
デュエル・マスターズの競技環境で長く遊んでいると、このような感情を抱く瞬間が稀によくあります。
すなわち過去の環境の覇者と数年ぶりにマッチアップする瞬間です。
個人的には直近の【赤零ジョーカーズ】みたいに、定期的に公式から大量の強化を貰っているケースも羨まし……好きなのですが……
それ以上に好みなのは強化カードが1-2枚のみでも、乗り手の腕1本で勝ち上がっているケース。
そう……

流光CS in JTCライカム店
ベスト4(2026.9.5)
【青黒魔導具】!?
生きていたのか!!
しかもアドバンス……こりゃおもろいということで乗り手のひえい選手にコンタクトを取り、このデッキについていろいろと取材させて頂きました。
ウワサのオリジナルデッキ紹介所、第33弾です。
入賞オリジナルデッキ紹介所とは

デュエル・マスターズにはこんな心の衝動に従い、好きなカードたちと向き合い、独自の牙を研ぎすまし、爪痕を残す環境外デッキ使いたちがいます。
入賞デッキ円グラフの片隅で存在感を示し、ニッチなカードを高騰させ、時に布教せんとするストイックな挑戦者たち。
ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所は、そんな彼らの軌跡を取材して広める場所です。
しかも紹介デッキはカーナベルで販売されます!
在庫次第・期間限定ではありますが、気になったオモロデッキをすぐに入手して遊べますので、ぜひともチェックしてみてください。
デッキレシピ
このデッキはいわゆる【コントロール】デッキです。
まずはサンプルリストをお見せしつつ大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。
デッキレシピ
懐かしすぎる!
失礼しました。
【青黒魔導具】は2023年頃から頭角を現し、圧倒的な地力で当時の Tier 1となったデッキです。
ご存じない方のためにまとめると、このデッキの基本的な動きは以下の通りです。

墓地を13枚増やす《ヴォゲンム》で、墓地の魔導具のカードを増やすところからスタート。
殿堂カードの《ゼニスザーク》が落ちれば御の字ですが、ない場合も他のドルスザクでコントロールし、リソース差を広げて逆転の芽を摘み取って勝利します。
……というのがオリジナル版【青黒魔導具】の基本的な動きでした。アドバンスではここにさらに外部ゾーンのカード、《零龍》が追加されています。

【 零龍の儀 】
種族 マスター・ドラゴンZ / 文明 闇 / パワー00 / コスト00
MZ1 ■ゲーム開始時、このカードと、異なる4種類の零龍星雲を、リンクせずにバトルゾーンに置く。 ■ゲーム開始時、相手はもう1枚カードを引く。 ■零龍カードはバトルゾーンを離れない。 ■零龍卍誕:自分の4枚目の零龍星雲をこのカードとリンクした時、5枚全部を裏返して、1体のリンクしたクリーチャーにする。 MZ2 ■自分のターンの終わりに、手札が1枚もないプレイヤーがいれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、GR召喚する。 MZ3 ■カードを自分の墓地に置いた時、自分の墓地にカードが8枚以上あれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000 する。 MZ4 ■クリーチャーが破壊された時、このターン中、他に2体以上破壊されていたら、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 MZ5 ■カードを自分の墓地からバトルゾーンに出した時、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。 ────────────零龍──────────── ■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) ■このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。 ■このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れることはできず、すべてのバトルに勝つ。 ■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
魔導具ギミックの多くが墓地や盤面、手札に干渉するため、《零龍》の卍誕ギミックは簡単に達成が可能。
これにより圧倒的なカウンター&フィニッシュ性能を得たデッキ……それが【アドバンス版青黒魔導具】なのです!
前置きはここまで。
ここからは個別カードの解説に入ります。
採用カード解説
コンセプトカード
《堕呪 バレッドゥ》×4
お馴染み初動枠です。
【赤黒バイク】など、対面によっては《ガル・ラガンザーク》を着地させて妨害を行いたいため、墓地を2枚増やせるこのカードのプレイの優先度は高めです。
《堕呪 ゴンパドゥ》×4
デッキを掘れる初動枠その2です。
先述の通り、《バレッドゥ》を優先しがちですが、逆に《ヴォゲンム》を探したいときはこちらの掘削力を頼りにします。
《堕呪 ウキドゥ》×1

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2
■いずれかのプレイヤーのシールドを1つ見る。それを持ち主の墓地に置いてもよい。そうしたら、そのプレイヤーは自身の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■カードを1枚引く。
初動枠の追加分です。
1枚しか入っていないので引き次第にはなりますが、G城を剥がせる点は特筆事項でしょう。
《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具 / 文明 水・闇 / パワー5000 / コスト3
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーが攻撃する時またはブロックした時、自分の手札を1枚捨てる。
────────────呪文────────────
カード名:堕呪 ブラッドゥ
文明:水
コスト:2マナ
種族:魔導具
■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
■カードを1枚引く。
墓地リセットと初動を兼ねるおなじみの1枚です。
前者は、現環境ですと【アーティスト・ジョーカーズ】などを(気持ち)減速させられます。後者は控えめな手札回しになります。
《ガシャゴン》も終盤の打点要員として使ったり、《デ・スザーク》などを作るために使ったりします。
《堕魔 ドゥンブレ》×1

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具 / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚、自分のシールドゾーンから手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
初動用自由枠です。
手札が減らない状態で魔導具クリーチャーを早出しできるため、場を絡める無月の門系統のカードの早期着地にも貢献します。
《堕魔 グリデリア/堕呪 フンズヴァイ》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具 / 文明 水・闇 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を墓地に置く。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーのパワーを、こうして墓地に置いた魔導具カード1枚につき−2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
────────────呪文────────────
■堕呪 フンズヴァイ R 水文明 (5)
■呪文:魔導具
■S・トリガー
■相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。
「強い援軍」で加わった新規です。
上面で除去兼リソースを確保しつつ、下面でしっかりと相手の場を取れる……なかなか優秀な1枚といえるでしょう。
受け手段がエレメント除去というのも現代仕様ですね。
《堕魔 ドゥポイズ》×4

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具 / 文明 闇 / パワー8000 / コスト2
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
除去兼コントロール兼破壊の儀を達成してくれるカードです。
アドバンス環境のメタ獣や、2コスト跳次元呪文で出てくる初動獣などを焼けるため非常に有用です。
また、自軍のドルスザクを巻き込みながらこのカードを出して1:2交換(表向き)をするだけで、破壊の儀を達成してくれます。
そしてゲーム中盤以降はコンボでも活躍します。
《ヴォゲンム》で増えた墓地から、 《 絶望と反魂と滅殺の決断 》を詠唱。
《ラビリピト》と《ドゥポイズ》を蘇生して、後者でコスト8以上のドルスザクを巻き込みながら除去を行いつつ、無月の門でドルスザクを再び召喚。
全ハンデスができます。
終盤になれば《ラビリピト》が出た状態でドルスザクを破壊して使い回すことで、楯をブレイク→ターン終了時に無月の門を開き全ハンデスという楯焼却コンボもできます。
《堕∞魔 ヴォゲンム》×4

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング/デーモン・コマンド/魔導具 / 文明 闇 / パワー13000 / コスト4
■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の山札の上から13枚を墓地に置く。
コンセプトカードであり、墓地リソースを作ってくれるカードです。
13枚も公開領域が増えるのはやはり圧巻。
闇魔導具の枚数を絞っているのは、自由枠がそもそも少ないというのもありますが、《ヴォゲンム》が絡めばアクセスしやすいためでもあります。
一方で、単体では盤面には干渉できないため出す「隙」があるかどうかは相手の動きを見極めて考えましょう。
出した結果、十分に妨害できずに次のターンリーサルされる、なんてことになったらシャレにならないですからね。
《追憶人形ラビリピト》×2

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
全ハンデス&楯の実質焼却コンボを担う1枚です。
《ヴォゲンム》で《ダークネス》と合わせて落としておき、このカードと闇魔導具を蘇生してドルスザクを呼び出すだけで全ハンデスです。
この時点で手札の儀が達成できます。
■自分のターンの終わりに、手札が1枚もないプレイヤーがいれば、この零龍星雲を自分の《 滅亡の起源 零無 》にリンクしてもよい。そうしたら、GR召喚する。
《絶望と反魂と滅殺の決断》×2

【 呪文 】
文明 闇 / コスト5
■この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
→コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
先述した《ラビリピト》とのコンボを始め、中盤から終盤にかけて稼働量多めな1枚です。
メタ除去、蘇生、手札破壊、山札回復と役割が多岐に渡ります。
《堕呪 エアヴォ》×2

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにある、コスト7以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。
カード指定除去として使える受け札です。
【バイク】など禁断ギミックを搭載している相手に対しては、このカードで封印をはがすといった絡め手も狙えます。

【 禁断の鼓動 】
文明 火 / コスト99
■この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
■この鼓動はバトルゾーンを離れない。
■禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。)
────────────解放後────────────
カード名:伝説の禁断 ドキンダムX
カードの種類:禁断クリーチャー
文明:火
種族:-
パワー:99999
コスト:99マナ
マナ:-
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。
■コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
《堕魔 グリナイブ》×1

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具 / 文明 闇 / パワー1000 / コスト3
■ウルトラ・セイバー:マフィ・ギャング(自分のマフィ・ギャングがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)
自由枠です。(《ヴォゲンム》ギミックがあるためピン投でもゲームに絡ませやすく、回ります)
超次元送りなどの除去手段に対し、ドルスザクを守れるカードが欲しかったため採用されています。
《堕魔 ジグス★ガルビ》×1

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具/ムーゲッツ / 文明 闇 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■自分の「無月の門」能力を使った時、このクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンにタップして出してもよい。
連続して無月の門を行えるように入っている自由枠です。(《ヴォゲンム》ギミックがあるためピン投でもゲームに絡ませやすく、回ります)
場にもう1体、魔導具クリーチャーを出しておくことで無月の門・絶→このカードを出す→追加で別のドルスザクを追加できます。
《罪無 ズゴブ垓/堕呪 バケドゥ》×1

【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング/魔導具/チーム零 / 文明 水・闇 / パワー4000 / コスト4
<ムゲンクライム>2(自分のクリーチャーを2体タップし、[闇(2)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
────────────呪文────────────
カード名:堕呪 バケドゥ
文明:水
コスト:2マナ
種族:魔導具
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■コスト5以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
下面が受け札兼軽量除去札を兼ねる魔導具です。
(《ヴォゲンム》ギミックがあるためピン投でもゲームに絡ませやすく、回ります)
上面は無月の補助や、場合によっては復活の儀を達成させるのにもつかいます。
ドルスザク軍団
《卍 デ・スザーク 卍》×1

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー9000 / コスト8
■無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
■このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。
コントロール要因その1、地上戦が得意な1枚です。
クリーチャーの攻撃を起点としたデッキに対して絶大な制圧力を発揮してくれます。
《ガル・ラガンザーク》×1

【 クリーチャー 】
種族 ドルスザク/マフィ・ギャング / 文明 水・闇 / パワー9000 / コスト8
■夢幻無月の門:自分の魔導具クリーチャーを出した時、または自分の魔導具呪文を唱えた時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から合計4枚選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■呪文の効果によって相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
■相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
殿堂入りし、さらに召喚「扱い」の展開手段は増えたものの、デッキによってはいまだに凶悪な制圧力を発揮する1枚です。
《デ・スザーク》と合わせて《ヴォゲンム》が絡まないゲームや、相手が早いゲームにこれらを投げて遅延しつつテンポを掴む動きは重要。
立ち回り方として覚えておきましょう。
《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》×1

【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング / 文明 水・闇 / パワー11000 / コスト9
■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
■W・ブレイカー
────────────呪文────────────
カード名:「すべてみえているぞ!」
文明:水
コスト:5マナ
■S・トリガー
■次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。
《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》

【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー11000 / コスト9
■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
■W・ブレイカー
────────────呪文────────────
カード名:卍・獄・殺
文明:闇
コスト:9マナ
■クリーチャーをすべて破壊する。
■すべての墓地にあるカードの合計が13枚以上であり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文は「S・トリガー」を得る。
マナロック能力で相手のテンポを崩してくれるドルスザクです。
そこで稼いだターンに《ダークネス》→《ラビリピト》+《ドゥポイズ》コンボなどを決めて、全ハンデスをぶち当てられるとベストです。
下面の除去もどちらも重要で、カウンターや相手の減速に役立ちます。
《「無月」の頂 $スザーク$》×1

【 クリーチャー 】
種族 ドルスザク/マフィ・ギャング/ゼニス / 文明 闇 / パワー15000 / コスト10
■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手の墓地に、どこからでもカードが置かれた時、カードを1枚引いてもよい。
【青黒魔導具】を成立させたと言っても過言ではないパワーカードです。
殿堂入りしてしまってはいますが、絡んだ時のリソースの増え方は、一度体感すると病みつきになること間違いなしです。
外部ゾーン
《滅亡の起源 零無/零龍(5枚1セット)》

【 零龍の儀 】
種族 マスター・ドラゴンZ / 文明 闇 / パワー00 / コスト00
MZ1 ■ゲーム開始時、このカードと、異なる4種類の零龍星雲を、リンクせずにバトルゾーンに置く。 ■ゲーム開始時、相手はもう1枚カードを引く。 ■零龍カードはバトルゾーンを離れない。 ■零龍卍誕:自分の4枚目の零龍星雲をこのカードとリンクした時、5枚全部を裏返して、1体のリンクしたクリーチャーにする。 MZ2 ■自分のターンの終わりに、手札が1枚もないプレイヤーがいれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、GR召喚する。 MZ3 ■カードを自分の墓地に置いた時、自分の墓地にカードが8枚以上あれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000 する。 MZ4 ■クリーチャーが破壊された時、このターン中、他に2体以上破壊されていたら、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 MZ5 ■カードを自分の墓地からバトルゾーンに出した時、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。 ────────────零龍──────────── ■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) ■このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。 ■このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れることはできず、すべてのバトルに勝つ。 ■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
【青黒魔導具】のギミックと相性が良い外部リソース源、兼、フィニッシャーです。
単なるコントロールだけではなく、このカードという終着点が加わっている点が【青黒魔導具】の強いところです。
(手札は《ラビリピト》で刈り取れるおかげで、盤面リセットもより凶悪です)
《堕魔 ドゥザイコ GR》×12
手札の儀で確定で魔導具クリーチャーが出ます。
全ハンデスした後にドルスザクを追加で着地させられるわけですから、恐ろしいことこの上ないですね。
個別カード解説はここまで。
ここからは立ち回り方について解説します。
立ち回り方
このデッキの立ち回りは超ロングゲーム、現代のデュエマとは異なる7-8ターン以上のゲームもざらにあります。
だからこそ、立ち回りも対面によって使い分けが必要になる、練度山と言えるでしょう。
ここでは基本的な立ち回りと意識するべき点を記載しておきます。

上の図でも書いた通り、序盤は《ヴォゲンム》を探しに行きます。4投なので引けるときは引けますが、引けない時は引けません(真理)。
その上で意識しておきたい点は3点。
1つ目は他のドルスザク、特に《デ・スザーク》と《ラガン》を使うための墓地と場の作り方です。
対面のそれぞれのビッグアクションを予測し、これらが刺さりそうであれば《ヴォゲンム》着地よりもこちらを優先することもあります。
2つ目は《零龍》の卍誕を目指すうえでの儀の達成度合いです。
「手札の儀」は一度相手にリソース札を使われると《ラビリピト》コンボが必要にはなるもので注意が必要、逆に「墓地の儀」は《ヴォゲンム》割と簡単に達成可能……とゲーム進行と合わせていつ達成するのかを逆算していきましょう。
3つ目として、そもそも《ヴォゲンム》を出して生き残れるかどうか、の見極めです。
メタが重複していて、墓地は増やせるもののドルスザクが出ない。
そもそもドルスザクが見えていない。
このような状況で無理にプレイした結果、次のターン相手のビッグアクションを通されて負けるリスクも十分あります。
その場合は、《ヴォゲンム》以外の魔導具とドルスザクで妨害(主に除去)を挟みつつ、リソースをゆっくり稼ぐことも検討しましょう。
《ダークネス》や零龍の儀などの妨害を上手く使いこなしてヴォゲンムを置く隙を作ったり、卍誕からのコントロールを目指します。
この3つを考慮しつつ4ターン目に《ヴォゲンム》を無事立てたのであれば、次に狙いたいのは《ガリュザーク》による遅延……からの全ハンデスコンボです。
最終的に、制限時間に余裕があれば《ラビリピト》の能力を《ドゥポイズ》で砕いたドルスザクで毎ターン誘発させていき、割った楯をそのまま捨てさせる動きでフィニッシュしましょう。
このデッキの強みについて
いわゆる【環境外デッキ】なので、相手の知識不足を刺す「わからん殺し」ができるのはもちろんですが、このデッキならではの強みがいくつかあります。
《ヴォゲンム》ドルスザクの動きが強い
《とこしえの超人》や《ポッピ・冠・ラッキー》のようなメタカードは刺さるものの、それを補って余りある爆発力を見せてくれます。


多くのデッキは《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》にメタをゆだねているケースもあり、ドルスザクはノーダメージなのもありがたいところです。

《零龍》がサブプラン
サブプランと呼ぶには強すぎるギミックですが、デッキのメインの動きはあくまでも《ヴォゲンム》からのドルスザクと全ハンデスコンボの流れ。
それを進めていくだけで、自然と《零龍》が卍誕しているわけですから……単純にデッキの地力がそれだけで強くなっていると言えるでしょう。
手札破壊・除去・リソース拡充が得意
【青黒魔導具】というデッキ自体の強さそのものですが、軽量除去、受け除去、ハンデス(全ハンデス+《ダークネス》)が豊富です。
《ヴォゲンム》というビッグアクションを持ちつつ、個々のカードもカードゲームの基本を押さえている……そりゃ強いわけです。
また、墓地を増やすギミックが主体なので、アドバンスで猛威を振るっている【デスパペット】に対しては有利が付きやすいのもNICEですね。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
アドバンス版【青黒魔導具】の取材は改めてこのアーキタイプの強さを実感させてくれつつ……《零龍》ギミックの偉大さを実感するものでした。
個人的な胸熱ポイントは……ピン投のカードと自由枠の多さでしょうか。
今まで取材してきた【青緑レクスターズ】や【オボロティガウォック】ともまた違う、デッキの1/3を掘ってくれる《ヴォゲンム》があるからこその構築……。
無限にチューニングが楽しめそうだなぁ、と改めて思いました。
気になった方はカーナベルでパーツをいろいろと集めてみて、ぜひ試してみてくださいね。
それではまた来週お会いしましょう!
使い手:ひえい選手
取材 :sobo
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