目次
今日の主役
硬くて、重い。真正面から殴り勝つデッキ!
注目デッキの《シロナのガブリアスex》をご紹介します!

【 ポケモンex / 闘タイプ / HP330 / ダブルレア 】
闘 スクリューダイブ 100
のぞむなら、自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
闘闘 リューノバスター 260
このポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。
シロナのガブリアスexのデッキレシピ

戦い方とテクニック
このデッキは《シロナのガブリアスex》《シロナのガバイト》《シロナのロズレイド》の3枚がとにかく強いデッキです。
まずはエースの《シロナのガブリアスex》から見ていきましょう。

【 ポケモンex / 闘タイプ / HP330 / ダブルレア 】
闘 スクリューダイブ 100
のぞむなら、自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
闘闘 リューノバスター 260
このポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。
《シロナのガブリアスex》の注目すべきは、強烈な壁性能でしょう。
HP330と標準以上の耐久力を持ちながら逃げるに必要なエネルギーはなんと0!
つまり、殴られても即ベンチに下がれて、下がるためのコストも払わなくていいわけです。
「倒されない前提でゲームを組み立てられる」のが《シロナのガブリアスex》の強みです。
2種類のワザも強力で、まず闘1エネのワザ「スクリューダイブ」は100ダメージを出しながら、手札が6枚になるように山札を引きます。
殴りながら手札が減らないので、攻撃しつつベンチを並べ続けられます。相手を削っている間に、こちらの盤面はどんどん厚くなり、「攻撃したせいで次のターン何もできない」という展開にならないのが「スクリューダイブ」の偉さです。
対して闘2エネのワザ「リューノバスター」は260ダメージ。ただしこのポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュします。
撃った次のターンは丸腰なので、相手を倒しきれなければ、無抵抗のまま殴られる番が来ます。だからこのデッキは「いつ「リューノバスター」を撃つか」を見極めることが重要になります。
そしてその見極めのために、まず盤面を作らなければいけません。序盤はとにかく《シロナのフカマル》と《シロナのロゼリア》をベンチに並べることを優先しましょう。
《シロナのフカマル》と《シロナのロゼリア》はどちらもHP70。つまり《なかよしポフィン》1枚で2匹まとめてベンチに出せます。

【 トレーナーズ / グッズ / レアリティ無し 】
自分の山札から、HPが「70」以下のたねポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
グッズは、自分の番に何枚でも使える。
ここで2匹置けるかどうかが、次のターンに進化できる数を決めます。初手に《なかよしポフィン》があるかどうかで、立ち上がりの速度がまるごと変わってくるわけです。
そしてこのデッキは《シロナのガバイト》に進化さえすれば勝手に回り始めます。理由は特性「おうじゃのよびごえ」です。

【 闘タイプ / HP100 / レアリティ無し 】
特性:おうじゃのよびごえ
自分の番に1回使える。自分の山札から「シロナのポケモン」を1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
闘 リューノスライス 40
特性「おうじゃのよびごえ」は自分の番に1回、山札から「シロナのポケモン」を1枚手札に加えられる特性。1度場に出せれば、進化するまでの間ずっと使い続けられます。
1匹目の《シロナのガバイト》さえ出せれば2匹目の《シロナのガバイト》を持ってこれるので、2匹目を場に出せば1ターンに2枚シロナのポケモンを手札に加えられるようになります。当然3匹目が並べば3枚サーチできます。とにかく《シロナのガバイト》を立てることを目指しましょう。
《シロナのガバイト》が強すぎる結果何が起きるかというと、このデッキはポケモンをサーチするボール系のカードをほとんど必要としなくなります。ポケモンを探す仕事は《シロナのガバイト》が全部やってくれるからですね。
そこで空いた枠に、環境に合わせたメタカードや第二の勝ち筋を積めるわけです。「自由枠が多い」ことがこのデッキ最大の構築上の強みで、だからこそ大会に持ち込まれる形が毎回少しずつ違うのです。
逆に言えば、序盤は殴ることよりも《シロナのガバイト》を並べることを優先してください。ここが乗るかどうかで、その後のゲームの太さが決まります。
《シロナのガバイト》を引けていないときの保険が《ポケパッド》です。

【 トレーナーズ / グッズ / レアリティ無し 】
自分の山札からポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)を1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
グッズは、自分の番に何枚でも使える。
ルールを持たないポケモンなら1枚手札に加えられるので、《シロナのガバイト》にも《シロナのロズレイド》にも直接触れます。「進化先が手札にない」という一番痛い事故を、グッズ1枚で解消できるカードです。
相手に展開を許してしまい、サーチではなく打点を優先したい場面では《ふしぎなアメ》という選択肢もあります。

【 トレーナーズ / グッズ / レアリティ無し 】
自分の手札から2進化ポケモンを1枚選び、そのポケモンへと進化する自分の場のたねポケモンにのせ、1進化をとばして進化させる。(最初の自分の番や、出したばかりのポケモンには使えない。)
グッズは、自分の番に何枚でも使える。
《シロナのフカマル》から1進化をとばして《シロナのガブリアスex》へ。先攻2ターン目から攻撃を始められます。
ただし、とばした分だけ《シロナのガバイト》の特性「おうじゃのよびごえ」を使い損ねていることになります。速く殴れた代わりに盤面や手札が薄いまま進行するので、盤面が整っていないなら無理に《ふしぎなアメ》を使わないほうが勝率は上がります。
そして中盤、《シロナのロズレイド》がこのデッキの火力を爆上げします!

【 草タイプ / HP130 / レアリティ無し 】
特性:グローリーエール
このポケモンがいるかぎり、自分の「シロナのポケモン」が使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。
草無無 リーフステップ 80
特性「グローリーエール」は、「シロナのポケモン」が使うワザのダメージが「+30」されるというもの。そしてなんとこの効果は重複します!
例えば、ワザ「リューノバスター」なら、
- ロズレイド0体:260ダメージ
- ロズレイド1体:290ダメージ
- ロズレイド2体:320ダメージ
- ロズレイド3体:350ダメージ
- ロズレイド4体:380ダメージ
3体並べば350ダメージ。環境の主要なメガシンカexが射程圏内に入ります。
ワザ「スクリューダイブ」のほうも同じように伸びるので、《シロナのロズレイド》2体なら160ダメージ、3体なら190ダメージ。手札を補充しながら大ダメージというプランも成立します。1発で倒すか、2発に分けて手札を稼ぎながら倒すか。《シロナのロズレイド》の数が選択肢そのものを増やしてくれるわけです。
それでも足りない打点は《パワープロテイン》で埋めます。

【 トレーナーズ / グッズ / レアリティ無し 】
この番、自分のポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。
グッズは、自分の番に何枚でも使える。
使うとワザのダメージが「+30」されるのですが、グッズなので1ターンに何枚でも使えます。
《シロナのロズレイド》を倒されて打点が落ちたターンでも、手札次第で無理やり突破できるということが重要で、「ロズレイドがいないから倒されない」と相手が計算していたところを、《パワープロテイン》でひっくり返せます。相手の計算を最後まで確定させないのが、このカードの一番の仕事です。
攻めだけでなく守りを一級品に押し上げるのが、《シロナのパワーウエイト》です。

【 トレーナーズ / レアリティ無し 】
このカードをつけている「シロナのポケモン」の最大HPは「+70」される。
ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられる。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
つけている「シロナのポケモン」の最大HPが「+70」されるポケモンのどうぐで、《シロナのガブリアスex》に貼ればHP400です。
HP400は環境に並み居るほぼすべてのポケモンよりも高いHPで、相手からすると「1発で倒せない」はもちろん「2発でも倒せるか怪しい」という状況になります。
しかも、こちらは殴られている間に《シロナのロズレイド》を増やせるので、耐久と火力が同時に伸びていくのがこのデッキの気持ちよさです。
そして《シロナのパワーウエイト》の真価は、アタッカー以外に貼っても強いところにあります。
ポケモンカードはベンチを狙うワザが強い&このデッキはベンチを育てることが超重要。盤面ごと崩されるリスクを大きく下げられるのが偉く、現在は3枚採用ですが4枚採用も検討の余地があります。
特に意識したいのが《シロナのロズレイド》への貼り先。相手はこのデッキの根幹が《シロナのロズレイド》だと分かっているので、《シロナのガブリアスex》より先に《シロナのロズレイド》から倒して打点を削ってくるプレイを狙ってきます。ここを守れるかどうかで、こちらの最大打点を維持できるかが決まります。
そして、このデッキにはもう一つ知っておくべき戦い方があります。
特性「グローリーエール」は「シロナのポケモン」全員のワザを強化するので、《シロナのガブリアスex》を立てずに戦うこともできるのです。
たとえば《シロナのロズレイド》を3体並べた状態なら、
- 《シロナのガバイト》ワザ「リューノスライス」40 → 130ダメージ
- 《シロナのフカマル》ワザ「いわとばし」20 → 110ダメージ
- 《シロナのロゼリア》ワザ「トゲでさす」20 → 110ダメージ
非exポケモンでも十分に戦える打点が出ます。ここで効いてくるのが倒されてもサイドを1枚しか渡さないという点。
相手は「exを3体倒せば勝ち」というプランで動いているので、非exで殴り合っている間に相手のサイドプランが崩れていきます。相手が非ex軸の場合などは勝ち筋として覚えておきましょう。
この非exプランには落とし穴もあります。《シロナのガバイト》で殴り続けていると、いざ《シロナのガブリアスex》で戦いたいときに進化元が足りなくなるのです。殴る用と進化用、どちらに使う《シロナのガバイト》なのかを常に意識してプレイしましょう。
さて、残る課題はワザ「リューノバスター」でエネルギーが全部トラッシュされる問題です。ここを解決するのが《トウコ》と《ネオアッパーエネルギー》の2枚。

【 トレーナーズ / サポート / レアリティ無し 】
自分の山札から進化ポケモンとエネルギーを1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
《トウコ》は山札から進化ポケモンとエネルギーを1枚ずつ手札に加えるサポート。これ1枚で「2体目の《シロナのガブリアスex》」と「それを動かすエネルギー」が同時に揃います。
つまり、1体目が倒された返しのターンに《トウコ》を引ければ、盤面が崩れかけたところから一気に立て直せます。特殊エネルギーの《ロック闘エネルギー》と《ネオアッパーエネルギー》を確定でサーチできる唯一の手段でもあるので、状況に合わせて使い分けましょう。

【 エネルギー / エーススペック 】
このカードは、ポケモンについているかぎり、無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
2進化ポケモンについているなら、すべてのタイプのエネルギー2個ぶんとしてはたらく。
《ネオアッパーエネルギー》は2進化ポケモンについているならすべてのタイプのエネルギー2個ぶんとしてはたらく特殊エネルギー。《シロナのガブリアスex》は2進化なので、これ1枚を手張りするだけでワザ「リューノバスター」が撃てます。
ここが本当に強いのは、相手の計算を1ターン前倒しで壊せる点です。エネルギーが0の盤面を見て「今のターンは大技は来ない」と踏んだ相手に、いきなり350ダメージが飛びます。
ただし、「リューノバスター」でトラッシュされるので使えるのは実質1回きり。「ここで倒せば勝てる」という場面まで温存しておきたい1枚ですね。
もう1種の《ロック闘エネルギー》も見逃せません。

【 エネルギー / レア 】
このカードは、ポケモンについているかぎり、エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけているポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。(すでに受けている効果は、なくならない。)
闘エネルギー1個ぶんとしてはたらきながら、つけているポケモンが相手のポケモンが使うワザの効果を受けなくなります。
ダメージは通っても、それに付随する妨害だけが全部消えるのがポイント。無理やりベンチに戻される、にげられなくされる、状態異常にされる。そういった「HP400を迂回してくる手段」を封じられるので、相手の勝ち筋そのものを消せる対面が存在します。
逆に、ダメカンをベンチにばら撒いてくるタイプの相手には効きにくいので、過信せずに《シロナのパワーウエイト》で耐久を上げる方向へ切り替える判断も必要です。
あとは《ロケット団のラムダ》で足りないトレーナーズを直接持ってきましょう。

【 トレーナーズ / サポート / レアリティ無し 】
自分の山札からトレーナーズを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
「今この試合で一番刺さる1枚」をピンポイントで持ってこられますし、対面によって欲しいカードが変わるこのデッキとの噛み合いは抜群です。
最後に、このデッキを回すうえで必ずぶつかる2つの弱点にも触れておきます。ここを理解しているかどうかで、勝率がはっきり変わります。
1つ目は、打点が出るターンが相手に読まれること。
このデッキにはエネルギー加速手段がありません。エネルギーは1ターンに1枚しか貼れないので、《シロナのガブリアスex》にエネルギーが1個の盤面を見た相手は「今のターンは260は来ない」と確信できてしまうのです。安全なターンにベンチを整えられ、危険なターンだけ避けられる。これが積み重なると押し切れません。
対策は2つ。ベンチの2体目の《シロナのガブリアスex》にも並行してエネルギーを貼っておいてりゅーんのバスターの隙を無くすこと。そして《ネオアッパーエネルギー》を「読まれていないターン」にぶつけることです。相手が安全だと思っているターンこそ、このACE SPECが一番効きます。
2つ目は、手札干渉に弱いこと。
特性「おうじゃのよびごえ」は強力ですが、あくまでサーチであってドローではありません。持ってこられるのは「シロナのポケモン」だけなので、手札を流されたあとにサポートやエネルギーを引き直す力はこのデッキにはほとんどありません。

【 トレーナーズ / サポート / レアリティ無し 】
自分の手札をすべて山札にもどして切る。その後、山札を6枚引く。自分のサイドの残り枚数が6枚なら、引く枚数は8枚になる。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
手札を作り直せるのは《リーリエの決心》とワザ「スクリューダイブ」だけ。だからこそ、エネルギーに代わるカードは必要な時にしか使わない意識が重要です。
相手の手札干渉に対してデッキの中に必要なカードを残せるようにしておくことが、このデッキを使う上で差が出るプレイングです。
このデッキの注目カード
シロナのガブリアスex

【 ポケモンex / 闘タイプ / HP330 / ダブルレア 】
闘 スクリューダイブ 100
のぞむなら、自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
闘闘 リューノバスター 260
このポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。
このデッキの主役。
HP330・にげるためのエネルギー0という土台があるので、ダメージを受けたらベンチに下がり、別のポケモンで一手つないでから復帰するという受け回しができます。3枚採用は、《シロナのガブリアスex》2体で回す動きを切らさないためです。
軽いワザ「スクリューダイブ」と重いワザ「リューノバスター」の使い分けがそのまま勝敗に直結します。焦って「リューノバスター」を撃つと、次のターンに丸腰で殴られて一気に崩れるので、「今後のゲームプラン」を考えてから宣言する癖をつけましょう。
シロナのガバイト

【 闘タイプ / HP100 / レアリティ無し 】
特性:おうじゃのよびごえ
自分の番に1回使える。自分の山札から「シロナのポケモン」を1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
闘 リューノスライス 40
このデッキの心臓部。
特性「おうじゃのよびごえ」で毎ターン「シロナのポケモン」を手札に加えられるので、このデッキはボール系カードを積まずに盤面を作れます。空いた枠を自由に使えるという構築上の恩恵まで含めて、《シロナのガバイト》1枚の性能だと考えてください。
並べれば並べただけ特性「おうじゃのよびごえ」を使えるので、《シロナのフカマル》との4-4採用は必然。このデッキの安定感はほぼ《シロナのガバイト》の枚数で決まります。
ワザ「リューノスライス」40も特性「グローリーエール」で伸びるので、アタッカーとしても数えられるのを忘れないようにしましょう。
シロナのロズレイド

【 草タイプ / HP130 / レアリティ無し 】
特性:グローリーエール
このポケモンがいるかぎり、自分の「シロナのポケモン」が使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。
草無無 リーフステップ 80
このデッキの影の主役。
特性「グローリーエール」が重複するので、ベンチに何体並べられるかがそのまま最大打点になります。《シロナのガブリアスex》の打点がやや控えめに設定されているのは、《シロナのロズレイド》が前提にあるからです。
目指したいのは3体。1体倒されても残り2体でワザ「リューノバスター」320ダメージを維持できるので、相手のロズレイド狙いに1枚分の余裕を持って対応できます。
シロナのパワーウエイト

【 トレーナーズ / レアリティ無し 】
このカードをつけている「シロナのポケモン」の最大HPは「+70」される。
ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられる。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
「シロナのポケモン」の最大HPを「+70」するポケモンのどうぐ。
このデッキのポケモン全員が対象なので、貼り先に困ることがありません。《シロナのガブリアスex》ならHP400、《シロナのガバイト》なら170、《シロナのロズレイド》なら200。「どこに貼っても相手のダメージ計算が1段ズレる」のが《シロナのパワーウエイト》の本質です。
アタッカーを固めるか、システムを守るか。相手のデッキがベンチを狙ってくるかどうかで貼り先を変えられるようになると、勝率がはっきり上がります。
枠の都合で3枚採用ですが、入れれば入れるだけ強いカードです。
ロケット団の監視塔

【 トレーナーズ / スタジアム / レアリティ無し 】
おたがいの場の無色ポケモン全員の特性は、すべてなくなる。
スタジアムは、自分の番に1枚、バトル場の横に出せる。別のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。同じ名前のスタジアムは場に出せない。
おたがいの場の無色ポケモン全員の特性を消すスタジアム。
「おたがい」と書かれていますが、このデッキの特性持ちは闘タイプの《シロナのガバイト》と草タイプの《シロナのロズレイド》だけなので、実質的に自分だけノーリスク。環境に多い無色タイプのシステムポケモンを一方的に止められます。
特にありがたいのが、《メガガルーラex》のようにドローを無色ポケモンに任せているデッキとの対面ですね。
ネオアッパーエネルギー

【 エネルギー / エーススペック 】
このカードは、ポケモンについているかぎり、無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
2進化ポケモンについているなら、すべてのタイプのエネルギー2個ぶんとしてはたらく。
2進化ポケモンについているならすべてのタイプのエネルギー2個ぶんとしてはたらくACE SPEC。
《シロナのガブリアスex》は2進化なので、1枚手張りするだけでワザ「リューノバスター」が撃てます。エネルギー加速手段を持たないこのデッキにとって、これは唯一の「1ターン早く大技が飛ぶ」瞬間です。
だからこそ価値があるのは打点そのものより意外性のほう。「今のターンは大技は来ない」と読んでベンチを整えにきた相手に、そのまま350ダメージを叩き込めます。
1枚しか入れられず、撃てば流れていく。使うターンを1回間違えると取り返せないので、温存の判断は慎重に。
追加で欲しい!入れ替え候補カード
先ほど触れたように、このデッキはボール系カードを積まなくても盤面が作れる=自由枠が多いのが強みです。つまり、環境に合わせて差し込むカードでいくらでも顔が変わります。
シロナのミカルゲ

【 悪タイプ / HP70 / レアリティ無し 】
無 レイジングカース
自分のベンチの「シロナのポケモン」全員にのっているダメカンの数×10ダメージ。このワザのダメージは弱点を計算しない。
ワザ「レイジングカース」は、自分のベンチの「シロナのポケモン」全員にのっているダメカンの数×10ダメージ。
HP400の《シロナのガブリアスex》が攻撃を耐えてベンチに下がると、受けたダメージがそのまま火力に化けます。「耐えた」がそのまま「反撃」につながるので、耐久で勝つこのデッキと構造から噛み合っています。非ルールなので倒されてもサイドは1枚だけという点も含めて優秀です。
アンフェアスタンプ

【 トレーナーズ / グッズ / レアリティ無し 】
このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。
おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は5枚、相手は2枚、山札を引く。
グッズは、自分の番に何枚でも使える。
前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしていれば使えるACE SPECのグッズ。おたがいが手札をすべて山札に戻し、自分は5枚、相手は2枚だけ引きます。
《ロケット団の監視塔》で無色のシステムポケモンを止め、そのうえで手札を2枚にする。「特性でドローできない、手札もない」という状態を作れば、大量ドローと大量エネ加速で殴ってくる高火力デッキを一方的に止められます。順当に殴り合えば速度で負ける相手に、唯一抗える形がこれです。
もう一つの利点が、このデッキの弱点である「手札干渉に弱い」を裏返せること。こちらは5枚引けるので、干渉合戦になったときに一方的に有利を取れます。
注意点は、ACE SPECは1デッキ1枚なので《ネオアッパーエネルギー》を抜くことになる点。速さを捨てて妨害を取る、という構築方針の変更だと考えてください。
バトルコロシアム

【 トレーナーズ / スタジアム / アンコモン 】
おたがいのベンチポケモン全員は、相手のワザや特性の効果で、ダメカンがのらない。[ワザのダメージは受ける。]
スタジアムは、自分の番に1枚、バトル場の横に出せる。別のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。同じ名前のスタジアムは場に出せない。
おたがいのベンチポケモン全員が、相手のワザや特性の効果でダメカンをのせられなくなるスタジアム。ワザのダメージそのものは通ります。
先ほど「ダメカンをベンチにばら撒いてくる相手には《ロック闘エネルギー》が効きにくい」と書きましたが、その穴を正面から埋めるのがこのカードです。
ベンチの《シロナのロズレイド》を守れると何が変わるか。打点が落ちません。相手はロズレイドを削って《シロナのガブリアスex》の火力を下げにくるのが基本方針なので、それを封じれば毎ターン最大打点で殴り続けられます。
ポケモンのどうぐを無効化するスタジアムを相手が使ってくる場合、《シロナのパワーウエイト》のHP+70が消されてしまいます。そういう対面でも、こちらから《バトルコロシアム》を貼って上書きできるのが心強いところ。
注意点は《ロケット団の監視塔》とスタジアム枠を奪い合うこと。相手の妨害を止めたいのか、ベンチを守りたいのかで枚数配分を決めましょう。
ピュール
自分の手札が5枚になるように山札を引くサポート。引く前に、手札を好きなだけトラッシュできます。
このデッキで一番うれしいのは中終盤に手札で腐るカードを処理できる点。盤面が完成したあとの《なかよしポフィン》や、もう使わない進化前のポケモンを全部捨ててから引き直せます。手札が薄いのではなく「使えないカードで詰まっている」という状況を解消できるのがこのカードの役割です。
《リーリエの決心》が手札を山に戻して引き直すカードなのに対し、こちらは不要札をトラッシュに送りながら山札そのものを濃くできる。終盤にエネルギーを引き当てる確率を上げられるので、「エネルギーを引けるか勝負」に持ち込まれる展開への保険になります。
引ける枚数は多くないので採用は1枚が目安。サポート枠なので、《ボスの指令》や《トウコ》との配分を見ながら調整しましょう。
ヒーローマント

【 トレーナーズ / レアリティ無し 】
このカードをつけているポケモンの最大HPは「+100」される。
ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられる。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
つけているポケモンの最大HPを「+100」するACE SPECのポケモンのどうぐ。
《シロナのガブリアスex》に貼ればHP430。《シロナのパワーウエイト》の400から、さらに30積み増せます。
たった30ですが、相手に要求するリソースを1枚増やせる意味は大きく、ダメージを積み上げて倒すタイプのデッキ相手なら、その1枚が足りずに1ターン猶予が生まれます。耐久で勝つこのデッキにとって、1ターンはそのまま《シロナのロズレイド》1体ぶんの打点です。
注意点は2つ。ポケモンのどうぐは1匹に1枚しかつけられないので《シロナのパワーウエイト》とは併用できません。また、ACE SPECは1デッキ1枚なので、《ネオアッパーエネルギー》か《アンフェアスタンプ》のどちらかを抜くことになります。
速さを取るか、妨害を取るか、耐久を取るか。ACE SPEC1枠の使い方が、そのままこのデッキの性格を決めます。
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