目次
あいさつ
皆さんこんにちは、こんばんは、一か月ぶりですね!ドリルフィールドです!
10月ももう終わりで、年末も近づいてきていますね、いかがお過ごしでしょうか?
私は今年の二月に大阪から関東に引っ越してきたのですが、もう今年が終わるという事実に驚愕しております。
また、夏が大好きな私は冬にめっぽう弱いので、文字通り冬の時代がやってくるわけで、テンションが下がりつつあります…
新弾であるBLAZING VORTEXの発売も近づいてきましたね。
今回はイラストも効果も好みのものが多いので、今から発売がすごく楽しみです!
最近恒例となりつつある、過去カードのプリズマシークレットverは今回は何になるのでしょうか、やっぱアームドドラゴンなのかな?
さて、今回の前置きはこの辺にして早速デッキ紹介に移ろうと思います!
今回紹介するデッキのテーマはずばり
「コントロール奪取」です!!
禁忌の戦術、コントロール奪取
皆さんは「コントロール奪取」についてどのような印象があるでしょうか?
禁止カードの「心変わり 」を初めとして、数多くの調整版のカードが出ており遊戯王では結構定番かつ強力な戦法ですよね。
また、過去の禁止級カードが続々制限解除されていく中、2020年01月01日には調整版のカードである「精神操作」再び準制限入りを果たし
私のイメージでは「特殊召喚封じ」「ハンデス」と並んで未だに、「許されていない戦法」の印象が強い感じがしています。
また、他のカードゲームをちまちまやっていて感じるのは、「コントロール奪取」が実装されているカードゲームは少数派という事です。
これはやはり他人のカードを触ることによるトラブルが懸念されるからでしょうか?
話を戻します。
「コントロール奪取」、気持ちいいですよね。非常に気持ちいい。
相手が苦労して出した切り札を、逆に利用して勝つ時の、相手の苦悶の表情。
それはアドバンテージの面で1度で2度おいしいだけでなく、精神的にも非常に優位に立つことができます。
また、対面する相手のデッキ毎に別のモンスターを使えるわけで、デュエルする度にドラマチックな展開が起こり、使っていて飽きない!
そんな華麗にして禁忌なる戦法である「コントロール奪取」は、使うには一癖も二癖もあるカードばかりで、
デッキの課題と成果が非常にはっきりしており、
「構築に取り組みやすいカテゴリ」と言う事ができると思います。
そんなこんなで、今回メインに据えたコントロール奪取カードはこちらです。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に相手フィールドのモンスターに装備できる。
①:装備モンスターのコントロールを得る。
②:装備モンスターはトゥーンモンスターとしても扱い、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、装備モンスターは直接攻撃できる。
③:フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在しない場合にこのカードは破壊される。
《トゥーン・ワールド》が場に展開されている時にのみ使えるこのカードは
条件が重い代わりに、他のコントロール奪取の性能と比べて破格のパワーを備えています。
このカードがその性能を遺憾なく発揮できるように、デッキを作ってみました。
是非、最後までお付き合いください!
デッキレシピ及びコンボ解説
コンボ解説
《コミックハンド》を使う上で最低限クリアしなければならない課題は2つですね。
・「コミックハンド」のサーチ
・「トゥーン・ワールド」の発動
この二つを一度に揃えるための初動を考えました。
必要な条件は、
・後攻を手にする。
・手札に「焔聖騎士-ローラン」+[特殊召喚できる戦士族モンスター]を揃える。
手札は《増援》《聖杯の継承》《『焔聖剣-デュランダル』》《簡易融合》《キリビ・レディ》、他にも状況次第で使えるカードが何枚か。
その内、どれか2枚を握ればいいだけなので簡単なのですが、後攻になるかは相手次第なので、口八丁手八丁で全力で手に入れる必要があります。
このデッキ、先攻はマジでする事がないクソ雑魚ナメクジなので。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から攻撃力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「焔聖騎士-ローラン」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を手札に加える。
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地から「聖騎士」モンスター1体または「聖剣」カード1枚を選んで手札に加える。
②:このカードが墓地に存在し、「聖剣」装備魔法カードを装備した自分の「聖騎士」モンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。このカードを手札に加える。
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが装備されている場合に発動できる。デッキからレベル5以下の戦士族・炎属性モンスター1体を手札に加える。その後、このカードを破壊する。
②:装備モンスターが墓地へ送られた事でこのカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル5以下の戦士族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は戦士族モンスターしか特殊召喚できない。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。
以下、手順になります。
①《焔聖騎士-ローラン》と[特殊召喚できる戦士族]で《聖騎士の追想イゾルデ》をリンク召喚。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
②《聖騎士の追想 イゾルデ》の①効果で《トゥーン・カオス・ソルジャー》をサーチ。
③《聖騎士の追想 イゾルデ》の②の効果で《フェイバリット・ヒーロー》をデッキから墓地に送り、《焔聖騎士-リナルド》をデッキから特殊召喚。
④《焔聖騎士-リナルド》の②の効果で、墓地から《フェイバリット・ヒーロー》を回収。
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
⑤《聖騎士の追想 イゾルデ》と《焔聖騎士-リナルド》で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》をリンク召喚。
⑥《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の②の効果でデッキから《ネオス・フュージョン》をコピー。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
②:2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「E・HERO ネオス」を含むモンスター2体のみを素材とするその融合モンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
②:「E・HERO ネオス」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、または自身の効果でEXデッキに戻る場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
⑦《ネオス・フュージョン》の効果でデッキから《E・HERO ネオス》と《トリック・デーモン》を墓地に送り、《E・HERO ブレイヴ・ネオス》を融合召喚。
⑧《トリック・デーモン》の効果で《トゥーン・デーモン》をサーチ。
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:このカードの攻撃力は自分の墓地の「N」モンスター及び「HERO」モンスターの数×100アップする。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。「E・HERO ネオス」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが効果で墓地へ送られた場合、
または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「トリック・デーモン」以外の「デーモン」カード1枚を手札に加える。
⑨《E・HERO ブレイヴ・ネオス》に《フェイバリット・ヒーロー》を装備、バトルフェイズに入り、②の効果で《トゥーン・キングダム》を発動。
レベル5以上の「HERO」モンスターにのみ装備可能。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールドゾーンにカードが存在する場合、装備モンスターは、攻撃力が元々の守備力分アップし、相手の効果の対象にならない。
②:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。自分の手札・デッキからフィールド魔法カード1枚を選んで発動する。
③:装備モンスターの攻撃で相手モンスターを破壊した時、このカードを墓地へ送って発動できる。その攻撃モンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
①:このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外する。(「フェイバリット・ヒーロー」で発動すると、適用しなくてよい!)
②:このカードのカード名は、フィールドゾーンに存在する限り「トゥーン・ワールド」として扱う。
③:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドのトゥーンモンスターは相手の効果の対象にならない。
④:自分フィールドのトゥーンモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに破壊されるモンスター1体につき1枚、自分のデッキの上からカードを裏側表示で除外できる。
⑩エンドフェイズに《焔聖騎士-ローラン》の効果で《コミックハンド》をサーチ。
「トゥーン・キングダム」はフィールドで「トゥーン・ワールド」として扱う効果を持っているので、以上の流れで「コミックハンド」を使うための条件が整いましたね。
しかし、ここで新たな問題が発生します。
それは「コントロール奪取されることがわかってる状態では相手が強いモンスターを出してこない」という点です。
そりゃそうですよね、殆どの場合、「トゥーン・キングダム」破壊後か、対象にとられないモンスターを展開されることになるのでした。
これは「コントロール奪取」をテーマとしたデッキを作る際に必ず当たる、最も大きな問題点の一つと言えます。
戦法がバレてると、プレイングで対処が可能になってしまう。
であれば、初動で手にした手札、フィールド、墓地のアドバンテージを活かして、相手に左右されないように後続展開をできるようにデッキを構築するのは必至。
幸い手札には(ちょっと頼りないけど)《トゥーン・カオス・ソルジャー》と《トゥーン・デーモン》も加わっています。
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在する場合のみ特殊召喚できる
(レベル5以上はリリースが必要)。
このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
このカードは500ライフポイントを払わなければ攻撃宣言できない。
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象に選択しなければならない。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードは通常召喚できない。自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8以上になるようにトゥーンモンスターをリリースした場合に特殊召喚できる。
①:自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
②:1ターンに1度、自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
いざ、めくるめくトゥーンの世界へ!
デッキ解説
主だったカードの解説をしていきます。
原始生命態ニビル
まず、このデッキで攻めと守りを両方こなす切り札であるこのカード。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
このデッキの《原始生命態ニビル》はその効果で相手の展開を抑制するだけではありません。
相手の展開の果てに出てきた対象耐性を持ったモンスターを無能力に変えてしまってもいいし、
フィールド上のモンスターのステータスを収束させる能力は「コントロール奪取」戦法と非常に相性が良いと言う事ができます。
二戦目以降ならエクストラデッキから出てくるモンスターを予想して、《トゥーン・キングダム》の破壊を妨げるタイミングで出せるかも。
プレイングにはプレイングで対抗せよ!
このデッキにはレベル1のモンスターが多く、EXデッキには《サクリファイス・アニマ》も控えているので、トークンを出す場所を注意しましょう。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
②:このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
《サクリファイス・アニマ》の相手モンスターを吸収する効果は、このデッキにおいて《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》の召喚コストの用意に役立ちます。
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールド・墓地から装備魔法カード1枚を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
③:モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
トゥーン関連の展開
トゥーン達を展開しやすくするため、またはトゥーンモンスターに役割を与えるために採用したカードの解説をします。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを特殊召喚する。
●このカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。
②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。
トゥーン展開の要、《トゥーン・ブラック・マジシャン》を墓地に送りながら《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚する事で、《トゥーン・ブラック・マジシャン》に繋げます。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
①:このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
②:自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
③:1ターンに1度、手札から「トゥーン」カード1枚を捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「トゥーン・ブラック・マジシャン」以外の「トゥーン」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
●デッキから「トゥーン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
「神聖魔皇后セレーネ」の魔力カウンターは「聖杯の継承」から「『焔聖剣-デュランダル』」をサーチする流れで稼ぎます。
《トゥーン・ブラック・マジシャン》の手札コストは、初動でサーチしたトゥーン2体のどっちかを手札に合わせて切りましょう。
「トゥーン・ブラック・マジシャン」は、その効果で攻めと守りの能力を使い分ける事ができます。
守るなら《トゥーンのかばん》
①:自分フィールドにトゥーンモンスターが存在し、相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。
攻めるなら《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》です。
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
自分フィールドのモンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力は、お互いの墓地の
「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。
②:相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
③:フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
「トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール」は現在2体しか存在しない、『召喚したターンに攻撃できるトゥーンモンスター』
直接攻撃で大きく相手ライフを削ることができます。
また、このタイミングでフィールド・手札のトゥーンモンスターのレベルが8を上回ります。それはつまり
「トゥーン・カオス・ソルジャー」の召喚条件が整ったという事。
このカードは通常召喚できない。自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8以上になるようにトゥーンモンスターをリリースした場合に特殊召喚できる。
①:自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
②:1ターンに1度、自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
一方で《トゥーン・デーモン》と《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》を並べ、ランク6の選択肢もとれる盤面です。
いずれにせよアドバンテージを大きく消費して動くので、好機を見極める事。
モンスターをリリースして特殊召喚する《トゥーン・デーモン》《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》にはもう一つ役割を用意しています。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の、植物族モンスター1体または「六花」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
②:X素材を持ったこのカードがリリースされた場合に発動できる。自分のEXデッキ・墓地からランク5以上の植物族Xモンスター1体を選んで特殊召喚する。その後、このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材にできる。
《六花聖ストレナエ》はリリースされることをトリガーに、《六花聖ティアドロップ》をEXデッキから呼び出すことができます。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除き、自分・相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースする。このカードが植物族モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:モンスターがリリースされる度に発動する。このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースされたモンスターの数×200アップする。
効果は一回しか使えないものの、相手の展開を抑制する能力を控えつつ、トゥーンモンスターを盤面に残しておける点が良い流れですね。
ランク4は若干出し辛い構築なので《武神姫-アハシマ》を活用します。
同じレベルのモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク素材にできない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。同じレベルのモンスターを、手札及び自分の墓地からそれぞれ1体ずつ選んで効果を無効にして特殊召喚し、その2体のみを素材としてXモンスター1体をX召喚する。
②:このカードのリンク先のXモンスターがX素材を取り除いて効果を発動した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
もう一つのコントロール奪取
《六花聖ストレナエ》《六花聖ティアドロップ》《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》そしてランク1である《森羅の姫芽宮》と、 EXデッキに植物族が多く採用されているのには理由があります。
自分の墓地に存在する植物族モンスター1体をゲームから除外して発動する。
このカードを装備した相手モンスター1体のコントロールを得る。自分のエンドフェイズ時に装備モンスターのコントロールを相手に移す。自分のスタンバイフェイズ時に装備モンスターのコントロールを得る。
「薔薇の刻印」はコントロール奪取のパワーこそ「コミックハンド」に劣りますが、発動条件が緩いのが魅力。
こちらも装備魔法なので、「焔聖騎士-ローラン」で手軽にサーチしたり「焔聖騎士-リナルド」の効果で何回も回収して使う事が可能です。
相手に返却しなければならない点は、以下のカードでカバーします。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
《禁じられた一滴》は相手モンスターを弱体化させるカード、《薔薇の刻印》で奪ったモンスターをコストにするのは勿論ですが、
このカードは対象耐性持ちも選ぶことができるので、その効果で耐性を無効化して奪う事も可能。
このデッキは永続系のカードが多めに採用されているので基本コストには困りません。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
《闇の増産工場》は重要なドローソースですね、相手ターンに《焔聖騎士-ローラン》を墓地に送ってしまって、サーチのタイムラグをカバーできるのも見逃せないポイント。
初動で使う《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を逃がしたり、効果を使った後の《武神姫-アハシマ》をEXゾーンからどかしたりと小技が光る1枚。
その他、戦士族展開
《トゥーン・キングダム》発動前や、破壊された後の選択肢として、《SPYRAL RESORT》を採用しています。
サーチ対象は《SPYRAL-ダンディ》だけですが、このモンスターは初動の《聖騎士の追想 イゾルデ》と、中盤の《六花聖ストレナエ》の両方に絡める事ができます。
エンド時の維持コストも、EXデッキのモンスターは戻せないものの、メインデッキのモンスターのシビアな採用枚数を許容してくれました。
このカードのコントローラーは、自分エンドフェイズ毎に自分の墓地のモンスター1体をデッキに戻す。またはデッキに戻さずにこのカードを破壊する。
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、このカード以外の自分フィールドの「SPYRAL」カードは相手の効果の対象にならない。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「SPYRAL」モンスター1体を手札に加える。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。相手のデッキの一番上のカードをお互いに確認し、宣言した種類のカードだった場合、このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが「SPYRAL」カードの効果で特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
もう一体の切り札である《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》、《死魂融合》から融合召喚します。
①:1ターンに1度、このカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
②:フィールドのモンスターのみを素材として融合召喚したこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
③:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、自分の墓地から魔法カード1枚を除外して発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、このカードの守備力の半分アップする。
①:自分の墓地から、融合モンスターカードによってきめられた融合素材モンスターを裏側表示で除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
このモンスターの①の効果は《焔聖騎士-ローラン》の①の効果と非常にかみ合っていて
「ローラン」の①の効果対象を「フリード」にして、それを「フリード」の①の効果で無効にした場合、フィールドのカードを1枚破壊した後に「ローラン」は手札に残るんですね
なので毎ターンスペルスピード2で相手のカードを破壊していくことができるのです、コンボ!
以上がこのデッキの解説になります。
さて、いつもならここで締めのあいさつに入るのですが、今回はもうちょっとだけ延長して…
前回の記事でコメントで要望頂いた「採用に迷ったり、過去に採用していたカードについて」触れようと思います。
もう少しお付き合いください!
惜しくも採用されなかったカード達
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
《トゥーン・カオス・ソルジャー》登場以前に《聖騎士の追想イゾルデ》からサーチしていた。
ランク4の要だったので、不採用になった時にデッキがバグったが、「SPYRAL」関連を採用しケア。
①:このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
②:自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン」以外のトゥーンモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
「伝説の黒石」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。
トゥーン展開として《ワン・フォー・ワン》込みで。
事故率が高く、レベルも合わないので不採用。
「E・HERO ブレイズマン」の①②の効果は1ターンに1度、
いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「E・HERO ブレイズマン」以外の
「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードはターン終了時まで、
この効果で墓地へ送ったモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしか特殊召喚できない。
炎属性・戦士族でサーチが用意なので《融合》と一緒に。
当初は《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》を重視していた他、《E・HERO ノヴァマスター》等も視野に入れていた。
自分の手札・フィールド上・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、「E・HERO ネオス」を融合素材とする「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体を召喚条件を無視してエクストラデッキから特殊召喚する。
《E・HERO ブレイヴ・ネオス》の②の効果でサーチし、《E・HERO ネオスナイト》と共に手数を出せるように採用していたが、事故率のわりに《E・HERO ネオスナイト》がかなり弱かったので不採用。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク状態のこのカード及びこのカードのリンク先のモンスターは相手の効果では破壊されない。
②:このカードのリンク先にモンスターが2体存在する場合に発動できる。そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。
《原始生命態ニビル》後の展開として一考、役割が被ってるし、このモンスターをリンクした上で転移用モンスターを用意するのが苦しかったため不採用。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地の「SPYRAL」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
②:装備モンスターは戦闘では破壊されない。
《焔聖騎士-ローラン》でサーチできるため一考、初動で使えないため事故率を考慮して不採用。
自分フィールド上に「デーモン」という名のついたカードが存在しなければこのカードを破壊する。このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。
装備魔法のコントロール奪取カードであり、初動で手札に加わる《トゥーン・デーモン》と合わせる事ができるため採用していたが、「デーモン」の供給が不安定なため不採用。
自分の墓地の装備魔法カード1枚と、その正しい対象となるフィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した装備魔法カードを選択したモンスターに装備する。
この効果で装備した装備魔法カードはエンドフェイズ時に破壊される。
このカードを発動したターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
「旗鼓堂々」は1ターンに1枚しか発動できない。
《薔薇の刻印》のコストを踏み倒したり、《コミックハンド》を相手ターンに装備できるため一考
特殊召喚縛り、エンド時に破壊される、その他色々重かったため不採用。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。その後、自分及び相手フィールドから種族が同じとなるモンスターを1体ずつ選んで除外できる。
妨害兼、奪ったモンスターで《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》をエクシーズ召喚できる可能性があるために一考。枠さえ空けば入れたい。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。このカードは自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動する事もできる。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このターン、その表側表示モンスターはフィールドで発動する効果を発動できない。モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、さらにそのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。この効果でコントロールを得たモンスターは植物族になる。
単体で腐らず、植物族モンスターがいれば第3のコントロール奪取としても使える。《六花聖ストレナエ》の①の効果も無駄がなくなる。枠さえあれば…
まとめ
以上、コントロール奪取のススメと、それを活用したデッキの紹介でした!如何だったでしょうか?
纏めると
「コントロール奪取は強みと弱みがハッキリしているからデッキが組みやすい!」
という話でした。
今回は試験的に採用候補だったカード等も載せましたがどうだったでしょう?
評判がよければ続けようと思います。
デッキ名である【華氏451】は焚書をテーマにしたレイ・ブラッドベリの小説「華氏451度」から、そのオマージュとして作られた、熱に反応して読めるようになる本を、「トゥーン」と「焔聖騎士」の関係から連想して名付けました。
いつもの宣伝ですが、このデッキはこちらの動画でも使用&紹介をしています。チャンネル登録&グッドボタン、よろしくお願いします!
紹介動画は現在のレシピと若干異なりますね。ランク4が組めるように「SPYRAL」を採用しました。
また、動画では「コントロール奪取」デッキではなく「トゥーン」デッキとして解説している部分も異なりますね、そういった違いも楽しんでくれたら嬉しいです。
以上!
貴方の心のアストラル、ドリルフィールド