はじめに

どうも、フログです。第二回トレカライターコロシアムに参加させて貰い、初投稿へと至りました。初心者なので優しく見てくださるとありがたいです。というわけで今回は、僕の愛用デッキのご紹介です。

ヤツとの出会い

まずはこちらをご覧いただきたい。

出典：デュエル・マスターズ

《別格の超人》、今回のメインにして僕が愛用するカード。この記事の内容は｢いかにしてこの寿司職人を使うか｣という奮闘記です。

ガチンコ・ジャッジ(以下G・J)に勝ったら出た相手クリーチャーをマナ送り、相手が呪文唱えた時G・Jに勝ったら2ドロー…こんなロマンカード、使うしかないだろ！

巨人は重いよ

こいつを使ったデッキ第一の関門に早速ご登場いただこう。それは至って単純、『G・Jに勝たないとそもそも意味ないんだから必然的にデッキ重くなるよね？』です。登場当初はこれに非常に悩まされました。その結果、30枚が大型トリガーのクソデッキが生まれました。しかしある日、救いの手が差し伸べられた…ツインパクトの誕生である。しかし、朗報はそこで終わらなかった。

出典：デュエル・マスターズ

暴れ毒蜂、《Q.Q.QX./終葬5.S.D.》の飛来。『相手は山札を見ることができない』この1文に全ての可能性が詰まっていた。G・Jは不戦勝の時代を迎えたのだ。相手は身動きができない、文字通りの麻痺毒。これにより第一関門は長い期間を得て大勝利に終わった。

蜂毒、取扱注意！！

《Q.Q.QX./終葬5.S.D》とのコンボなら相手を完封できる！もうCS優勝とか余裕！そんな矢先、第二の関門が立ちはだかった。それも予想外の方向から。それは、『《別格の超人》の効果が強制発動』ということ。「なんのこっちゃ？」と思う方が多いだろう。例えば、vs.ウェイボールアアルカイトを想像してみる。相手は呪文を乱打する。一方《別格の超人》の効果は「～してもよい」の任意型ではなく「～する」の強制型。結果としてこちらは大量2ドローからの山札切れで自滅する。まさかG・J不戦勝にこんな穴があったとは…腐っても蜂毒は毒ということだ。取扱注意である。であれば、対策を打たねばならない。求められている要素を挙げてみよう。

• 山札切れをどうにかできる
• QXがいない時にG・Jでめくれても大丈夫な高コスト
• 青緑デッキに入る青か緑か青緑のカード

そんな都合のいいカードあるわけ…

出典：デュエル・マスターズ

あった。《水上第九院 シャコガイル》だ。こいつが全て解決してくれた。寿司職人はシャコ貝の握り(蜂毒盛り)を始めたのだ。ところで、この記事をもし読んでくれている人がいるならば、恐るべき事実に気づいているだろうか？実は現段階でこのデッキ、既に

• 巨人の打点並べでゴリ押し
• 《Q.Q.QX./終葬5.S.D.》のEX勝利
• 《水上第九院 シャコガイル》のEX勝利

の3通りの勝利ルートが確立しているのだ。これは非常に柔軟なデッキが生まれる予感！(自分で言うな)

仲間を求め海へ出よう

主軸の3枚を決まった。あとは、彼らを引き立てる部下を探そう！寿司職人だけじゃ店は回らないからね。というわけで、仲間を求め海(カードプール)に出よう！愉快でトリッキーな仲間たち、その一部をご紹介！

まず軽減ができる《西南の超人/断断打つべしナウ》。これは上は勿論、下の呪文も敵の攻撃からQXを守る大事な仕事がある。

《大地の超人》。S・トリガーで出たとき両プレイヤーのアンタップしているクリーチャーを1体マナに送れる除去兼加速カード。

《シンカイ・タイフーン》。2ターン目で守りを固めつつ手札調節ができる。シャコガイルとの相性もいい。

《アクア・ディープス》。S・トリガーのブロッカーで、出たときに相手のクリーチャーと同じ数ドローでき、シャコガイルとの相性がとてもいい。

《剛撃戦攻ドルゲーザ》。シンパシー持ちのドローソースジャイアントで、ゴリ押し路線でもシャコガイル路線でも活躍する。

《大盛の超人》。G・Jでめくったカードをマナに置け、ターンエンド時に自然のカードを1枚マナから回収できるので、QXまでの繋ぎ。

《米込の超人》。召喚時にジャイアントの数だけマナ加速。シャコガイルに向けて大幅に山札を削れる。

《三つ目の超人》。ジャイアント全てにパワー+5000とシールド+1ブレイクを付与。強力な打点補強カード。

あと、他にも多くのデッキで使われている汎用カードをいくつか投入して…

完成、現代の巨人！

遂にできあがったのがこのデッキである。

簡単に言えば、『寿司職人がシャコ貝の握りに蜂毒を盛って相手を麻痺させる』デッキである。(何言ってんだ私？)

では、ここからはこのデッキを友人に見せた時に聞かれた事とその回答を載せていきます。

Q.《水上第九院 シャコガイル》は一投で大丈夫ですか？

A.《水上第九院 シャコガイル》はあくまで山札が切れそうな時の補助カードで、このデッキのメインは《別格の超人》と《Q. Q. QX./終葬5.S.D.》の組み合わせなので大丈夫です。

Q.なぜ《黒豆だんしゃく/白米だんしゃく》を採用しているの？《別格の超人》がいれば黒豆だんしゃくは無用だよね？

A.加速枠として最初は《フェアリー・ライフ》を4投していました。しかし、マナにいて欲しくないカードがマナにいった時に回収できるカードが《大盛の超人》のみというのが不安だったので、白米だんしゃくの方を目当てに採用しました。回してみると、黒豆だんしゃくの方も3打点としてゴリ押し路線の時に活躍でき、なおかつ《西南の超人/断断打つべしナウ》の呪文側と組み合わせてQXを守れるという結果が出たので、本格採用しました。

Q.《ミステリー・キューブ》に4枠使う訳は？《西南の超人/断断打つべしナウ》との相性や《剛撃戦攻ドルゲーザ》との相性を考えて他のジャイアントやアースイーターを入れるべきでは？

A.殿堂解除に喜んだフログの自己満足です。ですが、このデッキは自身と《ホーガン・ブラスター》、《スパイラル・ゲート》、《フェアリー・ライフ》以外の32枚は全てクリーチャーなのでしっかり役にたっています。

さいごに

ここまで私の奮闘記にお付き合いいただき、ありがとうございます。楽しんで貰えたでしょうか？この記事は私のデッキ自慢でもあるのですが、『環境デッキに頼らず自分で考える』ことを思い出して欲しい、という意味も込めています。人のデッキレシピで勝つことだけがデュエマではありません。『自分の好きなカードを使う』という楽しみ方があることを忘れないで下さい。

追記:このデッキを作って回してから気づきいた事がありました。特別意識はしてなかったのですが、40枚中20枚がS・トリガー、2枚がニンジャ・ストライクになっていて、高確率で相手のアタックに反応できるデッキになってました。結局大型トリガー30枚デッキから進歩しとらんやんけ！！