ばにら所長のデュエマだべり部、略してデュべり部!
デュエマの小ネタや豆知識、懐かしトークから妄想デッキまで、雑多な話題をゆるーくお届けします
お相手は僕、ばにら所長と
モカでお送りいたします
記事の後半では、宿題としてクイズを出題!
最後まで、ごゆっくりお楽しみください
前回の答え合わせ
……この交互にしゃべるイントロ、なんかデジャヴなんだよね
そんなことある?
まぁいいや、宿題の答え合わせ行こう
前回の問題はこれだったね
「スピードアタッカーが初登場したとき、存在しなかったステータスはどれ?」
- 3マナ1000
- 4マナ2000
- 5マナ3000
- 7マナ7000
正解は 2. 4マナ2000 !
てことは、存在したのは3マナ・5マナ・7マナか。1個飛ばしで存在したんだね
そう。それぞれ《解体屋ピーカプ》《猛爆軍曹ボンバット》《ツインキャノン・ワイバーン》だね
こうやって並べると、イラストや種族がサイズ感の違いを表してるね
3マナ1000の《解体屋ピーカプ》は、イラストからも小さくてすばしっこい感じが伝わってくるもんな
《猛爆軍曹ボンバット》も、大きくも小さくもなく中型~って伝わる感じが絶妙だね
あと3枚とも、フレーバーテキストが印象的なんだわ
「あっとゆう間に、バーラバラのボッコボコ」
――解体屋ピーカプ
《解体屋ピーカプ》フレーバーテキスト
「遅い、とろい、鈍すぎる! 人面爆弾撃っちゃうぜ!」
――猛爆軍曹ボンバット
《猛爆軍曹ボンバット》フレーバーテキスト
爆音を聞いた時には手遅れだ。
《ツインキャノン・ワイバーン》フレーバーテキスト
確かに、声に出したらテンポ良さそうなフレーバーだね
《ツインキャノン・ワイバーン》は五七五になってるよ
クソ情報だ
宿題の話に戻ると、「4マナ2000」のスピードアタッカー
登場は1年以上後、DM-10収録《撃墜団長メッツァー》の登場まで待つことになるよ
基本的なスペックなのに、ずいぶん遅れて登場したんだね
DM-05でスピードアタッカーが初登場してから、DM-09までは4マナが空白地帯だったってことだからね
スピードアタッカーも奥が深いなあ
今回のカードは…?
あああ!思い出した!
急にどうしたんよ
イントロのセリフ回し!
そのネタ引っ張る要素あったの!?
成井豊さんの脚本を意識してるね?
ギクリ
なんか覚えがあると思ったら、私が演劇部やってた時に演じたからだ……
そんな読者の99%が分からない話されても
おじさんも同じ台本を演じたって言ってたもんな、謎が解けたわ!
よし!今日のカードはこれ!
《麗泳者 マツバメモノ》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 美孔麗王国 / 文明 水/火 / パワー3000 / コスト3
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。
演劇集団・美孔麗王国より、スピードアタッカー《麗泳者 マツバメモノ》!
あらかわいい
スペックも優秀で、赤青系のデッキでは採用例の多いカードだね
……強さとかわいさにつられてスルーしそうだったけど、この導入のために演劇の話をぶっこんだの?
完璧な導入
完璧のハードルが低すぎる、演者ならエンターテイナーとしての矜持を見せろ
もうブランクの方が長いんだから勘弁して?
自分から演劇ネタを引っ張り出したんだから自爆だよ
赤青ノヴァの話
しかしアレだね、昔のスピードアタッカーの話を聞いた後だと《マツバメモノ》のスペック凄まじいね
直前に再録された《猛菌剣兵チックチック》が公開処刑みたいになってるからなあ……
《マツバメモノ》、1マナ下がってるのにパワーは3倍になってるのか
ドローが任意かどうかの差はあるけど、まあ微々たるもんだね
前回の答え合わせで出てきたスピードアタッカーと比較すると、歴史の流れを感じるわ
シンプルなテキストながら、こんだけの性能だと環境でも使われたよ
《熱湯グレンニャー》とともに手札を切らさないアグロプランを組んだり、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》から二回攻撃して《龍装者 バルチュリス》を投げたり……
そうか、いっぱいドローするから《バルチュリス》も引きやすいわけか
色の合う《ボルシャック・サイバーエクス》なんかとも一緒に使われたね
この連載でパワーカードをマトモに評価している……
驚くとこそこじゃないから!
あれ?確かに強いけど、《マツバメモノ》ってアタック時にドローするんだよね?
そう、見ての通り
んで《マツバメモノ》、美孔麗王国なんだよね?
これも見ての通りだね
美孔麗王国のキーワード、ビビッドローって「攻撃の前のドロー」で誘発する能力では……?
これだから勘のいいガキは嫌いだよ
「襲来、美孔麗王国!」
美孔麗王国の話が出たから掘り下げてみるんだけどさ
うん
火文明の持つ衝動的・感情的なイメージと、水文明の持つ知識のイメージが合わさって「舞台」ってモチーフになってるのが面白いよね
ビビッドローも火・水の持つそれらの特性を合わせた能力だしね
水棲生物モチーフが多いのも理由あるの?
もともと水棲生物だったムートピアが、背景世界で侵略に耐えられず現実逃避してたのよ
あっほんとだ、《空中南極 ペングィーナ》の背中のプールになんかいる
そんな娯楽に逃げていたムートピアたちが久々に帰ってきたのが、十王篇の美孔麗王国
あーそうか、超天編の水文明はムートピアあんまりいなかったんだね
娯楽に逃避していたはずのムートピアが、エンターテイメントを武器に帰ってきた感じなのがいいよね
確かに、そう解釈すると熱い展開だ
個人的には、初期の「引いて捨てる」をテーマにしたムートピアが好きだったから、ビビッドローがそのあたりと噛みあうのも嬉しいところかな
美孔麗王国、完全にムートピアの救世主みたいになってる
まぁ、偶然の産物って部分が大きいんだろうけど
美孔麗王国、名前も面白いのが多いよね
ヴィランでヒールだから《絶対悪役 ヴィランヒヰル》とか、ゲネプロ+リハ(いずれも通し稽古)で《禅役者 ゲネプロリーハ》とか、舞台用語をもじってるんだよね
……
宿題!!!
え???モカが出すの???
「舞台における『マツバメ』って何のこと?」
- 舞台装置の一種
- 公演日程の節目
- 舞台俳優のメイク
- 台本における長台詞
デュエマ関係ねえ!!
「読んだら雑学が増えた」みたいな記事もいいでしょ?
デュエマの雑学じゃダメなん?
ちなみに、本来は漢字表記の用語です
全然ヒントになってないから!
エンディング
ばにら所長のデュエマだべり部!今回は《麗泳者 マツバメモノ》をお送りした。
このコーナーではこれからも、デュエマに関する豆知識や懐かしトーク、小ネタをゆるーく紹介していくぞ。
感想やリクエストはぜひ #デュべり部 でツイートしてね!
今回の宿題、「 舞台における『マツバメ』って何のこと? 」
- 舞台装置の一種
- 公演日程の節目
- 舞台俳優のメイク
- 台本における長台詞
の答えも大募集だ!
ばにら所長のデュエマだべり部、略して「デュべり部」は、毎週土曜20時更新!土曜の夜は、一緒にデュべろう!
ちなみに、私とおじさんが演じた台本は『銀河旋律』と、続編の『広くて素敵な宇宙じゃないか』。
俺の中学生時代とモカの中学生時代、同じ役を演じてたんだよね
イヤな縁だな……
イヤとか言うな!
来週土曜につづく!