はじめに
お久しぶりです、ウィンターです。
突然ですが皆さん、デュエパーティー、遊んでいますか?
僕はもともとカジュアルに多人数戦を遊んでいたので、デュエパーティーも友人たちと満喫しています。
しかし60枚のハイランダーとなると、これから始める人はデッキを組むところから苦戦するかと思います。
そこで今回はデュエパーティーで遊ぶためのデッキの作り方をまとめていきます。
またデュエパーティー始めたての人でも使いやすい、パートナーを《天災超邪 クロスファイア2nd》にしたサンプルリストを紹介します。
《天災超邪 クロスファイア2nd》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水/火 / パワー7000 / コスト7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。■G・ゼロ―このターン、カードを6枚以上引いていて、自分のバトルゾーンに《天災超邪 クロスファイア2nd》が無ければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。■スピードアタッカー■W・ブレイカー
実際に遊んでみると通常のデュエマの構築では見ないようなカードが活躍するいい環境なので、是非遊んでみてください!
またデッキを組む上で必要なカードの種類も多く、マニアックなカードもあるので探すのは大変だと思います。
そんな時はカーナベルさんでまとめて注文してしまいましょう。
これから紹介する【クロスファイア2nd】のデッキパーツをまとめて購入することもできます。
当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で 【クロスファイア2nd】 のデッキパーツをお届けします!
目次
デュエパーティーとは
デュエパーティーは4人で行う多人数戦のカジュアルフォーマットです。通常の対戦と異なり、シールドの枚数と初手の枚数が6枚で始まります。
初手の枚数が1枚多いことの影響は《零龍》で皆さん体験しているかと思います。
そして、パートナーと呼ばれるカードを設定出来ます。
パートナーに設定したカードはパートナーゾーンに置き、マナを払って召喚することが出来ます。
パートナーがバトルゾーンから離れる時、マナゾーンのカードを1枚デッキの下に送ることでパートナーゾーンに戻すことが出来ます。
また、特殊勝利や特殊敗北、追加ターン効果は効果を発生しません。
さらに「相手」と書いてあるカードの効果の適応が通常構築と異なる部分があります。
細かい部分についてはルール自体がベータ版なので省きますが、全体的に友達同士でワイワイ楽しむことが出来るパーティゲームとなっています。
デッキの構築ルール
デュエパーティーで使用するデッキは、通常構築とは異なり60枚で構築されています。
同名カードの採用が1枚に限定されており、オリジナルフォーマットと殿堂レギュレーションに準じた構築が推奨されています。
また、この60枚はパートナーカードを含めた60枚になるので、残りの59枚に何を採用するかを考えるデッキ構築になります。
パートナーに指定できるカードにもルールが存在しており、コスト5以上のクリーチャーに限定されています。
デッキを構築する際はパートナーに指定したカードと同じ文明で、パートナーと異なる文明を持たないカードで構築する必要があります。
例えば《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》をパートナーに指定した場合、《王来英雄 モモキングRX》は採用できますが《ニコル・ボーラス》は採用できません。
なおゼロ文明カードについては、どんな文明のパートナーでも採用可能です。
マナ加速が難しい文明でデッキを組む際に《ホープレス・チャージャー》や《パーリ騎士》などを採用して補うことが出来ます。
ゼロ文明のクリーチャーをパートナーにすることも出来ますが、その場合はデッキに採用できるカードもゼロ文明のカードのみになります。
まとめると、パートナーによって決められた文明で残りの59枚を選んでハイランダーのデッキを組むことになります。
パートナーを生かした構築にするもよし、パートナーをエンジンにしてデッキ内にフィニッシャーを入れるもよし、様々なデッキの組み方があります。
以下では自分が普段デッキを組む時に考えていることも踏まえながら、デュエパーティー用デッキの組み方をまとめていきます。
デュエパーティーのデッキの組み方
それでは実際にデッキを組んでみましょう。
今回はサンプルリストとして用意した 《天災超邪 クロスファイア2nd》 を例にしながら、デッキを組む時に抑えておきたいことをまとめていきます。
他のデッキを組む時にも考えられるように、具体的なカードも出しながらお伝えしていきますので宜しくお願いします。
パートナーを決めよう
一番の根幹になる部分です。
コスト5以上のクリーチャーであれば好きなカードを選んでも問題はないです。
初めのうちは2色から3色くらいに抑えておくとデッキが組みやすいです。
また役割のはっきりしているカードや、他の手順でも召喚できるカードを選ぶのもオススメです。
例えばパートナーを 《王来英雄 モモキングRX》 にした場合は、デッキ内に進化クリーチャーを多めに採用し 《王来英雄 モモキングRX》 の効果を生かす構築を目指すといいでしょう。
自分のオススメは今回サンプルリストとしている 《天災超邪 クロスファイア2nd》 のように0マナで召喚する方法があるカードです。
他にも《盗掘人形モールス》や《天幕船 ドンデンブタイ》などはおすすめです。
デッキの構成を0マナで召喚する手段に固めてしまうことで何度でもパートナーを召喚できるデッキを組みやすくなります。
パートナーを簡単に出すことが出来るデッキはゲームにも参加しやすいのでオススメのパートナーです。
役割分けをしよう
パートナーを決めたら次は役割決めです。
普段のデッキ構築でも何となく意識されている方もいると思いますが、60枚のハイランダー構築では特に重要です。
初動、ドローソース、除去などデッキをある程度ブロック分けしておくといいでしょう。
個人的な目安ですが、多人数戦であればデッキの半分はドローやマナ加速などの自分の動きを手助けするカードにしておくといいでしょう。
多人数戦のゲームで一番面白くないことは、自分が何も出来ないことだと考えています。
マナや手札があればそれがなくなりますし、最低限パートナーを出すことが出来るので何もできないといったストレスを抱えることは少なくなると思います。
この役割分けという作業は、枚数の多いデッキを組む時は特に重要です。
全体のバランスを維持しながら採用カードの枚数を調整することが出来ます。
通常のデッキ構築でも役に立つので覚えておきましょう。
今回サンプルリストとしている 《天災超邪 クロスファイア2nd》 は若干特殊ですが、まず初めにパートナーを出すためのカードを可能な限り採用してからデッキを構築しています。
ドローに関わるカードが多いので、事故率を抑えたり解決策を探したりすることを手助けしてくれます。
残りの採用スロットに除去や受け札、多人数戦で役立つカードの採用をしています。
似たような効果のカードをあつめよう
デッキのブロック分けが出来たら、実際に採用するカードを選んでいきます。
この時、役立つものが同型再販や効果がほとんど同じカード群です。
これによりハイランダー構築でも、同じ役割のカードを増量することが可能です。
例えば自然文明の初動でおなじみの《フェアリー・ライフ》は、似たようなカードが非常に多いカードです。
《時空の庭園》や《鼓動する石板》はほぼ同じ役割のカードですし、2マナで1マナ加速と考えると同型のカードは非常に種類があります。
受け札としての機能も持たせたいなら、《フェアリー・Re:ライフ》も有効です。
また自然文明を採用できないパートナーではチャージャー呪文の採用も重要です。
3マナのチャージャー呪文は各文明にそれなりの枚数存在しています。
これらを一定数採用するだけで、自然文明がないデッキでも3マナから5マナのジャンプアップが可能です。
サーチカードでいえば、水文明の《クリスタル・メモリー》が分かりやすいです。
このカードはツインパクト版のカードも存在しているので、単純な増量が可能です。
また《ロジック・スパーク》や《ディメンジョン・ゲート》などサーチ範囲が少なくなりますが、似た役割のカードを使って増量することも可能です。
今回サンプルリストとしている 《天災超邪 クロスファイア2nd》 では大量の手札交換を行うカードを複数採用しています。
自分の手札を総入れ替えするカードは《ニンプウ・タイフーン》をはじめとして相当数あります。
これらの 手札入れ替えカードのほとんどを、可能な限りG0の条件を満たしやすくするために大量採用しています。
他にもいくつかありますが、上記したようなに似たようなカードをあつめることで、一定パターンの動きがとりやすくなります。
もちろんやりすぎると、マナ加速しか出来なかったりサーチしかできなかったりと支障が出ることもあります。
自分のパートナーの文明や、やりたい動きに合わせて枚数を調整して採用しましょう。
空いた枠に役立つカードを入れよう
デッキを構築していくと、少しだけ採用枠に余裕が取れる時があると思います。
また、初めてハイランダーを組むときは何を採用していいか分からず、逆にデッキに余裕が出来る時もあると思います。
そんな時はこれから紹介するような多人数戦ならではの汎用カードがあるので、それらを採用していきましょう。
シノビ
まずはシノビの紹介です。
ニンジャストライクはマナの枚数が使用条件になっていますが、相手ターンに使うことができるカードであり、ロングゲームになりがちな多人数戦では特に役立ちます。
《バイナラドンデン》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / シノビ / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト8
■ニンジャ・ストライク 8(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが8枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の一番下に置く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の山札の一番下に置く。その後、カードを1枚引く。
特にゼロ文明の《バイナラドンデン》は、どんなデッキにも採用可能なシノビなので、迷ったら採用しておきましょう。
大型ゼロ文明クリーチャー
次に紹介するのはゼニスを始めとした大型ゼロ文明クリーチャーです。
長期戦になりがちなデュエパーティーでは、いつの間にかマナがたまっていてゼニスを召喚できるようになっていることがそれなりに起きます。
《「智」の頂 レディオ・ローゼス》や《「俺」の頂 ライオネル》などを忍ばせておくと、突然優位に立てることもあるので覚えておきましょう。
全体除去
次に紹介するのは多人数戦では特に重要な全体除去です。
デュエルマスターズには、相手を指定せず各対戦相手やすべてのクリーチャーに影響を及ぼす除去カードがいくつか存在します。
《アポカリプス・デイ》や《炎獄デス・サンライズ》などは複数の対戦相手をいっぺんに対策出来ることもあるので、枠に余裕があるときは採用しておきましょう。
今回サンプルにしている 今回サンプルリストとしている 《天災超邪 クロスファイア2nd》のデッキではプレイヤー全体に効果を及ぼす除去は採用しておりません。
しかし、単体のプレイヤーに使用可能な全体除去として《B.F.F. モーメント》と《零分後の世界》を採用しています。
どちらのカードも トリガーを持ち、ドローが入るので山札を掘り進めながら受け札として機能させることが可能です。
リソースカード
最後に多人数戦ならではのオススメカード《ゲット・レディ》について紹介します。
《ゲット・レディ》
【 呪文 】
文明 光 / パワー- / コスト5
相手の手札が自分の手札より多ければ、相手の手札と同じ枚数になるまでカードを引く。
このカードは対戦相手との手札の差分だけドローできるカードですが、デュエパーティーではその相手が多いので概ね大量ドローが出来ます。
光文明が入るデッキであれば迷わず採用してもいいレベルの一押しカードです。
サンプルリスト 《天災超邪 クロスファイア2nd》
それでは、これまでの話を踏まえて作成したサンプルリスト《天災超邪 クロスファイア2nd》 パートナーのデッキです。
狙いたい動き
このデッキの狙いは、《天災超邪 クロスファイア2nd》 のGゼロ条件を満たして何度も場に出すことです。
自分の手札を総入れ替えするカードは相当数あるので、G0は簡単に達成できます。
そのため、何度除去されても簡単に出し直してスピードアタッカーでガンガン攻めることが可能です。
また、後半手札が少なくなったときは《サイバー・N・ワールド》をはじめとした、手札リセットを使いましょう。
《サイバー・N・ワールド》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の手札と墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、それぞれ、5枚カードを引く。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
各対戦相手に影響を及ぼすので、相手がサーチカードを使った後にプレイできるとより効果的です。
パートナーのG0にも貢献してくれるので、手札が少なくなったらどんどん使っていきましょう。
パートナーとも噛み合う面白カードとして《サイクロン・パニック》を採用しています。
《サイクロン・パニック》
【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト3
S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
各プレイヤーは自分自身の手札をそれぞれの山札に戻してシャッフルし、その枚数と同じ枚数のカードを引く。
各プレイヤーが手札をすべてデッキに戻してシャッフルし、戻した枚数分引き直すカードです。
パートナーのG0を満たしながら、相手のプランをめちゃくちゃに出来るのでオススメです。
採用されているコンボ
パートナーを含めて60枚もカードを採用できるので、いくつかコンボも取り入れています。
大量手札入れ替えや大量ドローが多いので、コンボも揃いやすくなっています。
例えば《牙神兵ガンガン・マンモス》と《夜露死苦 キャロル》は、2枚そろうと無限攻撃が可能です。
《牙神兵ガンガン・マンモス》 は攻撃時に手札から多色カードを捨てるとアンタップしますが、このコストを 《夜露死苦 キャロル》 で賄うことで無限攻撃が出来ます。
トリガーを踏まなければそのままゲームエンドにもつながるコンボで、デッキのスロットをあまり使わないので採用してみました。
《キリモミ・ヤマアラシ》もあれば、より奇襲性が増すので狙っていきましょう。
大量ドローと相性が良いということでビビッドローも意識して採用しています。2マナや3マナでドローが出来るので、余ったマナで発動させやすくなっています。
とくに《傾国美女 ファムファタァル》は並べたクリーチャーを一気に強化して、一斉攻撃することが出来ます。
《傾国美女 ファムファタァル》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 美孔麗王国 / 文明 火 / パワー4000+ / コスト6
■ビビッドロー [ff04](自分のターン中、攻撃の前にこのクリーチャーをドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーを[ff04]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このターン、自分のクリーチャーすべてのパワーを+6000し、「スピードアタッカー」「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■このクリーチャーが破壊された時、相手のクリーチャーをパワーの合計が6000以下になるように2体まで選び、破壊する。
ちょっとしたオシャレコンボ枠として《傾奇黙劇 アルレキヰノ》と《イッツ・ショータイム》を採用しています。
ビビッドローを持っているので出しやすく、いざコンボが決まれば影響力は絶大です。
《傾奇黙劇 アルレキヰノ》 から打てる呪文の範囲は広いので、 《イッツ・ショータイム》 以外でも状況に合わせて打ち分けていきましょう。
《イッツ・ショータイム》から出すカードとして《伝説の正体 ギュウジン丸》や《伝説の禁断 ドキンダムX GS》を採用しています。
この2枚は 《イッツ・ショータイム》が無くてもプレイできる可能性があり、かつ 《イッツ・ショータイム》 で確実に出すことが出来るクリーチャーとして採用しています。
さらに召喚であることを生かして、先ほど紹介した 《「智」の頂 レディオ・ローゼス》 も採用していますので状況に合わせて出し分けましょう。
その他の採用カードについて
今回は使いやすいシノビとして《裏斬隠 カクシ・レシピ》と《斬隠オロチ》を採用しています。
素出しも可能でニンジャストライクのコストも軽いので他のデッキでも有用です。
特にデュエパーティーでは、どのプレイヤーがアタックしたときにも使用できるので、発動する機会は多くなります。
おわりに
今回はデュエパーティー用デッキ構築のコツや、サンプルリストとして 《天災超邪 クロスファイア2nd》のデッキを紹介しました。
60枚ハイランダーのデッキ構築は慣れるまでは大変ですが、進めていくとなぜかデッキの枠が足りなくなるという現象がよくおきます。
そんなときに今回まとめた役割分けを生かしてデッキをまとめていきましょう。
サンプルで用意した 《天災超邪 クロスファイア2nd》 は初心者でも分かりやすく使いやすいデッキとなっています。
パートナーも出しやすいデッキなので、飽きずに使うことが出来ます。盤面も動きやすいデッキなので興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
最後に、カーナベルでは【 天災超邪 クロスファイア2nd 】デッキやデュエパーティーのデッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【 天災超邪 クロスファイア2nd 】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!
15時までの注文で即日発送のカーナベルでぜひカードを揃えて 【 天災超邪 クロスファイア2nd 】 を楽しんでください!