目次
はじめに
どうも、近々《大逆転クイズ》と結婚する予定のSIGです。式場は《Sin Selector》の墓場とかいいかもしれません。
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の墓地から「Sin」カード2枚を除外して発動できる。除外したカードとカード名が異なる「Sin Selector」以外の「Sin」カード2枚をデッキから手札に加える(同名カードは1枚まで)。
中々に乙ではないでしょうか。あとこの緑の手は誰なんでしょうかね。《おろかな重葬》の時もいましたよね?
……と、まあ 、戯言もこの辺に。DBCデッキ紹介やっていきましょう。
レシピなのか
今回のレシピでございます。
40枚に収まりませんでした……。
《Sin トゥルース・ドラゴン》や《蛇神ゲー》の【ライフを半分にする】という効果がギミックに必要な以上、半端に減らせなかったのです、ご了承ください。
しかし!
【S in】テーマ特有の高火力と突然相手に敗北を与える《大逆転クイズ》ギミックはしっかり動くので、少々お付き合いして頂けると嬉しいです。
デッキコンセプトとキーカード
【Sin】について語りたいことが沢山ありますが、まずこのデッキで何をしたいのか、そのために必要なカードを紹介・説明を。
①《大逆転クイズ》
【 通常魔法 】
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。自分のデッキの1番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を言い当てる。正解したら、相手と自分のライフポイントを入れ替える。
私の記事ではお馴染み(まだ二回目)のこのカード、要約して何が出来るかと言いますと、
【自分の手札とフィールドを全て墓地に送り、互いのライフを入れ換える】というものです。
一見強そうですが、クイズというだけあって、条件の【デッキの一番上を言い当てる】の難易度は高く、そう簡単にデッキに入れられるカードではありません。
「そもそも、多大なコストを支払ってまでライフを入れ換えるメリットは?」
「どうやってデッキトップを当てるの?」
疑問はそこに集約されると思います。この疑問への回答は以下になります。
①自分のライフが極端に少ない場合にライフ交換を行えば、相手は微量のダメージだけで負けてしまう状況を作れる。(プレッシャーも半端ではないはず)
②《おろかな重葬》一枚でデッキトップを確定させられる動きがあるので、それを採用します。
ライフ交換は何も相手にプレッシャーを与えるだけでなく、《風魔手裏剣》というカードをセットしておくことで、実質ワンキルさえ可能です。
《風魔手裏剣》
【 装備魔法 】
「忍者」と名のついたモンスターのみ装備可能。装備モンスターは攻撃力が700ポイントアップする。このカードがフィールド上から墓地に送られた時、相手ライフに700ポイントダメージを与える。
《大逆転クイズ》のコストに墓地へと送られると、相手に700ポイントのダメージを与えるというシンプルなギミックで、環境さえ揃えられれば突然相手のライフが0になるので、とても気持ちがいいコンボです。
ただし、二枚ずつ採用した《大逆転クイズ》と《風魔手裏剣》が手札に揃うかはプレイヤーの運次第ですね。デステニー。
②《No.71 リバリアン・シャーク》
【 エクシーズモンスター 】
星 3 / 水 / ドラゴン族 / 攻0 / 守2000
レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、「No.71 リバリアン・シャーク」以外の自分の墓地の「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードのX素材1つをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「RUM」魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
こちらは先程《大逆転クイズ》の正解への回答として提示した《おろかな重葬》ギミックの一枚です。
本来は《RUM-七皇の剣》でバリアンエクシーズを出すという劇中再現のために出されたカードですが、今回は悪用したくて持ってきました。
このカードは墓地に送られると【RUMマジック】をデッキトップに置く効果を持っています。
つまり、何かしらの方法で《No.71 リバリアン・シャーク》を墓地に送れれば、《大逆転クイズ》に必要な【デッキトップのカード名宣言】が満たされることになるのです。
その墓地へ送るためのカードがこちら。
《おろかな重葬》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。
①:LPを半分払って発動できる。自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
ライフを半分支払って《No.104 リバリアン・シャーク》を墓地に送り、《RUM-七皇の剣》をトップに。
一枚だけでコンボをほぼ完成させるだけでなく、《RUM-七皇の剣》の【トップからドローした場合、CNo.101~109までを一体召喚出来る】という効果の手助けにもなります。パーフェクト。
「ライフコスト半分は不味くないか?」
「4000持ってかれるのは……」
と、思う方も多いでしょうが、このデッキに関しては【ライフが少なければ少ないほど良い】が成り立っているので心配ご無用です。
むしろ、【ライフコスト半分】というのは【ライフ1000なら500で強力な効果が使える ということなので、むしろお得なのではないでしょうか。
ライフ10なら5で使えます。すごい。
③《Sin トゥルース・ドラゴン》
【 効果モンスター 】
星 12 / 闇 / ドラゴン族 / 攻5000 / 守5000
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に表側表示で存在する「Sin トゥルース・ドラゴン」以外の「Sin」と名のついたモンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊された場合、ライフポイントを半分払う事でのみこのカードを手札または墓地から特殊召喚できる。「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
さて、ここまで《大逆転クイズ》ギミックについて語ったわけですが、一つ「ん?」と思うことがあるのではないでしょうか。
「これ、【sin】使う意味あるの?」というやつです。
あります。何故なら、【Sin】テーマには、ライフを半分に出来る《Sin トゥルース・ドラゴン》がいるからです。
あと【Sin】テーマ自体、火力がずば抜けているので、サブプランとして火力で攻め切るという強引な作戦もあります。エクシーズしたら、まず止められません。
では、《Sin トゥルース・ドラゴン》の目立った利点とは何なのか。
それは【異常な火力】と【ライフコストを半分支払って特殊召喚できるレベル12】という点です。……今思ったんですが、《Sin Cross》入れないとランク10は難しいのでは。
《蛇神ゲー》
【 効果モンスター 】
星 12 / 闇 / 爬虫類族 / 攻? / 守0
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドのモンスターが相手の攻撃・効果で破壊された場合、LPを半分払って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードは効果の対象にならない。
③:このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、そのモンスターの効果は無効化され、攻撃力は元々の攻撃力の半分になる。
④:このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードの攻撃力は、フィールドのモンスターの一番高い元々の攻撃力と同じになる。
……とまぁ、それは置いといて、《Sin トゥルース・ドラゴン》と同じ利点を持つ《蛇神ゲー》を採用し、【《大逆転クイズ》のためにライフを削りながらも、ランク12を揃えるのも伺う】というのが基本の動きになると思います。
「高レベルの多い【Sin】を使うだけでもワクワクするのに、《蛇神ゲー》とランク12なんて採用したら私、どうなっちゃうのー!?」という感じです。エンタメ。
Sinって何?
ギミックの説明も大体終わりましたし、あとは【Sin】テーマについて・エクストラモンスターの採用理由を少しだけ。
《Sin World》
【 フィールド魔法 】
このカードがフィールド上に存在する限り、自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに発動する事ができる。自分のデッキから「Sin」と名のついたカード3枚を選択し、相手はその中からランダムに1枚選択する。相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。
このカードなしでは【Sin】は語れない。むしろないとテーマが成り立たないレベルの重要カードです。
なので、サーチ魔法はふんだんに採用しています。《Sin Territory》が本当に強い。
劇場版にてパラドクスが使用したテーマ【Sin】。
【通常召喚出来ず、対応したカードをデッキから墓地に送ることで召喚できる】【フィールド魔法がなければ自壊】という共通効果を持ち、歴代カードを元にした高火力が持ち味です。
そして、それらのカードをサポートするのが、
《Sin パラドクスギア》
【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 機械族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、このカードをリリースして発動できる。デッキから「Sin パラレルギア」1体を特殊召喚する。その後、デッキから「Sin パラドクスギア」以外の「Sin」モンスター1体を手札に加える。②:自分の手札の「Sin」モンスターを、自身の方法で特殊召喚するためにモンスターを除外する場合、そのモンスターの代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる
《Sin Territory》
【 永続魔法 】
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「Sin World」1枚を発動できる。この効果で発動したカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いにフィールドゾーンのカードを効果の対象にできない。②:「Sin」モンスターの持つ、「「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない」効果は、「「Sin」モンスターは1種類につきフィールドに1体しか表側表示で存在できない」として適用される。③:バトルフェイズの間だけフィールドの「Sin」モンスターの効果は無効化される。
この二枚の他にも魔法・罠はかなり強力ですが、特に《大逆転クイズ》ギミックを邪魔しないこれらはおすすめです。
特に《Sin パラドクスギア》に関しては、《Sin World》があればデッキから《Sin パラレルギア》をリクルート+【Sin】モンスターをサーチする効果を持つため、シンクロに重要になってきます。
《Sin パラレルギア》
【Sin】版の《極星霊 スヴァルトアールヴ》と言ったところでしょうか。【Sin】モンスターは基本レベルが高いため、簡単にはレベル10シンクロが用意できます。パワフル。
他にも【Sin】カードは色々とあるので、使っていく間に調整してみてください。たぶん気付いたら《大逆転クイズ》がデッキから抜けていることでしょう。
エクストラモンスター
《No.77 ザ・セブンス・シンズ》
《Sin トゥルースドラゴン》と《蛇神ゲー》でエクシーズすることで出せるランク12モンスターです。
疑似破壊耐性に特殊召喚されたモンスターの一掃。さすがランク12というだけあって火力も4000あり、ガラ空きの相手を殴るには十分すぎる火力でしょう。
《CNo.107 超銀河眼の時空竜》
お馴染みの【いきなり出てきて4500三回パンチ龍】。
《RUM 七皇の剣》で簡単に出すことができ、《超弩級砲塔列車 ジャガーノート・リーベ》顔負けのパワーが相手を襲うことになるでしょう。可哀想に。
《Sin パラドクス・ドラゴン》
そして最後はこのカードです。
《Sinパラレルギア》と手札の《Sin スターダスト・ドラゴン》でシンクロでき、シンクロモンスターを蘇生す効果を持ちます。
【Sin】の名に負けない4000という火力が魅力です。……ほんとに脳筋だな【Sin】って。
ドローテスト
【Sin】の魅力が語れてすっきりしたので、最後に何回かドローをして初期手札を確認してみたいと思います。
たぶん大丈夫ですね。
フィールド魔法と【Sin】モンスターさえ揃っていれば簡単には突破されませんし、何より破壊のあとにはATK5000の《Sin トゥルース・ドラゴン》なども待ち構えているわけですから。
自分で言うのもあれですが、かなりバランスの取れた強デッキになったのではないでしょうか。
まとめ
ライフポイントを犠牲に大逆転を狙うのもよし。
《Sin》の高火力でオーバーキルをかますのもよし。
状況によって戦法を変えられるデッキなので、皆さんで《Sin》を上手く使いこなしてあげてください。きっとパラドクスも喜ぶでしょう。
終わりに
【Sin大逆転】どうだったでしょうか。
少しでも【Sinシリーズ】と《大逆転クイズ》の魅力が伝わったのなら嬉しいです。
ガチまとめさん、読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
……今度は《スター・ブラスト》使おうかな。