目次
■はじめに
こんにちは、むったです。

普段はflat-工房で活動しており、DTLではFTGのサブリーダーを務めています。
マントラ型サイバーループの製作者で、デッキ構築を得意としています。
今回の記事では、9/19(土)発売の『逆札篇 第3弾 勝敵!逆転おこせ鬼の∞ディスペクター!!』の事前評価をしていきます。
本弾では、光ジョーカーズ・闇ジョーカーズ・ディスペクターの3つが主にフィーチャーされています。
光・闇のジョーカーズはどちらも弾内で完結したカードが中心で、過去のジョーカーズとのシナジーはそこまで強くなく、光と闇の間にも明確な繋がりはありません。
テーマデッキとして成立するようにそれぞれカードが用意されているものの、どちらも決定力に欠けており、新規カードを中心に組んだジョーカーズがそのまま競技環境に出てくるほどのパワーはなさそうです。
ディスペクターは弾内でのシナジーは薄く、単体で完結した性能を持つカードが中心となっています。
今弾は新たなテーマデッキを成立させるというより、既存のデッキや過去のカードと組み合わせることで真価を発揮するカードが多い印象です。
その中でも、特に注目しているのがジョーカーズ。
《ジョット・首魁・ジョラゴン》《Dr.富士山ッピング》《“↑↑”ブランド》などの強力な新規カードを、《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》《メラベンチャー・ザ・ジョニー》などの過去のジョーカーズと組み合わせることで、デッキパワーを大きく引き上げることができます。



このデッキは最速3ターン目からソリティアに入ることができ、それでいてデッキ全体のカードパワーも高いため、競技環境でも十分に通用すると考えています。
今回はSR以上のカードをすべて事前評価しつつ、特に注目している《ジョット・首魁・ジョラゴン》については、実際のループ手順まで掘り下げて解説します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》

今弾のドリームレア。
火水闇のデッキでは《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》や《轟く邪道 レッドゾーン》のようなフィニッシャーとしての採用が考えられ、後述するジョラゴンループのフィニッシュ札にもなります。

【 ドリーム・クリーチャー 】
種族 デモニオ / 文明 闇・火 / パワー11000 / コスト8
■ハイパーエナジー
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■このクリーチャーが出た時、相手は自身の、シールドを3つ、手札を2枚、クリーチャーを1体選び、自身の残りのシールドと手札、クリーチャーをすべて墓地に置く。
■各ターン、はじめてこのクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。その後、闇または火の、コスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/侵略者 / 文明 火 / パワー12000 / コスト6
■D・D・D[火(4)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、アンタップする。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。
■自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。
EXライフによって除去トリガーに強く、攻撃の終わりにアンタップするためスパーク系のトリガーにも耐性があります。
除去耐性を持ったブロッカーでもあるため、守りも優秀です。
今弾の《爆衆 マキシ-2》との組み合わせで3ターン目に出すこともできます。

基本的には《冥土人形ヴァミリア・バレル》などのW・ブレイカーをキリフダッシュの起点にするのがオススメです。

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット/超化獣 / 文明 水・闇 / パワー3000 / コスト3
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー
■相手がカードを引いた時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
先にシールドを2枚削ってトリガーを見てからキリフダッシュで出せば、シールド焼却と合わせて、相手のシールドは残り2枚。それが通れば、多色カードを切ってアンタップし、そのままダイレクトアタックです。
実質シールド3枚分ケアして攻撃できるため、ジャオウガの系譜に相応しいフィニッシュ力を持ったカードです。
《Σ龍》

ジョーカーズ・クライム8から出すことを想定してデザインされたフィニッシャー。
離れないワールド・ブレイカーに加えて、強力な除去効果を持っているため、カード単体のパワーはかなり高めです。
一方で、競技視点で見ると相手の防御札を封じる能力を持たず、そのまま攻撃する必要があるのが気になるところ。
攻撃時のマイナス効果も革命チェンジでかわされてしまいます。
除去効果を期待しての採用となると、S・トリガーを持つ《帝王坂∞<…………!>》に軍配が上がるので、上手く種族やワールド・ブレイカーを活かしてあげる必要があるでしょう。

【 クリーチャー 】
種族 ∞ドラゴン/アオハル組 / 文明 闇 / パワー999999999 / コスト8
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞する。
《SUPREME-GUN・ザ・ジョニー》

ジョーカーズにおける新たなフィニッシャー。
どきつよの旅路デッキの戦略をそのまま体現したようなカードです。
目玉となるマスター・G・ブレイカーは、相手のシールドをすべてブレイクした後に自分のシールドもすべてブレイクする豪快な能力です。
相手のトリガーをすべて処理してから自分のシールドをブレイクする処理になるため、デッキをしっかり組めば、こちらのトリガーで相手のトリガーを処理してそのままゲームを終わらせることができます。
さらに、自分のシールドをブレイクする際にマスター・ブレイカーで相手のクリーチャーを破壊できるため、相手がトリガーから展開したクリーチャーに対処しやすいです。
自分のトリガーを強くする必要があるため専用構築にはなりますが、7マナ払って出す価値すらある、競技シーンでも通用するようなフィニッシャーです。
《ジョット・首魁・ジョラゴン》

出た時と攻撃する時に、コスト5以下のジョーカーズを出すか、他のジョーカーズのcipを使うことができます。
1アクションから2つの効果を生み出せるカードは、ループすると相場が決まっています。
文明は信じられないほど弱いですが、ジョーカーズは元々、踏み倒す前提で文明を無視して大型を採用できるデッキです。
《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》《メラベンチャー・ザ・ジョニー》を使う構築では、連鎖中に全てのジョーカーズの代わりになってくれるため、動きの継続率を大きく上げてくれます。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー10000 / コスト8
■革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
■相手は、自身の各ターンに1枚しか呪文を唱えられない。

【 進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー10000 / コスト7
■G・ストライク
■進化:ジョーカーズ・クリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、ジョーカーズ・クリーチャーを2体までj分の手札から出し、それらに「スピードアタッカー」を与える。このターンの終わりに、それらを好きな順序で山札の下に置き、こうして下に置いたクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の、ジョーカーズとマナゾーンにあるジョーカーズ・カードが合計7つ以上なら、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。
今後ジョーカーズは間違いなく環境に出てくるので、このカードもかなり見ることになるでしょう。
せっかくなので、今回はループ手順も解説します。
世の中では《最終兵ッキー》型の解説がたくさん出ると思うので、ディープなこの記事ではあえて《ジャック・豆ルソン》を使ったループを紹介します。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー5000 / コスト5
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、そのクリーチャーの持ち主はそれを自身の山札の一番下に置き、カードを1枚引く。その後、選んだクリーチャー以下のコストを持つクリーチャーを1体、その持ち主は自身の手札からバトルゾーンに出してもよい。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ/チーム切札 / 文明 自然 / パワー4000 / コスト4
■キリフダッシュ [nn03](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn03]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーを1体ずつ選び、マナゾーンに置く。
《最終兵ッキー》型と比べて、自然文明を採用できる点がメリットです。
《我竜塔第三層 超鯱城》が流行って、デッキに自然文明のマナ加速が欲しくなった時に思い出してください。

【 G城 】
文明 火 / コスト2
(G城は実行したら、表向きでシールド化される。このカードが表向きで自分のシールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く)
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーを破壊する。
旅路ループ
初期盤面
BZ:《ジョット・首魁・ジョラゴン》(下にもう1枚《ジョット・首魁・ジョラゴン》)、《メラベンチャー・ザ・ジョニー》、《ジャック・豆ルソン》、《闘帝合体 サンダイテイオー》手札:《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》

①《ジョット・首魁・ジョラゴン》で攻撃し、《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》に革命チェンジ。
②《ジョット・首魁・ジョラゴン》の攻撃時効果で《メラベンチャー・ザ・ジョニー》のcipを使い、《ジョット・首魁・ジョラゴン》2枚を重ねて出す。
③2体の《ジョット・首魁・ジョラゴン》のcipで《ジャック・豆ルソン》と《闘帝合体 サンダイテイオー》のcipをそれぞれ使用。《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》を一度マナに置いてから回収する。
これで初期盤面に戻り、1周ごとに《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》の効果を1回使えます。
《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》がドロー強制なので山札のある分だけ繰り返せます。
ジョーカーズのcipループ
さらにここから一工程増やすことで任意のジョーカーズのcipを使い回すことも可能です。
初期盤面
BZ:《ジョット・首魁・ジョラゴン》(下にもう1枚《ジョット・首魁・ジョラゴン》)、《メラベンチャー・ザ・ジョニー》、《ジャック・豆ルソン》、《闘帝合体 サンダイテイオー》、任意のジョーカーズ手札:《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》

①《ジョット・首魁・ジョラゴン》で攻撃し、《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》に革命チェンジ。
②《ジョット・首魁・ジョラゴン》の攻撃時効果で《メラベンチャー・ザ・ジョニー》のcipを使い、《ジョット・首魁・ジョラゴン》2枚を重ねて出す。
③2体の《ジョット・首魁・ジョラゴン》のcipで《ジャック・豆ルソン》と任意のジョーカーズのcipをそれぞれ使用。《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》をマナに置く。
④《ジョット・首魁・ジョラゴン》で攻撃し、《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》に革命チェンジ。
⑤《ジョット・首魁・ジョラゴン》の攻撃時効果で《メラベンチャー・ザ・ジョニー》のcipを使い、《ジョット・首魁・ジョラゴン》2枚を重ねて出す。
⑥2体の《ジョット・首魁・ジョラゴン》のcipで《ジャック・豆ルソン》と《闘帝合体 サンダイテイオー》のcipをそれぞれ使用。《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》を一度マナに置いてから回収する。
これで山札2枚につき1回任意のジョーカーズのcipを使用できます。
さらに、《ジョット・首魁・ジョラゴン》4枚と《Dr.富士山ッピング》3枚があると山札を削らず無限にcipを使えたりもしますが、要求値が高すぎるため割愛。
《Dr.富士山ッピング》

今弾で最も注目しているカードです。
ジョーカーズ専用ではありますが、JDブロッカー、出た時に3枚ドローと、地上・空中両面からデッキを支えてくれます。
各ターンに1度、ジョーカーズが離れた時にそのクリーチャーのcipを使えるのですが、《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》《ジャック・豆ルソン》《最終兵ッキー》を絡めることで、自発的に起動することができます。
《メラベンチャー・ザ・ジョニー》との相性もよく、効果で下に送ったジョーカーズのcipを《Dr.富士山ッピング》で使い、そのまま再展開することも可能です。
また、終了時に2体目を宣言することで、1体目の《Dr.富士山ッピング》の効果を起動することもできます。
守りでは《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》との組み合わせが強力。《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》のEXライフを剥がしながら他のクリーチャーを手札に戻すことで、相手の除去先を《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》に絞ることができます。
《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》が離れる際には、そのcipを《Dr.富士山ッピング》で使えるため、相手からすると迂闊に除去できません。《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》自身もブロッカーなので、そのまま攻撃するのも難しいです。

細かいところでは、3枚見て回収する効果が任意なのも優秀で、必要以上に山札を減らさずに済むのも沁みます。
そして、このカードはジョーカーズのメタ突破の要にもなっています。
JDなので、《神判のカルマ コットン》に《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》のチェンジ元を止められても、このカードを経由して安全に次のターンへ繋ぐことができます。

【 ツインパクトカード 】
種族 オラクル・セレス/ヒューマノイド / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■相手のクリーチャーが出た時、そのターン、そのクリーチャーは攻撃できない。
────────────呪文────────────
カード名:ジャッジ・水晶チャージャー
文明:光
コスト:3マナ
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持つ相手のエレメントを1つ選ぶ。相手はそれを山札の下に置く。
■水晶チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)
《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》に対しても、一度チェンジ元で破壊してからこのカードを出すことで、次のターンの革命チェンジまで繋げられます。

【 G城 】
文明 自然 / コスト3
(G城は実行したら、表向きでシールド化される。このカードが表向きで自分のシールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く。)
■このG城が表向きで自分のシールドゾーンに置かれた時、自分の山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置く。
■相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、かわりにマナゾーンに置く。
《冥土人形クリン・ラビィ》に対しても、一度このカードを置いて確実に盤面を残し、次のターンに浮いたマナで除去してから展開できます。ちなみに《7777777》が強すぎて、裏でJDとして置き直されてもそのまま突破できます。

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■各ターンに1度、自分のデスパペットが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■各ターン、相手はクリーチャーを2体までしか出せない。

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー7777 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それがすべてジョーカーズなら、その中からクリーチャーを1体、バトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できる。残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
────────────呪文────────────
カード名:7777777
文明:ゼロ
コスト:3マナ
■S・トリガー
■相手は自身の山札の上から3枚を表向きにし、自分はその中から1枚を選ぶ。その選んだカードとコストが同じ相手のクリーチャーをすべてと、表向きにした3枚を、相手は好きな順序で自身の山札の一番下に置く。
このように、単純なカードパワーだけでなく、ジョーカーズが苦手とするメタカードを乗り越える役割まで担っています。
ジョラゴンループでは基本的に《勝敵逆夢王 モウジャキンガ》でのフィニッシュになりますが、離れた時効果のおかげで《斬隠蒼頭龍バイケン》が出てきても全く効きません。重要なケア方法なので、必ず効果未使用の《Dr.富士山ッピング》を用意してからハンデスを始めましょう。
攻めにも守りにも強く、間違いなく今弾最強カードです。

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン/シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
W・ブレイカー
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。
《アイシャセー神》

前弾の《熊田すず<わらわは天才!>》に続く、4コストで1枚ハンデスできるスレイヤー持ちのシステムクリーチャー。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン/生徒会組 / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4
■自分の生徒会組すべてに「スレイヤー」を与える。(「スレイヤー」を持つクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■各ターンに1度、自分のドラゴンが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
生き残った時のゲームを終わらせる性能は《熊田すず<わらわは天才!>》より高く、流石はSRといったところ。
ハンデス戦略は、マストカウンターを連打して相手のリソースを削っていく戦略と組み合わせると強力なので、1枚でその両方をこなせるこのカードは自己完結していてデザインが美しいです。
除去されてもJクライムにより再利用しやすく、実際に対面するとかなり鬱陶しいカードだと思います。
ただし、現状の闇ジョーカーズはカードプールが狭く、デッキとして形にするのが難しいため、競技シーンでの活躍は難しそうです。
《“↑↑”ブランド》

今弾で最も汎用性の高いカードです。
J・O・Eにより実質3コストで出すことができ、出た時の火力でメタクリーチャーを処理しながら革命チェンジの起点になれます。
革命チェンジ先も、火のパワー8000以上を条件とする《V頂神話 カツムゲン》や、コスト5以上のジョーカーズを条件とする《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》など優秀なカードが揃っています。

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ・コマンドMAX/革命軍/ハムカツ団 / 文明 火・自然 / パワー13000+ / コスト8
■革命チェンジ:火または自然の、パワー8000以上のクリーチャー
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■相手のクリーチャーがコストを支払わずに出た時、このクリーチャーとそのクリーチャーをバトルさせてもよい。
■バトル中、またはこれを山札で表向きにしている間、これのパワーを∞にする。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。こうしてパワー6000以上のクリーチャーを捨てたら、このクリーチャーをアンタップする。
単体でも除去を飛ばしながら横のクリーチャーを強化できる、3コスト9000のスピードアタッカーと十分なスペック。
ちなみに《ジョット・ガン・ジョラゴン》で捨てるとすごいことが起こります。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ/マスター・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー11000 / コスト7
■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
ジョラゴンループでは、このカードで自軍をパンプして、極限ファイナル革命の効果を受けた《烈しき切札 ドギラゴン逆》を除去するプレイを取るので覚えておきましょう。
ジョーカーズに限らず、様々なデッキで採用を検討できるカードです。
《闘帝合体 サンダイテイオー》

かなり癖の強いリソース拡充カード兼、終盤の受け札。
マナから一気に3枚回収できるため、《ジョット・首魁・ジョラゴン》のソリティアパーツとしても採用候補になります。
同じマナ回収には《オラマッハ・ザ・ジョニー》がありますが、こちらは出た時に除去を飛ばせる点が優秀です。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー13000 / コスト8
■T・ブレイカー
■マスター・マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。このターン、このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップし、相手のシールドを1つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚自分のマナゾーンから手札に戻す。
■相手が呪文を唱えた時、その呪文とコストが同じジョーカーズ・カードを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、その呪文は効果を失う。
特に《メモッタルド・デカスギオ/メモメモ・ジョーカーズ》などからJチェンジする際、出た時効果で攻撃先のクリーチャーを除去することで攻撃を中止できます。

少し難しいルールなのですが、相手は攻撃時効果を使うタイミングを逃すため、ニンジャ・ストライクなどを使わせずにそのままソリティアへ入れるテクニックで、覚えておいて損はありません。
かなり採用先を選ぶカードですが、唯一性が高いので脳内カードプールに保存しておきたいカードです。
《「正義と正義と正義と正義」》

シールド追加、除去耐性、トリガー付与、ターン終了時のアンタップに加えて、タップ中は効果ブレイクまで持っています。
効果を読み上げただけですが、かなり硬派なデュエマで強いことが書いてあります。特にコントロールデッキではかなり味のする性能です。
光のブロッカー、デーモン・コマンド、メタリカと種族にも恵まれており、踏み倒す手段も豊富。
ただ、競技シーンではなかなか硬派なデュエマをさせてもらえないので、評価は低めです。
《キング∞エンペラー》

バトルに勝った時の効果とEXライフによって、かなり場持ちのいいクリーチャーです。
それでいてターン終了時には、1回使うだけでもゲームを終わらせられるほど強力な効果を持っており、それが毎ターン誘発します。
ビッグマナ用の《烈しき切札 ドギラゴン逆》のようなカード。
目立たないですが、この弾でも指折りのパワーカードなので、競技シーンでも全然見かけるカードになるかと思います。
《爆龍羅王 ゴリナボルト》

リースメタビートの正当フィニッシャー。
攻撃中のクリーチャーのコストを参照するため、革命チェンジやDDDから進化クリーチャーを重ねる動きで、踏み倒しコストを増やせます。
《爆衆 マキシ-2》が優秀なので比較的早いターンから着地を狙いやすく、《アンティハムト》や《ジャパニカン》も横にクリーチャーを並べるため、デッキの基本的な動きとシンパシーが噛み合っています。
通常環境で【光自然ドギラゴン逆】を差し置いて活躍することはあり得ませんが、2ブロック構築なら活躍の機会がありそうです。
《祝え!冥帝王 ダイジュ・ディダノス》

かなり正統派のフィニッシャー。
EXライフ、全ハンデス、クリーチャー封じ、攻撃制限と、普通にゲームに勝ちすぎていて特段話すこともありません。
出す手段のあるビッグマナやコンボデッキでは、既存のフィニッシャーからこのカードに変わっていくんじゃないでしょうか。
プレイの話でいうと、全ハンデスの魔力に吸い込まれて殴りたくなりますが、EXライフ持ちの攻撃制限が強すぎてまず負けないので、殴らない択があることは頭に入れておきましょう。
ハンデスのメリットよりS・トリガーを踏むリスクの方が大きい場面は多いです。
《天地命動 バラギアラ/輪廻虹災》

上面は2018年に初収録された《天地命動 バラギアラ》と全く同じクリーチャー。
注目は下面の《輪廻虹災》で、撃てたら最後、勝たない方が難しいです。
また《ラッキー・ダーツ》のフィニッシュ呪文が増えました。

【 呪文 】
文明 光 / コスト1
自分のシールドを1枚相手に選ばせ、見る。それが呪文であればコストを支払わずにすぐ唱えてもよい 。唱えない場合やそのカードが呪文でない場合、元の場所に戻す。
デッキ全部マナに置いても使いきれないほどのコストを踏み倒せるのは凄い。
■まとめ
今回は『逆札篇 第3弾 勝敵!逆転おこせ鬼の∞ディスペクター!!』のSR以上を事前評価しました。
今弾はジョーカーズの強化が目立ち、中でも《Dr.富士山ッピング》《ジョット・首魁・ジョラゴン》は今後の環境を大きく変えるカードになりそうです。


ディスペクターにも《キング∞エンペラー》《祝え!冥帝王 ダイジュ・ディダノス》など、既存のビッグマナやコンボデッキで採用を検討できる強力なフィニッシャーが複数収録されています。
【光自然ドギラゴン逆】を抜いてジョーカーズはトップに輝けるのか、今から新環境が楽しみです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。


