皆様こんにちは、たけじょーです。
いやー出ましたね、フルスポイラー。なんかここ三回くらいずーっと新カードの話をしている。語るべきことが多すぎるんだよな。
NEOクリーチャー達が同文明以外にも乗るようになってたり、進化して出たときと進化する時に能力が発動するやつらがいたり、トレジャーがめっちゃボルシャックしてたり、ナイトとサムライ連中の顔ぶれが懐かしすぎたり……
とはいえ、紙面には限りあり。いくつかテーマを絞って、気になるカードをピックアップしてみました!
発売日付近にはガチまとめ名物・豪華ライタークロスレビューも控えているとの情報も……!こちらもお楽しみに!
目次
今度のサムライはクレカ!?
……えー、出オチめいていますがまずはここから見ていきましょう。新勢力・テクノサムライのご紹介です。
遂に明らかになったその戦略はクロスギア……ではなく、超魂Xをピックアップしたもの。中核となりそうなのが《暴覇斬空SHIDEN-410》です。

攻撃する度自身の下にカードを追加することで、後付けで超魂Xを重ね掛けして自己強化。特にテクノ・サムライに縛られるわけではないので、勢力を跨いで様々なフュージョナーとの組み合わせが考えられます。



例えば、「魔誕」勢力のSR《魔誕の悪魔デスモナーク》なら本家《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》ばりの連続攻撃を実現。《トルネド・ネード》なら除去をかわしやすく。《イズミ・スパイラルハイカー》なら突破力が向上します。
これらを運頼みとはいえ複数掛け合わせて使えるのはなかなか新鮮。独特なビートダウン戦法を楽しめそうです。
「これバグじゃない?」と言われていた《DARK MATERIAL COMPLEX》や《超神星DOOM・ドラゲリオン》と組み合わせたときの多重超魂Xが、遊び方の一つとして正式に提案されているのも面白いですね。
テクノ・サムライ全体を見るとNEO進化と超魂Xを活かしたビートダウン戦略が主体となる模様。直線的な「殴るデッキ」という感じではありますが、文明さえ合っていれば様々なカードと組み合わせられるので拡張性は十分。色々試してみましょう。
……てか、テクノ・サムライって名前から完全にサイバー武士をやるもんだと思ってたんですが、追加でクレジットカードをモチーフに取り込んでくるとは……
恐らくは「御恩と奉公」からの着想だとは思うんですが、こういうテンプレからの一捻りは流石の一言。圧巻のデュエマ節、私大好物です。
デドダ……デドダム!?(デドダムじゃない)
王道Wは3色推し。デュエマで3色といえば……そう、《天災 デドダム》ですね。散々「未来から来た」なんて言われてきたこのカード、現在でも全く衰えない勢いで活躍を続けています。

【 クリーチャー 】
種族 トリニティ・コマンド / 侵略者 / 文明 水/闇/自然 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。
当然他の3色3コスト獣のハードルは上がりに上がっているわけですが……そこは皆、頑張ってます。《ハンプティ・ルピア》とか《刀舞の3号 カツえもん》とか、各々の強みを生かして使われていますよね。
そして、王道Wの3色3コスト獣も全く引けを取りません。一挙に5種類が新登場です。

《名俳句楽 Drache der'Zen》は光水自然。まず基礎スペックが優秀で《芸魔隠狐 カラクリバーシ》にも《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》にも≪音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ≫にもなれます。攻撃するリスクこそありますが、2/3デドダムの挙動も偉すぎる。

続いて火光自然の《201式-銅鑼GOON》。時間差のマナ回収とも言える能力ですが、《暴覇斬空SHIDEN-410》のようなデッキトップを捲る能力とも相性良好。見た目以上に噛み合うカードは多そうです。

そして《シャワ=アガール》。ハンデス+ディスカード+ドローと、火水闇らしい能力が揃っています。ジャストダイバーも付いてくるので、進化元として使っても良し、スピードアタッカーやアビスラッシュを付けて打点にしても良し。

火闇自然には《無敵魔誕カースペイン》。スピードアタッカー・マッハファイター・スレイヤーに加え、破壊時に1ブーストのおまけつき。チャンプアタックでの運用が見込まれそうですが、コマンドかつジャイアントなのもお見逃しなく。

最後に《~王家の御曹司~》。最大2面を止める除去付きトリガーブロッカー。自身のブロックと併せてパワー7000までなら射程圏ですし、離れたら1ドロー。しかも光水闇のコマンド!アドバンスでは侵略元として大暴れしてくれそう。
多色カードのインフレを感じさせるパワフルな5枚、素直に新テーマと合わせても良いですが、《キユリのASMラジオ》や《アーテル・ゴルギーニ》で出しまくるなど、既存カードとの相性の良さにも注目です。
……これだけ新カードが出てきても見劣りしない《天災 デドダム》、やっぱりヤバすぎ。今2025年だぞ。
ペテン師がデュエマの常識を変える!?
絶っ対にクロスレビューと被っちゃうんですが、これを言わないわけにはいかないでしょう。新たな3色パーフェクト呪文、《蜃気楼と誠偽感の決断》の登場です。

最高にオシャレな名前もさることながら、注目せずにはいられないのがそのテキスト。相手ターン中にクリーチャーが3体以上出た場合、コストを支払わずに唱えることができます。
そして、パーフェクト呪文特有のモード選択。今回も2ドロー&1枚捨て・S・トリガーを1枚墓地から踏み倒し・クリーチャー1体シールド化から2つ選ぶことが出来ます。コントロール戦略を具現化したかのような、強力極まりない1枚です。
まず踏み倒し条件ですが、現代デュエマにおいて1ターンに3体クリーチャーが出ることはさほど難しくありません。特に【ドリームメイト】や【ファイアー・バード】など、手の早いデッキに関してはあっという間に条件を越えてきます。
自分のクリーチャーを出してもカウントが進むので、トリガー獣やニンジャ・チェンジを駆使すれば意表を突いて条件を達成させることもできるでしょう。
相手のターン終わりというタイミングも秀逸で、相手が動きを全て出しきったところでモードを選んで対応できます。
《流星のガイアッシュ・カイザー》も誘発せず、「相手のターン中」のメタも無効。トリガーから出したクリーチャーに関しては召喚酔いが解けた状態でターンが返ってくることに。めちゃくちゃよ。
そして、そこから繰り出される効果も実に便利なものが揃っています。ドロー効果は言わば最低保証、どんな状況でも最低限ドローと墓地肥やしができます。腐りづらさに一役買ってくれますし、次の踏み倒し効果とも噛み合っていますね。
2番目、S・トリガーを墓地から踏み倒す効果。デッキ全体を無理に寄せずとも、1番目の能力で捨てて即プレイが可能ですので単体で完結しています。昨今はトリガーの出力も右肩上がり、手痛いカウンターが放てることでしょう。
そして3番目、シールド化での除去。踏み倒し条件の都合上相手の場にクリーチャーがいることがほとんどでしょうから、出したてのそれらを即座にどかすことができます。
エスケープやメガ・ラスト・バーストを使わせない楯送りなのも嬉しいポイント。メタカードをどかすもよし、切札を叩き返すもよし。こんなに気軽に確定除去が撃ててしまっていいんだろうか……
……と、全然5コスト払って使ってもいいスペックの呪文なのですが、これがカウンターでぶっ放せるっていうんだから驚きです。
《流星のガイアッシュ・カイザー》の踏み倒しや《飛翔龍 5000VT》カウント、≪ブルー・インパルス≫の4体並べ同様に、色の合うデッキを見たら警戒必須のカウンターカードになりそうです。
すっと入りそうなのは【ヘブンズ・ゲート】系ですが、光水闇で新たにデッキが組めそうな予感も。S・トリガーを踏み倒しまくるとヤバいことが起こる事例、みなさんもよーくご存知ですよね……。
まとめ
- 武士道とは重ね掛けと見つけたり
- デドダムって王道W4弾くらいからタイムスリップしてきたのかな
- 終了時《ペテンシ―》には「うっそだあ」って言いたい
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
C、UC含めて面白いカードがいっぱい!トッキュー8が楽しそう!