| このデッキはこんな人におすすめ！ |
| ●2→4→6よりド派手なブーストで相手に差を付けたい！ ●圧倒的な攻撃力と防御力で盤面を制圧したい！ ●労せずして筋骨隆々になりたい ●破天九十九+九語がいつまでもカード化しないので有り物で再現しようとしている |
村民・【キャベッジ】楽しすぎ・まんじゅうです。4ターン目から相手のターンをスキップしまくれるデュエル・マスターズに心が躍りまくり、今年に入ってから毎週CS出太郎として遊び惚けています。詳しくは↑のリンク先の解説記事からどうぞ。
2023年も変わらず稼働し続ける当企画、格安デュエマ研究所。
私にとっては本年最初の格安研究、快いスタートダッシュを切るために……。
寒波などものともしない筋肉でもって、年末年始に押し寄せた脂肪の撃滅を画策していきます。
目次
はじめに：この企画のルール
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=5280円)以内」という基準に則っていきます。
もうそんなに経ったんだなあ
（シングル価格は、執筆(2023/2/4)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算）
既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能です。
本企画では口を酸っっっっっっっっっぱくして語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります。
パンプの果てに何を見る：筋肉モリモリマッチョマンの編隊
《チョモランマッチョ》。自軍全体にパワー+10000&ブレイク数+2という過剰なまでの強化を施す、希代のバッファーです。
呪文の使用と攻撃対象選択の自由を失ってしまうのは少々手痛いですが、有り余る筋肉の前では些末な問題ですね。本当か？
単純なパンプアップを上手く活かせるクリーチャーを選ぶなら、格安の範疇では《トテントン 〈ベア子.Star〉》が適任でしょう。横に《龍装者 ジスタジオ》も添えてあげれば、攻守を兼ね備えた強力なフィニッシャー足り得ます。
やりたいことは固まりましたが、問題はその実現方法。上述の3体を順繰りにプレイしていくのでは、布陣完成の前に隙を突かれてしまいそうです。
- 早々にマナを貯めつつ
- 《トテントン 〈ベア子.Star〉》着地前に忍び寄る攻め手をいなしつつ
- 上述の3体をまとめて展開できて
- ついでに《チョモランマッチョ》によるバフの恩恵もおいしく享受できそうなクリーチャー
これらのオーダーを満たすのは……。
……前回使った時から大体1年経ったからいいよねってことでひとつ。ね。
デッキレシピ：無敵のムキムキトテントン
デッキの合計価格は4710円(2023/2/4時点)でした。
カワイイカワイイね
《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》で一気にマナを伸ばしつつ、《轟破天九十九語》から《チョモランマッチョ》《トテントン 〈ベア子.Star〉》を展開するのがメインプランです。
採用カード解説
メインカード
《チョモランマッチョ》
【 NEOクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー18000 / コスト8
■NEO進化：自分のジョーカーズ・クリーチャー1体の上に置いてもよい。（クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う）
■Q・ブレイカー（このクリーチャーはシールドを4つブレイクする）
■自分は呪文を唱えられない。
■自分の他のクリーチャーは、パワーを＋10000され、シールドをさらに2つブレイクし、可能であれば毎ターン、クリーチャーを攻撃する。
50円
コンセプト。歩く《爆裂筋肉養成所》。2枚でも十分アクセスできるはずですが、更なる筋肉をお求めの紳士淑女の皆様はドンドン追加しちゃってください。
相手の盤面に攻撃したくない・バトルで勝てそうにないクリーチャーが展開された場合は、自軍を守るためにこのクリーチャーを破壊してしまうのも手です。
NEOクリーチャーであることを活かせば、疑似的なSAとして運用できる点は覚えておくと良いでしょう。
《トテントン 〈ベア子.Star〉》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 グランセクト / ドリームメイト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー8000 / コスト4
■自分のタマシードがあり、このクリーチャーが自分のシールドゾーンにあれば、このクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
■スター進化：レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。（このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる）
■W・ブレイカー（このクリーチャーはシールドを2つブレイクする）
■このクリーチャーをタップして出してもよい。
■このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーは自分を攻撃できない。
50円
コンセプト。可愛くて強い格安の星。このビジュアルに不釣り合いな筋肉を掛け合わせ、簡単には越えられない壁を築くことがこのデッキのゴールです。
条件を満たせば得られるS・トリガー能力も魅力のひとつ。序中盤の防御力を格段に引き上げてくれるので、積極的にタマシードをプレイしていくのが吉です。
《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 グランセクト / ゲリラ・コマンド / レクスターズ / 文明 自然 / パワー1000+ / コスト6
■スター進化：レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。（このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる）
■侵略：自然のコスト4以上のレクスターズ（自分の自然のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい）
■パワード・ブレイカー（このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする）
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚をマナゾーンに置いてもよい。
■このクリーチャーのパワーを、自分のマナゾーンにあるカード1枚につき+1000する。
180円
どうにかして3～4ターン目に引き込みたいカード。序盤は2→4→9のジャンプアップを目指すためのブースト手段として、終盤は除去耐性持ちの打点として頑張ってもらいます。
マナからカードをゴッソリ場に出す《轟破天九十九語》とはミスマッチな性能に見えますが、《チョモランマッチョ》が4～5打点を保証してくれるので無問題。最初から最後までキリキリ働いてもらいましょう。
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》
【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー14000 / コスト9
■マッハファイター（このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる）
■T・ブレイカー
■破天九語：このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。
【呪文】
カード名：轟破天九十九語
文明：自然
コスト：10マナ
■各プレイヤーは、すべてのクリーチャーを自身のマナゾーンからバトルゾーンに出す。これらのクリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する。（マッハファイターなどの、そのターンの間働く能力は無視されない）
140円
……そろそろ擦りすぎて怒られないか心配になってきました。前回 前々回 とは違うテイストでの活かし方なので何卒、何卒。
《チョモランマッチョ》と《トテントン 〈ベア子.Star〉》、あわよくば《龍装者 ジスタジオ》を一気に展開してガッチガチの盤面を作り出すための装置として、主に呪文面を使用します。マナを盤面に引きずり出された相手は搦め手を駆使することもできず、ただ筋肉に圧倒されるばかりとなることでしょう。
序盤に引いたらひとまずマナに逃がしておくのがベターですね。8枚搭載されているマナ回収カードを活かせば、フィニッシュムーブ前に手札に抱えるのはそう難しくないはずです。
《チョモランマッチョ》のブレイク数増加能力は、破天九語のような効果ブレイクにもしっかり影響します。破天九＋二語や破天九＋四語などをして、歯切れの悪さを抱えながら生きていきましょうね。
初動カード
《フェアリー・Re:ライフ》《ジャスミンの地版》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト2
■G・ストライク（この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない）
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
220円
【 タマシード 】
種族 スノーフェアリー / レクスターズ / 文明 自然 / コスト2
■シンカライズ：このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。
210円
このデッキの価格を引き上げている要因。どちらも入れない理由を探す方がしんどかったので、無理矢理4投しています。
持ってて損することはないので大人しく買っちゃいましょう。
どちらも初手に引き込んでいたら、優先的にプレイすべきは後者の方ですね。《トテントン 〈ベア子.Star〉》をフルスペックで活かせたり《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》の素出しプランを狙えたりと、タマシードの有無で動きやすさは随分変わります。
《スターダム・オウ禍武斗》
【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー5000 / コスト4
■マッハファイター（このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる）
■このクリーチャーが出た時、自分の山札から1枚目をマナゾーンに置く。それがレクスターズなら、手札に加えてもよい。
■シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、次の自分のターンのはじめまで、相手クリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
50円
必要不可欠な発火点。スペックの全てがこのデッキと上手く噛み合っています。
自然の4コストレクスターズかつマッハファイター持ちなので、最速3ターンで《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》を場に呼び込んでくれます。
cipの1ブーストor1ドローで《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》を拾ってこれるのが本当に偉いので、基本的には《モモスター モンキッド》より先に場に出していきましょう。
シンカパワーの攻撃誘導能力は「シンカパワーが発動した瞬間に相手の場にいたクリーチャー」にしか適用されない、という裁定は必ず覚えておきましょうね。
《モモスター モンキッド》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 自然 / パワー5000 / コスト4
■G・ストライク（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない）
■マッハファイター（このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる）
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■シンカパワー：このクリーチャーが進化する時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
55円
基本的には5枚目以降の《スターダム・オウ禍武斗》として運用します。相手の盤面にクリーチャーがいないとブーストができない点にはご注意を。
《チョモランマッチョ》の進化元になれる点は覚えておきたいですね。
《轟破天九十九語》を唱えた後の即時打点増強や意図的な《チョモランマッチョ》の自爆など、細かいところで役に立ってくれます。
《スターダム・オウ禍武斗》にも言える話なのですが、《轟破天九十九語》経由でシンカパワー持ちの上に進化クリーチャーを置いた場合、シンカパワーは発動しないという裁定はお忘れなく。発動してくれたら色々面白かったんですけどねぇ。
その他採用カード
《偽りの名 13/種族選別》
【 ツインパクトカード 】
種族 アンノウン / 文明 自然 / パワー24000 / コスト10
■ワールド・ブレイカー（このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする）
【呪文】
カード名：種族選別
文明：自然
コスト：3マナ
■自分の山札の上から3枚を表向きにし、その中から異なる種族を持つクリーチャーを好きな数選ぶ。それらを手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
70円
貴重な貴重な自然単色複数ドロー呪文。序盤の手札の質が何より重要なこのデッキでは、無類の活躍を見せてくれます。
現代のクリーチャーはなぜか種族を複数持ちがちなので、同じカードが捲れても大体回収できるのがありがたいですね。
《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》が3枚出てきても、「グランセクト」「ゲリラ・コマンド」「レクスターズ」の宣言で全て回収できるストレスフリーな裁定に感謝。
クリーチャー面は《轟破天九十九語》で進化クリーチャーの下敷きにすることがほとんどです。たま～に10コスト払って召喚すると相手がビックリしてくれますが、呪文を封じられているのでもない限りはやめておくのがベターです。
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 マスター・ハザード / グランセクト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー17000 / コスト9
■S-MAX進化：自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《バラギアラ-MAX》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す。)
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚まで、タップしてマナゾーンに置く。その後、それと同じ枚数のカードを自分のマナゾーンから手札に戻す。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、次の自分のターンのはじめまで、自分は相手のパワー6000以下のクリーチャーに攻撃されない。
65円
シンプルに強いハチャメチャカード。65円で買えちゃって良いんですか！？
2→4→9のマナカーブをそこそこの確度で実現できるこのデッキ、マナを伸ばすために枯らした手札をこのクリーチャーで即座に補充できると最高の気分になれます。要は質の良い3ドローですからねこのcip。
瞬時に自在な攻撃を繰り出せるS-MAX進化+マッハファイター、バトル勝利時のプレイヤーにかかる(＝後続のクリーチャーに対しても有効な)攻撃制限、オマケの敗北回避……。その全てが強力です。使わない手は無いでしょう。
《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / ACE / 文明 自然 / パワー12000 / コスト4
■T・ブレイカー
■このタマシードが出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んで持ち主のマナゾーンに置き、その後、自分の山札の上から2枚までマナゾーンに置く。
310円
置きマナから召喚権がワンコイン！今すぐ買え！
じゃぶじゃぶブーストができるこのデッキ、回収よりもっとスピーディーにマナに触れる能力があれば動きやすさは格段に向上します。
タマシード/クリーチャーという性質も、《種族選別》で回収できたり《トテントン 〈ベア子.Star〉》のS・トリガー化能力を起動できたりとナイス。確定枠ではないですが、搭載して損は無いはずです。
《龍装者 ジスタジオ》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / グランセクト / 文明 自然 / パワー15000 / コスト8
■ガードマン（このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい）
■T・ブレイカー
■自分のパワー12000以上のクリーチャーは、バトルに負けた時以外、バトルゾーンを離れない。
55円
筋肉の友。鍛え上げた肉体を褒め称えることで、自軍に強力な除去耐性を付与してくれます。ジムのインストラクター的な。
フィニッシュ時には是非とも用意したいクリーチャーですが、相手のデッキ次第では無理に探しに行かなくても良いでしょう。マッハファイター持ちで盤面をどつき回すだけで勝ててしまうことも、そう珍しくありませんからね。
最下段の不穏なテキストは、《バラギアラ-MAX》を始めとしたS-MAX進化クリーチャーに関するルールにも干渉してきます。《バラギアラ-MAX》は《龍装者 ジスタジオ》が場にいる場合、その除去耐性付与によって、
- 「S-MAX進化クリーチャーは2体以上場に留まることができない」というルールを無視して、複数体展開したままゲームを続行できる(バトル負け以外では場を離れられないため)
- 「ゲームに負けるかわりに自壊する」能力を使用できない(同上 手札の《バラギアラ-MAX》を捨てることで敗北を回避することは可能)
というなんともややこしい状態になります。なんか今回変なルールの話ばっかりしてる気がするな……。
デッキの回し方
①まずはブースト！狙うは最速2→4→9
マナを伸ばさない事には何も始まらないデッキなので、最高効率のブースト手段である《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》をとにかく素早くプレイすることを狙います。
理想ムーブは2コストブースト→4コストレクスターズ→マッハファイターからの《オウ禍武斗 〈サンマ.Star〉》侵略ですが、流石に毎度そう上手くはいきません。
レクスターズポン置き→次のターンに《種族選別》で侵略先の回収&即侵略プラン、《ジャスミンの地版》の上に素直に進化させるプランも想定して動いていきましょう。
②決戦準備！潤滑油でデッキを掘り進め
9マナまで到達できたら、《バラギアラ-MAX》でマナと手札を整えつつ盤面を制圧していきましょう。《バラギアラ-MAX》にアクセスできない場合は手札がカッツカツになっているはずなので、《種族選別》でお茶を濁します。
この辺りで《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》をプレイできるとGood。マナから召喚権のおかげで動きやすくなるのはもちろん、確定除去があるかないかでフィニッシュのしやすさも変わってきますからね。
③筋肉爆発！あり余るパワーで粉砕だ
マナに《トテントン 〈ベア子.Star〉》《チョモランマッチョ》《龍装者 ジスタジオ》を揃えたら準備完了！《轟破天九十九語》でそれらを一気に展開して、鉄壁の布陣を完成させましょう。
余裕がありそうならそれぞれのパーツを1体ずつ場に出していくこともアリですが、いざという時に困らないよう《チョモランマッチョ》のセルフ呪文ロック能力は覚えておきましょうね。
デッキの改造案：盤面・トリガー・諸共力でねじ伏せて
ここからは、コンセプトはそのままにコスト(金額)制限を緩和したデッキの改造案・採用カードについてざっくり解説していきます。
《超神龍バイラス・カースド》
【 クリーチャー 】
種族 アース・ドラゴン / ミステリー・トーテム / ハンター / 文明 自然 / パワー17000 / コスト10
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがタップしていれば、相手は「S・トリガー」を使えない。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
450円
スゴイ・ツヨイ・ドラゴン。フィニッシュ力が跳ね上がるので、予算があれば是非とも採用していただきたいクリーチャーです。
素でパワー12000以上な事が美味しいですね。《チョモランマッチョ》で5点になったり《龍装者 ジスタジオ》の恩恵を素で受けられるのは So Good。
《EVENOMIKOTO》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 イブユニット / デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 自然 / パワー18000 / コスト10
■タマシードから進化するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■スター進化：レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
50円
こちらもシンプルに強いデカブツ。そこまで早期にプレイすることはできませんが、全体火力+4打点+実質的な除去耐性のおかげで相手に相当な圧力を掛けられます。《チョモランマッチョ》が横にいればなお良しです。
そんなに炎ﾌﾞﾜｧなってる時にミサイル撃ったら爆発せん？
似たような使用感の《甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー》も面白そうですね。
自然の進化クリーチャーが結構な頻度で盤面に滞在しているデッキなので、唐突に盤面を吹き飛ばしながら4打点をぶち込むことはそう難しくないはずです。意表を突いて相手の計算を狂わせてあげましょう。
《爆連撃 マッケンナ》
【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / 文明 火 / パワー4000 / コスト4
■自分の他のクリーチャーがバトルに勝った時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのクリーチャーと選んだクリーチャーをバトルさせる。
50円
大量破壊兵器の引鉄。《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》や《轟破天九十九語》から出す想定なら文明は関係無いので、こんな風に変な生き物も搭載できるのが面白いですね。
一度バトルに勝つだけで連鎖的にバトルを発生させられるので、既に場に居たもののみならず、マナから引きずり出されたクリーチャーまでまとめて除去できて爽快です。
《剣の地版》
【 タマシード 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / レクスターズ / 文明 自然 / コスト7
■シンカライズ：このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンのカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
50円
《バラギアラ-MAX》生成マシーン。8マナ貯まっている状態でプレイすれば、マナから一足早く彼(というか自分自身というか)を場に出すことができてお得です。
毎試合2→4→9のマナカーブを描くことができれば苦労はないのですが、現実は思い通りにならぬもの。2→4→6→8と進んだ5ターン目に場に出せれば、ギリギリ現代のデュエル・マスターズに食らいついていけそうな気がします。
おわりに
という訳で、【無敵のムキムキトテントン】の紹介でした。
このコンセプト、しばらく前からフィニッシャー枠を《超神龍バイラス・カースド》にしたものをフリー対戦用に組んで遊んでいたのですが、こいつがどうにも格安にならずやきもきしているところに《トテントン 〈ベア子.Star〉》を見つけられたのは正に天啓でした。
お安いアンコモンだからと言って高いカードの下位互換になるのではなく、新しい構築の世界を見せてくれる……というのは格安研究の醍醐味ですね。
この企画では手垢の付いた話ですが、やはり良いものです。
「実際に組んでみた！」「こんな改造はどう？」「パワー負けとか封印には普通に無力じゃないの？」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。 そこまでケアできるカードは格安の範疇に収まらないんだぜ霊夢
超絶かっこいいオウ禍武斗アイコンの超絶知らん人からリプライが飛んでくるかも知れません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。お相手は村民まんじゅうでした。
次回の更新をお楽しみに！
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
