【無色転生】0cコントロールの回し方と必勝テクニック【ジョー星】

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【無色転生】0cコントロールの回し方と必勝テクニック【ジョー星】

2022年1月のレギュレーションより使用が出来なくなります。

はじめに

お久しぶりです!カーナベル社内ライターのF野です!

皆さん、《希望のジョー星》は好きですか?

【 D2フィールド 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / コスト3

■ このゲームで使うカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて、文明を失う。(無色となる)
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)

「最強戦略!!ドラリンパック」で登場してデュエルマスターズというカードゲームを大きく変えた1枚。

賛否両論あるカードですが、自分は使う側なので結構好きです(笑)

今回紹介するデッキは、記事のタイトルにもある通り【0cコントロール】。

5色であり0色。

一見アンチシナジーではないかと感じますが、実は相性抜群!

様々なスーパーコンボやシナジーがこのデッキにはたくさん秘められています。

今回はそれらを紹介させていただきます。

目次

【0cコントロール】とは

デッキコンセプト

【0cコントロール】とは5cコントロールのデッキ基盤に《希望のジョー星》を入れたコントロールデッキです。

見慣れたこいつらに
これ

ベース は【5cコントロール】。

そこに《希望のジョー星》を添えることで、相手の動きの妨害をしつつ自分の動きを通す時間を作ります。

デッキ内には無色恩恵を受けられるカードが多く採用されています。どれも「ヤバい」動きをします。

1マナ1回収
0コス3ドロー
突然のドルファディロム

相手の足が止まっている間に《ナウ・オア・ネバー》から《悪魔龍 ダークマスターズ》でハンデスをして完全にマウントを取ったり、《龍風混成 ザーディクリカ》で除去+次の動きを確保します。

フィニッシュは《聖魔連結王 ドルファディロム》+《希望のジョー星》で盤面制圧し、呪文を完全封殺しつつ打点を揃え殴り切ります。

なぜ《希望のジョー星》なのか?

前提として、なぜ《希望のジョー星》を採用する必要があるのか?

それは【5cコントロール】の抱える課題を解決する為です。

【5cコントロール】はデッキパワーが高く、「シールド・トリガー」も多い隙の少ないデッキです。

ですが令和のデュエルマスターズは相手のデッキパワーも高く、デッキのパフォーマンスを発揮されると簡単に突破されてしまったり、こちらの動きを封殺されサンドバッグにされてしまう事が良くあります。

2t目に貼られたらまあキツい
3ターン目に突っ込まれたらまあキツい
《奇天烈シャッフ》複数絡んだらまあキツい

せっかくデッキパワーが高くても、カードをプレイできなければそれ等はただの《予言者クルト》です。

そこで白羽の矢が立ったのが《希望のジョー星》。

相手の動きの最大値を下げてしまえばあとはこちらの土俵に持ち込めます。

極論、機能不全に陥るデッキも結構あります。

ガリュミーズ打てない
チェンジできない
レクスターズからしか乗らない

しかしこちらのデッキは《希望のジョー星》の被害を受けず、むしろシナジーがあるカードが多く積まれています。

この後のサンプルリストでは確定枠と自由枠の紹介、採用カード解説では各カードの採用理由と使い方の紹介、その後はデッキの改良案を解説していきます。

【0cコントロール】サンプルリスト

確定枠


【5cコントロール】系の最大の特徴でもあり強みは「自由枠の多さ」。

単体のカードパワーが高い分、環境に合わせてどんなカードでも搭載することが出来ます。

今回デッキレシピに上げたものは、その中でもコンセプトに関わってくる最強のカード達です。

最強のメタカードでありコンセプト
最強の初動
最強のクリーチャー踏み倒し
最強の呪文踏み倒し
最強のフィニッシャー

自由枠含めたサンプルリスト


上記の確定枠に自由枠を追加したのがこちらのリストです。

使いたいカードが多くて泣く泣く不採用にしたカードもたくさんあります(´;ω;`)


それではそれぞれのカードの使い方を解説していきます。

採用カード解説

コンセプト、初動

《希望のジョー星》

【 D2フィールド 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / コスト3

■このゲームで使うカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて、文明を失う。(無色となる)
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)

このデッキのコンセプト。

このカードを貼ることでこのデッキは様々な恩恵を得られることが出来ます。

  • 刺さるデッキに対してプレイすることにより、相手のデッキ出力を下げてゲームスピードを遅くする(=自分の得意な土俵に持ち込む)
  • マナベースを気にせずカードを自由にプレイできる(特に《天災デドダム》)
  • 多色カードがアンタップインする為、プレイの幅が広がる
  • デッキ内のカードパワーが飛躍的に上がる(《ピクシー・ライフ》、《聖魔連結王 ドルファディロム》等)

逆に【5cコントロール】戦で貼ると上記の理由で喜ばれてしまう事もあるので、プレイタイミングには注意が必要です。

《天災デドダム》

【 クリーチャー 】
種族 トリニティ・コマンド / 侵略者 / 文明 水/闇/自然 / パワー3000 / コスト3

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。

言わずと知れた最強の初動。

《希望のジョー星》を貼るか《天災 デドダム》を出すかで迷う場面は、多くの場合《希望のジョー星》を貼る方が正解です。

このデッキで3ターン目に《デドダム》を出す場合、序盤のマナセットが上手くかみ合わないといけません。

3ターン目に置く単色カードは《ピクシー・ライフ》《悪魔龍 ダークマスターズ》になりますが、これらは後の動きとしてほしいカード達になります。

その為「まずは《ジョー星》優先」くらいの認識でカードをプレイすると序盤のマナ置きやゲームプランが組みやすいです。(勿論、相手がジョー星を喜ぶ対面だった場合は貼らないでおきましょう)


《ピクシー・ライフ》

【呪文】
文明 自然 / コスト2

■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、無色カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。  

2コスブーストであり、マナから無色カードを1枚回収できます。

そう、このカードが《希望のジョー星》下で一番輝きます。

1マナでマナゾーンのカードが何でも1枚回収できるようになります。

このカード中々にインチキで、《龍風混成 ザーディクリカ》から撃って確実な後続確保をしたり、《ナウ・オア・ネバー》や《ウェディング・ゲート》から発射したいカードを回収したり、出来ることが無限大です。

初動にもなる《セイレーン・コンチェルト》みたいなカードが4枚入っているイメージです。

これは実質0マナだけどハンド1減る

また、是が非でも《ジョー星》を貼りたい対面に対して2ターン目からロスなく強気に撃っていけるのもGOODポイントです。

《ジョー星》が落ちたらそのまま回収して次のターンにプレイしましょう。(実質1ドロー)


《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》

【 ツインパクトカード 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 自然 / パワー9000 / コスト7

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

初動兼墓地メタ。

若干ミラーの墓地利用を意識しているのと、【青魔導具】に対して《ジョー星》で「足止め」+「ハンデス」+「墓地戻し」で完全に蓋することを意識して採用しています。

自分の動きを優先するのであれば、《希望のジョー星》を貼った後のテンポロスを回復する為に《フェアリー・ソング》と差し替えてもいいと思います。

フォイル版の光り方が最高

中盤にプレイするカード、受けトリガ-

このデッキは中盤にプレイするカードが受けのトリガーにもなっています。

このデッキのデッキパワーを支えているカード達の紹介をしていきます。

1枚のカードで複数の役割が持てる=カードパワーが高い

カードパワーが高いカードがデッキ内に多い=デッキパワーが高い

F野流デッキパワーの考え方

《龍風混成 ザーディクリカ》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / クリスタル・コマンド・ドラゴン / エンジェル・コマンド / メルト・ウォリアー / 文明 光/水/火 / パワー6000 / コスト7

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
■自分のターンの終わりに、そのターン自分が呪文を唱えていれば、相手のパワー5500以下のクリーチャーを1体破壊し、その後、カードを1枚引いてもよい。

令和のデュエルマスターズが生んだ化け物。

まさにカードパワーの権化。

デッキの核でありこのデッキの殆どのカードとシナジーがあります。

それぞれのカード解説でこのカードの細かい使い方は紹介します。


《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》

【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光/水 / パワー9500 / コスト7

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、カードを1枚引く。

【呪文】
カード名:ナウ・オア・ネバー
文明:水
コスト:5マナ

■S・トリガー
■コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。

攻めにも受けにも使える万能カード。

攻める際には呪文側の《ナウ・オア・ネバー》で《悪魔龍 ダークマスターズ》や《龍風混成 ザーディクリカ》を出します。

手札に帰ってくる3ハンデスは正に悪魔
何でも打てるよ!

《ナウ・オア・ネバー》から《龍風混成 ザーディクリカ》を出す際には、先にザーディクリカのEXライフ効果が処理されるため、それによって墓地に落ちたカードも使用する選択肢に入れることが出来ます。

地味にパワー高いのもGOOD
何でも打てるよ!(2回目)

受ける際にはクリーチャー側の《天命龍装 ホーリーエンド》を出して実質スパークとして運用したり、《龍風混成 ザーディクリカ》を出してカウンターを狙いましょう。

大事なのは発射したいカードをイメージしてしっかりキープすることです。

このデッキは序盤のマナ置きが特にシビアなので、何も考えていないといざ5ターン目になって「なんも出せない!」みたいな状況になってしまいます。

これは受ける展開になった時も同様の事が言えます。

数ターン先のイメージを明確にしておくと、このカードを最大限上手く使うことが出来ます。


《襲来、鬼札王国!》《ウェディング・ゲート》

【 呪文 】
種族 鬼札王国 / 文明 闇/火 / コスト6

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
 ▶相手のコスト8以下のクリーチャーを1体破壊する。
 ▶コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、1つのかわりに両方選んでもよい。

【 呪文 】
文明 闇 / コスト6

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)

■光でも進化でもないエンジェル・コマンドを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。

このデッキの踏み倒しカード。

《襲来、鬼札王国!》は墓地から、《ウェディング・ゲート》は《希望のジョー星》下限定ではありますが手札から《聖魔連結王 ドルファディロム》や《龍風混成 ザーディクリカ》を踏み倒すことが出来ます。

墓地に1枚は落としておきたい
2体同時に出したら宇宙が広がる

《天災 デドダム》と《ドンドン火噴くナウ》で《聖魔連結王 ドルファディロム》や《龍風混成 ザーディクリカ》を墓地に落としておくと、相手は《襲来、鬼札王国!》を警戒して攻め込みづらくなるので1枚は落としておきたいところです。

ジョー星→デドダム→鬼札→ドルファは理想ムーブの1つ
鬼札と同時に踏ませた時が一番強い

墓地にクリーチャーが落ちていない場合でも最悪除去として使えるので、こちらは3枚採用しています。

《ウェディング・ゲート》は奇襲性が高く、早期に手札から《聖魔連結王 ドルファディロム》を出す役割があります。

《龍風混成 ザーディクリカ》を2体同時に出すことが出来た時は、《ピクシー・ライフ》、《ドンドン火噴くナウ》、踏み倒し系呪文を絡めることであらゆるゾーンからカードを回収して《聖魔連結王 ドルファディロム》まで繋げることが出来ます。

こうなればここから負けることはそうそうありません。

このデッキで積極的に狙っていきたい勝ちパターンと言えます。

とはいっても《希望のジョー星》がないと機能しないカードではあるので、奇襲性を高める意味でも採用枚数は2枚にしています。


フィニッシャー

《聖魔連結王 ドルファディロム》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 文明 光/闇/火 / パワー13500 / コスト8

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。
■相手は多色ではない呪文を唱えられない。

DM史上最強レベルのフィニッシャー。

除去、呪文封殺、盾増やし、SAといった申し分のないスペックで登場以来大暴れしているこのカード。

《希望のジョー星》と組み合わさると、その効果が更に強力になります。

本来であれば単色クリーチャーしか破壊できない《聖魔連結王 ドルファディロム》ですが、《希望のジョー星》によって無色になっている為、多色クリーチャーでも問答無用で破壊することが出来ます。

これは大きな違いで、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》系デッキは多色クリーチャーがメインであるため《聖魔連結王 ドルファディロム》単体では有効な除去とはなりませんでしたが《希望のジョー星》によって完璧な回答となりました。

【5cコントロール】ミラーにおいても呪文トリガーがメインになる為、呪文封殺効果でほぼ安全にフィニッシュすることが出来ます。

ただ相手も《聖魔連結王 ドルファディロム》を使ってくる場合は先出ししたほうが破壊されてしまうので、注意が必要です。

不毛になりがちな《聖魔連結王 ドルファディロム》の投げ合いに活路を開くために、もう1枚のフィニッシャーを採用しています。


《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン 》

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / ゼニス / 文明 ゼロ / パワー14000 / コスト11

■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーをすべてバトルゾーンから持ち主の手札に戻す。
■相手がコマンドまたはドラゴンをバトルゾーンに出す時、相手はそのクリーチャーをバトルゾーンに出すかわりに墓地に置く。
■T・ブレイカー
■エターナル・Ω

また、この枠には《「謎」の頂 Z-ファイル》が採用される場合もあります。

【 クリーチャー 】
種族 アンノウン / ゼニス / 文明 ゼロ / パワー13000 / コスト10

■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーをすべて破壊してもよい。そうした場合、デーモン・コマンドをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。■T・ブレイカー
■エターナル・Ω

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン 》のメリット、デメリット

・単体で全体除去、盤面封殺として働く

・《聖魔連結王 ドルファディロム》をフィニッシャーとして採用していないデッキに対して有効(【5cヴァリヴァリウス】等)

・デッキを減らさない

・完全な除去が困難

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の メリット

・11コスト(《「謎」の頂 Z-ファイル 》より1コス重い)

・フィニッシュの即効性がない

・EXライフ持ちの《聖魔連結王 ドルファディロム》が既に盤面にいた場合破壊されてしまう

「修羅」の頂 VAN・ベートーベン 》のデメリット

《「謎」の頂 Z-ファイル 》のメリット、デメリット

・一度に複数枚の《聖魔連結王 ドルファディロム》を投げることが出来る

・10コスト(《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》より1コス軽い)

・完全な除去が困難

《「謎」の頂 Z-ファイル》のメリット

・《聖魔連結王 ドルファディロム》ありきのカード

・《聖魔連結王 ドルファディロム》の数だけEXライフでデッキ枚数が減る(強制効果)

《「謎」の頂 Z-ファイル》のデメリット

この2枚のカードのメリットとデメリットを比較して《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン 》の採用を選択しました。

環境的に【5cヴァリヴァリウス】といった新たなアーキタイプも登場していたことも大きいです。

このようにカードの採用で悩んだ時はメリット、デメリットを書き出して比較すると正しい選択が出来ることがあります。

「メリット、デメリットがこれで全部か分からない…!」という場合には、友人の意見を貰って話し合うのもGOODです。

殿堂カード

このデッキには、2枚の殿堂カードが採用されています。

どちらも殿堂カードにしかできない動きを実現してくれるカードです。

《フェアリー・ギフト》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト1

■このターン、次に召喚するクリーチャー1体は支払うコストが3少なくなる。ただしコストは1より少なくならない。

イメージとしては《ナウ・オア・ネバー》、《ウェディング・ゲート》の追加1枚です。

このカードは1コストなので《奇天烈シャッフ》の宣言を避けることが出来ます。

大体5か6って言われる

また、性質上召喚によって場に出るので《異端流しオニカマス》のような踏み倒しメタを貫通することが出来ます。

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン 》も早期に出せるのはさすが殿堂カードといったところですね。

《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト4

■G・ゼロ―バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

《希望のジョー星》+クリーチャーがいる状態で0マナで3ドローできます。

《希望のジョー星》下でこのカードがマナか墓地に見えていると、《龍風混成 ザーディクリカ》がさらに輝きます。

《龍風混成 ザーディクリカ》→《ピクシー・ライフ》《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》回収、そのまま使用で計4枚ドロー出来た時は脳汁ドバドバです(笑)

引けば勝ちがグッと近づく、まさに殿堂らしいカードです。


【0cコントロール】の回し方

①《希望のジョー星》を貼る

《希望のジョー星》を貼り、相手のデッキの出力を落とすことで自分の得意な土俵に持ち込みます。

特に【赤白ノヴァ】や【アナカラーデッドダムド】のような《希望のジョー星》が刺さるデッキには最優先で貼りましょう。

引けていない場合は《天災 デドダム》で探しに行く事は勿論、《ピクシー・ライフ》で無理矢理マナから回収しに行きましょう。

滅多にないですが、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を手打ちすることで《ジョー星》を探しに行くことが出来ます。

逆に【5cコントロール】対面では貼るタイミングに注意が必要です。

ハンデスされたうえで《聖魔連結王 ドルファディロム》を先出しされて詰んでしまう等の事象が発生しないように、こちらがマウントを取ってから張るイメージでプレイしましょう。


②マウントを取る

《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》《襲来、鬼札王国!》から展開してゲームを支配しましょう。

高速~中速デッキに対しては《龍風混成 ザーディクリカ》で盤面制圧、中速~低速デッキに対しては《悪魔龍 ダークマスターズ》でハンデスをして主導権を握ります。

次のフィニッシュまでをスムーズに行けるように、《ピクシー・ライフ》や《ドンドン火噴くナウ》を絡めて手札や墓地を整えておけるとベストです。

ここでもたついてしまうと相手に捲るスキを与えてしまいます。

③《聖魔連結王 ドルファディロム》でフィニッシュ!

フィニッシャーである《聖魔連結王 ドルファディロム》を出して打点を揃えて殴り切りましょう。

《ドルファディロム》のテキストの性質上そうそう簡単に捲られることは無いですが、「絶対に捲られない盤面を速やかに作る」ことを意識しましょう。

デッキを改造するなら

【5cコントロール】がベースのこのデッキ、環境に合わせていくらでも改造することが出来ます!

《奇天烈シャッフ》がより流行るのであれば、《テック団の波壊Go!》や《S・S・S》を入れることにより呪文のコストを散らして対応できます。

《ソーシャル・マニフェストII世》+《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》のパッケージを採用し、より《ナウ・オア・ネバー》や《龍風混成 ザーディクリカ》のバリューを上げることが出来ます。

【青魔導具】にも刺さる
対《ドルファディロム》で意外と強い
バズレンダで《ピクシー》+《ウェディング》
《ザーディクリカ》から撃てる

中でも自分が一番注目しているのは新弾で登場する《禁時混成王 ドキンダンテXXⅡ》です。

【クリーチャー】
文明 光/水/火
種族 ディスペクター/エンジェル・コマンド・ドラゴン/禁断
コスト9
パワー99999

■EXライフ
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーの能力をすべて無視する。
■相手のターン中、相手がコスト9以下のクリーチャーを召喚した時またはコスト9以下の呪文を唱えた時、自分はカードを1枚引いてもよい。その後、コスト9以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

出典:デュエル・マスターズ 公式

《ウェディング・ゲート》から出る「エンジェル・コマンド」としては《聖魔連結王 ドルファディロム》や《龍風混成 ザーディクリカ》に引けを取らないスペックを持っています。

現在の構築にそのまま突っ込むわけにはいけませんが、もっと《ウェディング・ゲート》に寄せたりすることで活躍させることが出来そうです。(何よりイラストが非常にカッコよい…!)

おわりに

いかがだったでしょうか?

《希望のジョー星》デッキ特有の「《希望のジョー星》を引かないと話にならない」という事もなく、イイ感じのバランスがとれたデッキとなっております。

使えば使うほどに《希望のジョー星》を中心としたシナジーに感動出来ます。

そして何より、フルプロモがめちゃめちゃカッコよい…!


「王来篇拡張パック第2弾 禁時王の凶来」の発売直前ではありますが、従来の型にハマらない面白いデッキに仕上がったのではないでしょうか!

王来篇は多色プッシュという事もあり、まだまだ無限の可能性を秘めているデッキになっております。

これからの新カードに期待しつつ、記事の締めとしたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました!


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