【殿堂入り予想】殿堂予想選手権2021 冬の陣

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【殿堂入り予想】殿堂予想選手権2021 冬の陣

こんにちは、神結です。

12/13に公式から殿堂に関する配信に関しての告知がありました。

ちなみにこれは過ぎたことなのでぶっちゃけトークをしますが、元々殿堂発表の有無にかかわらず殿堂予想の記事を上げる予定だったんですよ。で、その〆切が13日だったんですよね。

で、まあのんびり書くかーと準備していたところで、公式から発表がありました。

あれ……? 13日に発表……?

というわけで急いでこの記事を書いています。多分、今夜は徹夜なのでしょう。

 

というわけで気を取り直して、今回は殿堂予想をしていこうと思います。

ところで以前観たとあるYouTubeの動画で、こんなことを言っていました。

曰く「(予想をするような企画では)プライドを全振りしないと面白くない」と。

確かにそうだなと納得したので、この記事では要らん保険は掛けません。

積極的に断言していきます。

というわけで、始めていきましょう。

目次

殿堂の原則と現環境の評価

殿堂は夏をテコ入れ、冬を環境調整といった具合に利用されるケースが多いです。

具体的にいうと、夏は「ほんとに直近でやべー奴を殿堂させる」、冬は「ヤバい奴に加えて、ずっと環境に居座ってる奴も卒業させる」傾向があります。

つまり、夏より冬の方が規制されやすい傾向にあると言えます。ちなみに夏は5枚でした。(《レアリティ・レジスタンス》《裏切りの魔狼月下城》《暗黒鎧 ダースシスK》《不敵怪人アンダケイン》《サイバー・I・チョイス》

《レアリティ・レジスタンス》はちょっと別ですし、《暗黒鎧 ダースシスK》《不敵怪人アンダケイン》は同じ理由でしょうから、実質的に手を加えられたのは3デッキ、といったところでしょうか。

 

ただ、現環境ってそんなに問題のあるデッキがいるかと言われると、数は少ないと思っています。

アドバンス・オリジナルとあって少しややこしいですが、私が環境デッキと認識しているのはだいたい以下のデッキたちです。

・5cコントロール(ネバー型、ヒャクメベン型)
・赤単我我我
・ジョー星ゼロルピア
・落城退化
・青単スコーラー
・ガイアッシュ覇道
・赤青ギャラクシー(アドバンスのみ)
・リースRX(アドバンスのみ)、シータRX

この辺りから環境を上手く調整する、といった形になるでしょう。

なお、解除に関しては今回は言及しません。

たぶん全DMPの中でも相当殿堂解除について考えてきた方だと自負していますが、ここに関してはもはや運ゲーだと思っているので、皆さん好きなカードが返ってくることを祈っておきましょう。

では次の項から、実際にカードを挙げていきます。

 

新たに殿堂入りするカード

《次元の嵐 スコーラー》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / スペシャルズ / 文明 水 / パワー11000 / コスト11

■G・ゼロ:このターン中に自分の呪文を5枚以上唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。■W・ブレイカー■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、それがこのゲーム中にバトルゾーンに出した最初の《次元の嵐 スコーラー》なら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。

デュエルマスターズの勝利条件に「1ターン中に呪文を5回唱える」を追加したカードです。

《セイレーン・コンチェルト》が4枚使えた時代から【青単スコーラー】で活躍し、【青黒カリヤドネ】、【青白スコーラー】など数々のデッキで活躍してきました。

そして現在もまた、新しく生まれ変わった【青単スコーラー】で活躍しています。便利な呪文が増えていく中で、姿を変え形を変え「スコーラー」というデッキが生き続けているわけですね。

また【青黒カリヤドネ】のように、別にスコーラーを主役としなくても活躍出来る汎用性があります。

そこら辺は《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》のような主役にしかなれないカードと違う点ですね。この辺りもまた、スコーラーのヤバさを押し上げています。

現在の 【青単スコーラー】 は制限を急ぐほど強すぎるわけではないです。

弱点もしっかりあるデッキですが、いよいよループもし始めました。《次元の嵐 スコーラー》が今後も活躍することは確定的でしょう。

今後の開発にも影響を与えるカードなのは間違いないですし、今回で殿堂となります。

なります。

 

《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》

【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光/水 / パワー9500 / コスト7

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、カードを1枚引く。

【呪文】
カード名:ナウ・オア・ネバー
文明:水
コスト:5マナ

■S・トリガー
■コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。

環境の整理をする上で5cコントロールの躍進は見逃せません。

まあ、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》絡みのデッキはいいんですよ。あっちは。対戦するとそれはもう、大変ではあるんですけど。

あのデッキはフィニッシュするまでに相当のデッキ枚数を割いていますし、中盤域でゲームを決定付けられるようなギミックを持っているわけではないです。

端的に言うとめちゃくちゃにイかれた理不尽バグパワーデッキではないんですね。

ただ、《ナウ・オア・ネバー》と《龍風混成 ザーディクリカ》を採用したタイプの方は、結構理不尽を押しつけられる性能をしています。

普通に4ターン目に《ロスト・ソウル》をたたき込みながら置きドロソを設置出来るというのは、また随分凄いことしているなぁと思いながら使っています。

で、そこにもっとも貢献しているのが《ナウ・オア・ネバー》というわけです。

トリガーとしても、ナウオア1枚踏ませただけで相手にどんなに打点があろうが関係なく勝ってしまうケースも目立ちます。

5cに採用しているパーツをいまいちど確認していると、まぁ殿堂させるのはここだよなぁという結論に至りました。

 

《神出鬼没 ピットデル》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト4

■コストを支払う代わりに水のカードを2枚自分の手札から捨てて、このクリーチャーを召喚してもよい。
■ブロッカー

《“魔神轟怒”万軍投》とどっちかは掛けるとみていいでしょう。

まあ汎用性が高いのは明らかに《“魔神轟怒”万軍投》の方なのですが、あっちをカードとしてプールに残す判断はありそうなのと、そもそもピットデルがかなりソリティア向きのカードと考えられるので、今回こっちを挙げておきます。

登場は新DMですが、時を経てダメになったという割と最近多いパターンですね。

このカードを主に使用しているのはアドバンスの【赤青ギャラクシー】です。《"逆悪襲"ブランド》を使った割とすごめのデッキです。

このデッキは《“魔神轟怒”万軍投》の打点と 《"逆悪襲"ブランド》 を使って打点を作っていくのですが、そこで活躍するのがピットデルです。

このカード、マナを使わずに手札を2枚捨ててもいいという破格のコスト換算カードなため、1マナで《“魔神轟怒”万軍投》が撃てます。

もちろん手札も消費できるため、 《"逆悪襲"ブランド》に繋がりやすいんですね。

何より1ターン目、2ターン目での理不尽なゲームを押し付けられるのは、このカードのいわば固有能力と言っていいでしょう。

【赤青ギャラクシー】 は個人的にはいいデッキだと思っていますが、ここには制限を掛けてくる筈です。

 

《“龍装”チュリス》

【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000 / コスト5

■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)

夏に殿堂を逃れて以降、このカードについて結構長い間考えていました。

私は元々夏の規制はされないと踏んでいましたが、冬になると少し考えなくてはならなくなります。

それはつまり冬であれば「環境で居座り続けている奴に席を空けてもらう」という判断が下される可能性があります。

いまコイツが使用されているデッキでいうと、【赤白ノヴァ】はまあ、いいでしょう。

もちろん強力なデッキではありますが、デッキの本質が「ドルガンノヴァ」なのです。

要するに、先に突っ込むようなデッキ構成になっていますし、それ故の弱点もしっかりあります。

しかし、時代はメンデル栄光。

これらのマナ加速自体は「令和やなぁ」と思ってスルーしていますが、1つ個人的に気になる部分があります。

お前よぉ、俺はバカだからわからねぇけどよぉ、マナを順当に伸ばして戦うために構成されたデッキがついでのように3ターンドルガンノヴァプランを持っているのは流石におかしいんじゃねぇか……?

メンデル栄光が是とされる要因は、序盤のゲームプランの薄さ故であって、ドルガンノヴァとかいう手厚いサブプラン(要はマナ加速するデッキなら大人しく序盤は殴られておけ、という話です)を有しているのは私はちょっとよくないと思っているんですよね。

もちろん3ターン目にノヴァを発射するプランはまだありますが、それはそれで一定の準備やリスクを負うことになります。

そこまでするなら、まあ許していいか……となるわけです。

というわけではRX系列のゲームプランを不必要に広げすぎている、という点からいよいよドルガンにも指名手配がきた、と考えていいでしょう。

 

新たにプレミアム殿堂入りするカード (予想)

《ゼロ・ルピア》

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / アンノイズ / 文明 火 / パワー1000 / コスト3

自分の無色クリーチャーの召喚コストを最大2少なくしてもよい。

こういうカードはね、殿堂で済ませて可能性を与えるよりさっさとプレ殿にして芽を摘みきっちゃった方がいいんですよ。

なので一発プレ殿だと睨んでいます。

要はコイツは《ベイB ジャック》《天雷王機ジョバンニX世》と同じ類いなんです。

盤面に4枚並べないとフィニッシュ出来ないから別? いや、でもこのデッキの本質はそこじゃないですよ? デッキエンジンとしてゼロルピアが機能するか、の話ですよね? 2軽減さえ入ったらデッキ自体は動きますからね。

まあオリジナルだと適正パワーという見解もありますが、どっちにしろアドバンスではオーバーパワーですし、3ターン目にジョー星貼って終わるデッキは終わるので、生き残る余地はない筈。

大好きな人は今のうちに遊んでおきましょう。

 

《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト4

■G・ゼロ―バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

で、《希望のジョー星》を残す代償として、こっちをプレ殿に送るんじゃないか、と考えています。

元々ジョー星を処せ派閥だったのですが、直近の収録状況をみるに「ジョー星は残すんだろうなぁ」と判断しています(ジョー星の再録そのものとか、アシッドテクノの登場とか)。

しかし、ジョー星自体がゼロルピアを前提としたヤバいカードなのかと言われたらそういうわけでもないんですよね。

ジョー星はジョー星で、結構すごいことやっているのは【ギャラクシールド】なんかでこのカードを使っていた方はご存じかと思います。

ドルファなんかとも相性いいですしね。

少なくとも「ジョー星を貼っているだけでいつでも無料で3ドロー出来る権利」をデッキ内に与えるのはちょっと過剰だと思っています。

というわけでジョー星を残すならここは取り除く筈です。

 

《生命と大地と轟破の決断》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 自然 / コスト5

■この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)  
→自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。  
→コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。  
→このターン、自分のクリーチャー1体はパワーを+3000され、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。

もういいでしょう。

すごいよ、お前は。

もう充分、デュエマを楽しんだんじゃないか? 思い残すことはないんじゃないか? 

大丈夫、《マリゴルドⅢ》もいるから。1人じゃないから。

さぁ、行っておいで。次の世界が、君を待ってる――

 

その他のデッキについて

さて、ここで規制が入らないだろうデッキについても言及しておきましょう。

まず【落城退化】ですね。

ただこのデッキで《龍脈術 落城の計》《死神術士デスマーチ》を制限するといったことはないでしょう。

このデッキ、「超強力なパワーカードを軸に構成されている」わけでなく各カードを噛み合わせたコンボデッキであるため(ここら辺がスコーラーというパワーカードを擁しているデッキとの違いですね)、どんなに頑張っても環境2番手以上にはならないんですよ。

このデッキが年間を通してコンスタントな活躍が出来るデッキではないことは歴史的にも判明しているため、特にお咎めはないと見ています。

まあ、新殿堂直後のCSは、環境のカードパワーが下がりがちになるため結果を残すと思います。

【赤単我我我】も同じく、特に制限するところがないですね。

赤単も儚いデッキの類いなため環境の最大手になることも、環境に居続けることも難しいです。

現状のリストを見ても、特に手を加える必要はないと思っています。

【ガイアッシュ覇道】なんかも一応《“龍装”チュリス》の制限で「なんでも使えるよ」の状況を潰しておけば、特に不満はないですね。

現状めちゃくちゃ強いデッキだとは思っていないので……。

 

まとめ

というわけで私の殿堂予想は以上になります。

デュエマの殿堂予想は年間を通したお祭りイベントみたいになっていますし、現状の環境ではそこまで強烈なヘイトを買っているデッキも少ない(強いていうならジョー星くらいでしょう)ため、皆さん結構楽しみな気持ちで観られるのではないでしょうか。

まあ私の予想は世界一正しいため、当日の発表を観ながら私の正しさを実感していただければと思います。

それでは是非、12/13にお会いしましょう。

またね。


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