安くて楽しいデュエマのデッキを研究・紹介する、格安デュエマ研究所!
2021年に突発的にスタートしたこの企画が、めでたく連載100回を達成!!
100回を記念して、今回は総集編を実施。過去99回の中から、『ビートダウン系』『コントロール系』といったテーマに分けてデッキをピックアップしていくぞ。
以前に読んだことのある方もそうでない方も、ぜひ一緒に研究所の歩みを振り返ってほしい。
ホントは『100』のつくデッキを組む回を考えてたけど、【オービーメイカー】や【邪王門】が思いついてすべてがどうでもよくなったのは内緒だぞ
それでは行ってみよう!
目次
はじめに
本企画『格安デュエマ研究所』は、デュエル・マスターズの安くて楽しいデッキを紹介していく企画だ。このパートが副所長の手によってテンプレ化されていたことを所長は知らなかったぞ。
今回は過去99回の中から、企画の言い出しっぺであるばにら所長が気になるデッキをピックアップ。テーマごとに3つを選んでご紹介していくぞ。
なお、各テーマには同じ研究員が入らないようチョイスしてみた。この縛りで紹介しきれなかった名デッキも数多く存在することは、あらかじめお断りさせてほしい。
また、格安デュエマ研究所では「合計シングル価格がクロニクルデッキの定価と同等以下」=税抜き合計5000円以内を格安のラインと設定している。
(カーナベル通販サイトにて、状態Aで計算)
この価格は執筆時点のものなので、現在では大きく変動してしまっているカードも存在する。そのあたりの変化も楽しみながら読んでいただければ幸いだ。
それでは、前置きはこのくらいにして、99回の中から選び抜いたデッキを振り返っていこう!
これぞ格安!一風変わったシナジーを見よ!
まずはもっとも格安デュエマ研究所らしい?変なシナジーを主役に据えたデッキをご紹介。
初回の【連撃ガリィングマール】以来、妙なフィニッシャーを中核にした構築は格安デュエマ研究所の花形! ある意味もっとも”らしい”デッキじゃないかな。
今回は所長もお気に入りの3デッキをご紹介! なんか連番になってしまったのは完全に偶然だぞ。
【第26回】3800円で不可避のワンショット!「赤緑タッチ青キタカゼハリケーン」H宮田
最近はデュエパーティー引っ掻き回しマンとしても知られる(?)《終剣連結 アビスハリケーン》による爽快ワンショットデッキ!
《キタカゼマンA》と《アビスハリケーン》にちなんだ【キタカゼハリケーン】っていうデッキ名の語感の良さも所長はめっちゃ好きだぞ。声に出したい!
デッキ名の2枚に加え、同じく新カードの《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》に注目して生まれたというこのデッキ。
本文にも追記があるように、H宮田さん曰く《アビスハリケーン》のテキスト誤認という苦い思い出でもあるんだとか。と言いつつも即座にリペアなさってたのはお見事。《 秘拳カツドン破 》が塩カードなのが悪い
一人回しだとこういうことがあるので、以降はできるだけご友人と回してから記事にしている・とのこと。
所長もやらかしかけたからホント分かるっす……ってこの話題オールナイトデュエマでやったな。
【第27回】 4900円で組める!「ドロー・展開・超火力!赤青アルティマクライム」村民まんじゅう
味方をタップして出力が上がる《龍装砲 アルティマキャノン》に、タップして嬉しいクリーチャーを組ませた一撃必殺!
さらに、そこに十王篇のチーム能力を掛け合わせた、多彩なシナジー感がめちゃくちゃ楽しいデッキだ。
制作者たる村民まんじゅうさんからも、「変なカードを使って」「変なシナジーを活かして」「変に高い確度のフィニッシュを決める」 という、格安研究でやりたいことを全部実現できた自信作!とのコメントをいただいたぞ。
フェアリーch様とのコラボ動画で使っていただけた、まんじゅうさん的にも特に思い入れが深いデッキとのこと。これ言われて気付いたけど、所長だけ動画にコメントするタイミングを逸していた。すんませんでした。
カジュアルプレイにちょうど良い強さから、CS出場時はフリー対戦用に持ち歩いているそう。
リアルイベントでまんじゅうさんに遭遇した方は「アルティマクライムで1戦いいですか!?」と申し出てみると良いかもしれない。
【第28回】 5100円で組める!「受け札で止まらない!バロンブリックワンショット」らすね
らすねさん曰く、「バロンブリックってアタックチャンスめちゃくちゃ使えるぜ!」ということを伝えたくて作ったデッキ。とにかく勝ち筋の成立に頭をひねりまくったとか。
そう、ツインパクト化した《千切秘伝ワイルド・ベジタブル》の存在から、他の3色ディスペクター以上に対応アタック・チャンスが優秀なんだよね《バロンブリック》。
記事中でも触れられているように、そもそも《味息子サン・グリル》側も実は強烈。
デッキ全体を見渡すと、光り物が《バロン・ゴーヤマ》1枚というのも格安ポイントが高くてカッコ良い!
なお、同じ発想で『マスター・ファイナル・メモリアル・パック』登場直後に《アイアンラビットンボ》のデッキを考えていたものの、こいつを採用したアナサイクルペディアの台頭で格安にならなかったとのこと。格安あるあるだ。
物理で殴れば怖くない!ビートダウン系デッキ
変わったカードを使ったデッキの中でも、より積極的に攻めるものをピックアップ。はいそこ、手前の項との住み分けが曖昧とか言わない。
企画初期は、「この企画、高額パーツが少なめで済む速攻系デッキばっかりになるのでは……?」と密かに心配していたんだけど、こと小型で攻めるデッキは意外と少なかったりするぞ。
速めのデッキとしては、以下で紹介するほか、所長による【赤単ガトリング】や、ゆうへいパパさんの傑作【熱線と照射の決断ビートダウン】といったラインナップも公開中!
【第2回】4500円で組める!「超ドロー&ビート!青単リーフ」北白河
デュエマ黎明期の名デッキ【青単リーフ】が現代に蘇る! 手札を切らさず殴り続ける、原初の気持ち良さを教えてくれる名デッキだ。
《ウェイボール<バイロン.Star>》の価格が落ち着いたことで、今だともっと組みやすいんじゃないかな。
ちなみに所長が企画を提唱したときにたまたま北白河さんの手持ちにあったことで、半ば巻き込まれる形で第2回となることが決定したんだとか。
北白河さんご本人からの思い出話として、
『無事に売れまくった結果、《 ビーチボーイズ 》の値段が5倍になったりベルカードに「《パラディソ・シエル》入れろ!」と書くの疲れて「もうお前らこっち組め!」とソシエル入りレシピを追記したりしました。自力で経済を動かした初めての経験です』
……とのこと。自分で紹介したカードが値上がるの、嬉しいことっすからね。安くなくなるのがジレンマだけど。
あれ、北白河さんからの伝言まだあった。
ちなみにこのデッキに《Eine k’Reine》入れるのは本当に死ぬほど弱いムーブなので、マジでやめたほうがいいです
名指しでダメ出しされるスーパーレアの明日はどっちだ。
【第4回】3000円で組める!「爆速ビートダウン!白単サザン・ルネッサンス」普通のイオン
アドバンス構築で3000円という、第4回にして凄まじい金額をマークした普通のイオンさんによるデッキ。
王来篇までのカードプールでアップデートされた、いわゆる【メタリカサザン】だ。
前述の青単リーフもだけれど、色事故を恐れず最序盤から動けるアグロデッキは回していて爽快。所長オススメのデッキとなっているぞ。
執筆時点では避けられていた《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》も、度重なる再録によってだいぶお値段は落ち着いてきた。
記事内では入れない理由も述べられていたけれど、改めて採用を検討してみるのもアリかもしれない。
あと誰かCSでマッスルマッスル!ハッスルハッスル!してきてほしい。
【第20回】4900円で組める!「 アンタッチャブルな大量展開!アテルイダイナボルト」村民まんじゅう
所長のイチオシ。
ともすれば線が細くなりがちな格安構築において、パワフルかつ突破力に優れた戦線をハイペースで展開できる、非っ常ーに豪快なデッキだ。
格安構築ながら光り物がふんだんに使われていて、ちょっとリッチな見た目にもなっているぞ。
気に入りすぎて所長が常備してるデッキの一つだぞ。……って絶賛してたことを村民まんじゅうさんも喜んでくださった(という旨のコメントを改めて寄せていただいた)ので、みんな幸せ。
あと今だと普通に《ドラゴンズ・サイン》もそこそこ安く採用できるね。
(《ジャックポット・エントリー》を残すなら、むしろ《ボルシャック・栄光・ルピア》が積めると良いかな?)
相手の自由を奪い取れ!コントロール系デッキ
執拗な除去で、あるいは鉄壁の守備で、相手の行動をガチガチに縛って戦う――そんなコントロールデッキも格安で組めちゃう!
「安いデッキ=軽量アグロ」というイメージを覆す、陰湿な……もとい堅実な制圧で、対戦相手の度肝を抜こう。
【第33回】 4600円で組める!「手札消滅!ラムダゾリス」ゆうへいパパ
《帝神龍装 ティーゾリス》をこよなく愛するゆうへいパパさんによる、《ティーゾリス》シリーズの一つ。
今回は《ティーゾリス》や《クロスファイア2nd》など、自身を打点として攻めてもヨシ!ここからさらに蘇生に繋げてガッチリ固めてもヨシ!という、二段構えの柔軟なデッキに仕上がっているぞ。
ゆうへいパパさん曰く、執筆当時乱高下する《帝神龍装 ティーゾリス》の価格にヤキモキしたとのこと。
大半のパーツが50~100円の間にありながら、 《帝神龍装 ティーゾリス》だけが価格を確認するたびに300円→350円→400円と値段が上がっていった――
あれ、これもしかして直前でティーゾリス回をやってしまった所長の責任もあるな……?
ちなみに所長がこれを編集している2023年4月頭だと150円になっているぞ。割と狙い目。今なら《デカボッチ・ボロフ》もあるので【ぼっち・ザ・覇道】を組んだりとあれこれ遊べちゃうぞ!
ゆうへいパパさんからのコメントをもう少しご紹介。
『今なら8マナ域のフィニッシャーに《死神明王 XENIA》など採用したいですね。 当時再録が少なかった《魔天降臨》も採用圏内の価格になりました』
『格安デュエマ研究所も100回を超えて「カジュアルなデュエマ」の代名詞になりつつありますね、これからも格安デュエマ研究所をよろしくお願い致します』
所長からもよろしくお願いいたします。
ちなみにゆうへいパパさんの研究成果は、アグロデッキと並んでコントロールデッキが豊富。
格安アナハンこと【クリクリとジャガーの決断】や各種バロムデッキ、すべてを洗い流す【眼力逆流一番】などなど、一口にコントロールといってもその方向性は多種多様。
……ホントは全部紹介したかったんだけど、『コントロールデッキ』の項がゆうへいパパさんで埋まり切ってしまいそうだったので、代表作たる《ティーゾリス》系をご紹介ということでひとつ。
【第46回】5000円で組める!「陰湿・コントロール!翔天ワンダー・ラビリンス」村民まんじゅう
光単色とは思えないやたらめったら丈夫なデッキ。ジョー編のごく初期は《大迷宮亀 ワンダー・タートル》もそこそこ値段ついてたことを思い出すね……
もうね、この「RP01の手先」みたいな並びがたまらない。
真ん中のデカいやつを左右ががっちりサポートして、どっから切り崩せば良いんだ……ってなるの、ドラクエのボス戦でよくあるやつだ。
この後1年も経たずにメタリカは裁きの紋章サポートに舵を切るので、初期型メタリカのシナジーは改めて見ると新鮮で楽しいぞ。
まんじゅうさん曰く、『ドマイナーなカードをプレイした時に相手の口から発される「テキスト確認良いですか?」の声でしか得られない栄養、あると思います』とのこと。それ言われたくて変なデッキ組むこと、あるよね。
【第63回】4700円で組める!「マナだよなぁ潰してえのは!ハイドロ・デストラクション」ばにら所長
今回、なるべく所長自身のデッキは拾わないようにしていたんだけれど、敢えてピックアップしたのがコレ。
バトルゾーンもマナゾーンも全部バウンスして叩き落とす、爽快なコントロールデッキだ!
2023年はツインパクト推しということで、《ケンザン・チャージャー》で拾える優秀なカードももっと増えるはず。今後の拡張性にも期待できそうなデッキだぞ。
マナだよなぁ、潰してえのは!
無限ループだって構築可能!ループコンボデッキ
意外なことに?格安でも無限ループは構築可能!
あまり知られていないカードだからこそ、予想外のルートでコンボを決めて勝利を目指せるかも!?ぜひとも構築して、相手を驚かせてほしいデッキたちだ。
ちなみに所長も【ティーゾリスループ】なんかは手掛けたんだけど、今回ティーゾリスネタもループネタも先駆者がいるので掘り下げは差し控えるぞ。
【第22回】 5000円で組める!「即死コンボ!?ロンリネスループ 」らすね
月は悠久を廻り、定命の泉は枯れる。
(訳:《ロンリネス》で無限ループすると相手の山札が無くなります。)
というわけで格安研究所で初の即死ループ。この後も何種類かライブラリアウト狙いのデッキは登場するんだけど、それらの先駆者とも呼べるデッキだ。
大半のパーツが十王篇以降で再録されているため、当時からデュエマをやっている人なら組みやすいはず。
らすねさん曰く、 「このままでは格安研究がシナジービートだけになっちゃうぜ!」という気持ちでどうにか捻くれたデッキを組めないか考えたとのこと。
【白単サザン】のときのイオンさんといい、みんな反骨心でデッキ組みすぎでしょ!
そもそも現代デュエマに反抗するみたいな企画なんだからそりゃそう
他に当時の思い出として、『ループ手順の説明の至らなさでリテイクを出されまくったのも良い思い出。面倒くさい月光語も含めて、一番思い入れの大きい記事です』とのコメントが。
ループ関連、マジで書いてる側としては伝わってるか不安になっちゃうのでね……ほんと読者のみなさまはご感想いただけると嬉しいっす。
なお、オススメの追加戦力は、良いアクセントになりそうな《魔獣星樹ギガゲドー》だそう。
十王篇のSRあるあるなんだけど、《ロンリネス》がすっかり格安圏内から離れてしまったのが残念……
【第32回】 5000円で組める!「 無限マナブースト!青緑タッチ白轟破天ニョライシャーマンループ 」H宮田
決してクロスギアを諦めないH宮田さんによる、コンボが繋がる・シナジーが重なる、ニョライで無限マナループ。Ohループ。
「タダで好きなだけ○○できる」というアクションはいつだって悪用チャンス。相手がよくわかってないところから、山札を消し飛ばそう!
ボルベルグ推し・クロスギア推しのH宮田さんながら、カードパワーの壁が分厚すぎてクロスギアデッキを紹介できていなかった――そんなとき、普通のイオンさんからコンボの雛形を受け継いだという絆のセレクト。
格安はもちろん、オールナイトデュエマや格安スターティン!でもツインパクトの有用性を語り続けていた中、ツインパクトを活かしたループができたことで大満足、とコメントをいただいたぞ。
この時点ではボルベルグを活かした格安デッキが出せなかったのは心残りでしたが……
新規カードが出たおかげで、この間組めて良かったな……
【第67回】4000円で組める!「 妖精が舞う!フェアリー・パラダイス 」北白河
この昭和デュエマか?みたいな並びが生み出す即死ループ!
新カードから生まれるデッキも楽しいけれど、古いカードから未知のコンボが発見されたときの興奮は異常。そんなことを思い出させてくれる名デッキだぞ。
北白河さんならではの、ベルカードで気付いたコンボを形にしたシリーズであるこのデッキ。
回り始めればデッキ全体を各ゾーンにワールドツアーさせるコンボそのものが美しくて、強くはないけれど超お気に入りなんだとか。
キーパーツがマジで「この世でこれにしか使えないんじゃないか」ってくらいピンポイントなのも、クソデッキポイントが高くて良き、とのこと。わかる。
……まぁ、周辺パーツのスノーフェアリーの値動きが怖いのだけれど。
ゴルフについて語ることは、何もありません。
あ、クリーチャーコンボの話になると「アイツで良くね?」って言われてたアイツを気にせず組めるようになったことは嬉しいね。
意外なアレも格安に!?かつての名デッキを格安ナイズ
一時は高額だったデッキが、キーカードの再録や環境の変化で格安圏内になることも。
ここではそんな、「アレって格安で組めちゃうの!?」的デッキをご紹介。
周辺パーツを工夫しつつ、憧れのあのデッキをお手頃価格で組んじゃおう!
【第5回】4500円で組める!「妨害&ビートダウン!赤白レッドゾーン」カズキ
メタクリを立てて高打点で殴る!現代デュエマの基本のような赤白バイクがこちら。
各種メタクリについては、カードプールの拡大と再録によって選択肢がグッと広がっている。記事内のデッキをベースに、さまざまなアップデートが可能だぞ。
惜しむらくは上バイクが値上がり傾向であること。《禁断の轟速 レッドゾーンX》、ちょっと今(2023/4)だと格安で使うのは厳しいね……
なお、赤単バージョンの構築として、ゆうへいパパさんによる【あかたんバイク】も公開中。こちらももちろんシンプルで強いデッキなので、ぜひお試しを!
【第19回】 4800円で組める!「強力な龍を呼び起こせ!ブレスト連ドラ!」らすね
デッキ名でキーカードも戦術も思い浮かぶのに、格安で組めるビジョンが浮かばない――そんなデッキ。
【連ドラ】を【連ドラ】たらしめるドラゴン踏み倒しギミックは《龍世界 ~龍の降臨する地~》!
山札操作+このフィールドという、シンプルながら強力なスタートダッシュから、コスト10以上の超大型ドラゴンを射出!
何やかんや大型ドラゴンは新録・再録ともチャンスが豊富なので、今後も射出先のアップデートが見込めそうな面白デッキとなっているぞ。
記事冒頭からもドラゴンへの愛情と興奮が滲み出ているように、ドラゴン大好きキッズを自称するらすねさん。
ドラゴンを投げつけるデッキが格安で組めたときは本当に興奮した、とのコメントをお寄せいただいたぞ。
以下、らすねさんによるコメントの続きをご紹介。
『公開後「クライシスNEXこんな安いの!?」という反響が大きく、書いてよかったなと思いました』
『今見直すと、アビス・レボリューションから登場する「メクレイド」の先取りのようなデッキになってますね。アーマード・メクレイド8が《バルガライザー》を呼び出せるのでかなりハチャメチャができそうです』
『ブレスト、今20000枚買いましょう。カーナベルで(露骨な宣伝) 』
【第43回】5200円で組める!「覇道を突き進め!シータチェンジザ覇道」よしもと
セレクションデッキ『赤青覇道』の発売よりも早く、シータチェンジザ覇道を格安化!
サブプランとして追加された《勝熱英雄 モモキング》が、フィニッシャーとしてきっちり頼れる上にヒロイックなあたりは流石のチョイス。
所長としては《紅封混成 バルガ・アリタ》の採用がめっちゃ好みだったりするぞ。
そもそも《覇道》の早期プレイを狙うという骨格がきっちり強い。「まずは格安で組んでおいて、環境やカード資産に応じてアップデート」なんて遊び方もオススメだ。
《ガイアッシュ・カイザー》や《切札勝太&カツキング》のようなカードをぽろっとパックから引き当てたりしたら、それで強化!なんて言えるしね。
あのインフルエンサーも参戦!豪華ゲスト回
格安デュエマ研究所の魅力の一つが、時折参戦くださる豪華ゲスト!めちゃくちゃ有り難い話だね……!
ちなみに所長はJK(当時)くらいしか人脈がないので、ゲストの選定はよしもとさんが水面下で動いてくださっているぞ。何だったら参戦を知るたびに一番驚いているのが所長だ。
そうそう、北白河さんによる【ノリノリ・アシッドゲイザー】も変則的なコラボ回だね。いったいどなたとのコラボかは、当該記事をチェック!
【第8回】5000円で組める!「防御は最強の攻撃!「魔王と天使」のトリガービート」カジュアる
初の本格ゲスト回となる、カジュアるさん初参戦回がこちら! そういえば第8回の時点で既にお招きしてたんだね……
カジュアるさん曰く、執筆当時の違いはタマシードの存在。
タマシードによって、火文明レクスターズを工面できるようになる=《禁断英雄 モモキングダムX》を召喚しやすくなるのは大きなメリットとのことだ。なるほど。
引き続きカジュアるさんからのコメントを引用すると、
『一方でトリガービートの性質上、打点にならないタマシードがトリガーしても全然嬉しくないし、《ジャスティス・フォース》とカチ合ってなんか同窓会で別に仲良くない人と隣になった時みたいな気まずさになるので、 どうしても色バランスが気になる方だけ《キラー・ザ・キルの黒像》でバランス調整をお願いします。
あと容易にカウント増やせる《シラズ死鬼の封》なんかもオススメかも??』とのこと。
2度目の参戦たる【ቺቻቺቻ ・ジョニー】も、やわらかそうなネーミングとは裏腹に(?)手堅いシナジーに満ち満ちた面白デッキとなっているぞ。
せっかくだからプロモ版《チキチキ・モモキング》を使いたい!なんて方にもおすすめ。
こちらもカジュアるさんからのコメントをそのまま転記すると、
『《INABASUKUNA》や《ジャンヌの天宝》《絶斗龍 チキチキ・モモキング》をすごくいい感じに使えたデッキなのでかなり気に入っていますね』
『それにしてもこの時代お出しされたタマシードを必死に使っていた自分の姿を思い出します。頑張ったな。カジュアる。また次の執筆機会を伺っています。書きたいですね』
所長もカジュアるさんの軽妙な解説文めっちゃ好きなのでまたお待ちしてます! あと《INABASUKUNA》をデッキの土器土器枠って評するセンスを見習いたい。
【第34回】 4200円で組める!「驚異的防御力を誇る”イメン刃鬼”」デネブログ&寿司丸
デネブログさんが、刃鬼の名手・寿司丸さんとともに紹介くださったのは、受けを強化した新たな【刃鬼】!
エピソード3の頃は高額デッキの代名詞だった【刃鬼】が格安で紹介できたことにも驚いた記憶があるぞ。
《イメンズ・サイン》が2種の《鬼流院》に対応していることで、実質ハンターサポート的に運用できるのは目から鱗!
また、構築担当の寿司丸さんがきっちり仮想敵まで見据えているのも、格安デュエマ研究所としては珍しいパターン。
「コントロール対面を切ったぶん、殴るデッキには通常の【刃鬼】より強いかも?」というその性能、ぜひ読者のみなさんも実際に試してもらいたい!
なお、寿司丸さんによる解説動画も公開中。こちらも要チェック!
【第41回】5000円で組める!「 ヨミノ晴明参戦!!はるあき王国ビート」◆ドラ焼き
初代・最強位に輝いた活躍も記憶に新しい、世界最強プレイヤーたる◆ドラ焼きさんによる格安デッキ!
『はるあき』こと《ヨミノ晴明》を活かした格安デッキ――なのだけれど、注目すべきはこの記事の解説パート。
オリジナルデッキ構築における◆ドラ焼きさんの思考を追体験できる構成となっており、「最強プレイヤーはどんなところに注目してカードを捉え、デッキを組んでいるのか?」を学べる、めちゃくちゃ熱い記事になっているぞ。
脳内のデュエマ筋がムキムキになっていくのを感じられる、格安デュエマ研究所改めデュエマジムとでも呼ぶべき構築パートは必読!
それにしても恐るべきは、競技に打ち込みながら面白デッキも組めて、それを解説もできちゃう◆ドラ焼きさんのマルチタレントぶりである。
悪ふざけが過ぎるぞ!カオス回
99回の中には、稀に意味の分からないカオス回が登場することもある。だいたい副所長の仕業である。(次に多いのが所長)
【第58回】4000円で組める!「ジョー編を振り返れ!ツインガチャ・ウォーズ」北白河
正気を疑う迷記事。
タイトルで察した方もいるかもしれないけれど、ドギラゴンガチャを回すデッキだ。
この時点でだいぶ攻めてるのに、これをジョー編の総括とこじつけるパワープレイ、どういう発想なんだ……(褒めてる)
何がどうなってジョーなのかは、解説記事をチェック!
【第96回】4900円で組める!「 学級会に飛び込め!シャカパチの大罪 」ばにら所長
所長はどちらかというと、デッキ名で悪ふざけして中身はシナジービート……みたいなケースが多いんだけど、《バチお先生》回はすべてが悪質だったね。
「シャカパチの罪を《シャカパチを許さぬ者》に押し付けて両成敗」とか言い張ってたんだけど、記事内でも言及しているように裁定変更がちょっと怪しげだぞ。
「ハイ今手札鳴らしましたよね~!?」とウザ絡みした挙げ句、「それ裁定変更で出来ないんじゃ……?」と突っ込まれる、最初から最後まで酷いデッキになっている。
使う時はくれぐれも、冗談の通じる相手を選ぼう。
【第99回】3600円で組めますの!「絶え間なき制圧ですわ!起源院の次元院コントロール」起源院神子
もう全てがふざけてるんよ。
でも構築としては新旧の変なカードで謎のシナジーが生まれる、正統派・面白デッキなんだよなぁ……
《起源神》要素ではない『院』の字で《次元院》と繋がりが生まれるの、想定外の挙動でコンボが発見されるカードっぽいね。
オマケ:100回記念?100にまつわるあれこれ
完全にオマケなんだけど、第100回として『百』のつくカードをカギにした回をご紹介。《 勝熱百覇 モモキングReVo 》、お前2回も主役やってるんだな……
他、H宮田さんによる《 百鬼の邪王門 》デッキもあったりするぞ。アイキャッチは別人だけど。
【第53回】5220円で組める!「 革命を起こせ!ボルシャックReVo 」よしもと
【第55回】4400円で組める!「 シールドを食い荒らせ!邪王門カウンター速攻 」H宮田
【第62回】5000円で組める!「 デュエパーティーに殴り込め!パートナー:モモキングRevo 」らすね
さいごに
ここまで並べたアイキャッチが25個。たくさん紹介してきたようだけれど、これでもまだ全体の1/4だ。
文中でも少し言及したように、紹介したかったけど入りきらなかった名デッキはまだまだたくさんある。ぜひ研究成果一覧ページから、気になるデッキを探してみてほしい。
2021年に企画を提唱してから、本当に多くの方のご協力で、格安デュエマ研究所は成長し、100回の節目を迎えることができた。
研究員として協力いただいたライターのみなさま、編集よしもとさんをはじめとするガチまとめ・カーナベルのみなさま、そして何より記事を読むことで支えてくださる読者のみなさま。
格安デュエマ研究所に携わり、また楽しんでくださる全ての方に感謝を述べて、本記事を締めくくりたい。
本当にありがとうございます!引き続き、格安デュエマ研究所をよろしくお願いいたします!
……なんか最終回みたいな感じになっちゃったけど、101回目からは普通に続くよ!
噂によれば所長のあずかり知らぬところで新しい研究員のスカウトも進んでるとか……?所長の人事権なさすぎでしょお楽しみに!