「5Cコントロール」デッキの全てがわかるガチ解説

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「5Cコントロール」デッキの全てがわかるガチ解説

はじめに

デュエルマスターズというゲームにおいて、最も自由度の高いデッキは何か?

その答えの1つがこの『5Cコントロール』です。

このデッキの採用範囲は、5文明すべてに及びます。(もちろんゼロ文明も)

どんなものでも使えるゆえに、40枚という限られた枚数まで絞ることが難しく、またプレイ段階でも選択肢が多く、大きくプレイヤーの腕が試されるデッキであると言えます。

だからこそ、完成度の高いリストを作り上げ、その力を引き出せたときの感動もひとしおです。

そんな、難しくも面白い『5Cコントロール』について詳しく解説していきます!!

目次

「5Cコントロール」のデッキレシピ

入賞
 

「5Cコントロール」とは

『5色コントロール』は、専用ブースト呪文でマナを伸ばし、強力なシールドトリガーで相手の攻撃を捌きながら決定力のあるフィニッシャーに繋げて勝負を決めることを目的としたデッキです。

各種役割を果たすカードそれぞれに採用候補が多くあり、非常に構築に幅があるのが特徴です。



『モルトNEXT』が闊歩する時代に《龍世界ドラゴ大王》はさして力を発揮せず、『BAKUOOON・ミッツァイル』を倒したいというときに《修羅の頂Van・ベートーベン》は役に立つことはありません。

環境に応じて、使うカードを適宜精査し入れ替えていく必要があります。

①マナを伸ばす!

フェアリーミラクル

自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
自分のマナゾーンにすべての文明が揃っていれば、さらにもう1枚、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。

獅子王の遺跡

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、自分の山札の上からさらに2枚をマナゾーンに置く。 

フェアリーライフ

S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。

このデッキにはカードパワーの高いカードが大量に採用されますが、それらは総じてコストも高く、使うためには多くのマナが必要になります。

《フェアリー・ミラクル》、《獅子王の遺跡》などの多色デッキ専用ブーストカードで素早く、効率よくマナをためましょう。

手札破壊デッキを相手にした場合、手札の枚数管理の観点から《フェアリー・ライフ》などのブーストカードを撃たないというプレイがありますが、《フェアリー・ミラクル》《獅子王の遺跡》は複数枚ブーストできる可能性をもつカードなので、基本的にどんどんプレイして問題ありません。

②相手の攻撃、展開に備える

無双の縛り達閃

■ブロッカー
■相手は、自身のターンに1体しかクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
■ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)

■相手のクリーチャーをすべてタップする。


メヂカラコバルトカイザー

■W・ブレイカー
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。
■相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。

■S・トリガー
■相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

一通りのマナ加速が終わったら、《無双の縛り達閃》などをプレイして相手の攻撃に備えましょう。

強力なシールドトリガーを多く採用しているこのデッキですが、現在の環境デッキは相手の防御札を無効化するフィニッシュ手段を持つことが多く、悠然と構えることはできません。

展開抑制、盤面除去など前のめりな防御を意識しましょう。

《無双の縛り達閃》は、GR召喚を多用する『ミッツァイル』系統のデッキはもちろん、《Wave ウェイブ》から複数展開するハンデスなど、環境デッキの大半に突き刺さるキラーカードです。

除去されても全タップ能力を持っているので、時間稼ぎには最適です。

③フィニッシャーで完全制圧!

蒼龍の大地

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分のマナゾーンにあるカードの枚数より小さいコストを持つ、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから、バトルゾーンに出す。
それが火または自然のクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。
その2体をバトルさせる。 

8マナ以上たまったら、このデッキの独壇場です。

《蒼龍の大地》は、序盤は弱いもののマナがたまればマナゾーンのどんなカードにも化ける汎用性の高いカードです。

状況に応じたカードを出していきましょう。

ニコル・ボーラス

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札から7枚選び、捨てる。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体、破壊する。 

手始めに《ニコル・ボーラス》をプレイし、相手の手札を枯らして反撃の芽を摘みましょう。

現代デュエルマスターズはカード同士の結び付きが強く、1枚1枚の果たす役割が重いです。

なので手札の枚数、そして質が重要になります。

1枚から逆転に繋げられるカードは確かに存在し、大半のデッキがそういったカードを採用していますが、それらはあくまでデッキ全体でみれば少数であり、すぐにドローされる確率は高くありません。

手札を叩き落とす《ニコル・ボーラス》をプレイできれば、高確率で数ターンの猶予を得られます。

その隙に優勢を勝勢までもっていきましょう。

偽りの王ヴィルヘルム

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、カードを1枚、相手のマナゾーンから選び持ち主の墓地に置く。

相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

T・ブレイカー

《偽りの王ヴィルヘルム》は場とマナを同時に減らせるカードです。

1つしかない文明を落とすことができれば、マナドライブを止められるため、状況によってはとてつもない活躍をします。

さらなる展開のためにマナを伸ばせるのも嬉しいところです。

強力なカードであることは間違いありませんが、既に相手のマナが十分にあり、文明も確保されている場合はたいした妨害にはなりません。

5色コントロールの顔とも言えるカードですが、他のカードに出番を譲ることもしばしばあります。

古代楽園モアイランド

Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)
相手は呪文を唱えたりフィールドを展開できない。
このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを3つまで選び、持ち主のマナゾーンに置く。

《古代楽園モアイランド》は、呪文を縛るフィニッシャーです。

これだけでも十分強いのですが、バトルに勝った際に相手のシールドをマナに送って溶かす効果を持っており、《蒼龍の大地》との相性が極めて良いです。

攻撃された際にトリガーした《蒼龍の大地》からこのカードを出して盤面を処理しつつシールドを消し、返しのターンの殴り返しによって残りのシールドも無くして安全にフィニッシュするというプランもしばしばとられます。

龍世界ドラゴ大王

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、カードを1枚、相手のマナゾーンから選び持ち主の墓地に置く。

相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

T・ブレイカー

ドラゴンではないクリーチャーがバトルゾーンに出る時、バトルゾーンに出るかわりに持ち主の墓地に置かれる。

《龍世界ドラゴ大王》は、ドラゴン以外の登場を禁じるロックカードです。

デッキによってはこのカードが出るだけで詰みまでもっていけます。

様々なデッキに採用されるGR召喚ですが、このカードによって(一部の例外を除いて)封殺されます。

登場時にバトルできること、このカードを出していると《怒流牙サイゾウミスト》含む多くのクリーチャーを出せなくなるなど、自分にとってもマイナスの効果があることを忘れないでください!


「5Cコントロール」デッキと相性の良いカード

破格のスペック!《謎帥の艦隊》

謎帥の艦隊

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、クリーチャーをさらに2体まで選び、持ち主の手札に戻す。

《謎帥の艦隊》は、3コストで3体のクリーチャーをバウンスできるという、破格のスペックを持ったカードです。

このカード1枚で相手の攻撃を受けきれるという場面も少なくなく、防御面で活躍します。

また、自分のクリーチャーを戻すこともできるので、強力なクリーチャーの効果を使い回すこともできます。

ただしこのカード自身は多色ではなく、他の多色マナ武装カードを使う際に足を引っ張ることもあります。

バランスを考えて採用を決めましょう。

プレイの幅がグンと広がる!《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》

大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■マナゾーンで多色カードをタップする時、そのうちの好きな枚数のカードのマナを2にしてもよい。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、そのターン、クリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。

《大革命のDワイルド・サファリ・チャンネル》は、多色カードの産み出すマナを2倍にできるカードです。

これにより、やれることの幅がグンと広がります。

また、Dスイッチを使うことでマナゾーンからの召喚が可能となります。

この効果でさらにマナからクリーチャーを出しやすくなりますが、Dスイッチ起動時にマナになかったカード(効果起動後にマナにおかれたカード)は対象になりません。気を付けましょう。

除去しながらマナを2倍に!《ドルツヴァイ・アステリオ》

ドルツヴァイ・アステリオ

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■W・ブレイカー
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
■このクリーチャーのパワーが12000以上なら、このクリーチャーに「T・ブレイカー」を与える。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分のマナゾーンにあるカードを数える。それと同じ枚数を自分の山札の上からタップしてマナゾーンに置いてもよい。

《フェアリー・ミラクル》をプレイした後の4ターン目の動きとして、このカードもかなり強力です。

相手クリーチャーを処理しながら、次のターンにはデッキ内のあらゆるカードにアクセスできるようになります。

とても強力なカードですが、《獅子王の遺跡》後であれば他によりやりたいことがあったり、場にクリーチャーを出してこないようなデッキに対してはそもそも役割を持てなかったりすることがあるので、好みのわかれるカードかもしれません。

5Cといえばやっぱりこれ!《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》

界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ

■多色マナ武装5:このカードが自分の手札にあり、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あって5文明がそろっていれば、このクリーチャーは「スーパーS(ストライク)・バック」を得る。(カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■相手のドラグハートは龍解できない。
■W・ブレイカー 

5色コントロールの防御札として、最も印象深いのがこの《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》でしょう。

マナを整えた後は手札に持っているだけで確定除去を放つことができ、やはりあるとないとでは安心感が違います。

最近徐々に使用数が増えている「モルトNEXT」に対してめっぽう強いカードであり、そのバリューはさらに増していくことも考えられます。

このカードを採用する場合は《百族の王プチョヘンザ》と合わせて使うとそれぞれの力をさらに発揮できます。


「5Cコントロール」デッキの対策カード

相手を一気に機能不全に!5Cの天敵《メガ・マナロック・ドラゴン》

メガ・マナロック・ドラゴン

■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のマナゾーンから光、水、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選び、タップする。
次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。

相手のデッキの文明が多ければ多いほどその能力を強化するのが、この《メガ・マナロック・ドラゴン》です。

2マナ、3マナ止められるだけでもかなり苦しいですが、5マナ使えなくなった日にはまず間違いなく返しの動きができません。

《メガ・マナロック・ドラゴン》登場後の1ターン、攻撃後の1ターンで合計2ターン相手の動きを止めることができます。

多色デッキに対してめっぽう強いカードだといえます。

相手の初動を許さない!《音奏プーンギ》

音奏プーンギ

■相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。
■自分のターン中、相手が呪文を唱えた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)

大半のデッキが序盤から動けるよう、多くの初動を採用しています。

2ターン目から動くものが大半で、中には1ターン目から行動するものもあります。

そんな中「5Cコントロール」デッキは2コストの動きが《フェアリー・ライフ》しかなく、しかもそれも多くの場合、枠の都合などの問題で4枚採用はされません。

メインの動きは3ターン目からとなり、立ち上がりが遅いデッキだといえます。

そこに呪文のコストを上げるカードを出されてしまっては、動き出すのが4ターン目、5ターン目になってしまい何もできずに負けてしまった、となることも

十分考えられます。


シールドトリガーも呪文の比率が高くGR召喚効果もプレッシャーとなり、

このカードをプレイできればかなり有利に試合を進められます。


まとめ

構築、プレイで高い技術を求められる『5色コントロール』

このデッキを使いこなし、結果を出すのは非常に難易度が高いです。

ですがだからこそ、その力を引き出せたときの喜びも非常に大きいものになります。

あなたもぜひ、『5色コントロール』デッキを使ってみてくださいね!


ライター:西川航平

【5C】のデッキリストを見る!

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