【2024年版】ドリームメイトデッキの回し方必勝テクニック

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【2024年版】ドリームメイトデッキの回し方必勝テクニック

はじめに

どうも、ボルスズです。

普段は時事ネタを中心に社内で記事を執筆している私ですが、『ファンタジーBEST』の登場で大幅強化された【ドリームメイト】を紹介するべく、筆を執りました。

今回の新規によって5つの種族が強化されましたが、その中でも【ドリームメイト】のまとまりの良さはかなりのもの!

弊社のオリパ班の企画でも、早速CS優勝を果たしました。

発売前から弊社のカフェスペースで練り上げたデッキを紹介していきますよ!

目次

【ドリームメイト】 のコンセプト

まずはこのデッキの強み、やりたいことから紹介しましょう。

このデッキは3種類の《メイ様》を軸に展開し、物量とカウンター封じで一気に攻めきるビートダウンデッキです。

特に中心となるのが、ドラリンパックで登場した《森夢のイザナイ メイ様》。

革命チェンジ、光臨のどちらも使い勝手が良く、出力範囲がメクレイド5と被っているおかげで新規ドリームメイトたちを強く使えます。

じゃぶじゃぶの手札、もりもりのバトルゾーンで押し切りましょう。

【ドリームメイト】 サンプルリスト


今回のサンプルリストは、火文明の採用を最小限に抑えてあります。

理由は主に2つあり、

  1. 序盤の重要な動きに、火文明のマナが絡みにくい
  2. 火文明のドリームメイトに有用なものが少ない

というものが挙げられます。

今回採用されている火文明のカードはどれも踏み倒しが容易なので、基本的にはマナ色を無視して使うようにしましょう。

採用カード解説

コンセプトカード

《森夢のイザナイ メイ様》

【 クリーチャー 】
種族 オラクル / ドリームメイト / 文明 自然 / パワー2000 / コスト3

■革命チェンジ:ドリームメイト(自分のドリームメイトが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■光臨:自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていれば、自分の山札を見る。その中からコスト5以下のドリームメイトを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

このデッキにおける展開の要。いかに素早くこのカードを定着させられるかがゲームの明暗を分けます。

《お目覚めメイ様》からの革命チェンジ、2ターン目の《配膳犬のトレス》で引き込んでからの3ターン目にハイパー化のコストにして光臨条件達成など、あらゆる方法で早期に起動を目指しましょう。

主な出力先は後述する《料理長のラビシェフ》。また、《激烈元気モーニンジョー》を経由することで、手札にしかないドリームメイトを踏み倒せることも覚えておくといいでしょう。


《 龍后幻獣パティシエ・メイ様 》

【クリーチャー】
種族 ドリームメイト/ドラゴンの花嫁 /文明 光/火/自然 /コスト5/パワー6000

■スピードアタッカー
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、ドリームメイト・メクレイド5する。
■エスケープ

文明に併せた3つのキーワード能力に、メクレイド5の展開能力まで兼ね備えたハイスペックなお姫様。

その仕事は多岐にわたり、マッハファイターによる露払い、SAでの貴重な即時打点、エスケープを駆使した特攻によるメクレイド起動、おまけに革命チェンジ元になるフィニッシュ手段でもあります。

攻撃タイミングでの展開というのが《注文猫のウェイ》と相性が良く、連続攻撃を駆使した盤面展開も狙っていけるのはあまりにも便利。

《お目覚めメイ様》のエクストラウィンも狙えるので、積極的に並べていきましょう。


初動

《お目覚めメイ様》

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / ハンター / 文明 自然 / パワー1000 / コスト1

■このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンに自分のドリームメイトが7体以上あれば、自分はゲームに勝つ。そうでなければ、その攻撃を中止する。

初動であり、フィニッシャー。最速で置けると鬼神の如き2ターン光臨が可能になります。
この速度で展開できればかなり有利。このデッキの黄金ムーブと言えるでしょう。

最軽量の軽さはチェンジ元だけでなく、小型超化獣とくっつけて、ハイパー化のコストに出来るのも便利。

【ドリームメイト】は一度流れを作れば、安定して展開が可能なのでエクストラウィンもかなり現実的に狙えます。


《配膳犬のトレス》

【クリーチャー】
種族ドリームメイト/超化獣/文明自然/コスト2/パワー3000

■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、ドリームメイトを1枚手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)

―― ハイパーモード ――
パワー:6000
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■自分のシールドゾーンにあるドリームメイトすべてに「G・ストライク」を与える。

最強格の初動です。

3ルック1ピックの簡易サーチにより、《森夢のイザナイ メイ様》を引き込みに行けるほか、革命チェンジや攻撃を用いなくても安定して光臨を誘発させられます。

おまけにハイパーモード解放後はガードマンで《メイ様》の守護、G・S付与で防御力アップと至れり尽くせり。ドリームメイトのオリカと言って差し支えません。

ヘイトを買いまくるので正直G・S付与はおまけですが、序盤から終盤まで幅広く活躍してくれるでしょう。


動きの幅を広げるカード

《料理犬のヴィヤンドゥ》

【クリーチャー】
種族ドリームメイト/超化獣/自然/コスト3/パワー4000

■マッハファイター
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)

―― ハイパーモード ――
パワー:6000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがドリームメイト・クリーチャーなら、出してもよい

メタクリーチャー除去に加えて、踏み倒し能力も持った優れもの。

このデッキではタップキル戦術も現実的に組み込めるので、案外登場直後以降もハイパーモード解放による踏み倒しを狙えます。

当然、《森夢のイザナイ メイ様》の光臨誘発にも使用できますが、あちらのパワーの低さから革命チェンジ元にするのは注意が必要です。


《注文猫のウェイ》

【クリーチャー】
種族ドリームメイト/文明光/コスト4/パワー3000

■S・トリガー
■各ターンに1度、自分のクリーチャーが出た時、クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップしてもよい。

見た目以上にシナジーに富んだ防御カード。

能力の起動タイミングが「最初に出た時」ではないお陰で、攻撃時に踏み倒し能力を持ったクリーチャーとの相性は最高。

《料理犬のヴィヤンドゥ》の攻撃先を作ったり、光臨で誘発させて《森夢のイザナイ メイ様》を起こしたり、《お騒がせチューザ》を即座に寝かせたりと器用な戦略が組み込めます。


《料理長のラビシェフ》

【クリーチャー】
種族ドリームメイト/文明光/自然/コスト5/パワー5500+

■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分のドリームメイト・クリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。
■自分のドリームメイト・クリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
■自分の他のドリームメイト・クリーチャーすべてに「パワード・ブレイカー」を与え、それらのパワーを+3000する。

《飛翔龍 5000VT》キラー。

展開デッキの天敵をかわすパワー5500、3000以上の味方を守るパワーパンプ、《ヘルコプ太》形式の大量ドローと、このデッキの弱点を全て補うかのような能力構成が魅力です。さすがは料理長。

スール・ミース式のタップ能力も便利で、タップキル戦術や《 お目覚めメイ様 》の道を切り拓くのにも大活躍してくれます。

最速光臨で着地させ、2体目まで並べばかなり安泰。並べば並ぶほど強力なので、踏み倒しの第一候補と言えますね。

ガンガン並べてドローして、フィニッシャーを引き込みましょう。


《激烈元気モーニンジョー》

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト5

■S・トリガー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ドリームメイトを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

「山札からの踏み倒し」を「手札のカード射出」に変換できます。

単色であることの恩恵が大きく、手札に来ると埋めることになりがちな《 龍后幻獣パティシエ・メイ様 》を吐き出せるのが主な役割。

それ以外にも《料理長のラビシェフ》のドロー枚数を増やしたり、《料理猫のプワソン》を一足飛びで着地させたり、案外活躍は多いです。

特に光臨で出して《料理猫のプワソン》に繋ぐことで、盤面を強固にしてターンを返す……という流れは頻出するので覚えておきましょう。
あちらのブロッカー付与のお陰で、多少は受けとしても機能しますよ。


《料理猫のプワソン》

【クリーチャー】
種族ドリームメイト/文明光/コスト8/パワー9500

■シンパシー:ドリームメイト・クリーチャー(自分のドリームメイト・クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)
■進化:ドリームメイト・クリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト5以下のドリームメイトを1つ、自分の手札から出してもよい。
■自分のドリームメイト・クリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。

大体《「正義星帝」〈鬼羅.Star〉》……なのですが、デッキテーマとの噛み合いが良すぎてそれどころではありません。

上述した《激烈元気モーニンジョー》とのシナジーはもちろん、横展開が得意なのでシンパシーによる軽減は良好。4マナ域の動きが少ない部分をある程度軽減してくれます。

このカードもまた、手札の《 龍后幻獣パティシエ・メイ様 》を出せるのが便利な1枚。攻守に長けた頼れるチーフです。


フィニッシャー

《お騒がせチューザ》

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 火 / パワー2000 / コスト4

■このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
■このクリーチャーがタップされている時、誰も呪文を唱えることはできない。

「超化獣と相性良くね?w」とか言ってる与太話が現実になりました。
おいしいレストランにはネズミがつきものなので、フレーバー面のシナジーも良好です。

超化獣や《注文猫のウェイ》からいくらでも寝かせられるので、呪文主体のデッキ相手には光臨から最速着地させることも視野に入れましょう。

踏み倒し手段や持ってくる方法も多彩なことから、2枚採用としています。


《蒼き団長 ドギラゴン剣》&《時の法皇 ミラダンテXⅡ》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー13000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
■自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■T・ブレイカー
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストが合計6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。 

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。 

最強。チェンジ元は《 龍后幻獣パティシエ・メイ様 》しかいませんが、あちらはいくらでも踏み倒しが効くこと、《料理長のラビシェフ》で無理やり引き込めることから採用しています。

特に《お騒がせチューザ》+《時の法皇 ミラダンテXⅡ》が決まればほぼ勝利。

《ピザスターのアンティハムト》を不採用にしているので《蒼き団長 ドギラゴン剣》の出力が落ちていることには注意が必要です。


回し方

とにもかくにも「光臨」

革命チェンジやハイパーモードなど、あらゆる手段で《森夢のイザナイ メイ様》の光臨を狙いましょう。

定着が叶えば、安定して戦力が供給されます。ガンガン並べて、フィニッシャーにアクセスしましょう。

面倒なメタクリーチャーは早めにどかすのがポイント。
《料理犬のヴィヤンドゥ》で処理しつつ、その後のカードはタップキルでどかしていきましょう。

物量で押し切れ!

光臨が一度でも通れば、手札も盤面も基本的には思いのまま。

相手が水文明を含むデッキなら、《飛翔龍 5000VT》の影響を避けられるよう注意して展開していきましょう。

手札の質、盤面の状況と相談して、《お目覚めメイ様》《お騒がせチューザ》か、フィニッシュルートを使い分けるのがコツです。


改造するなら?

《トレジャー・マップ》

初動の安定感向上を狙うなら採用したい1枚。

今回の構築では極力多色の採用を絞っているため、1ターン目にこのカードから《配膳犬のトレス》や《森夢のイザナイ メイ様》を探しにいきましょう。

このデッキにおいて重要な、3ターン目までの光臨起動に大きく貢献できるので、前のめりにいくプランを後押ししてくれます。

《料理猫のプワソン》を拾いたい場面もそれなりに遭遇するので《ガガガン・ジョーカーズ》でもいいかも。


《球乗りコゾウくん》

メタクリーチャー除去。主に《ボン・キゴマイム》のようなマッハファイターで処理できないクリーチャーに当てます。

一応アシスターのような軽減持ちシステムクリーチャーを最速で処理することや、革命チェンジによる使い回しも可能ですが、環境を見て適宜入れ替えましょう。


《幻獣竜機ボルパンサー》

火文明の比率を上げたいときに。

脳筋パンチと全体除去のどちらも馬鹿になりません。

地味にアーマード・ドラゴンを持っているので、《蒼き団長 ドギラゴン剣》へチェンジできることも覚えておくといいでしょう。

《Treasure cruise(七福神の宝船巡り)》

火文明の比率を上げたいときに。

ギャグカードと侮るなかれ、火文明単色・光臨/メクレイド対応・複数除去と(コントロールさえ良ければ)かなり欲しいところを補ってくれます。

S・トリガー《激烈元気モーニンジョー》から出すことで受け札の換算もできるため、見た目よりかなり活躍してくれるでしょう。

トラブル回避で使用禁止になっている大会もあるため、大会ごとのハウスルールには気をつけましょう。


そもそも火文明を抜いちゃう。


デッキの安定化、メタクリーチャーの採用をはかるなら有効なアプローチです。

火文明のカードをまとまった枚数採用するのは現状難しいので、環境に合わせやすいこちらの構築もオススメ。

おまけ:《ピザスター》入れねーの?

登場以前からリースの《天災デドダム》と噂の《ピザスターのアンティハムト》ですが、今回は不採用にしています。

現行プールの【ドリームメイト】は火文明の安定供給が難しいことに加え、最速3ターン目の着地に対するリターンが少ないんですよね。

踏み倒して嬉しいのが《配膳犬のトレス》か《森夢のイザナイ メイ様》くらいで、メイ様まで繋がらない時に一気に息切れしてしまうのがネック。

基本的にはこのデッキでなく、グッドスタッフ系デッキで輝くカードだと感じました。

ただ後半は《お目覚めメイ様》を即座に殴らせたり、《蒼き団長 ドギラゴン剣》からあり得ない打点を作り出せるのは強力だったので、こちらに特化させた構築を模索するのは面白いかもしれません。

おわりに

新生【ドリームメイト】、いかがでしたか?

高い展開力とリソース確保能力の高さに加え、優秀なフィニッシュルートのお陰で、環境次第では競技シーンに顔を出すポテンシャルも秘めた種族になったと感じます。

デッキの9割が直近に再録&収録されたカードなので、比較的集めやすいデッキになっているはず。興味を持った方は、ぜひ試していただければ幸いです。


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