【ギラサキ】ドッカンデイヤーミッツァイルについての話【新環境トップデッキ】

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【ギラサキ】ドッカンデイヤーミッツァイルについての話【新環境トップデッキ】

目次

はじめに

カーナベル所属プロのギラサキです。

今回は今大流行中の【ドッカンデイヤーミッツァイル】についての記事となります。

《BAKUOOON・ミッツァイル》が殿堂入りしたのに、なぜこのようなデッキが活躍しているのか…?

【ドッカンデイヤーミッツァイル】の強い部分から弱い部分まで、更には【ドッカンデイヤーミッツァイル】に有利なデッキタイプのサンプルレシピも掲載しています!

まずはサンプルレシピ基本的な動きの紹介を行い、その後、【ドッカンデイヤーミッツァイル】についての解説という流れとなっています。

ドッカンデイヤーミッツァイルの基本

サンプルレシピ

こちらは、最近のCSで実際に使用していた【ドッカンデイヤーミッツァイル】のレシピになります。


基本的な動き

序盤:《フェアリー・ライフ》などでマナを伸ばす。

中盤:《 天災 デドダム 》や《 ガチャマリン・チャージャー 》でマナを伸ばしつつ、《 “魔神轟怒”万軍投 》や《 */弐幻キューギョドリ/* 》のような複数回GR召喚するカードをキープする。

後半:GR召喚からビッグアクションを起こして勝ち。(後述します)

いつの時代も《フェアリー・ライフ》は強いですね…

基本的な動きはこのような感じです。

プレイスキルが特に要求される場面は以下の様になっています。

  • 序盤のハンドキープ:4色採用しているデッキであり、多色カードも多い為、難易度が高いです。
  • GR召喚してからの処理:《マリゴルドⅢ》や《 ヨミジ 丁‐二式 》で何をプレイするかの選択はかなり重要。

ビッグアクションとは

後半の動きとなる「ビッグアクション」ですが、マナが6枚以上の時に《 “魔神轟怒”万軍投 》等で複数回GR召喚する所からスタートです。

《天啓 CX-20》や《サザン・エー》などでカードを引いてから《マリゴルドⅢ》や《 ヨミジ 丁‐二式 》で《 MEGATOON・ドッカンデイヤー 》を出して大量にGR召喚するというのが、一番破壊力のあるアクションだと思います。

マナが6枚しかなくても《クリスマⅢ》が出れば、マナブーストをしてから《 ヨミジ 丁‐二式 》効果を使う事もできます。効果解決時にマナドライブ達成していればOKです。

※マナドライブ持ちGRクリーチャーが出た時に条件を満たしており、《マリゴルドⅢ》等でマナが減ってしまい条件を満たさなくなった場合は使えないので注意。

最後はループでフィニッシュ

《黒神龍ザルバ》の採用から分かる通り、最終的には《黒神龍ザルバ》の効果を相手の山札が無くなるまでループさせて勝ちます。

ここでは幾つかのループを紹介します。

《斬罪 シ蔑ザンド》の出た時の効果を貯めるループ

超GRゾーンの中身が《ヨミジ 丁‐二式 》のみ(または超GRゾーンが0枚)、墓地に《斬罪 シ蔑ザンド》がある状態で《ヨミジ 丁‐二式 》の効果解決からスタート。

手札から《斬罪 シ蔑ザンド》をプレイしてもOKです。

  1. 《 ヨミジ 丁‐二式 》効果で墓地から《斬罪 シ蔑ザンド》を出す。
  2. 《斬罪 シ蔑ザンド》のGR召喚で《ヨミジ 丁‐二式 》が出て、そこに《斬罪 シ蔑ザンド》を付けて《ヨミジ 丁‐二式 》効果を使えば1に戻る。

こうする事で《斬罪 シ蔑ザンド》の効果を無限に貯める事ができます。

つまり自分のクリーチャーを好きな数破壊できる状態になるという事ですね。

これを次のループで利用します。

《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の離れた時の効果を貯めるループ

先ほどの《斬罪 シ蔑ザンド》の出た時の効果を無限に貯めるループをした後です。

超GRゾーンの中身が《ヨミジ 丁‐二式 》のみ(または超GRゾーンが0枚)、墓地に《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》がある状態で《 ヨミジ 丁‐二式 》の効果解決からスタート。

  1. 《 ヨミジ 丁‐二式 》効果で墓地から《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を出す。
  2. 《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の出た時効果で《ヨミジ 丁‐二式 》をGR召喚。
  3. バトルゾーンの《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を《斬罪 シ蔑ザンド》で破壊してから《ヨミジ 丁‐二式 》を使って1に戻る。

このループで《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の離れた時にGR召喚する効果は使用していないので、GR召喚する効果を無限に貯める事ができます。

ここまでくると、自分のクリーチャーを好きな数破壊して、好きな回数GR召喚できます。

これらを使ってようやくゲームに勝つ事ができるフィニッシュループへ。

《黒神龍ザルバ》の出た時効果を貯めるループ

上記2つのループを完了させた後です。

超GRゾーンの中身が《ヨミジ 丁‐二式 》のみ(または超GRゾーンが0枚)、墓地に《黒神龍ザルバ》がある状態で《 ヨミジ 丁‐二式 》の効果解決からスタート。

  1. 《ヨミジ 丁‐二式 》の効果で《黒神龍ザルバ》を出す。
  2. 《斬罪 シ蔑ザンド》の効果で《黒神龍ザルバ》を破壊。
  3. 《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の効果で《ヨミジ 丁‐二式 》をGR召喚。1へ戻る。

これで《黒神龍ザルバ》の効果を相手の山札が無くなるまで処理して勝ちです。

文で書くと長いですが実際手元で回してみると案外単純です。

デッキの底や盾にパーツが落ちた場合は…?

《黒神龍ザルバ》が盾に落ちた場合は《アカカゲ・レッドシャドウ》を使いまわし、自分のシールドをブレイクする事でケアします。

デッキの底にある場合は《ダダダチッコ・ダッチー》を使い、1枚でも出せないカードが捲れればそのカードが山札の一番下に置かれるのでケアできます。山札の枚数に余裕がある場合に行っておきましょう。

GRクリーチャー強すぎだろ…

ドッカンデイヤーミッツァイルの強い点

攻めと受けのバランスが良い

《kβバライフ》や《 */弐幻キューギョドリ/* 》等は序盤のマナ加速や、ゲームを決めに行く場合のGR召喚等に使えますが、S・トリガーなので、相手の攻撃に対する防御手段にもなります。

ちなみに先述のループは相手ターンに行う事も可能なので、相手が攻撃しているのに、なぜか勝ててしまうなんてパターンもしばしば。

といってもGRクリーチャーは全てマナドライブを持っているので、マナはとにかく伸ばしておく必要があります。

《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の殿堂入り

これがやはり大きいですね。今までGR召喚を妨害する方法の1つとして、様々なデッキに採用されていた《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が殿堂入りした事でGRクリーチャーが暴れているのが現状です。

他にもGRクリーチャーのメタといえば《早撃人形マグナム》《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》等がありますが、前者は出た時の効果を無効化できず、後者はコストが重く、あっさり除去されてそのままフィニッシュされる場合もあります。

今までの傾向からすると、GRクリーチャー対策のカードは
もうすぐ出そうです。

《BAKUOOON・ミッツァイル》も強力でしたが、それ以上にGRクリーチャーが強力すぎるので、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》のようなGRクリーチャーを低コストで妨害できるカードの登場が無い限り、環境のトップを突き進み続けるデッキタイプになっていくと思います。

GR召喚するというテキストは全て強い。

このデッキは超GRゾーンがメインデッキといっても過言ではないと思っています。

メインデッキはあくまで、GRクリーチャーを活躍させる為のサポート役です。

このデッキにはGR召喚するカードが20枚以上採用されており、それら全てが勝ちに繋がる可能性のあるカードだと考えれば、このデッキがいかに強力か分かりますよね…

4枚採用のフィニッシャーに依存しているデッキタイプとはフィニッシュの安定感が段違いです。

ドッカンデイヤーミッツァイルの弱い点

ここまで【ドッカンデイヤーミッツァイル】の強い点について書いていきましたが、どんなデッキにも弱い点はあります。

ここでは【ドッカンデイヤーミッツァイル】の弱い点を2点紹介します。

キルターンが遅い(?)

このデッキの基本となるキルターン(ゲームに勝利できるターン)は5ターン程度です。

4ターン目にマナが6枚となり複数GR召喚をしても勝ちまで行けない事は多く、この点は《BAKUOOON・ミッツァイル》の殿堂入りが響く部分となりますね。

このキルターンの遅さ(5ターンで遅い現状が恐ろしいですが)に付け込んだ、安定4ターンキルを行える【ネイチャーループ】や殆どのGRクリーチャーを場に出せなくする《暴走龍 5000GT》を早期に出せる【零龍墓地ソース】などは【ドッカンデイヤーミッツァイル】に有利なデッキタイプになりますね。

【零龍墓地ソース】のサンプルレシピ

友人がCSで使用していた【零龍墓地ソース】です。

【ドッカンデイヤーミッツァイル】を使っていた僕はボコボコにされました。


妨害手段が少ない

サンプルレシピを見ていただければ分かりますが、相手に対する妨害手段がほとんど存在しません。

そのため、コンボデッキなどには不利が付いてしまうと考えられます。

《解罪 ジェ霊ニー》が採用されているレシピもありますが、序盤はどうしてもマナを伸ばさないと始まらないので、相手の速度を落とすと同時に自分の速度も落ちてしまうので難しいところです。

マナ加速と妨害のバランスが取れた構築が完成すれば、もっと手が付けられないデッキになりそうです。

さいごに

ここまて読んでいただきありがとうございました。

新殿堂施行後は、普段なら色々なデッキタイプが見受けられる環境になるのですが、今回はまさに一強環境になりましたね。

一強環境については以前に記事を書いているのでそちらも読んで頂ければ幸いです。

【ドッカンデイヤーミッツァイル】一色の現状、これからのプレイヤーの動きに注目ですね…!

それでは!

感想質問などは、コメントして頂ければ時間がある時に簡潔に返信させていただきたいと思います。
※記事に直接関係のない質問やデッキ診断等は基本的にはお答えできません。申し訳ありません。

前回の記事⇒【ギラサキ】「覚醒ジョギラゴン vs. 零龍卍誕」新弾カードレビュー【サンプルレシピ付き】


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