目次
ご挨拶
おはようございます、htbです。
今回は儀式要素を織り交ぜた【アルカナフォース】デッキをご紹介します。
デッキレシピ
こちらがデッキレシピです(2020年1月発売のETCOが最新)。
アルカナフォースの相性診断
《聖占術姫タロットレイ》
「アルカナフォース」モンスターは共通効果として『召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行う』効果を持っています(EXナンバーは特殊召喚時のみ)。基本的には裏を出してしまうとデメリット効果が発生してしまうので、1度《聖占術姫タロットレイ》で裏側守備表示にして反転召喚させることでコイントスをやり直すことができます。
《聖占術姫タロットレイ》
【儀式モンスター】星9/光/天使族/攻2700/守1200
「聖占術の儀式」により降臨。「聖占術姫タロットレイ」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できず、相手ターンでも発動できる。
①:フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側攻撃表示にする。
②:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。
③:自分エンドフェイズに発動できる。自分の手札・墓地のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する。
「魔神儀」モンスター
このデッキに投入している最上級の「アルカナフォース」は《アルカナフォースⅩⅧ-THE MOON》《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》の3種類でどのモンスターも「魔神儀」との相性が非常に良いです。
《アルカナフォースⅩⅧ-THE MOON 》
【効果モンスター】星7/光/天使族/攻2800/守2800
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:自分のスタンバイフェイズ時に自分フィールド上に「ムーントークン」(天使族・光・星1・攻/守0)を1体特殊召喚する事ができる。
●裏:自分のエンドフェイズ時に1度だけ、自分フィールド上のモンスター1体を選択し、そのモンスターのコントロールを相手に移す。
裏の効果は一見するとデメリット効果ですが、相手に「魔神儀」モンスターを渡すことで相手のEXを封じることができます。このEX封じは自爆特攻から解除されてしまいますが、《聖占術姫タロットレイ》で攻撃対象となった自分フィールドのモンスターを裏側守備表示にすることで「魔神儀」モンスターの破壊を防ぐことができます。
《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》
【効果モンスター】星8/光/天使族/攻3100/守3100
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。
表の効果が「アルカナフォース」のなかでも特に強力で、発動コストさえ用意できればゲームエンド必至となるでしょう。肝心の発動コストですが、《魔神儀の創造主-クリオルター》で墓地から「魔神儀」モンスターを蘇生することで半永久的に供給することができます(手札コストは通常ドローで解消)。
《魔神儀の創造主-クリオルター》
【儀式モンスター】星10/光/悪魔族/攻3000/守3000
「魔神儀の祝誕」により降臨。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。手札を1枚選んで捨て、その後、レベルの合計が10になるように自分の墓地の「魔神儀」モンスターを選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、儀式モンスター以外の自分フィールドの「魔神儀」モンスターは、攻撃力が2000アップし、効果は無効化される。
《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》
【特殊召喚モンスター】星10/光/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在するモンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時、自分の墓地からカード1枚を選択して手札に加える事ができる。
●裏:このカードを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力は1000ポイントダウンする。
自身の特殊召喚にモンスター3体を要求する「アルカナフォース」モンスターです。この召喚コストも《魔神儀の創造主-クリオルター》の効果で墓地から《魔神儀-ペンシルベル》×2、《魔神儀-キャンドール》を蘇生することで少ない消費から特殊召喚することができます。
表・裏どちらもメリット効果ではありますが、表の効果の方がアドバンテージを得ることができ「魔神儀」モンスターとの相性も良いです。
「ゴーストリック」「星遺物」カードについて
「アルカナフォース」のコイントスの振り直しや妨害、リバースモンスターの展開を行うことができる《聖占術姫タロットレイ》はデュエル序盤から積極的に儀式召喚していきたいです。そのため、光属性の儀式モンスターをサーチできる《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》や星9モンスターをサーチできる《機怪神エクスクローラー》を場にそろえるため「ゴーストリック」「星遺物」カードを採用しています。
《ゴーストリック・パレード》
【フィールド魔法】
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのフィールド上のモンスターは、裏側守備表示のモンスターに攻撃できず、相手フィールド上のモンスターが裏側守備表示のモンスターのみの場合、相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分のデッキから「ゴーストリック」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
このカードがフィールド上に存在する限り、相手プレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
相手にダメージを与えられなくなる代わりに「ゴーストリック」カードをサーチすることができます。この効果で《ゴーストリック・リフォーム》をサーチすることで手札コストとなる魔法カードを用意しながら《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》を発動することができます。
《ゴーストリック・リフォーム》
【通常罠】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「ゴーストリック」フィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、手札・デッキからフィールド魔法カード1枚を発動できる。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「ゴーストリック」Xモンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターとカード名が異なる「ゴーストリック」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
《星遺物の交心》
【通常罠】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドに「クローラー」モンスターが存在し、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。その効果は「相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す」となる。
②:墓地のこのカードを除外し、フィールドのリンクモンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「クローラー」モンスター1体を選び、対象のモンスターのリンク先となる自分フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。
墓地から除外することで「クローラー」モンスターである《機怪神エクスクローラー》を特殊召喚することができます。この効果を使うためには、このカード自身を墓地に送りながらリンク先を用意する必要がありますが、ETCOで登場した《宵星の騎士ギルス》1枚でそれら全てをまかなうことができます。
《宵星の騎士ギルス》
【効果モンスター】星4/闇/機械族/攻1800/守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「オルフェゴール」カードまたは「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。
②:自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。
最後に
コイントス特有のメリット・デメリット効果を持つ「アルカナフォース」ですが、表・裏どちらの効果も十二分に個性的で魅力あるテーマとなっています。これを機に構築してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。