【今日の一枚】vol.22《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》鬼襲来!鬼タイム

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【今日の一枚】vol.22《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》鬼襲来!鬼タイム

こんにちは。北白河と申します。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

この企画「今日の一枚」では「今バズっているカード」「今高騰しているカード」「今話題のカード」「往年の名カード」「今北白河の中でアツいカード」など、独断と偏見で北白河が選んだカードを定期更新(週四回くらい更新できたらいいな)で毎日1枚取り上げて語っていきます。

というわけで、今日もやっていきましょう。それでは、今日のカードはこちら。

《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》

【クリーチャー 】
【種族】デモニオ/鬼札王国
【文明】火/闇
【パワー】17000
【コスト】10

■鬼タイム:自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。

鬼登場!

DMRP-13で収録されるキングマスターカードですね。新最高レアリティを引っさげてやってきたこのクリーチャー。新ライバルの鬼札アバクのエースとして登場し、主人公ことジョーくんの駆る《勝熱英雄 モモキング》とぶつかりあうことが想定されています。ストーリー上ではどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

というわけで鳴り物入りで登場したこのカードですが、そのスペックはと言うと。SA・Tブレイカーという標準装備に加えて「召喚されたターン、バトルゾーンを離れない」という時間制限付き除去耐性。さらにcipでクリーチャーの全破壊(自分だけ場を離れないので生き残る)を行います。そして最大の特徴が「鬼タイム」なる新能力語。両者のシールドが6枚以下なら、わずか5コストで出せてしまいます。ここまで軽い盤面リセットボタンはなかなかなく、それにファッティの本体が付いてくるのは抜群のコスパです。

……とはいえ、cipに自軍も巻き込む関係でこの手のフィニッシャーにありがちな「出したターンに勝つ」というのはなかなか非現実的です。「出たら全部盾を割って勝つ」の化身である《勝熱英雄 モモキング》と並び立たせるにはちょっと力不足に見えますね。

鬼考察!

そんなふうに考えていた時期が、きたしーにもありました。

DMSD-15 「キングマスタースタートデッキ 鬼札の鬼タイム」等で鬼タイム持ちが多数公開されると(北白河の中での)評価が一変。「こんなに早く入っていいの!?」ってくらい簡単に鬼タイムに入れます。それに加えて各カードの鬼タイム突入による強化幅もかなり広く、公式のプッシュ具合が伺えます。

《凶戦士ブレイズ・クロー》《闇戦士ザビ・クロー》の2種の1マナクリーチャーが採用可能である事に加え、《キズグイ変怪》がいれば自分と相手で2枚分鬼タイムが進みます。これに《「貪」の鬼 バクロ法師》なんかが絡めばあっさり4キルが可能です。これはかつて環境最速キルターンの定義のために生まれた《轟く侵略 レッドゾーン》に近い速度のビートプランであり、インフレが伺えます(ライバルとなるキリフダッシュもこれくらいのキル速度を実現できそうですし)。

そこまで攻めっ気がなくともゆるっと両者の盾を割りつつ《「非道」の鬼 ゴウケン齋》で除去耐性とタップインを与えて1ターン粘り、次のターンで《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》を走らせるだけの全除去つきお手軽勝ちパターンが成立する「両者のシールドを割りながら動くミッドレンジ~コントロール」向けのカードもあり、最大出力の高さは見た目以上と思われます。

ライバルとなるチーム切札の攻撃性能も併せて見るに、「ループとコスト踏み倒しで4~5キルするデュエマ」から「殴り合いとコスト支払いで4~5キルするデュエマ」に世界を書き換えようとしている公式のビジョンが見えますね。

となると、それに対抗するため「トリガーや妨害で相手だけ1ターン遅らせて5キルするミッドレンジ」「そもそもキルを否定するトリガーやブロッカー多めのコントロール」「メタクリや妨害で5キルか6キルまで遅らせて自分だけ走るループ」 みたいなデッキが発生することも同時に想定できます。なんだいつもの混沌とした環境じゃないか。

鬼余談!

環境については上手い人に任せるとして、鬼タイムです。これめちゃくちゃ美しい能力だと思ってて、「自分がピンチになると発動」の革命と「相手がピンチになると発動」の侵略モードの折衷なんですよね。以前の能力は「相手の動き次第でうまくモードに入れないと腐る」っていうストレスを「ゲームが進んでどっちかがピンチ、あるいは両方が膠着状態になると自動で発動」として軽減したのはマジでうまいなと思いました。たぶんデュエマでしか成立しない能力!

ところで《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》が王を務める鬼札王国とはなんなのでしょうか。現在判明しているフレーバーテキストから見ると、《零》の別名あるいは故郷である「龍頭星雲」より、ドラゴンとともに突如クリーチャーワールドに攻め込んできた勢力とのことです。これは悪いですね。鬼を名乗るだけあります。討伐対象です。

今見えている情報からだと、名前に「王国」とつく勢力は龍頭星雲からの侵略者であり、おそらくドラゴンを従えているということがわかります。せっかく絶滅したのに連れてくんなよ!第一弾では「鬼札王国」「不死樹王国」がプッシュされましたが、「暴拳王国」「美孔麗王国」「月光王国」という謎の勢力がまだ待ち構えています。背景ストーリーにも要チェックですね。

というわけで、《鬼ヶ覇王ジャオウガ》でした。自分は鬼タイムのほうのスタートデッキを買ったので、このカードに限らずなんか相性のいいカードが増えてほしいですね。それでは、次の記事で。

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