| このデッキはこんな人にオススメ |
| ・シールド化に喜びを感じる人 ・特殊勝利に喜びを感じる人 ・相手のシールドは極力ブレイクしたくない人 ・ダジャレ好き。 |
どーも、ゆうへいパパです。
王道篇が始まり新カードも大量に追加され、競技シーンで使われるものと使われないものがぼんやりと明瞭になってきた季節、いかがお過ごしでしょうか？
私は新弾が発売されると公式カード検索に「破壊されたとき」と入力してカードを検索するようにしています。
ですが今回は《 帝神龍装ティーゾリス 》のデッキではありません！！
みんな大好き特殊勝利のデッキです！！
第155回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
今回の主役となるのは、こちら。
《回帰の守護者タテフ・エール》（シングル価格：50円）です。
タテフ・エール……盾、増えーる……フフフ
こういうネーミングセンスのクリーチャー、私は好きです！！
その名の通りシールドを増やすことが出来るクリーチャーです。
もう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
はじめに：この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
（シングル価格は、執筆時点(2021/10/5)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A（最高品）相当として計算）
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
私は息子と遊ぶために毎月12個くらいのデッキを作る生活を4年ほどしてきているのですが、最近気がついたことがあります。
息子に勝利するデッキの共通点、それは……
①シールド化を多用するデッキ
②勝利条件が明確なもの
です。
今回主役となる《回帰の守護者タテフ・エール》がいれば、①シールド化を多用するはバッチリです。
デッキの防御力も上がりロングゲームに持ち込むことで相手のリソース枯渇を誘い、ネチネチと攻める時間も稼げます。
ただしデュエルマスターズの勝利条件とは「相手のシールドを全てブレイクして、プレイヤーにダイレクトアタックすること」であり。「シールドを増やす」ことを何度しても勝ちには直結しないということに最近気がついたんです。
一部の例外を除いて……
今回はそんな例外的な勝利手段
特殊勝利にスポットを当てて
明確な勝利の方法を3つ用意しました！！
今回のデッキコンセプトは
特殊勝利3点盛り
1個でダメなら2個3個！！
トリプルエクストラウィンです。
デッキレシピ：
2024年4月19日時点でのデッキ合計金額は4,175円でした。
かなり安く組めたんじゃないでしょうか……(いきなりつよいデッキから目を背けつつ)
採用カード解説
メインギミック
《回帰の守護者タテフ・エール》
【 クリーチャー 】
種族 ガーディアン / 文明 光 / パワー6500 / コスト3
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
■このクリーチャーが離れた時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
50円
相手のシールドをブレイクできないW・ブレイカー、似た能力のクリーチャーとしては《CanCam》があります。
《推進型無重力ジャイロボール》でブレイク数が上がれば追加するシールドも増えるため特殊勝利に近づくことができます。
また離れた時にもシールドを追加するため、サクッとやれれても最低限の仕事ができる保険付きです。
《光霊姫アレフティナ》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ソル / アーク・セラフィム / 文明 光 / パワー8000 / コスト4
このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1多くなる。
相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、それがそのターンはじめての自分への攻撃で、自分のシールドが1枚もない場合、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。
自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
250円
シールドが10枚になったら勝ち！！シンプルながら、デメリットとして自分のシールドの枚数分コストが上がります。
今回は新カードの《百威と族絆の決断》で踏み倒すこともできるのでフィニッシュ手段としても優秀です。
《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》
【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー15000 / コスト8
■進化：エンジェル・コマンド1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、光ではないクリーチャーをすべて、表向きにシールド化する。
■各ターンの終わりに、表向きのカードを含むシールドが10以上あれば、自分はゲームに勝つ。
60円
光文明のバロム、相手が小粒をズラ～～っと並べてきたときに出すといきなり勝利することができるかもしれない1枚です。
全体除去としても非常に強力なシールドゾーンに張り付けなので相手は除去されたカードを回収しづらく優秀です。
進化元のエンジェル・コマンドも7枚採用されているので十分な採用枚数を確保できています。
《MAX・ザ・ジョニー》
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 光 / パワー10000+ / コスト6
■S-MAX進化：自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX・ザ・ジョニー》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す）
■パワード・ブレイカー
■自分の他のジョーカーズまたはレクスターズ1枚につき、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■このクリーチャーの各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のシールドが10以上あれば、自分はゲームに勝つ。
190円
《推進型無重力ジャイロボール》などでブレイク数を上げることで特殊勝利にぐっと近づく1枚です。
3つある特殊勝利条件の中では一番達成しやすい特殊勝利かもしれません。攻撃の終わりまで《MAX・ザ・ジョニー》が生き残っていないといけません。
デメリットはありますがこちらも各種耐性などを与えるカードで補うことが可能です。
初動
《聖沌忍者 シャーリーシー/シャーリー・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 メカ・デル・ソル / シノビ / メカ・デル・テック / 文明 光 / パワー8500 / コスト7
種族：メカ・デル・ソル/シノビ
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。
─呪文─
カード名：シャーリー・チャージャー
文明：光
コスト：3マナ
種族：メカ・デル・テック/シノビ
■自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
50円
まずはシールドを増やしつつ３マナから5マナへジャンプすることが最優先です。
《シャーリー・チャージャー》からスタートできるのが理想の動きの1つです。
クリーチャー面の《聖沌忍者 シャーリーシー》も出た時能力でシールドを2枚追加するので、後半勝利に直結する1枚にもなります。
《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント / ジャイアント・スキル / 文明 自然 / パワー11000 / コスト7
種族：ジャイアント
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。
─呪文─
カード名：テイクバック・チャージャー
文明：自然
コスト：3マナ
種族：ジャイアント・スキル
■コスト3以下のエレメントを1つ選び、タップして持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
30円
厄介な踏み倒しメタクリーチャーを除去しながら、このデッキの理想のマナカーブである3マナから5マナへのジャンプが可能です。
《竹馬の超人》も次のターンに2アクションとるためのマナ加速としても使うことがあります。
小テクとして自分の《回帰の守護者タテフ・エール》に《テイクバック・チャージャー》を撃つことで2マナブーストと1枚シールドを増やすこともできます。
あと1枚で特殊勝利！！と言う時に使えます。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ 》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 自然 / パワー9000 / コスト7
■マッハファイター（このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる）
■W・ブレイカー（このクリーチャーはシールドを２つブレイクする）
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から１枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを１枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
─呪文─
カード名：お清めシャラップ
文明：自然
コスト：3マナ
■自身の山札の上から１枚目をマナゾーンに置く。
■カードを１枚以上、いずれかのプレイヤーの墓地から選んでもよい。そのプレイヤーは、それらを自身の山札に加えてシャッフルする。
50円
シールドを雑に増やすためデッキがあっという間に減っていきます。
セルフLOを防ぐためにも使える1枚です。
もちろん相手が墓地を利用するタイプのデッキであれば墓地戦略を妨害できる1枚です。
クリーチャー面の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》は元から高いパワーに加えて《推進型無重力ジャイロボール》があればたいていのクリーチャーを処理することができます。
《MAX・ザ・ジョニー》のブレイクを邪魔するブロッカーなどを事前に排除するというような使い方もできます。
《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / アーマードン / 文明 光/火/自然 / パワー5000 / コスト5
■このクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、このクリーチャーを破壊する。
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーをアンタップし、カードを2枚引く。
─呪文─
カード名：「魔物が居るな……」
文明：光/自然
コスト：4マナ
■S・トリガー
■相手は、自身のアンタップしているクリーチャーを2体選んでタップする。
■カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。
230円
クリーチャー面の《頂上印鑑 パラキン8th》は特殊勝利が狙えない場合の高速アタッカーとして運用することができます。
呪文面の《「魔物が居るな……」》は3マナのマナ加速が引けなかったときの保険としても使うことがありますがS・トリガーとしても非常に優秀なので重宝します。
1ターン目にマナに置いて早々にこのデッキで使う3色をそろえられることが1番の採用理由だったりもします。
サブギミック/その他(トリガーやサポート)
《音感の精霊龍 エメラルーダ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー5500 / コスト5
■ブロッカー（相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする）
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。その後、自分の手札を1枚裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。（こうして手札に加えたシールドの「S・トリガー」を使ってもよい）
50円
3マナから5マナへマナをジャンプした先にブロッカーを立てつつS・トリガーを仕込んだりできる1枚です。
コスト5以下のエレメントなので《百威と族絆の決断》からも発進可能なので、能力で《閃光の守護者ホーリー》などを盾に仕込んでターンを稼ぐこともできます。
このデッキの粘り強さを底上げする1枚です。
《推進型無重力ジャイロボール》
【 タマシード 】
文明 自然 / コスト5
■G・ストライク（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない）
■自分のクリーチャーすべてのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。（「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする）
50円
《回帰の守護者タテフ・エール》や《MAX・ザ・ジョニー》のブレイク数を底上げして勝利条件へ近づけてくれる1枚です。
エレメント除去が増えた昨今においてもまだまだ除去されづらく、クリーチャーのパワー上昇も常時発動型なのでマッハファイターなどにも強くなれます。
またシステム的なカードながら自然単色であり、G・ストライクを持っている点も非常に優秀です。
《油殿の精霊龍 オイルマーネ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー8000 / コスト6
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「エスケープ」を与える。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
■各ターン、はじめて自分のシールドゾーンにカードを置いた時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。
85円
シールドを増やしまくるデッキなので全体に「エスケープ」を与える能力は非常に強力です。
またシールドを増やす速度も格段に上がるため《油殿の精霊龍 オイルマーネ》も勝利につながる1枚です。
ただし《百威と族絆の決断》が踏み倒せるエレメントはコスト5以下なので《ホワイト・スワン》なども候補にあがりました。
ですが今回はエスケープを全体に与える能力と《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》の進化元を必要とするため 《油殿の精霊龍 オイルマーネ》 を優先的に採用しました。
逆に《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》の採用を見送るならば《ホワイト・スワン》の採用優先度が上がるかもしれません。
《閃光の守護者 ホーリー》
【 クリーチャー 】
種族 ガーディアン / 文明 光 / パワー3500 / コスト9
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。
30円
『いきなりつよいデッキ 守りの王道』にも収録されていた本当に強いS・トリガークリーチャー、《音感の精霊龍 エメラルーダ》でシールドに仕込んでおけば、ターンが返って来ること間違いなしな能力です。
また、アタックが可能なので《推進型無重力ジャイロボール》があればパワー9500となりブロッカーとしても頼れるサイズになります。
《百威と族絆の決断》
【 呪文 】
文明 光/自然 / コスト7
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーがバトルゾーンにあれば、シールドゾーンにあるこの呪文に「S・トリガー」を与える。
次の中から2回選ぶ。（同じものを選んでもよい）
▶相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。
▶自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、もう1枚をマナゾーンに置く。
▶コスト5以下のエレメントを1つ、自分の手札から出す。次の自分のターンのはじめまで、それに「ブロッカー」を与える。
480円
踏み倒しが横行するデュエルマスターズにおいてS・トリガー化する条件は緩く感じます。
攻守ともにバランスの取れた決断呪文の最新型で、1番上の能力を2回起動することでかなりのクリーチャーをさばくこともできます。
シールドとマナを伸ばす能力もこのデッキとは相性が良く、特殊勝利に直結します。
最後のエレメント踏み倒しに関しても《光霊姫アレフティナ》の発射台になったり《推進型無重力ジャイロボール》を並べて雑なパワープレイに出たりと柔軟に活躍できる1枚です。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / ナイト / 文明 光/火 / パワー14000 / コスト8
■EXライフ（このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く）
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、呪文を2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。
■このクリーチャーが攻撃する時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、コスト8以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
30円
《ヘブンズ・ゲート》を採用した「天門デッキ」ではないので早期の踏み倒し手段はありませんが、戦いが長引いたときに墓地から《百威と族絆の決断》を拾ってきたり、攻撃時の呪文踏み倒し効果で《百威と族絆の決断》を撃ちシールドを増やして、特殊勝利へつなげたりと最後の粘りに必要な1枚となっています。
このデッキの回し方
①初動が多めのマナカーブ
3コストマナ加速を8枚＆速攻でシールドを増やす3コストの《回帰の守護者タテフ・エール》を4枚フル採用なので初手5枚＋2～3ドローで初動無しはかなりの低確率です。
5マナ《推進型無重力ジャイロボール》6マナ《MAX・ザ・ジョニー》とつなぐことができれば、次のターンに特殊勝利できる可能性が高くなります。
②臨機応変な戦術
《百威と族絆の決断》を中心とした臨機応変な戦い方が出来るのが魅力のデッキです。
私はこのデッキを実際にフリープレイに持ち込み《百威と族絆の決断》から《推進型無重力ジャイロボール》を2枚立てて《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》のパワーとブレイク数を上げてぶん殴る脳筋プレイで勝利したこともあります。
③トリプルエクストラウィン
3種類の特殊勝利はいずれも強力です。
《光霊姫アレフティナ》は単純にシールドが10枚になった瞬間に特殊勝利します。一番目指しやすく、シンプルですが、《光霊姫アレフティナ》をバトルゾーンに送り込む方法が《百威と族絆の決断》で踏み倒すしかほぼ無いところは短所です。
《MAX・ザ・ジョニー》はマナカーブ的に3マナ目に《シャーリー・チャージャー》→5マナで《推進型無重力ジャイロボール》→そしてS-MAX進化の《MAX・ザ・ジョニー》のアタックへつなぐことが出来るとシールドは9枚になります。
こうなると、次の《MAX・ザ・ジョニー》の攻撃終了時、もしくは7マナ目に《百威と族絆の決断》で 《光霊姫アレフティナ》を踏み倒せると、特殊勝利の条件を達成することができます。
《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》による特殊勝利が1番相手依存ですが、ズラーーっと横並べしてくるデッキ、『ガチロボ』や『闇単アビス』などには、シールドブレイクで《閃光の守護者ホーリー》を踏ませて、次のターンで《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》を出すことで逆転特殊勝利！！なんてことも狙えます。《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》の特殊勝利が目指せなさそうなデッキに当たったとしても相手のクリーチャーをシールドゾーンへ貼り付けにする能力は強力です。
④堅牢な防御力
S・トリガー8枚、条件付きS・トリガー3枚、G・ストライク4枚の受け札17枚に加えダイレクトアタックにこぎつけるまで相手はシールドを10枚近くブレイクすることになります。
ノートリにおびえることはなさそうです。
採用候補のカードたち
《AND・スパーク》
【 呪文 】
文明 光 / コスト6
■Ｓ・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい）
■自分のシールドが２つ以下なら、相手のクリーチャーをすべてタップする。
■自分の山札の上から１枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。
1100円
『逆アポロ』デッキに入っているため高額カードの仲間入りを果たした1枚です。
ずっと格安デュエマ研究所で紹介していたのに、出世したな、おまえ……。
《トライガード・チャージャー》
【 呪文 】
文明 光 / コスト4
■自分のシールドを１つ、手札に戻してもよい。ただし、その「Ｓ・トリガー」は使えない。
■自分の手札を１枚、裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。
■チャージャー（この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く）
200円
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を不採用にする場合には火文明を全て抜き2コストの自然のマナブーストを採用して2→4→6のマナカーブを構築することも検討していましたが、どうしても《回帰の守護者タテフ・エール》からのスタートになった場合に噛み合わずスタートを3コストにするプランに変更しました。
《獲銀月 ペトローバ》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ソル / 超化獣 / 文明 光 / パワー3500 / コスト3
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。
■ハイパー化：自分の他のクリーチャーを1体タップする。
─ハイパーモード─
パワー：7500
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、自分のシールドの数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
1280円
シールド化を何度もするためハイパー化後の踏み倒しがだんだん派手になるクリーチャーです。
新弾人気SRの為値段はお高め、種族がメカなのでメクレイド戦略などとも相性が良い1枚です。
おわりに
いかがだったでしょうか？
特殊勝利系のカードは即死コンボが発見されるとあっという間に値段が高騰する傾向があります。
格安デッキとして手元に置いておくのはいかがでしょうか？
「実際に組んでみた！」「こんな改造はどう？」「ティーゾリスまだ？」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
