先日、1/19に公開されたよくある質問に関して、世間で話題になっていたいわゆる「カツキング問題」に終止符がうたれました。
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ・ドラゴン / ヒューマノイド / 文明 水/火/自然 / パワー5000+ / コスト5
■マッハファイター
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを好きな順で山札の下に置く。こうして見せたカードが火または自然なら、クリーチャーを1体選び、手札に戻す。
■革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
■革命0:自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーのパワーを+10000し、「スピードアタッカー」と「T・ブレイカー」を与える。
結果として
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》のS・トリガーは、5枚のシールドからT・ブレイクされた際にも発動する。
ということで解決しましたが、世間ではこんな声も。
じゃあ同じ革命2の《レオ》との違いは?
《正義ノ裁キ》と矛盾してない?
今回はこちらの件に関して調査していきます。
目次
今回の争点
《レオ》との違い
最初にやり玉に挙がった《レオ》との違いを見ていきましょう。
これらのテキストには明確な差異があります。
■革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
切札勝太&カツキング -熱血の物語-
■ 革命2:自分のシールドが2枚以下なら、自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。
レオ
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》が自身をS・トリガー化しているのに対し、《レオ》は他者にS・トリガーを与えています。
そのため総合ルール110.4.cに記載のある内容で説明がつきます。
これは簡単ですね。
《正義ノ裁キ》 のよくある質問
こちらが今回の争点かもしれません。まずは当該よく質を掲示しましょう。
問題は以下の部分。
「S・トリガー」はシールドが手札に加わる前に宣言します。その時点では《正義ノ裁キ》はまだシールドゾーンにある扱いなので、「S・トリガー」の使用宣言は可能です。
よくある質問
S・トリガー宣言時のタイミングはシールドにある時なんだから、革命2を満たしてなくね?ということですね。
これに関しては正直半分以上憶測なのですが、ニンジャ・ストライクや、鬼エンド、革命0がマナやシールド枚数条件を未達でも宣言できることが近いのではないかなと思います。
使用宣言の必要なS・トリガーと密接に関係したカツキングの革命2だから、「シールドがブレイクされた」というタイミングはクリアしていて、実際に手札から発動するタイミングに2枚になっていればOK……みたいな。
でもこの言い分は革命2が常在型能力の場合は成立しない気がします。……あんまり詳しくないんですけど。
その場合は、さっきの 総合ルール110.4.c だけでも成立する……のかな。
常にシールドが2枚以下になるかならないかをシールドゾーンでカツキング側はチェックしている……みたいな。
難しいですね。
追記
とか何とかぺちゃくちゃ言ってきましたが何のことはなく、総合ルール409.1cにそれらしい記述がありました。
つまり、最初から総合ルールをくまなく読めってことですね。
今回の件は
総合ルールを読んだだけの筆者が書いた記事だすので
認定ジャッジの方などはドシドシ正解を教えてください。
今回のまとめ
- 《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》のS・トリガーは、5枚のシールドからT・ブレイクされた際にも発動する。
- 納得の糸口は恐らく総合ルールにあり。
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
まあよく質が消えなければこんな話になってないんですけどね。
最近この手の話題多すぎて頭が疲れちゃうな……。