試合中
試合が始まったら真剣勝負を楽しみましょう。その上でいくつか重要なポイントに触れておきます。
宣言について
はっきり、相手が聞き取れる声量で行い、使っているカードを明確に提示しましょう。
・何のマナをタップして何をプレイしているのか
・何で何を対象に攻撃を行っているのか
・複数の能力が同時に誘発した場合は何から処理しているのか
CSは面識のない相手との真剣勝負がほとんど。きちんと意図を伝えることが重要です。

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー12000 / コスト8
■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。
例えばジャストダイバーと別の cip 能力を合わせ持つクリーチャーなどだと、解決順が実際のゲームの進行にも影響を及ぼすこともあります。
なので宣言を徹底することは、相手との円滑なコミュニケーションを行うために重要なのはもちろん、プレイミスも減らしてくれます。
態度と愛想について
X では「態度が悪いプレイヤー」について話題になりがちですが、「態度」と「愛想」について過度に混同しないようにしましょう。
CSは真剣勝負の場ですので、どうしても空気はピリツキます。私もそうです。それはカードゲームに限った話ではなく他の勝負事でもそうでしょう。
白か黒ではなく、程度問題ではありますが、
「態度が悪い」というのは例えば
・ちゃんと宣言をしない
・こっちのプレイに舌打ちして威圧してくる
など、そもそもコミュニケーションとして成り立っていなかったり、非紳士的行為だったりすると私は考えています。
逆に例えば
・明確に宣言はするもののテンション低め
・あまり目を合わせてこない
といった場合は「感じ悪いな」と感じる人もいるかもしれませんが、これはどちらかというと、愛想の問題でしょう。
これらがネットでは混同されて、「〇〇氏が態度悪かった」などと語られていることがあるように感じるので、一応書かせて頂きました。
もちろん、相手が非紳士的行為(暴言など)を取ってきた場合は、迷わずジャッジを呼びましょう。
巻き戻し、決定の撤回について
一部のCSでは「決定の撤回」というルールが設けられていることがあります。いわゆる巻き戻しです。
実際にこれが認められているCSにてジャッジの説明に従っていただければと思いますが、一応代表的な説明をここでは記載しておきます。
決定の撤回とは
・新規の情報を得ていない場合に
・直前の行動を
・1手巻き戻すことができる
と言うようなフロアルールです。
例えば、ターンの初めのマナチャージで《飛翔龍5000VT》をチャージした後、やっぱり別のカードにしたいといった場合。

この場合、マナチャージは直前の行動であり新規の情報を得ていないので巻き戻せます。
お次はマナに《5000VT⦆をチャージした後、水闇自然の3マナを支払って《天災デドダム》の手札からの召喚を宣言した場合。

この場合は《デドダム》のプレイは巻き戻せますが、マナチャージは直前の行動ではないので巻き戻せません。
また当たり前ですが《デドダム》をプレイしてその能力を解決し、デッキトップ3枚を見た場合は新規の情報を得ているので巻き戻せないです。
他にも、自分のマナが3枚の状態のときに相手の場に《キャディ・ビートル》がいる状態で《龍装チュリス》を自身の能力で3コストに軽減して召喚しようとした場合。
そこで相手から《キャディ》の置換能力でマナに行きますよと指摘されたなら、これは相手から新規の情報を得ているので巻き戻し不可です。
また、攻撃宣言回りについては一括で巻き戻しNGにしているCSが多いです。
受ける側がニンジャ・ストライクや逆転撃の宣言などを考慮するタイミングがあり、その有無などを把握してから巻き戻す……といったことが起こるとよくないためです。
この決定の撤回については、そもそも公式の大型大会などでは認められておらず、あくまでも一部のCSのフロアルールになっております。
ジャッジの方の指示に従って適用できるかどうか把握し、このルールの有無に関係なく気を付けてプレイしましょう。
ジャッジを呼ぶときについて
ジャッジは図書館の司書さんのようなものなので、気軽にガンガン呼びましょう。
・誤って1枚多くドローした/された
・シャッフル中にカードをこぼした/された
・特定のカードのテキストが知りたい
・今の盤面でこのカードをプレイしたらどういう挙動になるのか
・裁定について確認したい
など気になったことについて呼ぶことができます。トラブルだけじゃないのが特徴的ですね。
呼ぶ際は大声で手をあげて呼ぶとベストです。気づいてもらえないことには始まりません。
またジャッジが他の人を対応しているときでも遠慮なく呼んで大丈夫です。
多くの場合、ジャッジはジャッジコールがされた時点から、最終的に対応していただけるまでにかかった時間分の延長を出してくれます。
さて、ジャッジが来たら状況を説明します。
その際は「どちらのターンか」「何のカードを使って何をしたか」「何ができないと気付いたか」などを分けて説明すると伝わりやすい印象です。
過去の私の事例で説明しましょう。
状況としては、相手ターン中に相手が《心転地と透幻郷の決断》を詠唱。実行モード2回を選択して《ピザスターのアンティハムト》を実行。



本来ならば《決断》の実行モードの2回目を使うところ先に《ピザスター》の出た時能力を処理し始めてドローしてしまったというケースになります。
*この動きは、よどみなく相手がドローしてしまうこともあり、多発しがちでした。
ドローされたタイミングでいったん制止し、「今の動きについてジャッジに確認したいことがあるので読呼びますね。」と伝えます。
すぐに「ジャッジ」と大声をあげて挙手。
説明としてはこんな感じで説明しました。
どうされましたか?
いま、相手のターンです。相手の方が《心転地と透幻卿の決断》をプレイされて、実行モード2回を選択されました。
1回目で《ピザスターのアンティハムト》をプレイされたのですが、そのまま2回目の実行を行わずに《ピザスター》でドローされてしまいました。
この場合の処理の進め方について教えてください。
ご覧のとおり何の特別なこともなく、何度かジャッジコールすればすぐに慣れるでしょう。
なお、カード名は略称よりも正式名称を伝えるべきですが逆にそれを忘れて知りたい場合は、その旨を伝えると教えてくれます。
最後にもう1つ注意です。
裁定などは時によって異なったり、物によっては裁定がない挙動のカードも存在します。その時その時のジャッジの方の指示に従いましょう。
時間配分について

大会の1試合の時間は20-25分がメジャーです。
多くの場合、上のような制限時間がわかるような時計が会場に出ていますし、無い場合もジャッジに残り時間を聞くことができます。
試合時間は2人で共有するものですので、お互いに時間内に終わらせられるようにプレイしましょう。
時間切れになったときの処理はCSによって異なりますが、EXターンがあろうとなかろうと、最終的に時間切れになった場合は、両者敗北になります。
なお、相手に対して投了を促す行為は認められておりませんので、絶対にやめましょう。(ジャッジから開会式でも注意があります)
勝敗登録について
勝った方のプレイヤーがツールにて「勝ち報告」をクリックして行います。

なお、筆者は本記事の取材のCSで0-5したのでその画面のスクショがありません!(死にたい)
こちらの登録を怠ると、CS全体の進行スピードに影響を及ぼしますので、勝ち次第すぐに登録するようにしましょう。
本戦について
本戦に上がれるかどうかは勝利数や全体の中での順位によって決まります。CSの開催概要ページや、開会式で説明されますので聞いておきましょう。
本戦進出はとても嬉しいことです。
その上でいくつか注意点を。
本戦進出確定後の対応について
一部のCSでは、本戦あがりが決まった時点で(例:4-1の4勝目が決まった)、ジャッジの許可なしの離席を禁じています。
(理由はいくつかありますが、例えばジャッジが他のプレイヤーのデッキチェック中に近づいて他の人のレシピが見えてしまう、等です)
開会式で「必ず」説明があるので、それに従いましょう。重いペナルティ発行がありうる行為です。
進行について
本戦では原則、予選と異なりトーナメント形式が採用されています。
そのため、全卓が終わっていないものの、自分が本戦1回目に勝利した時点で、2回目の対戦相手が決まっていることもありえます。
その場合サクサク進行していきますので、離席や時間などについてはジャッジに確認しながら進めていきましょう。
デッキチェックについて
提出されたデッキリストと同じデッキで対戦しているかのチェックが行われます。ジャッジに従って渡しましょう。
説明はここまで!
優勝目指してマナーよく、紙で殺し合いましょう!
終わりに
いかがでしたでしょうか? CSに初めて自分が出た時に疑問に思っていた点、友人に質問された点などをいくつかカバーいたしました。
こうやって読んでみると、そんなに身構えなくてもよいことが伝わるのではないかと思います。
競技大会は普段の対戦とも違った面白さが満載……興味がある方は、ぜひとも体験してみてほしいな、と思います。
もしこれを読んで「この点についても教えて・触れてほしい」などありましたら、Xの本記事の投稿の引用欄やリプ欄でご返答ください。
それでは良きCSライフを!
文責 : sobo
取材協力: おんそく選手 音速CS
※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認可/許諾は得ておりません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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