新パックの中でも、特に注目すべきカードはどれだろう? ……そんな疑問に応えるべく、今回は北白河が経験豊富なガチまとめライターの面々にインタビューを実施してみました!
ほぼ引継ぎなしでボルスズから投げつけられたんですが
マジで忙しいんだからしょうがねえだろ
形式は、ご好評いただいているクロスレビュー形式。
例によって以下のように質問してみました!
質問①『邪神vs時皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
質問②『邪神vs時皇』に収録されるSR以上の「 10点満点の点数付け 」をお願いします。
質問③ 『邪神vs時皇 』 に収録される VR以下のカードで個人的に注目しているカードがあれば、理由とともに教えて下さい !
みなさんもぜひ、デッキを組むとき・シングルを買うとき・はたまたパックから出たカードの評価に困ったとき、参考にしてみてください!
新弾のカードは、9月20日(土)0時から購入できますよ!こちらも要チェック!!
ではさっそく行ってみましょう!
目次
協力ライター紹介
にわか

今年からカーナベルに力を貸してくれている、TopTierのメンバーが1人。
全国大会1位2位3位をコンプリートしようという激熱の目標を掲げている。カーナベルの実施する「人の輪イベント」にも協力してくれている何かと縁の深い男。
ちなみにはるるさんは多忙により今回はクロスレビュー不参加。突然の連絡でごめんね。
『邪神vs時皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
3弾ということでカードパワーが全体的に高い。
一文で終わっちゃった
ただ、実際に『魔覇革命』以降は「目立つ新規戦略のお披露目」も兼ねているので、「3弾=強い」はわりと事実と言ってもいいかも?
ばにら所長

第4回トレカライターコロシアム優勝者。JKなどに謎の人脈を持ち、蓮の見た目に反した広い顔も印象的。
この企画の初代担当であり、ボルスズ経由で今もその意志は引き継がれている。
カジュアル目線でのポイント付けという貴重な視点を持つが、そのせいでオール10点チャンスが潰れがち。
執筆:「格安デュエマ研究所」「デュべり部」ほか
『邪神vs時皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
ジャシン……お前、退場するのか……!?
いやビックリですね。サムライ&ナイトが下半期で推されるのは予想されてたものの、まさかグラッサタレット参戦とは!ifのキャラクターじゃなかったのか君たち。
主人公然としたキャラクターがストーリーに登場したことで、ウィンとジャシンはどうなるのか?侵略者もここからストーリーに絡むのか?非常に気になるところです。
このパック、ジャシンくん自体は何もやってませんしね。次のシリーズどうなるんだろう
あ、あと今回も競技環境ではなくオリジナルフォーマット・カジュアル視点で評価してます。
アドバンスだと、特に「非クリーチャー」関連の評価は結構変わるはず。 ついでに「3色カードであること」はちょっぴり減点対象としました。
カジュアル視点での話を書けるライターさん、実はとっても貴重
神結

卓越した文章力と類稀なるユーモアのセンス、そして独自の切り口が光る、デュエマ生え抜きでは最高峰のライター。多種多様な媒体でデュエマ関連のライティングを手掛け、「デュエマのライターと言えば?」の問いに真っ先に名前が挙がることもしばしば。
広く深い教養と語彙から紡がれる名文の数々はデュエマの歴史を伝え、またそれ自体が新たな歴史の1ページとなる。
執筆:「歴史探訪」「歴代名作デッキ」「GoD」「斜にマス」ほか
『邪神vs時皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
殿堂とヒロインBESTの後の大型弾ということで、かなり注目していました。
現環境は特にヒロインBEST産の【サイバー】が突出した強さを発揮していますが、この9月弾がこれから半年のデュエマを決定付けると思っていました。
その上で考えてくと、「新ギミックの登場」と「旧デッキのアップデート」をバランスよく組み込んだ弾かなと思っています。
去年のように「全サポート互換切り」みたいにはならない、ちょうどいいバランスでした
特にスチーム・ナイト系のいわゆるドロマーカラーのデッキたちはどれもこれも少しずつ足りない印象を持っていましたが、この弾で随分景色が変わったように思います。
一方でDDDと新バイク系についてはカードとしては強いけど、デッキとしてはどこまでまとまるのかちょっと未知数であるというのが第一印象です。
大きくやることが変わっちゃった陣営と、そこそこ地続きの陣営があるのは仕方ないか……
北白河

ボルスズの出世に伴い、ガチまとめ業務をほぼ全てを担うことになったガチまとめ編集担当。いつもものすごく疲れている。
新入社員歓迎会の自己紹介文に「ドラゴンと人間が嫌い」と書き、総務の人を震撼させた。
この企画においては、元ネタで言うところの森下万理子的な点数付けをやるポジションを狙っているらしい。
執筆:「未踏のデッキの夢を見て」「時事ネタ」他多数
最後は自分か……。
半年でギミックが移り変わっていた昨今と違って、三色シリーズはそのままに陣営の戦略だけ変えるという離れ業をやってきた印象です。
特に今まで戦略がぼんやりしていた光水闇の陣営にCOMPLEXという明確な軸ができたので、だいぶ動きやすさが変わってきそうです。
逆に戦略が大きく変わった陣営は、上手く適応させるのが難しそうですね。多色特有のカードパワーの暴力で押し切れるんだろうか。
……神結さんと同じこと言ってない?
クロスレビュー
ここからはライター4名のカード評価!
注目の13枚の10点満点評価を、順番にチェック!
《轟く邪道 レッドゾーン》 37点



《 ARC REALITY COMPLEX 》33点



《魔法カオスマントラ》 27点



《~神帝、完成せり~》 22点



《危険深淵 デンジャラス=ジャック》 28点



《悪魔誕グレイトフル・デッド》 26点



《「K」-9+9》 27点



《~世紀末の善悪~》38点



《俳句爵 Drache der’Bande》 28点



《心転地と透幻郷の決断》32点



《「GG」-001》 34点



《邪闘 デンジャラシス》 25点



《魔誕の封殺ディアス Z》34点



注目しているカード
最後に 『邪神vs時皇』で VR以下のカードで個人的に注目しているカードがあれば、理由とともに教えて下さい !
《 熱き邪道レッドゾーンZ 》。 ドロー、トリガーケア、打点追加にもなるなど、こちらも挙げていくとキリがないくらい強い。

《XENOGEAR-拳2号》。
別にすげえ強いカードってわけじゃないんですが、「殴れないTB…?そうか攻撃中にDDDで重ねろってことか!」「そのあとは"3枚以上含む"の土台にすればいいか」と、発見をもたらすレンズ状のデザインになってるのが良いな~と。
あっ!レンズ状のデザインっていうのはウィザーズ社のMark Rosewater氏の言葉で、見方によって厚みすなわち奥深さが異なって見えるデザインの在り方を示してるんだけど、要するに初心者さんには敢えてシンプルに見せつつ経験者が見るとその深さが分かるっていう構造のことで……(以下無限に長話)

今弾は語りたいカードが結構ありますが、1つ挙げるなら《魔誕の賢者ランブル》で。
なんか書いてあるテキストがどれも強い上に《真気楼と誠偽感の決断》や《 邪帝斧 ボアロアックス》といった強いカードから出せるのもプラス。
色を選ぶように見えて「5コストを出すギミック」さえあればタッチで採用しても充分に強いと思っています。

みなさん、お忙しい中ありがとうございました!
……あっそうだ、自分の枠もあるんだこれ
とりあえず注目枠は、《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》。
これまで無限に欲しい欲しいと言っていた、「前寄せの【起源神】」を成立させうるカードです。これに限らず、墓地に特定のカードを送り込みたいタイプのデッキではまずお声がかかりそうなのでなんとか揃えておきたいですね。
あと、《 ~神核の六起源~ 》は現状ノット起源神カードです。色は合うけど、コストと確実性が……。

おわりに
今回は『邪神vs時皇』について、私+3人のライター陣に意見を伺いました。
その他の項も含め、この記事がみなさんのカード評価やシングル購入・デッキ構築のお役に立てるなら幸いですね!
そんなシングルカードや、相性のいいあのカードたちはカーナベルでぜひ!
……しかも、今回は豊富な4コンセット(VR以上セット、R以下セット)に加え、さらなるキャンペーンも企画しております!
豊富な企画商品とキャンペーンで、新弾をお得に購入しちゃいましょう!!
「今後もやってほしい!」「あのライターさんのレビューも読みたい!」「自分の中のTOP3はコレ!」などなど、感想やコメントもTwitter「#みんなのデュエマ新弾トップ3」でドシドシ寄せちゃってください!
最後に、インタビューを快諾してくださったライターのみなさん、そしてここまでお読みいただいた読者のみなさまに多大な感謝と、今後の素敵なデュエマライフを願って筆をおかせていただきます。
それではまた次のセット、あるいは新鮮な話題でお会いしましょう!