はじめに
「プレイングが上達できるデッキを使ってみたい!」「ビートダウンデッキを組んでみたい!」
今回はそんな方に向けた、ビートダウンを得意とするテーマ【サブテラー】デッキの解説記事です。
この記事では、【サブテラー】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。
目次
【サブテラー】デッキレシピ
【サブテラー】デッキの特徴
【サブテラー】は地属性で統一され種族が全て異なるテーマです。基本戦術はリバース効果でリソースを広げ、罠や手札誘発で相手の動きを制限してビートダウンするデッキです。
動きの中心は《サブテラーの導師》で、毎ターン魔法・罠・モンスター効果を無効にする手札誘発《サブテラーの妖魔》を抱えてゲームを進め、さらに《センサー万別》や《御前試合》といった強力な罠カードで相手を縛ります。
《サブテラーの導師》のおかげでコンパクトに妨害を作れ、マストカウンターが学びやすいデッキとなっています。遊戯王を上達したいと考えているプレイヤーにはオススメのデッキです。
【サブテラー】カードの解説
【サブテラー】モンスター
《サブテラーの導師》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / ドラゴン族 / 攻1600 / 守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「サブテラーの導師」以外の「サブテラー」カード1枚を手札に加える。
②:このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを裏側守備表示にする。
自分フィールドにこのカード以外の「サブテラー」カードが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
デッキの核となるカード。
リバース時に【サブテラー】カードをサーチできるのと、《月の書》効果を内蔵しているモンスターです。
《地中界シャンバラ》や《サブテラーの決戦》で、毎ターンリバース効果を使いまわし手札誘発である《サブテラーの妖魔》を抱えてゲームを進行します。
《サブテラーの導師》にアクセス出来ないとゲームが始まらないので引けてない際は全力で探す必要があります。
《サブテラーの妖魔》
【 効果モンスター 】
星 1 / 地 / 魔法使い族 / 攻800 / 守500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分フィールドの「サブテラー」モンスター1体を対象として発動できる。その発動を無効にする。その後、対象のモンスターを裏側守備表示にする。②:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にし、自分の手札・墓地の「サブテラー」モンスター1体を選んで表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
フィールドに【サブテラー】モンスターが入れば、《神の宣告》と級の効果を持つ手札誘発。サーチ先の優先順位として、《サブテラーの導師》の次に高いモンスターです。
小技として《大捕り物》を使用したモンスターに②の効果で裏側守備表示にすると、「攻撃できず、効果を発動できない。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。 」の情報をリセットできる事も覚えておきましょう。
《サブテラーの射手》
【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 天使族 / 攻1600 / 守1400
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにこのカード以外の「サブテラー」モンスターが存在し、このカードが相手の裏側守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターを持ち主のデッキに戻す。②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「サブテラー」モンスター1体を表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
《サブテラーの導師》の形式変更効果と合わせて確定除去が可能となります。
また、自爆特攻する事で《サブテラーの導師》をリクルートできます。
【サブテラー】魔法・罠カード
《地中界シャンバラ》
【 フィールド魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「サブテラー」モンスター1体を手札に加える事ができる。②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の裏側守備表示の「サブテラー」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。③:1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分の裏側守備表示の「サブテラー」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。その後、その攻撃を無効にできる。
1枚で《サブテラーの導師》と《サブテラーの妖魔》を揃える事ができるフィールド魔法です。
リバース効果をラグ無く使えるようにしてくれるのは勿論、相手の攻撃を無効にして《サブテラーの導師》を守ってくれる点も評価が高いです。
《金満で謙虚な壺》や《強欲で謙虚な壺》で優先的にサーチしたいカードとなります。
《サブテラーの決戦》
【 通常罠 】
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
●自分フィールドの裏側表示の「サブテラー」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
●フィールドの表側表示の「サブテラー」モンスター1体を選んで裏側守備表示にする。
●フィールドの表側表示の「サブテラー」モンスター1体を選び、そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、その元々の攻撃力と守備力を合計した数値になる。
●このターン、「サブテラー」カードの発動する効果は無効化されない。
「表示形式の変更」「攻守パンプアップ」「無効化耐性付与」を毎ターン誘発してくれます。
下級モンスターの多い【サブテラー】デッキがビートダウンとして活躍できるのも、このカードで火力を底上げしてくれるおかげです。
【サブテラー】デッキと相性が良いカード
《センサー万別》
【 永続罠 】
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。
フィールドに強力な制限を作る罠カードです。
【サブテラー】モンスターは全て種族が違う為相性が良く、有利に立ち回る事ができます。
《大捕り物》
【 永続罠 】
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。そのモンスターは自分フィールドに存在する場合、攻撃できず、効果を発動できない。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
相手フィールドのコントロールを奪う罠カードです。
奪ったモンスターを裏側表示にすると、「攻撃できず、効果を発動できない。」という状態が解除されます。その為、【サブテラー】の表示形式変更と相性が良いです。
【サブテラー】デッキの回し方
基本展開を行うことはありません。《サブテラーの導師》をフィールドに残すような立ち回りを意識しましょう。
初手は《強欲で謙虚な壺》や《金満で謙虚な壺》で《地中界シャンバラ》もしくは《サブテラーの導師》にアクセスできるように立ち回ります。
《サブテラーの妖魔》や《神の宣告》で《サブテラーの導師》《サブテラーの決戦》《センサー万別》などを守って戦線維持を意識しましょう。
【サブテラー】デッキをカスタムするおすすめカード
《天獄の王》
【 効果モンスター 】
星 10 / 闇 / 岩石族 / 攻3000 / 守3000
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手ターン終了時まで公開する。
この効果で公開し続けている間、フィールドにセットされたカードは効果では破壊されない。
②:セットされた魔法・罠カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
手札で公開されている状態でこの効果を発動した場合、さらにデッキから魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
そのカードは次のターンのエンドフェイズに除外される。
《天獄の王》はセットした罠カードを守れるので、先攻1ターン目にセットしたカードが必ず発動でき、制圧盤面が安定して作れるようになります。
罠カードをサーチすることもできるので、相手のデッキに対応しやすくなります。
《御前試合》
【 永続罠 】
お互いのプレイヤーはそれぞれの属性が1種類になるように、フィールド上の自分のモンスターを墓地へ送る。このカードが存在する限り、お互いに自分のフィールド上に出せるモンスターの属性はそれぞれ1種類だけになる。
【サブテラー】は地属性に統一されているので、相手だけ展開に制限をかけることが可能です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
【サブテラー】デッキは普通のビートダウンというだけでなく、マストカウンターなどを学べて、戦術が上昇できるデッキとなっております。
興味のある方は、ぜひ一度遊んでみてください!
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。それではまた次回の記事でお会いしましょう!