウトレイジMAX / レクスターズ / 文明 火 / パワー25000 / コスト7
■究極スター進化:進化レクスターズまたは火の進化クリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■∞ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドを好きな数ブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー25000以下のクリーチャーを2体まで破壊する。
■このカードが離れた時、コスト6以下の進化クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
85円
フガフガ(詐欺師?)
まぎれもなくカツキングでしょ!
モゲモゲ(どっちかっていうとダイナボルトだし、そもそもセレクションデッキの話どこいったの)
そう、セレクションデッキからはコイツを採用!
《ウマキン☆プロジェクト》
【 クリーチャー 】
種族 トリックス / サイバー・コマンド / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー0000+ / コスト4
■バズレンダ [cc02](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で [cc02]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、その{OL} 能力を1回と、追加で [cc02]支払った回数、使う)
{OL}自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚をタップしてマナゾーンに置く。
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
210円
モゲーモゲー(あ~、《ウマキン☆プロジェクト》はセレクションデッキで入手しやすくなったカードだね)
《ウマキン☆プロジェクト》で手札とマナを整え、《ダイナボルト<カツキング.Star>》に繋げるぞ!
フガーフガー(繋がるの?)
そこで2022年のもう一つの製品!『デュエキングMAX2022』が登場だ!
新規カードも強力なセットだったけど『神歌繚乱』のカードが数多く再録されたのも嬉しいところ!
《蒼狼の大王 イザナギテラス》
【 クリーチャー 】
種族 ナイト / オリジン / ポセイディア・ドラゴン / 文明 水 / パワー3000 / コスト4
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。
その中から1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
その後、コスト3以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
150円
『神歌繚乱』に収録されてた、《イザナギテラス》と《母なる星域》の組み合わせって、S-MAX進化と相性が良いんだよね
フンガフンガフンガ!(ここまで引っ張ってまた《母なる星域》に頼るの!?)
こいつらの力を借りて、S-MAX進化から《ダイナボルト<カツキング.Star>》を究極スター進化!
S-MAXの力で∞ブレイカー!それがこのデッキ、マックスブレイカー!!
モンゲモンゲ(ミニ四駆?)
ジョー達の旅は涙と道連れ!
デッキレシピ
というわけで、今回のデッキがこれだ!
合計金額は4,920円(2022/12/25時点)!
フガーフガー(ギリギリセーフ……!)
とはいえ、スーパーレアが多い割には安く済んでるかな……?
モガーモガー(最近のカードが多いから、パック買ってる人はもっと安く済むかもね)
2022年振り返り!個別カード解説
じゃあデッキを見ながら、2022年を振り返っていこう!
フンガフンガ(改めて意味わかんねえこと言ってんな)
王来MAXの使者!スター進化&S-MAX進化
まずは王来MAXの振り返り!特殊な進化クリーチャーたちだ!
モガーモガー(ゴッド・オブ・アビスには進化クリーチャーいないから、なおさら特徴的だね)
《ダイナボルト<カツキング.Star>》4枚
【 スター進化クリーチャー 】
種族 ダイナマイト・ドラゴン / アウトレイジMAX / レクスターズ / 文明 火 / パワー25000 / コスト7
■究極スター進化:進化レクスターズまたは火の進化クリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■∞ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドを好きな数ブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー25000以下のクリーチャーを2体まで破壊する。
■このカードが離れた時、コスト6以下の進化クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
85円
王来MAX最終弾『切札!マスターCRYMAX!!』収録。
「進化レクスターズから進化」というめんどくさい条件を、S-MAX進化を使うことでクリアするぞ。
後述するけれど、アタック中の状態で出すことも多い。そうなった場合は「攻撃する時」効果は使えないことには注意しよう。
《「亜堕無」-鬼MAX》3枚
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 アダムユニット / デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 水 / パワー7000 / コスト5
■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがタップした時、バトルゾーンにある相手の、アンタップしているクリーチャー1体またはアンタップしているタマシードを1枚、持ち主の手札に戻す。その後、その戻したカードよりコストが小さいタマシードを1枚、自分の墓地から出す。
190円
王来MAX最終弾『切札!マスターCRYMAX!!』収録。
前述の通り、タマシードを絡めた妙な防御ギミックが主な役目だ。
鬼S-MAX進化は通常のS-MAX進化と違って、同名カードを捨てることができないので4枚採用は控えている。
また、テキストからは分かりにくいけれど、鬼S-MAX進化で身代わりにできる「表向きのカード3枚」はバトルゾーンのみ(参照)。
マナゾーンのカードや、何らかの効果で表向きとなったシールドは身代わりに使えない。覚えておこう。
《EVE-鬼MAX》 2枚
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 イブユニット / デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 火 / パワー9000 / コスト5
■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが相手を攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、相手のクリーチャーではないカードを1枚破壊してもよい。
330円
王来MAX最終弾『切札!マスターCRYMAX!!』収録。
《「亜堕無」-鬼MAX》より能動的に盤面を取りに行くのが仕事となるぞ。
強制バトルのためには楯を殴る必要があるので、ちょっとリスキーではある……のだけれど、バトル勝利時のカード除去が強力!
強制バトルで取り巻きを破壊すれば、ACEのクリーチャー化を解除して破壊できるぞ!
めちゃくちゃ気持ち良い動きなので、ぜひ実績解除を目指してみてほしい!
《Code:-MAX》4枚
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 ドラゴン・コード / トリックス / レクスターズ / 文明 水 / パワー7000 / コスト6
■S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《Code:-MAX》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す。)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札からコストを支払わずに、コスト4以下のタマシードを1枚使うか、コスト4以下の呪文を1枚唱えてもよい。
130円
王来MAX第1弾『鬼ヤバ逆襲S-MAX!!』収録。
このデッキ唯一の、鬼ではないS-MAX進化だ。同名カードを重ね引きする意味があることからも、こちらは4枚。
自身のアタックトリガーで《母なる星域》を唱え《ダイナボルト<カツキング.Star>》に究極進化するのが主な役目となるぞ。
ゴッド・オブ・アビス、新たなるタマシード!
2022年の下半期は、待望の新シリーズがスタート!
フガーフガー(新主人公であるアビスロイヤルと、進化元ではないタマシードの登場が目玉だね)
《粋歌のギフト》2枚
【 タマシード 】
文明 水 / コスト2
■このタマシードが出た時、相手のコスト6以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのタマシードを破壊してもよい)
50円
ゴッド・オブ・アビス第2弾『轟炎の竜皇』収録。
《「亜堕無」-鬼MAX》とのコンビネーションは先述した通り。
《粋歌のギフト》に限らず、墓地に送りやすいタマシードは《「亜堕無」-鬼MAX》を強化してくれるので、今後のカードプールにも注目だ。
……「死ににくい進化元」として登場したタマシードがこういう使い方されるの、登場からわずか1年で大変化だね……
《狩猟のギフト》2枚
【 タマシード 】
文明 自然 / コスト2
■このタマシードが出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのタマシードを破壊してもよい)
50円
ゴッド・オブ・アビス第2弾『轟炎の竜皇』収録。
シールドをかばえる《シビレアシダケ》。
このデッキでは、どうせ各種進化クリーチャーはマナに置いておきたい――ということで採用。
盤面にこそ触れないものの、シールド・セイバーを《「亜堕無」》で使い回す動きももちろん可能だ。
また、《Code:-MAX》の出た時効果で引き当てた《ダイナボルト<カツキング.Star>》をマナに変換するという役割もある。
《母なる星域》で引っ張り出すためには、引いた《ダイナボルト<カツキング.Star>》をマナに埋める必要があるからね。
嬉しい再録!セレクションデッキ&デュエキング
モンガモンガ!(待って!GoA編の総括ってあれで終わりなの!?)
2022年は、特殊商品やトレジャーでの再録も充実していたね!
フンガー!(スルーすんじゃねえ!!)
《蒼狼の大王 イザナギテラス》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ナイト / オリジン / ポセイディア・ドラゴン / 文明 水 / パワー3000 / コスト4
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。
その中から1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
その後、コスト3以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
150円
『黄金戦略!!デュエキングMAX2022』収録。
そもそもあらゆるスペックが強力であり、ここで入手しやすくなったのは嬉しい限り。《スペース・クロウラー》を使っていた古代デュエマ文明の民としては隔世の感があるぞ。
最速で動けば、2ターン目のマナ加速から《イザナギテラス》、《母なる星域》で5マナの鬼S-MAX進化……と繋ぐことが可能だ。
ただし、5マナ鬼S-MAX進化は盤面を抑えることこそ得意だけれど、詰めには向かない。
手札や相手の展開と相談しながら、《イザナギテラス》の着地タイミングを見極めよう。
《ウマキン☆プロジェクト》4枚
【 クリーチャー 】
種族 トリックス / サイバー・コマンド / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー0000+ / コスト4
■バズレンダ [cc02](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で [cc02]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、その{OL} 能力を1回と、追加で [cc02]支払った回数、使う)
{OL}自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚をタップしてマナゾーンに置く。
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
210円
開発部セレクションデッキ『火水覇道』収録。
『火水覇道』という名前ながら、自然を含むコイツや《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》が入ってるあたり、値上がってるカードを収録できるようギリギリまで調整していた感が伺えるね。いいぞもっとやれ。
役割としては2→4→6ラインを整えること。
コイツで手札に《母なる星域》を確保しつつ、6マナの《Code:-MAX》に繋げるのが必勝パターンの一つだ!
……にしても、《ウマキン》《イザナギ》を4枚ずつ入れたデッキを格安として紹介できる日が来るとはなぁ……
《Disノメノン》3枚
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / ディスタス / 文明 水/火/自然 / パワー5000 / コスト3
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。
70円
開発部セレクションデッキ『火水覇道』収録。
これまたセレクションデッキの収録とメタゲームの変遷で、一気にお手頃価格になってくれたパワーカード。有り難いね……
低マナ域のカードが貧弱だったことから採用。もちろん色マナとしても優秀だ。
また、特筆すべきは《EVE-鬼MAX》とのシナジー。
《Disノメノン》の「勝ったとき」効果で3→5の流れを作れば《EVE》に繋がるし、《EVE》の強制バトルで「勝ったとき」効果を使う機会が増やせる。
もちろん、シナジーを抜きにしてもメタクリを処理する露払いとしても頼もしい。
王来篇、完結!パラレル・マスターズほか
あと、ずいぶん昔のように思えるけど王来篇のトリとなる特殊セット『パラレル・マスターズ』も2022年の発売だよ!
モゲー(ああ、今年の最初の製品はこれだったんだ)
そう考えると今年、王来篇・王来MAX・GoAと、3つのシリーズが存在する不思議な1年だったんだね
《未来設計図》2枚
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から6枚を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
100円
『パラレル・マスターズ』収録。
どうしても引きが偏ると脆いデッキなので、掘れる枚数の多いコレをサポートとして投入した。
とはいえ、あくまで補助は補助。2マナ域は渋滞気味なので、採用枚数も控えめとしている。
2マナ域のマナ加速を邪魔しない《ガガガン・ジョーカーズ》と差し替えるのもアリ。今回は6枚掘れる点を優先したぞ。
《霞み妖精ジャスミン》4枚
【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
50円
フンガフンガ!(待って!《霞み妖精ジャスミン》は2022年に収録されてないでしょ!?)
2022年10月から11月にかけて受注された、デュエマプレイス・コラボデッキに入ってるよ!
モガー!(詭弁だろ!!)
あとほら、『パラレル・マスターズ』が2022年である以上、王来篇のカードはセーフってことで……
フンガフンガ(王来篇の《霞み妖精ジャスミン》、トレジャーでしょ)
何はともあれ、クリーチャーでもあるマナ加速として採用。
《母なる星域》の弾にするため、自壊させないパターンもまぁまぁあるぞ。
ブーストしても場に残る《桜風妖精ステップル》でも良かったんだけど、向こうは破壊されたときのデメリットが重かったので今回は《ジャスミン》。
《幻緑の双月/母なる星域》4枚
【 ツインパクトカード 】
種族 ビーストフォーク / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。
【呪文】
カード名:母なる星域
文明:自然
コスト:3マナ
■自分の進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。
120円
2022年のカードじゃないけど、王来篇の期間で2回も再録されたので「王来篇は2022年」理論でひとつ。
ガバガバジャン(ガバガバじゃん)
S-MAX進化クリーチャーを引っ張り出して、さらに《ダイナボルト<カツキング.Star>》への究極進化を狙うキーカードだ。
ちなみに6マナ以上ある状態だと、
- 《蒼狼の大王 イザナギテラス》出た時効果で《母なる星域》
- →《Code:-MAX》にチェンジ、アタックトリガーで《母なる星域》
- →《ダイナボルト<カツキング.Star>》に究極進化!
……とゴリ押して一気に詰めに行けるぞ。
(※2回目の《星域》で引っ込めるクリーチャーが必要)
クリーチャー面《幻緑の双月》も、2→4の流れを作る助けになる。特に、初手に複数あった場合は1枚を《幻緑の双月》として使ってしまうのもアリだ。
《幻緑の双月/母なる星域》の下半分 2枚
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト3
バトルゾーンにある自分の、進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうした場合、自分のマナゾーンにあるカードの枚数と同じかそれ以下のコストを持つ進化クリーチャーを自分のマナゾーンから1体選び、バトルゾーンに出す。
50円
《母なる星域》が4枚じゃ足りなくて困っていたところ、なぜか下半分だけカード化されていたので採用。
実質王来篇のカードだからセーフセーフ!
念のために付記しておくと「味方をマナ送り」→「その時点でのマナ数以下のクリーチャーを出す」。
たとえば、4マナあるときに使うと「味方をマナに送った時点で5マナ」=5マナクリーチャーを出すことができる。
《母なる大地》系を初めて使う人は見落としがちなポイントなので、覚えておこう!
デッキの回し方
主要なギミックはだいたい紹介しちゃったんだけど、回し方を改めて整理しておこうか
フンガフンガ(基本は2→4→6の動きだったね)
①序盤の動きとマナ置き
何はなくとも2ターン目にはマナ加速。4マナクリーチャーに繋ごう。
2ターン目の最優先は《霞み妖精ジャスミン》。《「亜堕無」-鬼MAX》が出せそうなら《首領のギフト》もアリだ。
また、すべての進化カードは《母なる星域》で引っ張り出す前提なので、見かけたら片っ端からマナに埋めよう。
序盤を任せたいカードとしては《Disノメノン》もあるけれど、こちらはムリに狙わないのがオススメ。
1ターン目のマナチャージか《首領のギフト》系の効果で埋めて、マナの色を安定させておこう。
②切り札が揃うまで耐えろ
4マナで最優先すべきは《ウマキン☆プロジェクト》、次いで《蒼狼の大王 イザナギテラス》。
《ウマキン》が出せれば、次ターンに6マナに到達。《Code:-MAX》から《母なる星域》で《ダイナボルト<カツキング.Star>》という黄金プランが組み立てられるぞ。
《ウマキン》不在のときは、《「亜堕無」-鬼MAX》+シールド・セイバーの防御ギミックや《EVE-鬼MAX》の強制バトルで凌いでいこう。
③2022年の重みを載せて!マックスブレイカー!!
《母なる星域》で《ダイナボルト<カツキング.Star>》が出せる状況が作れれば、勝利は目前!
《母なる星域》自体がトリッキーな呪文であり、それを踏み倒すカードが2種存在することから、フィニッシュへの繋ぎ方も豊富だ。
- 《Code:-MAX》+何かクリーチャーがいる。アタックトリガー《母なる星域》で《ダイナボルト》
- 《「亜堕無」》か《EVE》がいて6マナ以上ある。《イザナギテラス》召喚→《母なる星域》を踏み倒して《ダイナボルト》
- 5マナある状況で《イザナギテラス》召喚、《母なる星域》踏み倒し→《Code:-MAX》を出す。浮いている2マナでマナ加速→《Code:-MAX》のアタックトリガーで《母なる星域》《ダイナボルト》
……などなど。
また、《ダイナボルト<カツキング.Star>》が単騎で突撃する以上、受け札を踏んだ場合の矛先も《ダイナボルト》に向けられる。
しかしながら《ダイナボルト》、「離れたら6マナ以下の進化獣を踏み倒し」効果によって《「亜堕無」》《EVE》《Code:-MAX》いずれかが飛び出してくる、というプレッシャーをかけられるのだ。
意外と?侮れないフィニッシャーとなっているぞ。
改造するなら
とまぁ、ここまで紹介してきたわけなんだけれど
モゲーモゲー(これ、もしかして「2022年総括」と言いつつGoA要素なくても良いのでは……?)
バレた!
総括を諦める
というわけで、鬼S-MAX進化×自壊タマシードというギミックは地味おもしろいかな~とは思いつつ、メインプランにはなり得ない。
防御ギミックを削って、メインの《ダイナボルト<カツキング.Star>》プランに寄せてみるのは大いにアリだ。
オススメは《マニフェストII世<スペル.Star>》!
《マニフェストII世<スペル.Star>》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 トリックス / ポセイディア・ドラゴン / チームウェイブ / レクスターズ / 文明 水 / パワー9000 / コスト6
<バズレンダ>[無色(2)](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で[無色(2)]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーが出た時、そのBR能力を1回と、追加で[無色(2)]支払った回数、使う)
BR-カードを1枚引く。
■スター進化:レクスターズ、または水のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札の枚数より小さいコストを持つ呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
50円
《母なる星域》を踏み倒せる6マナ進化獣として、《Code:-MAX》と二枚看板になってくれるぞ。
進化元が必要となるため、《ヘルコプ太の心絵》あたりを追加しておくと良いだろう。《Code:-MAX》や《ダイナボルト<カツキング.Star>》も探しに行けるため、デッキによく噛み合っている。
このプランを採用する場合、《マニフェストII世》の進化元として・《母なる星域》の弾として、追加のクリーチャーをデッキに組み込んでおきたい。
《マニフェストII世》の進化元となる、という条件を考えると《眼鏡妖精コモリ》《Disメイデン》《妖精 アジサイ-2》あたりだろうか。
逆に《「亜堕無」》のタマシード利用や《EVE》の強制バトルに特化してみるのも面白そうだ!
特に《EVE》については、「バトルに勝ったとき○○」系のカードやマッハファイターを一通り振り返ってみると、さまざまな発見があるはず。
個人的には、同じく「攻撃時に強制バトルを行う進化クリーチャー」として、《熱血デュエ魂 切札勝太》と組ませて何かしてみたいところだ。
……あと《イザナギテラス》+《母なる星域》パッケージと組み合わせて楽しいカードというと《超電磁 パックE》じゃないかなあ。
さいごに
そんなわけで、2022年ラストとなる格安デュエマ研究所をお送りいたしました!
フガーフガー(総括という名の詭弁が詰まってたね)
でもほら、《母なる星域》で進化獣を踏み倒すギミック自体は楽しいから!
ということで、今年の格安デュエマ研究所はこれにておしまい!
今年も1年間、読者のみなさまに支えられて、多くのデッキを紹介することができた。本当に本当にありがとう。
「組んでみたよ!」「自分なら2022年、こう振り返る!」「龍覇爆炎のカードも入れろ」などなど、コメントがあればぜひ#格安デュエマ研究所で寄せてほしい。
格安デュエマ研究所は、2023年も安くて楽しいデッキをたくさん紹介していくぞ!来年もよろしくね!
モンガモガガ~(良いお年を~)