新パックの中でも、特に注目すべきカードはどれだろう? ……そんな疑問に応えるべく、今回は北白河が経験豊富なガチまとめライターの面々にインタビューを実施してみました!
頼むから誰か新弾前の作業ラッシュを手伝ってくれ(販売用のパックを剥きまくりながら)
形式は、ご好評いただいているクロスレビュー形式。
例によって以下のように質問してみました!
質問①『デュエキングWDreaM 2025』について、「セット全体の印象」を教えてください。
質問②『デュエキングWDreaM 2025』に収録されるSR以上の「 10点満点の点数付け 」をお願いします。
質問③ 『デュエキングWDreaM 2025』 に収録される VR以下のカードで個人的に注目しているカードがあれば、理由とともに教えて下さい !
みなさんもぜひ、デッキを組むとき・シングルを買うとき・はたまたパックから出たカードの評価に困ったとき、参考にしてみてください!
新弾のカードは、10月18日(土)0時から購入できますよ!こちらも要チェック!!
ではさっそく行ってみましょう!
目次
協力ライター紹介
◆ドラ焼き

初代・最強位の称号を持つ、名実ともに最強のデュエリスト。その実態は、当企画一のマジレスDMロボット。
第一子誕生を経て復帰するや否や、めちゃくちゃ内容の詰まったデッキ解説記事を連続で寄稿して運営チームの度肝を抜いた。
この記事についても依頼してからわずか1時間で提出するなど、デュエマへの愛と意欲は底知れず!
『デュエキングWDreaM 2025』について、「セット全体の印象」を教えてください。
ドラグハートを中心にアドバンスに新しい風を吹かせてくれるカードが多数存在している弾になっていると思います。
ただ・・・去年の《頂上混成 BAKUONSOOO8th》、《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》、などと比べてしまうと、少し全体的なパワーは控えめかもしれませんね。
どちらかというと、面白い動きができるようになってないかな?という風に新カードを見ると良いかもしれません!!!
単独で軸にするのではなく、組み合わせで化けるカードを探そう……というパックなわけですね!
あーくん

すっかりガチまとめに馴染んできた、新たな環境ウォッチャー。
持ち前の言語化能力を活かして、オリジナル・2ブロック環境を中心に、アツく語ってくれている。
DTLでめちゃくちゃ忙しい中、レビューを頂いたぞ。
『デュエキングWDreaM 2025』について、「セット全体の印象」を教えてください。
毎年恒例となりました、デュエキングシリーズ!競技環境や背景ストーリーに大きな影響を及ぼす恒例のパックですね。
今回は王道と邪道という部分に焦点を当てたテーマ性の高いパックになっていると思います。特に、これぞ王道といえるジョーカーズ陣営の大幅強化が見どころでしょうか。
個人的にはデュエル・マスターズ界でも大好きなキャラクターであるミロクが超巨大クリーチャーとして顕現したのがかなり嬉しいですね。
あーくんさん、マジでミロクに対して幻覚を見てる人だからな……。
はるる

今年からカーナベルに力を貸してくれている、TopTierのメンバーが1人。
大型タイトルの獲得、CS累計優勝回数100回を目標に闘いを繰り広げるストイックさが持ち味。
DTL選手として戦いつつ、2025年前期では全国ランキング2位まで走り切り、全国大会出場を決めた。
本当にお疲れさまです。
『デュエキングWDreaM 2025』について、「セット全体の印象」を教えてください。
去年のデュエキングと比べるとかなり控えめなカードパワーだなと思いました。
単体スペックではなく、組み合わせで強くなるような感じ(主にジョーカーズ)が〇〇best系統と似ているような気がしました。
特殊パック内で、シリーズの垣根が崩れつつあるのかもしれませんね
ばにら所長

第4回トレカライターコロシアム優勝者。JKなどに謎の人脈を持ち、蓮の見た目に反した広い顔も印象的。
この企画の初代担当であり、ボルスズ経由で今もその意志は引き継がれている。
カジュアル目線でのポイント付けという貴重な視点を持つが、そのせいでオール10点チャンスが潰れがち。
『デュエキングWDreaM 2025』について、「セット全体の印象」を教えてください。
詰め込んだな!という印象です。
他のみなさんもおっしゃってると思うんですが、本格的に漫画と連動していることに加え、ドリーム・クリーチャー関連カードに英雄譚デッキ連動、エピソード4への種蒔き……と、かなり要素を押し込んできたなと感じました。
この詰め込み感が楽しい一方で、ストーリーの補完・アドバンスへの目配せ・実験的なデザイン・再録……とノルマの多いアイテムになっているので、ちょっと落ち着きがない印象も。
なまじBESTシリーズが今の形でうまくいっているだけに、デュエキングにいろいろ背負わせすぎてるのは気がかりですね~
確かに、めちゃくちゃ大量に詰め込まれているパックですよね
神結

卓越した文章力と類稀なるユーモアのセンス、そして独自の切り口が光る、デュエマ生え抜きでは最高峰のライター。多種多様な媒体でデュエマ関連のライティングを手掛け、「デュエマのライターと言えば?」の問いに真っ先に名前が挙がることもしばしば。
ガチまとめSlackにて、なぜか北白河のおもちアイコンのスタンプを多用する。どういう意味あるんですかあれ。
『デュエキングWDreaM 2025』について、「セット全体の印象」を教えてください。
全リストが公開されて数日経ちましたので、冷静な視点でリスト見たんですよ。
ここ2年のように一目で「これは環境入り!」というようなカードは少ないですが、その分癖のあるカードが多くて、使ってみたいなと思えるカードは結構あるなと感じました。
背景的にもミロクやアセビとかに出番があったのはもちろん、コードベスティ組が登場したのでニコニコです。
デッキビルダーも背景ストーリー勢もニッコリ!
あと、前回《 俳句爵 Drache der'Bande 》に4点と書きましたが、攻めの姿勢は忘れずに行きたいと思います。
(気にしてるんだ…)
北白河

ボルスズの出世に伴い、ガチまとめ業務をほぼ全てを担うことになったガチまとめ編集担当。
ここ数ヶ月で「黙って手を動かして積み重ねること」の重要さに周回遅れで気付いた結果、内面は特に変わらないのに全体的に丸くなった。
この企画においては、元ネタで言うところの森下万理子的な点数付けをやるポジションを狙っているらしい。よほど気に入ったカードにしか10点を付けない代わりに、4点以下もめったにつけないぞ。
最後は自分か……。
デュエキングと名乗っておきながら、これまでのシリーズとは違って「戦略強化」でも「大型大会モチーフ」でもなくごった煮なカードを詰め込んだ印象です。
どちらかというと懐かしの『パラレル・マスターズ』とか『ブラックボックスパック』に近いイメージがありますね。
そのせいで「こう使え!」というカードを探すのが難しいので、そこを自力で切り開いていけるプレイヤー向けかも。
クロスレビュー
ここからはライターのカード評価!
注目の14枚の10点満点評価を、順番にチェック!
《勝熱伝双 モモキングVS》44点




《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》46点




《双龍覇王 モルトVERSUS》56点




《双龍覇王 バーサス=ザ=デッドマン》36点




《水神 ミヅハノメノカミ》31点




《悪魔神バロム・リモーネ》45点




《悪名き侵略 レッドアウト》49点




《メラベンチャー・ザ・ジョニー》48点




《E2連結 俺丸「ライバック」》29点




《仙足竜 ACE-Murked/冥昏の櫛》36点




《神化混成 ボルナティックス》32点




《紅き団長 ドギラゴン悪》49点




《ネオ・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》38点




《仙界の麒麟児 ミロク》27点




注目しているカード
最後に 『デュエキングWDreaM 2025』で VR以下のカードで個人的に注目しているカードがあれば、理由とともに教えて下さい !
《支配の邪道 獄鬼夜城》。闇文明でありながら実質2ブーストができるカードなのでかなり汎用性が高いです。アナカラー系のビマナ、デアリやクローシスのメタビなどに採用できそうですね。《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明 》や《「修羅」の鬼 アシュラ天狗 》みたいな6コストで使いづらかった鬼札王国シリーズが日の目をみるのも個人的には激アツです。

《次世代龍覇 Q.E.DeuX》と《デス・ザ・ロストの黒像》。
《Q.E.DeuX》はエレメントバウンスという破格の除去性能。
《デス・ザ・ロストの黒像》はそれぞれの効果が非常に強く、進化による敗北キャンセルもあるため4コスト2ハンデス+2盾回収or盾焼却と言っていいレベルのカード。闇自然基盤のバロムデッキや古いところだと【デイガライオネル】なんかのタマシードデッキに採用するのも面白そうです。


《王道ダチ モンキッド》と《爆勇王剣 ラッシュ・ギガハート》。
前者はメタ効果持ちながらメクレイドするカードはやばい雰囲気あります。
後者については、4コストの除去持ちドラグハート強過ぎる。


《イザナミの海地図》。
《バライフの地版》とは何だったんだ、と突っ込みたくなる優秀なシンカライズ持ち。《 戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ 》をぶん投げていこうな。

《爆勇王剣 ラッシュ・ギガハート》&《爆勇将龍剣 ガイア・オウバーン》。
モルトで使うかは怪しいですが、これをついでに使えるデッキは脅威です。アドバンスの様々なデッキのサブフィニッシャーになりうるカードで、とりあえず1セットは所持しておきましょう。


みなさん、お忙しい中ありがとうございました!
……あっそうだ、自分の枠もあるんだこれ
個人的なことを言うと、《デス・ザ・ロストの黒像》。
いやその、元ネタのMTGのカードを10年以上擦ってきたので…。4コス2ハンデスだけでもコスト論的には相当強いのにおまけまでついてくるので、なんとか形にしたいですね。
真面目な話をすると、被りそうですが《欲望の邪道 ニガ=アブシューム/支配の邪道 獄鬼夜城》。
自然のブーストに頼らずとも「4ターン目6コスト」のムーブがやりやすくなったので、6コストのカードをもう一度洗ってみたく思いました。


おわりに
今回は『デュエキングWDreaM 2025』について、ガチまとめライター陣に意見を伺いました。
その他の項も含め、この記事がみなさんのカード評価やシングル購入・デッキ構築のお役に立てるなら幸いですね!
そんなシングルカードや、相性のいいあのカードたちはカーナベルでぜひ!カーナベルは初動価格の安さを重要視していますので、ここの値段についてはめちゃくちゃ自信があります。
……しかも、今回はさらなるキャンペーンも企画しております!
豊富な企画商品とキャンペーンで、新弾をお得に購入しちゃいましょう!!
「今後もやってほしい!」「あのライターさんのレビューも読みたい!」「自分の中のTOP3はコレ!」などなど、感想やコメントもTwitter「#みんなのデュエマ新弾トップ3」でドシドシ寄せちゃってください!
最後に、インタビューを快諾してくださったライターのみなさん、そしてここまでお読みいただいた読者のみなさまに多大な感謝と、今後の素敵なデュエマライフを願って筆をおかせていただきます。
それではまた次のセット、あるいは新鮮な話題でお会いしましょう!