【ブレイン・ストーム】ブレストドラグナーの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【アドバンス】

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【ブレイン・ストーム】ブレストドラグナーの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【アドバンス】

はじめに

 2020年12月8日。冬の殿堂発表は全国ウン千万人の【ドラグナー】使いたちに衝撃をもたらしました。

 《爆熱剣 バトライ刃》殿堂入り&《ヘブンズ・フォース》プレミアム殿堂入り。

 最大の強みであった速度を失い、メタクリーチャーの間に合うようになった【ドラグナー】は凋落の一途を辿った……

 かに見えました。

 しかしながら多くのプレイヤーたちの予想に反して、今もなお【ドラグナー】はアドバンス環境の一角を担うデッキとして存在しつづけています。その手に【ブレイン・ストーム】を携えて。

 この記事では大型踏み倒しを主軸とした【ドラグナー】のニュースタンダード、【ブレストドラグナー】の「今」を徹底解説していきたいと思います!

 また、カーナベルでは【ブレストドラグナー】のデッキパーツをまとめて購入することもできます。

 当日の15時までご注文で、即日発送で【ブレストドラグナー】のデッキパーツをお届けしますので、ぜひご利用してみてください!

目次

【ブレストドラグナー】とは?

 「ブレスト」とは《ブレイン・ストーム》の略称。

 その名の通り、《ブレイン・ストーム》を採用してトップを大型ドラゴンに固定したのち、《爆熱剣 バトライ刃》や《龍世界 〜龍の降臨する地〜》によって踏み倒しを狙う、高速踏み倒しコンボデッキです。

 構築のコンセプトとしては以前存在した《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を採用した【デイガドラグナー】と近しいものになります。

 そちらの方も2ターン目にブースト札を撃ってスタートする、自然文明を多く採用したリペア構築が期待されていました。

 しかし、《ヘブンズ・フォース》のプレミアム殿堂入りによって《勇者の1号 ハムカツマン蒼》の「下準備を必要としないため、相手のメタクリーチャーが出てくる前にコンボを決められる」という最大の強みが薄れてしまいました。

 トップ積み込みと相性のいい《「時空さえも突き抜けろ!」》の追加によって、【ブレストドラグナー】も3ターン目のアクション枚数が8枚確保できるようになったのも大きかったでしょう。

 《ブレイン・ストーム》型の構築は、これによってブースト1枚分の速度差を埋めることに成功しました。

 仕掛けるターンがどちらも同じ3ターン目になるのなら、より確実性の高い《ブレイン・ストーム》を使った方がいい、というわけですね。

 また、トップ操作が多く搭載されていることにより、メタカードや相手のメタカードを対策するカードにアクセスしやすくなっているのも見逃せない点。

 なんだかんだでメタカード耐性はあまり高くないコンセプト。こういった柔軟性があることで「メタカード1枚で詰み」という状況が発生しにくくなるのは嬉しい限りですね。

【ブレストドラグナー】の環境的な立ち位置

 そんなブレストドラグナーが、なぜ今「アツい」のか。

 最も大きな理由は、天敵になると予想されていた【赤白ヴァイカー】が母数を大幅に減らしていることです。

 苦手なメタカードを使うデッキが減っているということは、そのまま環境上の通りが良いということ。

 母数を増やしているビッグマナ系のデッキに対して、高速で登場する《ニコル・ボーラス》や《∞龍 ゲンムエンペラー》の決定力が非常に高く、【オカルトアンダケイン】に対しても速度勝負を仕掛けられるため五分の試合を繰り広げられます。

 トップ陣と比べれば動きの安定性ではやや劣るものの、その弱点を十分に速いと言える速度と、大型フィニッシャー軍団の破壊力でカバーしているのが、【ブレストドラグナー】なのです。

 そんな【ブレストドラグナー】ですが、《希望のジョー星》や《洗脳センノー》を搭載してくるデッキは苦手。

 前者は《龍世界 〜龍の降臨する地〜》である程度カバーが効きますが、後者は除去手段を搭載していないとどうしようもありません。

 流行の兆しを見せている【ドロマーオーラ】や【青白天門】には搭載されやすいカードですので、このようなデッキがさらに台頭すると苦戦するゲームが増えそうです。

【ブレストドラグナー】の回し方

①まずはトップ操作でプランニング決定!【1t〜3t】

 このデッキの序盤を占めるのは手札・トップ調整のターン。

 《シナプス・キューブ》《ブレイン・ストーム》で山札を見ながら、4ターン目までのビジョンを明確にしていきます。

 当たり前のことではありますが、この時に必ずどのターンにどのカードをマナに置くか?」まで想像してトップを積み込んでいくようにしましょう。

 序盤の動きがカツカツになりがちなわりに、このデッキには多色カードが多めです。

必要なタイミングで単色マナを確保できるよう、十分に気を付けてプレイしたいですね。

②大砲発射用意! 積み込んだカードを射出して、ゲームを粉砕しよう【3t〜】

 トップ操作で大型ドラゴンを積み込みつつ、それまでに手札に加えておきたいのが《龍世界 〜龍の降臨する地〜》か《「時空さえも突き抜けろ!」》+コスト4ドラグナーのセット。

 特に《「時空さえも突き抜けろ!」》はスピードアタッカー付与によってタイムラグなく大型フィニッシャードラゴンたちを呼び出し、まだまだ準備段階な相手を粉々に打ち砕いてくれます。

 ただし、ビビッドロー前提なので積み込みとのセットプレイは必須。

 3ターン目に決まらなくても、《爆龍覇 ヒビキ》かビビッドローなしの《「時空さえも突き抜けろ!」》で4ターン目に仕掛けることもできるため、諦めてはいけません。

 デッキに12枚のアタリがあれば、だいたい1/3の確率で野生の大型ドラゴンを呼び寄せることも可能。一縷の望みに全てを懸けましょう。

【ブレストドラグナー】のデッキリスト

 まずは、筆者なりに組んだサンプルリストがこちら。


 ここから確定枠と自由枠について考えていきます。

確定枠


《シナプス・キューブ》

【 呪文 】
文明 水 /コスト1

自分の山札の上から4枚を見て、好きな順番で元に戻す。

 《ブレイン・ストーム》と合わせて山札操作の双璧を為す1枚。

 見られる範囲が広いことに加えて、コスト1であることが重要。

 1ターン目に唱えられること以上に、2ターン目に多色カードをタップインしながらトップ操作ができるため、スムーズな展開が可能になるのが便利です。

 メタカードなどで遅延されたゲームでは余ったマナで唱える動きも強く、相手の動きに対する回答を引き寄せてくれます。

 手札が減ってしまうのは明確な弱点であるため要注意。ハンデスが多く搭載されたデッキ相手では、使うタイミングを考える必要がありそうです。

《ブレイン・ストーム》

【 呪文 】
文明 水 / コスト2

カードを3枚まで引く。その後、自分の手札を2枚、好きな順序で自分の山札の上に置く。

最重要のコンセプトカード。

2ターン目にこの呪文を撃てるか否かが勝率に大きく関わってきます。

 見たままの使い方なので特筆すべきことはあまりないですが、ビビッドローや踏み倒したいカードを仕込むほかにも、ハンデスで落とされたくない手札のキーパーツをデッキの上に逃せるのは覚えておきたいですね。

《龍世界 〜龍の降臨する地〜》

【 ドラゴニック・フィールド 】
種族 ドラゴン・ワールド / 文明 火 / コスト3

■自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。それが進化ではないドラゴンなら、このドラゴニック・フィールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、そのドラゴンをバトルゾーンに出す。

 初動その①。

 スピードアタッカーで攻撃できないぶん1ターンのラグが発生する弱点はありますが、《全能ゼンノー》や《無修羅 デジルムカデ》で止まらず、《希望のジョー星》の影響も受けません。また、《音奏 プーンギ》などの呪文メタも無視できます。

 また、クリーチャーの踏み倒しを伴う《「時空さえも突き抜けろ!」》とは異なり、このカード自体は踏み倒しメタなどの影響を受けないのも相手次第で輝きます。

 ここから《∞龍 ゲンムエンペラー》へと繋げば、《ポクチンちん》や《奇石 ミクセル》などのメタカードを無視してゲームを進めることが可能に。

 序盤の安定や多様なプランを支えてくれる1枚です。

《「時空さえも突き抜けろ!」》

【 呪文 】
種族 美孔麗王国 / 文明 火 / コスト4

■ビビッドロー [ff03](自分のターン中、攻撃の前にこの呪文をドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこの呪文を[ff03]支払って唱えてもよい)
■コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)

 初動その②。

 こちらはトップ積み込みとのセットプレイが必要になることを代償として、《龍覇 ラブエース》や《爆龍覇 ヒビキ》、そこから出てくる大型ドラゴンを3ターン目に射出できます。

 本来であればスピードアタッカーを持たない《龍覇 ラブエース》もスピードアタッカーを付与して殴れるようになるのが面白い点。

 メタカードの影響はガッツリ受けてしまううえに、積み込みなしでは3ターン目の運用ができないものの、速度勝負では非常に頼れる存在です。

《爆龍覇 ヒビキ》

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー2000 / コスト4

■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。(このクリーチャーに装備する)

 言わずもがなのコンセプトカード。

 《「時空さえも突き抜けろ!」》と組み合わせると自前のスピードアタッカーが少し無駄になってしまいますが、速度を重視しない対面の場合や、相手が踏み倒しメタを置いてきた場合には4ターン目のこのカードから始動することもあるため、やはり活きる場面は多いです。

 ドラゴンでないことがたまにネックになるので要注意。

《龍覇 ラブエース》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・ドラゴン / ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー3500 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■自分のドラグハートをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。

 こちらは《「時空さえも突き抜けろ!」》とセットで輝くカード。

 素では走れない弱点を抱えていますが、《「時空さえも突き抜けろ!」》の弾であることはもちろん、自分自身がドラゴンであるため一部カードの龍解条件に関わります。

 自由枠に《Code:1059》を採用した場合はさらに重要なカードに。

 【ラッカドラグナー】よろしく《龍覇 ラブエース》を4マナで召喚しながら《爆熱天守 バトライ閣》を建設、次のターンに《Code:1059》を出すことで《爆熱DX バトライ武神》の龍解を狙って《洗脳センノー》の突破を狙うプランも取れるようになります。

 1ドローは任意効果ですので、使用しないことも可能。トップに積み込んだ大型ドラゴンを手なりで引いてしまわないように注意しましょう。

《最終龍覇 グレンモルト》

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。

 令和を代表するフィニッシャー。最近ではビッグマナでも使われるようになりました。

 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》でさらなる展開を作るもよし、《銀河剣 プロト・ハート》で2点パンチを連打するもよし、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》で面を制圧するもよし。

 除去耐性持ちで生き残りやすく、ひとたび安全に着地すれば毎ターンのドラグハート呼び出しで継続的に相手にプレッシャーを与え続けます。

 柔軟性と瞬発力と継戦能力を高いレベルで兼ね備えた強力無比な1枚です。

《ニコル・ボーラス》

【 クリーチャー 】
種族 エルダー・ドラゴン / プレインズ・ウォーカー / 文明 水/闇/火 / パワー7000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札から7枚選び、捨てる。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体、破壊する。 

 みんな大好きボーラス様。低速化した環境に7枚ハンデスがぶっ刺さっており、以前にも増してゲームが破壊されやすくなりました。

 早期に踏み倒して強い大型ドラゴンでありつつ水文明と火文明を兼ね備えた貴重なカードで、マナ基盤としても最強

 よりロック力の高い他のドラゴンを採用したい場合には削られる候補なので確定枠は3枚。ですが、できれば4枚積みたいカードです。

《∞龍 ゲンムエンペラー》

【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー∞ / コスト∞

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ (ルビ:インフィニティ)ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

 十王篇から襲来した新機軸なゲームの破壊者

環境に存在するデッキの多くを無力化してしまう脅威の存在です。

 ビッグマナ系統の代表格である【5c蒼龍】は序盤の受けを《謎帥の艦隊》《ドンドン水撒くナウ》に依存しており、このカードが早期に着地してしまえばブースト札が全て無用の長物になってしまうため、着地するだけで詰みに近い状況に持ち込まれてしまいます。

 《ポクチンちん》や《奇石 ミクセル》などの「出てからどうにかする」系のメタクリーチャーでは止まらないことも合わせ、非常に信頼性の高いフィニッシャー。

 ただし、このカードがあると後述する自由枠で採用されがちなトリガーがほぼ使えなくなってしまうので、相手の打点には注意しましょう。

 《ニコル・ボーラス》と同じく他の大型ドラゴンを散らして採用したい場合には削られがちなクリーチャーであるため、確定枠では3枚としています。


 ここからは超次元ゾーンの確定枠についてご紹介。「どこまでを確定枠にするか」が難しく、とても悩みましたが、今回は4枚を確定枠としています。

革命槍 ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト2

■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

【龍解後】
カード名:聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:5500
コスト:5マナ
マナ:-
■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーが攻撃またはブロックした時、またはバトルゾーンを離れた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。 

 めちゃくちゃ硬いブロッカー。それ以上でも以下でもないですが、本当に硬いので採用率が非常に高い1枚。

 全てのドラグナーが装備できる小回りも魅力的です。

 《爆龍覇 ヒビキ》や《「時空さえも突き抜けろ !」》から飛び出した《龍覇 ラブエース》で相手を殴り返しながら龍解し、返しに2〜3面を止めるブロッカーとして運用すると、ビートダウンは一気に減速せざるをえません。

爆熱剣 バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神

(殿堂カード) 【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
■これを装備したクリーチャーは攻撃されない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、ターンの終わりにこのカードをフォートレス側に裏返してもよい。 

【龍解後】
カード名:爆熱天守 バトライ閣
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:火
コスト:5マナ
マナ:-
■自分の火のドラゴンまたは火のヒューマノイドが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化ではないドラゴンまたは進化ではないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
■龍解:自分のターン中、ドラゴンをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 

【龍解後】
カード名:爆熱DX バトライ武神
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■龍回避―このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりにフォートレス側に裏返す。

 踏み倒しコンボの要。《ダルク・アン・シエル》の項目で挙げたような例外をのぞいて、4コスドラグナーたちは基本的にこれしか付けません。

 早期に《爆熱天守 バトライ閣》にしておくことで《希望のジョー星》や《洗脳センノー》といった天敵たちをかい潜れる可能性があるのは【ラッカドラグナー】から引き続き。

 単純に突然現れる3打点として非常に強いだけでなく、《希望のジョー星》の影響を受けずに、タイムラグなく大型ドラゴンを踏み倒せるので、ワンチャンスを残せるカードとして非常に重要な1枚です。

覇闘将龍剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト5

■このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのクリーチャーとこれを装備したクリーチャーとバトルさせる。
■バトル中、このカードを装備したクリーチャーのパワーは+3000される。
■龍解:自分のクリーチャーがバトルに勝った時、それがそのターン中、自分のクリーチャーが勝った2度目であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 

【龍解後】
カード名:勝利の覇闘 ガイラオウ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:11000
コスト:9マナ
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■Wブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■各ターン、はじめて自分が攻撃された時、このクリーチャーとその攻撃クリーチャーをバトルさせてもよい。 

 盤面制圧の鬼。

 《最終龍覇 グレンモルト》からしか出ないものの、ひとたび登場すればパワー12000未満を2体、11000未満を1体処理しつつパワー11000の(実質)ブロッカーが立ちます。

 ビートダウンデッキ相手にはこのカードで制圧して返しのターン開始時に《爆銀王剣 バトガイ刃斗》《銀河大剣 ガイハート》装備から展開を作っていくのが定番のアクションです。

爆銀王剣 バトガイ刃斗/爆熱王DX バトガイ銀河

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト5

これを装備したクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
龍解:自分のターン中に自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。

【龍解後】
カード名:爆熱王DX バトガイ銀河
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■相手のドラゴンではないクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。 (ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

 雑に装備して強いパワーカードでありつつ、使い終わったトップ操作カードに役割を与える「二の矢」でありつつ。

 書いてることが至極まっとうに強いので特筆する点を挙げるのが難しいぐらいですが、龍解後の《 全能ゼンノー 》系のアタックロックはインクの染みと呼ぶにはあまりにも強すぎるので、使う際も使われる際も必ず意識しておきましょう。

自由枠


 正直なところ、特に踏み倒したいドラゴンについては「ドラゴンであればなんでも採用候補」とまで言っていいので他の選択肢も無限に存在します。

 今回は特に使われることが多いカードや、致命的な弱点を克服しうるカードを中心に採択。

 採用率の高いカードから順にご紹介していきます。

《Code:1059》

【 オレガ・オーラ 】
種族 ドラゴン・コード / トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー+4000 / コスト5

■これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■DL-Sys:これを付けたクリーチャーの攻撃の終わりに、相手の墓地にある呪文を1枚コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を持ち主の山札の一番下に置く。その後、このオーラを自分の他のGRクリーチャー1体に付けてもよい。
■自分のターンの終わりに、GR召喚する。

 コンセプトに関わらないため自由枠に入れたものの、非常に多くの構築で採用されるカード。枚数は2枚〜4枚とかなり振れ幅のある印象です。

 水単色であるため《 ブレイン・ストーム 》や《 シナプス・キューブ 》を唱えやすくしてくれるのが重要で、色マナのバランスを考えると自由枠の中で水文明を4枚前後は確保したいため、このカードは採用されやすくなっています。

 繰り返しお話ししている通り、このデッキが苦手とするメタカードの影響を受けづらいのが強み。

 このオーラの修整値はパワー+4000となかなかに高く、パワード・ブレイカーも付与できるため、ほとんどのGRクリーチャーをW・ブレイカーにすることができます。

 自分自身がエンド時の能力でGRクリーチャーを複数体展開できるうえ、「S級侵略:宇宙」にも似た付け替え能力により、複数体のGRクリーチャーの打点を強化可能。1ターンでも放置されれば瞬く間に3打点、4打点を叩き出します。

 即効性にはやや欠けますが、メインの勝ち筋が通らない時のサブプランと考えれば十分に有効でしょう。

 詰めの場面では「DL-Sys」により相手の《 ジャミング・チャフ 》や《 「本日のラッキーナンバー!」 》を奪って盤石な勝利を狙えるので、お忘れなきよう。

《“乱振”舞神 G・W・D》

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000 / コスト6

■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーは、可能なら毎ターン、相手プレイヤーを攻撃する。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。

 リソース損せずに相手のメタクリーチャーを処理できる夢のカード。

 手札を起点としたコンボであり、引いたカードを山札に戻して踏み倒せる《ブレイン・ストーム》との相性は非常に良いです。

 火文明単色という色はやや弱く、積みすぎると水マナの捻出に困るため枚数には注意しましょう。

 メタクリーチャーを主軸としたデッキである【赤白ヴァイカー】の減少により採用枚数は減少傾向ですが、メタクリーチャーが環境に増えてくればまた出番が増えそうな1枚です。

《龍素記号 Xf クローチェ・フオーコ》

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■G・ゼロ―相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。 

 最もデッキと相性の良い墓地メタ。

 無警戒の【オカルトアンダケイン】などにはよく刺さりますが、慣れたプレイヤーならケアも不可能ではないため、メタカードとしての信頼性はほどほど。

 しかしながら、このデッキにおいては「ノーコストで登場しうるドラゴン」というスペックに一定の価値が存在します。

 このカードをしれっと出すだけで《銀河王剣 バトガイ刃斗》や《爆熱天守 バトライ閣》の龍解条件に寄与できるため、墓地メタがあまり意味をなさない対面にも腐りづらいのは好印象。

 水文明単色なのもデッキとの相性が良いため、1〜2枚の範囲でよく採用されています。

メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター

【 ツインパクトカード 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7

■W・ブレイカー
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。
■相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。

【呪文】
カード名:アイド・ワイズ・シャッター
文明:光
コスト:4マナ

■S・トリガー
■相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

 水/光という希少なカラーリングをしており、上面も下面も強いツインパクトドラゴン。

 特に下面のトリガーが守りの薄いこのデッキにとっては非常にありがたく、爆発力の高いこのデッキであれば、この1枚で帰ってきたターンにコンボを決めて返り討ちにすることも夢ではありません。

 上面も非常に強いものの、スピードアタッカーやマッハファイターの飛び交う環境でこそ輝く能力ではあるので、【オカルトアンダケイン】や【5c蒼龍】といった遅めのデッキが幅を利かせる環境ではミスマッチになることも。

 環境にビートダウンが増えれば、ぜひ増やしたいカードですね。

《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》

【 呪文 】
文明 火 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、破壊する。

 強烈な受けトリガーであり、面を捌く1枚。

 《 ∞龍 ゲンムエンペラー 》を捨てると手札1枚と引き換えに4マナで《 インビンシブル・アビス 》が撃てます。すごい!

 メタクリーチャーごと相手の盤面を壊滅させることもできるため非常に使い勝手は良いですが、手札消耗が激しいことと、火文明単色の枚数をあまり採用する余裕がないことは採用する上での懸念材料になります。

 このデッキもバトルゾーンをリソースとするビートダウン系のデッキに対して有効なので、現在は採用例が減少気味。

《煌龍 サッヴァーク》

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー11000 / コスト7

■ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。
■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

 確定除去であり、除去耐性付与であり、【白単サバキZ】や【ギャラクシールド】に対するメタであり。

 一発で相手を詰ませる・ゲームを決定するようなパワーはありませんが、複数の役割が1枚にまとまっており、このカードにしかできないことが少なからずあるため、たびたび採用候補に上がるカードです。

 特に小回りの効くカード単位の確定除去はかなり重宝する能力。それがそのまま除去耐性付与の布石になる自己完結性も含めて、手堅く活躍してくれる1枚です。

《光神龍スペル・デル・フィン》

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / 文明 光 / パワー6000+ / コスト9

相手は、手札を表向きにしてプレイする。
このクリーチャーのパワーは、相手の手札にある呪文1枚につき+2000される。
相手は、呪文を唱えることができない。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

 どうしても呪文が許せないあなたに。

 実は確定枠には光のカードが8枚しか入っていないため、《龍覇 ラブエース》が手札に詰まるのがどうしても嫌! という方も採用を検討できる1枚です。

 現在の環境では多くの場合で《∞龍 ゲンムエンペラー》で事足りるため、採用率は高くありません。

《“乱振”のハンマー》・《死の鬼術 鬼暴崩》

【 クリーチャー 】
種族 ゼノパーツ / 文明 火 / パワー2000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く

【 呪文 】
種族 鬼札王国 / 文明 火 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにある相手の、コスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、バトルゾーンにある相手の、コスト5以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

 今のところ採用例は非常に少ないものの、環境に《希望のジョー星》を活用するデッキが増えた場合に採用を検討できるカードとしてご紹介。

 《“乱振”舞神 G・W・D》では対処できないカードに触れるため、メタへのメタとしては差別化ができています。

 どちらもコスト3以下のカード除去ということで、《希望のジョー星》だけでなく、《洗脳センノー》をはじめとする致命的なメタクリーチャーたちにもだいたいは対処可能。

 《“乱振”のハンマー》は打点になる点と《「時空さえも突き抜けろ!」》でスピードアタッカーにできる点、《死の鬼術 鬼暴崩》はトリガーを持っており高速ビートダウンに対しては2面処理になりうる点が強みです。

 いずれにせよドラゴン踏み倒しから出せるわけではないので、個人的にはトリガー付きの《 死の鬼術 鬼暴崩 》がオススメです。

 どちらもカードパワーはあまり高くないため、よほど偏った環境でなければ採用しづらいカードたちではあります。頭の片隅にでも。


超GRクリーチャー

 超GRゾーンは《Code:1059》の項目で紹介したようにメタクリーチャーをすり抜けて《 爆熱天守 バトライ閣 》を龍解させるために、ドラゴンを中心としたチョイス。

 GR召喚をする機会はそれほど多くないため、メタ能力を持ったカードは都合よくめくれないことが多いです。であれば、能動的に活用しやすいドラゴン軸が良いでしょう。


熱血剣 グリージーホーン/熱血龍 リトルビッグホーン

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト2

■これを装備したクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

【龍解後】
カード名:熱血龍 リトルビッグホーン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:5000
コスト:5マナ
マナ:-
■このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。

 アンタップキラーでメタクリーチャーを狩るカード。

 もっぱら《 龍覇 ラブエース 》に装備して、パワー3500以下の《 奇石 ミクセル 》や《 異端流し オニカマス 》にプレッシャーをかけにいくカードです。

 まれに《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》を使ったあとにアンタップクリーチャーを処理できるカードの2枚目として《最終龍覇 グレンモルト》に付けることも。

 一度龍解してしまえば以降は延々と相手のメタクリーチャーに圧力をかけられる点が魅力です。

 が、そもそも4ターン目にドラグナーを出して5ターン目にようやくアンタップキラーでメタクリーチャーを踏みにいく動きがそこまで強くないことも多く、以前よりは優先度が下がった印象です。

無敵剣 プロト・ギガハート/最強龍 オウギンガ・ゼロ

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト2

■龍解:相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、これを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、離れるかわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

【龍解後】
カード名:最強龍 オウギンガ・ゼロ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン 
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

 除去耐性付与。シンプルにして強力な能力で、採用価値は高めです。

 《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》がいないため使用頻度自体はやや下がったものの、《 無敵剣 プロト・ギガハート 》装備の《 爆龍覇 ヒビキ 》を添えて詰めにいくムーブは健在。

始まりの龍装具 ビギニング・スタート/終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光/闇/火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが光なら「ブロッカー」を、闇なら「スレイヤー」を与え、火なら、バトル中のパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のドラグハートをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

【龍解後】
カード名:終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光/闇/火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:7000+
コスト:5

■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

 ドラグナーの代名詞的なカードでしたが、《ヘブンズ・フォース》・《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》のどちらも失ったために活用の幅が狭くなったと判断し、自由枠へ。

 そもそも龍解させること自体が難しく、仮にできたとしてもタイムラグは小さくありません。

 《 ヘブンズ・フォース 》の不在によりトリガーで出した《 龍覇 ラブエース 》をブロッカーにする使い方もできず、《 爆龍覇 ヒビキ 》や《 龍覇 ラブエース 》ではスレイヤーを作って除去として運用することもできないため、優先度はかなり低いと考えています。

 このカードを採用する強みは、龍解させることで《 最終龍覇 グレンモルト 》のコストを下げて召喚するプランが視野に入ることです。

 特に相手が《 洗脳センノー 》を出してきた際には、このルートを狙う他に取る手段がなくなることもあります。覚えておきたいですね。

銀河剣 プロトハート/星龍解 ガイギンガ・ソウル

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4

■これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、これを装備したクリーチャーが2度攻撃していた場合、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

【龍解後】
カード名:星龍解 ガイギンガ・ソウル
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:8000
コスト:7マナ
マナ:-
■このクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
■W・ブレイカー

 雑に《最終龍覇 グレンモルト》の打点が膨れ上がるカード。

 アンタップのタイミングが「タップした時」なので1回目の攻撃で除去トリガーを踏んでも、その時点で《最終龍覇 グレンモルト》はアンタップして役目を終えているため、このカードを身代わりに場に残してもう一度攻撃することができます。

 タップしているクリーチャーを2体潰しつつ4打点を場に残すこともできるため、ブレなく、堅実に盤面を強くできるカードでもあります。

 シールドの薄いデッキに対してはこれだけで勝ててしまう場合もあり、採用価値は高め。

《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4

■これを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■龍解:自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 

【龍解後】
カード名:熱血星龍 ガイギンガ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 

 トリガーをケアしつつ相手を詰められるフィニッシャー。

 《 最終龍覇 グレンモルト 》から出せるドラグハートの中で、裏側がスピードアタッカーかつトップ運にも相手の盤面にも依存しないのはこのカードだけです。

 トリガー運に依存する部分は少しあるものの、《最終龍覇 グレンモルト》の場合は他のドラグハートを身代わりにすることでこのカードを龍解させられる点が好相性。

 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》《銀河剣 プロトハート》で盤面を荒らした次のターン開始時に装備して、安全なフィニッシュを狙いにいくのがもっぱらの使い道です。

もちろん、

4コスドラグナーで1点入れつつ《爆熱剣 バトライ刃》で《最終龍覇 グレンモルト》を踏み倒し

→このカードを装備した《最終龍覇 グレンモルト》で3点、除去トリガーを踏んでも1枚までなら《爆熱剣 バトライ刃》を身代わりに耐久

→《熱血星龍 ガイギンガ》に龍解して7000以下のクリーチャーを破壊しながら最後の1枚をブレイク

 と、流れるように展開して、相手のシールド丸裸にしつつ強固な盤面を作るだけでも、十分に圧力をかけられます。

 なくても相手の盤面を破壊できるカードはたくさんあるため確定枠での起用は見送りましたが、十二分に強力なカードです。

おわりに

 というわけで、新環境でも絶賛活躍中なドラグナーについて解説させていただきました。

 やはり踏み倒しはデュエル・マスターズの花形。大型クリーチャーをポンポン投げるのは本当に楽しいですね!

 色バランスはややシビアになるものの、好きなドラゴンを入れて遊べるのもこのデッキの良いところのひとつです。個人的には《龍世界 ドラゴ大王》を入れて遊びたい!

 今後もドラゴンが追加されればされるだけ強力になるデッキタイプです。ぜひぜひ触ってみてくださいね。

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