- 一緒にトレカをやる相手を探している人
- 大会に出てはいるけど、誰とも話さずに帰ってきている人
- 「参加費無料・ご飯つき」の裏側が気になる人
- ZweiLanceさん・にわかさんと同じ会場で遊んでみたい人
- カーナベルのイベントに参加してみたい人
2026年8月1日、カーナベル主催のデュエル・マスターズ交流イベント「トレカ×スポーツマン」を開催しました。今回で3回目です。参加費は無料、景品つき。お食事も全部弊社持ちで、ゲストにはZweiLanceさんとにわかさんをお迎えしました。
過去2回は「宗教の勧誘かと思ってた」なんてお声もいただいたのですが、今回いちばん聞かれたのはこれでした。
「なんで、運動に自信がある人を集めたんですか?」
カードゲームの大会なのに、参加条件が「運動に自信がある」。しかも先攻・後攻の決め方が4回とも違って、ダイスもじゃんけんも使っていません。答えは、この先に書いています。
当日のダイジェスト
この大会が狙っていたこと
狙っているのは、順位を決めることではありません。参加した方に、話す相手ができることです。
カーナベルが掲げている「孤独の解消」の一歩目です。だから進行のあちこちに、会話が生まれるような仕掛けを入れました。
実際、どんな大会だったのか
参加者は21名。デュエル・マスターズのプレイヤーで、かつ「運動に自信がある」という方に集まっていただきました。

ゲストは ZweiLanceさんと にわかさん

ZweiLanceさんにはジャッジをお願いしました。交流が目的の大会でも、ルールで迷ったときに任せられる人がいるかどうかで、卓の空気はけっこう変わります。第1弾のデュエマ回に続いて、2度目のご登場です。
にわかさんには対戦にも入っていただきました。そしてお二人には、もうひとつ参加者同士を繋げる役もお願いしています。理由は後半で。
先攻決め、4回とも別競技でした
全4回戦。先攻・後攻はこの4つで決めています。




先攻決めの4種目。3回戦だけ、運動と一切関係ありません

運動に自信がある方の大会なので、体を使うもので決めています。ただし3回戦の「あっち向いてホイ」だけ、運動と一切関係ありません。なぜ1回だけ運の勝負を混ぜたのかは、後半で書きます。
みなさんなら、どれで先攻を取りたいですか。
- ① 立位体前屈(1回戦)
- ② 片足バランス(2回戦)
- ③ あっち向いてホイ(3回戦)
- ④ 手押し相撲(4回戦)
▼ 答えを見る
いちばん盛り上がっていたのは4回戦の「手押し相撲」でした。ただし普通の手押し相撲ではなく、片方の腕にティッシュを載せた状態で行います。
力任せに押せばティッシュが落ちるので、腕力だけでは勝てません。押すか、耐えるか。読み合いが生まれるぶん決着に時間がかかり、そのあいだ周りから声が飛びます。運動に自信がある方ばかりだからこそ、正面からの力比べにしなかったのが効きました。

毎試合、対戦前に10分の交流タイム
各回戦は「交流10分+対戦30分」。対戦相手が決まったら、まずは挨拶と自己紹介。そのうえで毎回、運営からお題を出しています。
| 回戦 | お題 |
|---|---|
| 1回戦 | 部活・チームの謎ルールや理不尽な伝統 |
| 2回戦 | 今でも覚えてる、あの一瞬 |
| 3回戦 | 監督・顧問・先輩の名言 or 口癖 |
| 4回戦 | 引退した今だからこそ言える本音 |

お昼は「2人で来たら食べていい」

昼食はケンタッキーとミスタードーナツ、お菓子と飲み物をご用意しました。ただし条件が1つ。対戦相手と2人で来ていただくこと。1人では受け取れません。
そのおかげか、お昼はデュエマの話だけで終わりませんでした。プライベートの話で盛り上がっている卓が、いくつもありました。
そして、試合が終わってからも

1回戦の時点では、正直まだ空気は硬めで、お互いに探り合うような会話でした。ただ、お題があるおかげで「何を話せばいいか分からない」という時間は、ほとんどありませんでした。

回戦が進むにつれて、対戦中の会話は目に見えて増えていきました。ある人の面白いエピソードを、別の卓の人に「この人の話、聞いてくださいよ」と紹介する場面まで出てきます。

そして、この大会でいちばん見たかった光景がここでした。結果を報告したあとも、卓に残って話し続けている。席を立ってからも、通路で話が続いている。
勝敗以外で渡す賞
閉会式では、順位賞のほかに4つの賞をご用意しました。紳士プレイヤー賞、ユニークデッキ賞、スポーツマン賞、SNS交換賞。
相手への態度、デッキ、先攻決めの強さ、そして連絡先の交換。順位表に載らないところで光った人に渡る賞です。
参加者に聞いてみた
とはいえ、ここまでは主催側から見た話です。参加した方からはどう見えていたのか、終了後に伺ってみました。
賞SNS交換賞・受賞者の方
──今日はお一人で参加されたんですよね。
大会自体は月に何度か出ていますが、いつも一人です。会場では誰とも喋らずに帰ることの方が多いです。
──連絡先を交換されたと聞きました。どのタイミングでしたか。
お昼です。「2人で来ないと食べられない」ルールだったので、対戦相手の方と一緒に並んだんですが、その待ち時間で話が続いてしまって。食べ終わる頃には交換していました。あのルールがなかったら、別々に取りに行って終わっていたと思います。
──普段の大会と違ったところはありましたか。
負けても帰りたくならないところです。普段は負けたら早く帰りたくなるんですが、今日は最後まで残っていたい感じがありました。順位以外の賞があるのも大きいと思います。
者参加者の方
「運動に自信がある人」という条件で集まっているので、初対面でもいきなり部活の話ができました。この共通点が最初になかったら、たぶん天気の話で終わっていたと思います。
者参加者の方
ピリピリしていないのが良かったです。ジャッジの方がいてくれたので、細かいところで揉める心配がなく、勝ち負けよりも対戦そのものを楽しめました。


改めて、私たちの狙い
きっかけと安心は、設計で用意した
「話す相手ができる」ために要るものは、2つだと思っています。話すきっかけと、安心です。
初対面で会話が始まらないのは、話す気がないからではなく、きっかけがないからだと思います。だから「運動に自信がある」という共通点で集まっていただき、毎試合お題を出し、先攻決めを体を使うものにしました。立位体前屈で先攻を決めれば、その場で必ず一言交わすことになります。昼食を「2人で来たら」にしたのも、ゲストのお二人に繋げる役をお願いしたのも同じ理由です。
3回戦だけ「あっち向いてホイ」を混ぜた理由もここです。運動が得意な人だけが勝ち続けると、卓の空気が動きません。1回だけ運の勝負を入れると、そこで初めて笑いが起きる卓が出てきます。
もう1つの安心。受付で「顔を映したくない方はお伝えください」とご案内し、申告いただいた方は写真の選定から外しました。勝敗以外の賞を置いたのは、負けた人が「今日は何もなかった」と帰らないため。ZweiLanceさんにジャッジをお願いしたのは、「揉めたらどうしよう」を先に消しておくためです。
会話が生まれていたのは偶然ではありません。きっかけと安心を、進行の設計で用意した結果です。
そもそも、なぜカーナベルがこれをやるのか
ここまで読んで、「そこまでやる理由は何なのか」と思われた方もいるかもしれません。

カードショップが担う役割は大きく2つ、商品の流通と遊ぶ場所の提供です。カーナベルは通販の会社なので、流通には特化できている代わりに遊ぶ場所を提供できていない。ここが、うちにぽっかり空いている穴です。
お客様の多くはプレイヤーです。遊ぶ相手が見つからなければ、その市場はいずれ廃れてしまいます。それは業界の問題であると同時に、在庫を持って商売をしているカーナベル自身の問題でもあります。リモートで対戦できる今でも、次の3つは残ったままです。
- そもそも遊ぶきっかけを掴めない
- 顔の見えない相手と遊ぶことへの不安
- ネット上の荒んだ話を見てしまうことへの不安
だから、純粋な「遊ぶ場所」を提供します。もう少し根っこの話は、記事の最後で代表の原田が書いています。
ここからもっと高めていく
最終的に目指しているのは、トレカを通じて出会った相手と、トレカ以外のことでも頼り合えるような関係です。ただ、そこまでには段があると思っています。
| 段 | 状態 |
|---|---|
| ① | 話す相手ができる ← 今回 |
| ② | 認め合う相手ができる(お互いを分かっている状態) |
| ③ | トレカを通して頼り合う相手がいる(自分を出せる状態) |
| ④ | 人生を通して頼り合う相手がいる(トレカ以外のことでも) |
今回はまだ①です。いきなり④の話をしても実態と離れてしまうので、まずは①をきちんと踏むことを目標にしました。次に狙うのは②。紳士プレイヤー賞やユニークデッキ賞は、その入口にあたるものです。
一歩ずつこういう場を用意していって、みんなに愛される会社になっていきます。
代表・原田から
正直に言います。カーナベルは、ただのトレーディングカード通販の会社ではありません。
私達が本気で向き合っているのは、「トレカが持つ、人と人をつなぐ力」を、この時代にもう一度取り戻すことです。
8月1日、「人の輪大会」の第8弾を開催しました。「大会ではいつも誰とも話さずに帰る」と言っていた参加者の方が、対戦後に連絡先を交換していました。その光景を見た瞬間、これをやって良かったと心底思いました。
だからこそ私は、経営方針を“シンカ”という言葉に込めています。
- 進化 — ITやAIによってオペレーションを不断に磨き上げること
- 真価 — トレカが本来持つ人と人との結節力——社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)——を最大化すること
- 深化 — お客様一人ひとりに深く寄り添い、モノや効率だけでは満たされない「孤独」という現代的な社会課題に向き合うこと
社会がモノの豊かさから心の豊かさへと移行する今、効率化の名のもとに人の心を置き去りにすることは、私達の選択肢にありません。
「話す相手ができる」の先には、「認め合える関係」がある。まだ8回目ですが、私達はそこまで本気で見ています。
少しでも「応援したい」と思っていただけたら、一緒にこの輪を広げていきましょう。
この続きは、代表挨拶に書いています。

原田 駿佑
次回のご案内
今回参加できなかった方から「次はいつですか」と聞かれることが増えました。次回の開催が決まり次第、カーナベル公式Xでご案内します。参加募集もそこから出しますので、気になる方はフォローしておいてください。
𝕏 カーナベル公式Xをフォローする ▶一緒に働く仲間を探しています
こういうイベントをもっと増やしていきたくて、採用も強化しています。気になる方は会社見学にご応募ください。イベントを作っている現場も、そのまま見ていただけます。
※交通費全額負担。遠方の方もお気軽にご参加ください
※※転職に向けたご不安の解消に向け、見学後に相談会を開催いたします

