こんにちは!ばんちきです!
今回は、オリジナルフォーマットの【ドロマーギャラクシールド】の紹介です。
ハンデス呪文で序盤のテンポを奪い、ギャラクシールドギミックで受けを固めてコントロールしていくデッキです。
ぜひ最後までお付き合いください!
目次
【ドロマーギャラクシールド】デッキリスト
今回はこのリストを基に解説を進めていきます。
ギャラクシールド系統特有の序盤の立ち上がりの遅さを、《魔王と天使のカナシミ》,《ブレイン・タッチ》,《マインド・リセット》によるハンデスでカバーするのが狙いです。
相手の初動をつまづかせたその足で《龍素記号wD サイクルペディア》に繋げて、さらにハンデスを繰り返しながら呪文によるコントロールを進めていきます。
リソースを継続させながら除去やハンデスを仕掛けられるため、一度パターンに入ればかなり堅い立ち回りが可能なデッキです。
【ドロマーギャラクシールド】特徴
ハンデスによる妨害
手札を減らさずに使える《魔王と天使のカナシミ》《ブレイン・タッチ》の2種と、相手の初動を狙い打ちできる《マインド・リセット》を駆使することで、相手の理想ムーブを妨害できます。
多色枚数の多い【4c邪王門】にはマナセット用の単色呪文を抜くことでその後の行動を制限する動きが狙い目で、そこで生み出したマナカーブのズレを活かして《龍素記号wD サイクルペディア》の着地を間に合わせるのが理想です。
呪文連打によるコントロール
低コストメタクリーチャーや、ギャラクシールド系統の天敵である《卍 新世壊 卍》を討ち取れる《勝熱と弾丸と自由の決断》
《「絶対の楯騎士」》でのリソース補強や《「雷光の聖騎士」》での除去に繋がる《護天!銀河MAX》
これらを《龍素記号wD サイクルペディア》で使い回すことでコントロールを進めていきます。
《龍素記号wD サイクルペディア》のジャストダイバーをハンデス呪文の連打で除去を引き抜くことで後押しできるため、非常に場持ちがよくなるのもポイントです。
【ドロマーギャラクシールド】カード解説
採用カード解説
《セブ・コアクマン/マインド・リセット》
【 ツインパクトカード 】
種族 サイバーロード / エイリアン / 文明 水/闇 / パワー2000 / コスト4
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにしてもよい。その中から光と闇のカードをすべて手札に加え、残りを墓地に置く
【呪文】
カード名:マインド・リセット
文明:闇
コスト:2マナ
■相手の手札を見て、その中から呪文を1枚選び、捨てさせる。
驚異的です。
あまり使われているイメージはありませんが、今後使われる環境がくるカードだと思っています。
《邪侵入》や《キユリのASMラジオ》,《豊潤フォージュン》など、重要な初動の役割を持つ呪文を狙い打ちできるため、《マインド・リセット》が現環境にマッチしているカードです。
同時にリソース札でもあり、《セブ・コアクマン》から《セブ・コアクマン》を引っ張ってこれるため、継戦能力も高いです。
《龍素記号wD サイクルペディア》
【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / ダークロード / 文明 水/闇 / パワー5000 / コスト5
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■このクリーチャーが出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の手札から呪文を唱えた時、その呪文を自分の墓地からもう1度、コストを支払わずに唱えてもよい。この能力は各ターン1度しか使えない。
■自分の墓地から呪文を唱えた時、唱えた後で、墓地のかわりに山札の下に置く。
最近【4c邪王門】で幅を利かせているカードですが、当然の如くハンデス系統のデッキとも相性が良いです。
特に《ブレイン・タッチ》との相性が良く、3コスト2ハンデス2ドローという膨大なアドバンテージを稼ぐことができます。
常に場に残っている状況を作り出したいため、2体目を出す際に墓地にハンデス呪文が1枚は残っているように立ち回るように意識しておくのが理想です。
採用候補カード解説
《死神覇王 XENARCH》
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ダークロード / 文明 闇 / パワー6000 / コスト5
■G・ストライク
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
■自分の手札を捨てた時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、手札に戻してもよい。
対アグロ最終兵器。
《「雷光の聖騎士」》+このカード2枚で無限耐久が可能になります。
自身破壊効果のおかげで、相手の《龍素記号wD サイクルペディア》単体でのポン置きにリスクをつけられるため、思ったよりも活躍の機会があるカードです。
《ナーガの海黒環》
【 タマシード 】
種族 ナーガ / レクスターズ / 文明 水/闇 / コスト4
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、水または闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
■各ターン、はじめてカードが自分の墓地から離れた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
▶カードを1枚引く。
《龍素記号wD サイクルペディア》と組み合わせることでハンデスのスピードがグッと上がるカードです。
多色枚数が多くなりすぎるため今回は採用を見送りましたが、もっとゲームスピードが遅い環境になれば有力な採用候補として挙げられます。
【ドロマーギャラクシールド】回し方
ハンデスでテンポを取る
いかに序盤のハンデスで相手のビッグアクションをけん制できるかがこのデッキの勝負の分かれ目です。
例えば先攻3ターン目などは、あえて《ブレイン・タッチ》よりも《マインド・リセット》を優先させることで、確実に初動を抜いてマナカーブをずらしてからテンポよく《ブレイン・タッチ》を唱えてリードをキープする動きも有効です。
4ターン目までに2発程度ハンデスを打つのが理想の動きです。
ギャラクシールドギミックによるコントロール
ハンデスで序盤のテンポを奪った後は、《「絶対の楯騎士」》によるリソース補充を狙いながら、《「雷光の聖騎士」》による除去を構えてさらにリードを広げていきます。
《龍素記号wD サイクルペディア》のおかげで《護天!銀河MAX》を連打できるので、リソース補充と除去を並行しながら山札を削る動きが可能です。
山札をある程度削った後に、フィニッシュに移ります。
《神の試練》によるループフィニッシュ
フィニッシュは《神の試練》の連打によるループフィニッシュを行います。
《龍素記号wD サイクルペディア》による連打のおかげで《神の試練》一発目の追加ターン獲得は比較的容易なので、その後無限ターン獲得の手順に移行していきます。
条件:盤面に《龍素記号wD サイクルペディア》+クリーチャー1体
《ブレイン・コンチェルト》を唱えて盤面を1体捻り、墓地の《神の試練》を山札の下に送ります。
その後、《龍素記号wD サイクルペディア》で再度《ブレイン・コンチェルト》を唱えて盤面を1体捻り、ドローモードを使用することで山札に戻った《神の試練》を引き込みます。
この手順を踏むことで8マナの支払いで1ターンの追加ターンを得ることができるので、マナチャージを繰り返してマナを伸ばします。
その後、《ブレイン・コンチェルト》の2枚目と《神の試練》の2枚目を組み合わせることで無限に追加ターンを獲得し、毎ターン≪「本日のラッキーナンバー!」≫を連打しながらトリガーをケアして殴り切ります。
《♪面白き こともなき墓地を 面白く》がフィニッシュに絡んだ場合、2マナで《♪面白き こともなき墓地を 面白く》を唱えて《神の試練》を選択
《龍素記号wD サイクルペディア》で《♪面白き こともなき墓地を 面白く》を唱えなおして、墓地の《神の試練》2枚目を選択
《♪面白き こともなき墓地を 面白く》は山札の下に行き、効果によって墓地から唱える《神の試練》も《龍素記号wD サイクルペディア》によって山札の下に送られるため、無限追加ターンのループがかなり簡略化されます。
フィニッシュの手順は色々応用が利くことが多いので、先ほど紹介した基本の2つの手順を元に、追加ターンを好きなだけ獲得していただければと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか?
かなり久しぶりのギャラクシールド解説でしたが、今回はハンデスの力を借りる形となりました。
《龍素記号wD サイクルペディア》+《勝熱と弾丸と自由の決断》のおかげで、このカラーリングのデッキでもかなり【青魔導具】に対抗しやすくなったので、組めるデッキの幅も大きく広がっていると思います。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。それではまた次回の記事でお会いしましょう!