【DM歴代名作デッキ】Vol.47~黒戦慄~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.47~黒戦慄~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。

 皆さんはゼニスの中だと何が好きですか?

 個人的には《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》にも深い思い入れがあるのですが、同じくらい《「戦慄」の頂 べートーベン》が好きなんですよね。

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / ゼニス / 文明 ゼロ / パワー13000 / コスト10

このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、ドラゴンまたは無色呪文を合計3枚、自分の墓地またはマナゾーンから手札に戻す。自分の山札の上から3枚をマナゾーンに置いてもよい。その後、このクリーチャーをタップしてもよい。

相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能であればこのクリーチャーを攻撃する。 

自分のドラゴンとコマンドはすべて「エターナル・Ω」を得る。

T・ブレイカー

 このカードは対コントロールにはドラゴンや《トンギヌスの槍》といったカードを回収・使い回すのためのリソース札として活躍し、対ビートには《ドンジャングルS7》のような攻撃誘導が出来る蓋として活躍出来るカードです。

 ちなみにデュエプレ版では無色カードであれば呪文でなくても回収出来るという大きなアッパーを貰いました。これによって《「智」の頂 レディオ・ローゼス》《「祝」の頂 ウェディング》といったドラゴン以外のゼニスも回収出来るようになったんですよ。

 そんなわけでデュエプレに戦慄が実装された直後にウキウキで生成して遊んでいたのですが、何故か知らないんですけど存在しないはずの《超閃機 ヴィルヴィスヴィード》にわからされ続けています。おかしな話です。

なんか知らないけど《アクア・エリート》とかいう知らないカードから出てくる

 さて「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回はその《「戦慄」の頂 べートーベン》より、【黒戦慄】の紹介です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

黒いビマナ、黒戦慄

 というわけで今回の名作デッキは黒ビマナの1つである、【黒戦慄】になります。

 デッキそのものが登場したのはE2最終盤からE3に掛けてだったと思いますが、今回参考にしたリスト(Dark Blueさん作成)は2014年(DS)で、こんな感じ。


 E3以降のビマナは《フェアリー・ライフ》《ピクシー・ライフ》《ドンドン吸い込むナウ》《フェアリー・シャワー》の16枚を軸に、2→4→5→7ルートのマナカーブ、または2→4→6ルートのマナカーブを意識してデッキを構築しています。

 残念なことにデュエプレと違って5コスで色基盤最強の《超次元リュウセイ・ホール》は存在していないので、黒ビマナで5コスを意識するなら《超次元フェアリー・ホール》《希望の親衛隊ファンク》といったカードでゲームを作ります。

 一方6を意識するなら4で追加のチャージャー呪文等を採用しつつ、《龍覇M・A・S》や《ガチンコ・ジョーカー》、更にゼニス等を意識するなら《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》といったカードいったカードを目指す構築になりますね。

 黒ビマナ……もとい黒戦慄は上記のどちらにも組み替え可能ですので、例えばこういう構築も可能です。


 どっちの構築に寄せるべきか、については環境に合わせてということになるかと思います。

リソースを大きく抱えるデッキが多い環境なら《ロスト・ソウル》に寄せた方が強いですし、速いテンポのハンデスが刺さりやすい環境なら《ガチンコ・ジョーカー》の方が有力です。

 

 また黒ビマナは白ビマナとの違いが非常にわかりやすく、前者は妨害に、後者は防御に優れています。白が苦手な除去とハンデスといった行為を黒は容易く行えるわけです。逆に白の得意な盾を増やしたりブロッカーを並べるといった行為は、黒だとほぼ無理です。

 《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》《超次元ガロウズ・ホール》or《テック団の波壊Go!》が強かった時代だと黒を入れた方が受けとして強いもしていましたが、基本的には上記の考え方でいいと思います。

 で、その中で黒戦慄は《ガチンコ・ジョーカー》《ロスト・ソウル》といったハンデスを持ちつつ、《永遠のリュウセイ・カイザー》や《「戦慄」の頂 べートーベン》による蓋性能も持ち合わせているため、防御力の弱さをある程度はカバーしているとは言えますね。

 

ドラゴンたちの夢の共演

 黒戦慄のいいところ……というよりもカッコイイところは、《「戦慄」の頂 べートーベン》を軸に、主役級のドラゴンたちを盤面で共演させられるところでしょうか。

 基本的な動きとして、序盤のブーストのあとにまずは自分のリソースを確保する動きを目指します。《魂の大番長「四つ牙」》だったり、《龍波動空母 エビデゴラス》の設置をするわけです。

 そして《ロスト・ソウル》で相手のリソースを奪った後に、《偽りの王 ヴィルヘルム》の着地を目指します。

 《偽りの王 ヴィルヘルム》はこのデッキの肝で、除去やランデスといった妨害もそうですが、選択肢を奪った上でのヴィルヘルムともなれば、結構自由にマナブーストが出来るので、すごい大番長みたいな感覚で使えるわけです。

 そしてマナが伸びきった後に、《「戦慄」の頂 べートーベン》が着地。そこで拾った《ボルバルザーク・エクス》《永遠のリュウセイ・カイザー》《無双恐皇ガラムタ》を使って安全なフィニッシュをする……というのが、このデッキのメインプランになります。

 しかしこのメインプランは結構シビアです。そんなに都合よく回るデッキではありません。

 そのため、メインプランに繋ぐための様々なカードが採用されています。

 例えば最速で《「戦慄」の頂 べートーベン》から入るプランもありまして、盤面に戦慄を置いておくと《威牙の幻ハンゾウ》にエターナルΩが付与されるため、毎ターン使い回せるというコンボがあります。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / シノビ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト7

ニンジャ・ストライク 7(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-6000される。
このクリーチャーが破壊される時、自分のマナゾーンに闇のカードが1枚でもあれば、かわりに自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。

 特に対戦慄の突破方法として、シンプルにパワーラインを超えるというものがあるので、6000低下を掛けられるハンゾウは戦慄を守る上でも役に立つんですね。

たぶんこのデッキのハンゾウは【シノビドルゲーザ】、【赤黒ドルマゲドン】に並ぶレベルで強いです。

 また《トンギヌスの槍》は戦慄と相性がよく、《ロスト・ソウル》の前にランデスでテンポを取ったり、当時は貴重なドラグハート・フォートレスを除去出来たりと、そして戦慄で回収出来たり、何かと便利な1枚でもあります。

【 呪文 】
文明 ゼロ / コスト6

■アタック・チャンス―名前に《神(シェン)》とあるクリーチャー(自分の名前に《神(シェン)》を持つクリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のカードを1枚、バトルゾーン、マナゾーン、またはシールドゾーンから選ぶ。バトルゾーンに自分の《神聖牙UKパンク》があれば、かわりにそれぞれのゾーンから1枚ずつ選び、相手はその選んだカードを自分の山札の一番下に好きな順序で置く。

 ちなみに構築次第では「すんごいマナが伸びているとトンギヌスでループできる」なんてこともありますが、ほぼ狙って出来る展開にはならないので大丈夫です。

 なお上記のリストに採用されている《不知火グレンマル》は、当時大流行していた《龍覇 グレンモルト》対策の1枚です。

【 クリーチャー 】
種族 フレイム・モンスター / シノビ / 文明 火 / パワー5000 / コスト7

ニンジャ・ストライク 6(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが6枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。

 ニンジャ・ストライク6であるため、比較的条件が達成しやすい上に《ドンドン吸い込むナウ》で触れるという大きなメリットがあるため、当時のビマナは結構採用していた印象があります。

【シータ刃鬼】が《モエル 鬼スナイパー》と併せて採用していたり、とか。

 というわけで一見派手な強力を存分に使い倒すデッキではあるんですが、実態としては、数少ない枠にどのような役割を持たせるか、その辺りの構築・構想力が問われるデッキでもあるなぁ、というのが戦慄なのです。

 

黒戦慄の“いま”

 黒戦慄はヒロイックなカードも多くて人気もあったのですが、黒ビマナ故の防御の弱さやリソースの危うさなどと同居しているデッキでもあり、自分がよく使う言葉で表すとかなり「かわいい」デッキではあると思っています。

 実際デュエプレで実装されたあとに色々弄ってみると、《超次元リュウセイ・ホール》をもってしてなお不安定さを感じることも多かったんですよね。

 そういう意味では「〇〇が殿堂して」というよりも、徐々に広がっていった周囲とのカードパワーの差によって環境から去っていった感じです。残念なことに《天災 デドダム》はないのです。

 と、デドダムの話で言えば、このデッキは赤入りの4色デッキではありますが、デッキの構造的には現代の4c系(デドダム+カツキング)よりも、寧ろ【アナカラージウォッチ】とかに近しいデッキだと思っています。


 リソースのシビアさとか、ゲーム展開の構想とか、なんか他人とは思えないんですよね……。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第47回は私の大好きなデッキ、【黒戦慄】でした。

 前述した通り、私がそもそも戦慄ってカードが好きなんです。

 知り合いには黒戦慄のオタクが複数いるのですが、どちらかと言えば私がよく使っていたのは白戦慄の方で……。

 まぁ、いずれ白戦慄というかトリーヴァビマナの話もしましょう。なんせ、語ると長いので……。

 というわけで、今回はここまで。

 「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

それではまた来週会いましょう。

 

参考文献

DARKBLUE HISTORY 黒戦慄公開&解説 (2022/5/3 閲覧)

 

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