はじめに
最近ひっそりと勝っていて話題になっているデッキです。
《天災デドダム》《Disジルコン》《∞龍ゲンムエンペラー》が採用されアナカラーとなりました。
【アナカラームゲンクライム】と【オービーメイカー】のいいとこ取りのこのデッキ...
いったいどんな動きをするのでしょうか
乗り遅れないように環境の最先端に触れていきましょう！
目次
【アナカラーオービーメイカー】特徴
【アナカラオービーメイカー】は《天災デドダム》や《Disジルコン》の採用により、《キユリのASMラジオ》のバリューが上がり、3ターン《∞龍ゲンムエンペラー》の理不尽ムーブや粘り強いゲームが可能になりました。
このデッキの強みは３つあります。
１つ目は２つのプランがある点です。
通常の【オービーメイカー】と違い、《十番龍オービーメイカーPar100》だけでなく《∞龍ゲンムエンペラー》の着地両方のプランを狙うことが出来ます。
《十番龍オービーメイカーPar100》と《∞龍ゲンムエンペラー》が両方並んだ場合は返すのがほぼ無理なので相手が絶望するでしょう。
２つ目はしっかりとした理不尽ムーブがある点です。
《キユリのASMラジオ》のバリューが《天災デドダム》により上がっているので３ターン《十番龍オービーメイカーPar100》、《∞龍ゲンムエンペラー》が可能です。
どちらのクリーチャーも環境的に刺さりが良いので３ターン目に被弾した場合、ひとたまりもありません。
３つ目は《極楽鳥》です。
バトルゾーンにいればタップすることでどんな色のマナにもなることが出来ます。
これにより《天災デドダム》や《Disジルコン》を召喚しやすくしてリソースを伸ばしたり、《∞龍ゲンムエンペラー》を場に出してフィニッシュしやすくなっています。
また、飛行を持っているので飛行を持たないクリーチャーに攻撃もブロックもされないのでタップしても場に残って次のターンがくることが多いので永遠と色とマナを生んでくれるカードとなります。
【アナカラーオービーメイカー】サンプルリスト
今回は《天災デドダム》、《Disジルコン》、《極楽鳥》をフル投入したリストを紹介します。
殿堂カード３種もしっかり採用されているので理不尽ムーブや突然のkillも可能になっています。
採用カード解説
コンセプトカード
《キユリのASMラジオ》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト3以下のクリーチャーを2体まで出す。残りを好きな順番で山札の下に置く。
このデッキのスーパーエンジンです。
３ターン目に唱えることが出来れば、そのターン中に《十番龍オービーメイカーPar100》か《∞龍ゲンムエンペラー》が降臨してゲームが終わらせたり、《天災デドダム》や《Disジルコン》でリソースを稼いだりすることが可能です。
《若き大長老アプル》の能力の範囲外ですが《ガル・ラガンザーク》や《飛ベル津バサ「曲通風」》のメタ範囲内ですので入ってると思われるデッキと対面した際には注意が必要です。
《極楽鳥》
【 クリーチャー 】
種族 マナ・バード / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■飛行（このクリーチャーは、「飛行」を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない）
■このクリーチャーはシールドをブレイクできない。
■このクリーチャーを、自分のマナゾーンにあり、すべての文明を持つかのようにタップしてもよい。（この能力を、出たターンに使ってもよい）
タップすることで全ての文明のマナになることが出来るクリーチャーです。
《天災デドダム》や《Disジルコン》、《∞龍ゲンムエンペラー》を出しやすくしてくれます。
《桜風妖精ステップル》と違い好きな色のマナを用意できる点が優秀です。
また、飛行を持っているので飛行を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされないので場持ちがとてもいいです。
シールドをブレイクすることは出来ませんがプレイヤーを攻撃することは可能なのでシールドを全て割り切ったあとには打点になります。
《∞龍ゲンムエンペラー》
【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー999999999 / コスト999999999
※システムの都合上、《∞》の表記を《999999999》としております
■ムゲンクライム ４（自分のクリーチャーを４体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい）
■∞ (ルビ：インフィニティ）ブレイカー（「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる）
■ブロッカー
■コスト５以下のクリーチャーの能力とコスト５以下の呪文の効果を無視する。
環境上位の【4c邪王門】、【青魔導具】にクリティカルに刺さるカードです。
《十番龍オービーメイカーPar100》と違い手札だけでなく墓地からも場に出せるので手札の要求値を少し下げることが出来ます。
柔軟に動けるように5コスト以下のクリーチャーや呪文を中心に採用しているデッキに対して《∞龍ゲンムエンペラー》の着地は致命傷になります。
《十番龍オービーメイカーPar100》と同時に並んだ際のロック性能は凄まじく越えられるデッキはほとんど居ないでしょう。
《∞龍ゲンムエンペラー》絡みの裁定は複雑なものがあるので事前に目を通しておきましょう。
採用候補カード
《とこしえの超人》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー4000 / コスト1
■G・ストライク（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない）
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。
1コストのメタクリーチャーです。
《若き大長老アプル》と同様に幅広い範囲に刺さる踏み倒しメタを持っています。
枠的には《桜風妖精ステップル》と入れ替えて採用する形が多いでしょう。
1コストのクリーチャーは《十番龍オービーメイカーPar100》だけでなく《∞龍ゲンムエンペラー》とも相性が良いので採用するなら真っ先にこのカードが上がるでしょう。
《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか？」》
【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光/自然 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを１つ、マナゾーンに置いてもよい。
【呪文】
カード名：「お茶はいかがですか？」
文明：光
コスト：4マナ
■Ｓ・トリガー
■自分の山札の上から１枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを１つ、手札に加える。ただし、その「Ｓ・トリガー」は使えない。
純粋な2コストのブーストが少ないと感じた時に追加で採用を検討するカードです。
登場時のシールドをマナに送る能力は任意です。
忘れないようにしましょう。
《天災デドダム》や《Disジルコン》の採用で多色がかなり増えているので今回は採用を見送っています。
回し方
序盤
2ターン目は《極楽鳥》や《桜風妖精ステップル》を召喚して、次のターンの《天災デドダム》や《キユリのASMラジオ》の準備をします。
3ターン目に《キユリのASMラジオ》を唱えることができる手札の場合は《十番龍オービーメイカーPar100》、《∞龍ゲンムエンペラー》のどちらかを3ターン目もしくは4ターン目に出せるように動きます。
《キユリのASMラジオ》が唱えられない手札の場合は《天災デドダム》や《Disジルコン》を出して《十番龍オービーメイカーPar100》が出せるように《原始サンナップ》や《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》などを手札に抱えたり、《∞龍ゲンムエンペラー》を出せるように盤面を広げたり、マナの色を用意したりします。
出せない手札の場合は《∞龍ゲンムエンペラー》が出るように盤面をつくったり、《S級原始サンマッド》でkillを狙ったりします。
《十番龍オービーメイカーPar100》もしくは《∞龍ゲンムエンペラー》を場に出すことが出来れば、後はある程度盤面を作って殴ってフィニッシュを狙います。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回の記事の内容をまとめると、
| ● 最速3ターン《 ∞龍ゲンムエンペラー 》と2ターン目の《 十番龍オービーメーカーPar100 》の理不尽ムーブ搭載！ ●2つのフィニッシュプランが狙えるので柔軟 ● 《 極楽鳥 》による安定したマナ供給 |
《天災デドダム》の採用により、封印への耐性がついているのも地味ですが重要です。
《十番龍オービーメイカーPar100》の着地後に封印されるパターンが少なからずありましたからね。
《天災デドダム》、《Disジルコン》によってどんなデッキでもアナカラーになりますね。
今度はどんなデッキがアナカラーになるのでしょうか。
私は楽しみです！！(飽き飽きしてる人も多そうですけど...)
