【5cジャックポット】5cジャックポットの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【雷龍 ヴァリヴァリウス/最終龍覇 グレンモルト入り】

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【5cジャックポット】5cジャックポットの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【雷龍 ヴァリヴァリウス/最終龍覇 グレンモルト入り】

はじめに

 突然ですが皆さん、ドラゴンは好きですか?

 当然好きですよね。我々が人間として生まれた以上、羽が生えたでっかい恐竜であるドラゴンが好きになることはDNAレベルで確約されています。

 鱗に覆われた爬虫類を思わせる体、鋭い爪と牙を具え、しばしば口や鼻から炎や毒の息を吐く特徴を持つ。そんなかっこいい生き物は古今東西、様々な物語で語り継がれています。(ドラゴン - Wikipediaより引用)

 当然それはデュエル・マスターズでも同様。《ボルシャック・ドラゴン》から始まり《勝熱英雄 モモキング》まで様々なドラゴンが登場しています。

 もちろんそのどれもが切り札級!ドラゴンはまさにデュエマの花形選手といえるでしょう。

 そして、誰もが1度も思ったことでしょう……「ドラゴンだらけのデッキ組んでみたいなぁ」と。
 ご安心ください。15年以上の歴史を持つ信頼と実績のデュエル・マスターズさんならそんな願いも叶えてくれます。

 《超天星バルガライゾウ》を用いて大型ドラゴンの踏み倒しに特化したデッキも存在しますが、今回紹介するのはこちらのカードを軸にしたデッキです。

【 呪文 】
文明 火 / コスト6

■自分のマナゾーンにあるドラゴン1体につき、自分の山札の上から1枚を見る。その中からコスト8以下の進化ではないドラゴンを1体、バトルゾーンに出してもよい。
残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。

 そう、今回のデッキ名を冠する《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》です。

 デッキをドラゴンで固めることによって状況に応じた様々なドラゴンを出すことができます。

 積むドラゴンは8コスト以下ならなんでもOK。例えば……

【 クリーチャー 】
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー12000 / コスト8

■キリフダッシュ [fn06](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn06] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。

 今をときめく切り札である《勝熱英雄 モモキング》もよし。

【 クリーチャー 】
種族 エルダー・ドラゴン / プレインズ・ウォーカー / 文明 水/闇/火 / パワー7000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札から7枚選び、捨てる。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体、破壊する。

MTG最強のラスボスとして名高い《ニコル・ボーラス》もよし。

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。

 はたまた、最近登場した《最終龍覇 グレンモルト》だって……

 え?

 お前その顔でドラゴンなの?????????

 え、だって鱗に覆われた爬虫類を思わせる体、鋭い爪と牙を具え、しばしば口や鼻から炎や毒の息を吐く特徴(ドラゴン - Wikipedia)も何も………人間では??????????

 まあ竜人みたいな感じで説明はつけれるけど…お前その肌色の肌を持ってドラゴン名乗ってるの……ええ……

RevFあたりを機に、デュエマにおけるドラゴンの概念は壊れつつあります

 また、デッキを組みたくなった方はそのまま【5cジャックポット】カードをまとめて購入することもできちゃいます。

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【ジャックポット】の特徴

 【ジャックポット】は《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》を軸としたミッドレンジデッキ。デッキの内容は《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の対象となる8コスト以下のドラゴンがその多くを占めます。

 《メンデルスゾーン》を成功させれば4ターン目には大型ドラゴンのキャストが可能。中でも強力なのは先攻4ターン目に投げる《ニコル・ボーラス》のような大型ハンデスでしょう。

 また、《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の対応力を引き上げる目的で様々な文明のドラゴンが積まれ、結果としてデッキ構築が5色になりやすいことも特徴。

 そのため、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》は非常に相性のいいカードの1枚として共に採用されることがほとんど。対戦相手は常にこのカードを警戒しながらビートダウンを行う必要があります。

【ジャックポット】のデッキ構築

【ジャックポット】の確定枠


 確定枠という観点で話すと確実に入るのはこの2種類のみ。

 デッキ名を冠する《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》はもちろん、ドラゴンデッキを使う最大のメリットである《メンデルスゾーン》は確実に入ります。

 《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の枚数は構築によって変動しますが、【ジャックポット】は基本的に《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》を撃つ展開が最も柔軟かつ強力な展開に持ち込みやすいため4投推奨。

 あとは《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》から踏み倒す8コスト以下のドラゴンを環境、プールによって取捨選択していきましょう………

 そう口では簡単に言えますがここからがこのデッキの難しいところ。
 そう、プールが広大すぎてどのドラゴンを選べばいいかわからない。

 執筆中の僕も頭抱えています。環境に合った多種多様なドラゴンを選択しつつ、さらに最適な色配分も見つけないといけないので構築難易度はメチャクチャ高いです。

 それこそがこのデッキの醍醐味でもあるので、長く付き合っていけるデッキという魅力にも繋がってくるでしょうか。

 さて、悩める僕の頭を整理する意味も込めて(?)採用候補のドラゴンを整理してみましょうか。

カード解説~いろんなドラゴン~

新戦力《雷龍 ヴァリヴァリウス》

【 クリーチャー 】
種族 ニトロ・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト8

■バトルゾーンに自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■マジボンバー 7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。

 《最終龍覇 グレンモルト》のリリースで強化が騒がれましたが、実はもうちょっと前にそれ以上の強化が来ていました。それが《雷龍 ヴァリヴァリウス》です。

 《メンデルスゾーン》2ブーストが決まれば3ターン目にキャスト可能で、マジボンバーの範囲が《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》に似通っているためデッキとの相性は抜群!3キルも夢ではありません。

 となると、必然的に採用するドラゴンは《雷龍 ヴァリヴァリウス》《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》両方に対応する7コストのドラゴンが中心となってきます。

7コスト域の2大巨頭

 そう、だからこそ《最終龍覇 グレンモルト》のリリースで【ジャックポット】への注目が高まったわけです。

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。

 ビートダウンからコントロールまで多種多様な役割を遂行でき、除去耐性も備え、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》の手助けをする3色ドラゴン。当然このデッキ屈指のカードパワーを誇ります。

 ちなみにこのデッキ、後述しますがドラグハートの取捨選択すら無限大です。8枠では足りないほどに《最終龍覇 グレンモルト》の役割が広いということですね。

 そして、《最終龍覇 グレンモルト》と並んで一際高いカードパワーを誇っているカードがあります。

 それが《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》

【 ツインパクトカード 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7

■W・ブレイカー
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。
■相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:アイド・ワイズ・シャッター
文明:光
コスト:4マナ

■S・トリガー
■相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

 早期着地に成功すれば《無修羅デジルムカデ》に匹敵する制圧力を誇ります。まさに対ビートダウンにおけるエンドカードと言っても差し支えありません。

 呪文を唱えられたときに2ドローする効果も強力。【カリヤドネ】に対して早期着地させることで《お清めシャラップ》を複数枚引き込む手助けにもなってくれます。

 呪文面が強力なトリガーということもあり、無理なく4枚積めるカードです。

初動の取捨選択

 さて、《メンデルスゾーン》だけでは初動が足りないので必然的に追加の初動を積む必要があります。

 その筆頭となるのはドラゴンであり強力な追加効果を持つ《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》でしょう。

闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ

【 ツインパクトカード 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 自然 / パワー9000 / コスト7

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

────────────呪文────────────
カード名:お清めシャラップ
文明:自然
コスト:3マナ

■自身の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■カードを1枚以上、いずれかのプレイヤーの墓地から選んでもよい。そのプレイヤーは、それらを自身の山札に加えてシャッフルする。

 ドラゴンかつ強力な墓地対策カードとしてあまりにも有名なこのカード、【カリヤドネ】が環境に跋扈する現代デュエマでは当然最も優先されるべき初動です。

 墓地対策としては《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》も候補。(実はドラゴン!) 《お清めシャラップ》だけでは枚数が足りない場合には要検討のカードです。

 このデッキにおいてはクリーチャー面のマッハファイター+マナ回収効果も積極的に使用します。《雷龍 ヴァリヴァリウス》から出す候補として手札に抱えておくのも吉。

 ただし、3ターン目にしか撃てない《お清めシャラップ》だけでは《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》を4ターン目に撃つことは叶いません。

 そのため、2→4→6のマナカーブ形成に一役買う《フェアリー・ライフ》も候補として入ってきます。

 その他、追加初動として《龍世界 ~龍の降臨する地~》も候補のひとつ。

龍世界 ~龍の降臨する地~

【 ドラゴニック・フィールド 】
種族 ドラゴン・ワールド / 文明 火 / コスト3

■自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。それが進化ではないドラゴンなら、このドラゴニック・フィールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、そのドラゴンをバトルゾーンに出す。

 《雷龍 ヴァリヴァリウス》《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》に比べて不安定ですが早期踏み倒しができる"ドラゴン"としては魅力的。

 使う場合は3マナの消費で《爆銀王剣 バトガイ刃斗》の龍解条件達成にも貢献できるのも覚えておくといいでしょう。

かつての相棒《龍素記号Sr スペルサイクリカ》

龍素記号Sr スペルサイクリカ

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト7

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に加える。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。 

 《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の連打を狙えることでよく入っていた《龍素記号Sr スペルサイクリカ》ですが、最近は枚数を落としがちです。

 《雷龍 ヴァリヴァリウス》絡みの展開には貢献度が低いこと、青単色のカラーがマナセットする際に《メンデルスゾーン》のキャストに貢献しないこと、他にも優秀な候補カードが増えたことなどが理由として挙げられます。

 とはいえ、いまだに《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の連打は強力。コントロール相手の詰めの一手として未だに採用候補として数えられます。

大型ハンデス~ヴァリヴァリを添えて~

 【ジャックポット】といえば爆速《ニコル・ボーラス》がその代名詞でしたが、《雷龍 ヴァリヴァリウス》との兼ね合いで《悪魔龍 ダークマスターズ》も候補として浮上してきました。

 とはいえ、足りなくなりがちな青黒色を補完してくれる《ニコル・ボーラス》が優先される構築も散見されます。自分の構築に合わせて組み替えてみましょう。

 当然どちらも召喚に成功すれば強力なことには変わりありません。

革命チェンジ~決まればゲームエンド~

 《雷龍 ヴァリヴァリウス》との相性の良さから、革命チェンジ持ちの8コストドラゴンもよく採用されます。

 その筆頭が《百族の長 プチョヘンザ》

【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ダママ団 / 文明 光/自然 / パワー12500 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジー光または自然のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。

 すでに盤面に出ているクリーチャーに対するアプローチ+まだ盤面に出ていないクリーチャーに対する蓋を同時にこなせる数少ないカード。

 多様なデッキが存在する中、あえて【ジャックポット】を使う理由のひとつはこのカードを使えることにあると考えています。

 《雷龍 ヴァリヴァリウス》から3ターン目に着地させればゲームエンドが狙える《時の法皇 ミラダンテXII》、色が優秀で打点増強に一役買う《轟く革命 レッドギラゾーン》も候補ですね。

防御札~何のための5色だ~

 防御札としてよく採用されるのは《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》

界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ

【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / 文明 自然 / パワー9000 / コスト8

■多色マナ武装5:このカードが自分の手札にあり、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あって5文明がそろっていれば、このクリーチャーは「スーパーS(ストライク)・バック」を得る。(カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■相手のドラグハートは龍解できない。
■W・ブレイカー

 今まで文明問わずドラゴンを紹介してきましたが、それらを一緒くたに入れることで《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》の5色を達成することができます。

 特に最近流行りの【ドラグナー】に対しては間に合えば強力な受け札として機能します。《無敵剣 プロト・ギガハート》の除去耐性を龍解禁止効果で無効化するのがアツい!

 《百族の長 プチョヘンザ》への革命チェンジまで成功してしまえば、対ビートダウンには盤石の盤面を形成することができます。

まだまだいるぞ8コスト以下ドラゴン

恐・龍覇 サソリスレイジ(真)

【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / ビーストフォーク號 / ドラグナー / 文明 自然 / パワー11000 / コスト8

■ガードマン
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト3以下のドラグハートを1枚、または、自然のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。
■W・ブレイカー

 緑単色のドラゴンとして《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》の次に候補となるカード。《恐龍界樹 ジュダイオウ》は未だに多くのデッキ相手に強力なエンドカードとなります。

 ……が、《最終龍覇 グレンモルト》の登場でドラグハートに使える枠が非常に少なくなってしまい、《龍魂教会 ホワイティ》《龍魂城閣 レッドゥル》を入れる枠すら厳しくなってしまいました。

 入れる際はそれ相応に《最終龍覇 グレンモルト》のカードパワーが落ちることは覚悟しなければなりません。

勝熱英雄 モモキング

【 クリーチャー 】
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー12000 / コスト8

■キリフダッシュ [fn06](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn06] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。

 ぶっちゃけ《お清めシャラップ》をたくさん積んでも多少の墓地対策くらいなら余裕で乗り越えてしまう【カリヤドネ】に勝てるかといったらメチャクチャ怪しいです。【カリヤドネ】強すぎワロタ。

 他にも【青魔導具】にも対抗策が乏しいなど、このデッキはシールドが硬いアンフェアデッキには分の悪い勝負を強いられることになります。

 それらに対して解答となるのが《勝熱英雄 モモキング》。自身の除去耐性が【カリヤドネ】【青魔導具】に採用されている防御トリガーのほとんどを無効化するため、盤面に残りの打点さえ用意してしまえば即座にキルに向かうことができます。

 ばっちり《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の対象にもなっているため、手札になくともデッキから引っ張ってくる芸当も可能です。

トップ・オブ・ロマネスク

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 文明 光/火/自然 / パワー3500 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を、タップしてマナゾーンに置いてもよい。

 《雷龍 ヴァリヴァリウス》が引けなかった際、《メンデルスゾーン》から上手く繋がってくれる+優秀な色を持つドラゴン。

 即8マナに繋がったりタップインを考慮せずに7マナドラゴンを出せることが優秀で、キャストに成功すれば踏み倒しカードへの依存度を大幅に下げることができます。

 とはいえ早期キャストできなければインパクトが薄いカードではあるので、高速化が進んだ現環境では役不足というのも否めません。

ドラグハート~グレンモルト八面相~

 選択肢が無限すぎてメインデッキだけでお腹いっぱいですが忘れちゃいけません…このデッキはドラグハートの取捨選択も重要!!嘘だろ!?!!?

 今回は《恐・龍覇 サソリスレイジ》《真・龍覇 ヘブンズロージア》を入れない場合に採用される、《最終龍覇 グレンモルト》の対応力を最大限に引き上げるために必要なウエポンを紹介していきます。

ビートダウン補助

 実質アンタッチャブル打点+《閃光の守護者ホーリー》ケアとなる《銀河大剣 ガイハート》に加え、《最終龍覇 グレンモルト》の除去耐性と相性がいい《銀河剣 プロトハート》も候補に挙がります。

 《銀河大剣 ガイハート》が龍解できる状況でも《銀河剣 プロトハート》の方が優秀な場面も往々にしてあるので、状況を見て使い分けましょう。

盤面除去

 汎用除去となる《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》《将龍剣 ガイアール》に加え、革命チェンジ《百族の長 プチョヘンザ》の補助となる《熱血剣 グリージーホーン》も候補に入ってきます。

展開補助

 ドラゴンデッキの《最終龍覇 グレンモルト》なので、この2種も候補。

 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》は龍解後の攻撃制限効果が強力で、基本的にはこちらを優先して使います。そのため、役割が被ってしまう《爆熱剣 バトライ刃》は減らせる枠かも。

その他

始原塊 ジュダイナ/古代王 ザウルピオ

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 自然 / コスト4

■自分のターン中、ドラゴンを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンに自分のドラゴンが3体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) 

────────────龍解後────────────
カード名:古代王 ザウルピオ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:自然
種族:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 
パワー:12000
コスト:7マナ
マナ:-
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■自分のシールドが1枚もなければ、自分は相手のクリーチャーの攻撃を受けない。 

 個人的にイチオシの1枚。装備することでマナに落ちてしまったドラゴンを自由に出すことができます。

 《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》との相性は抜群。装備したターンにすぐG0を使うことができるため、【カリヤドネ】相手にテンポを失いにくいのは高得点ですね。

 もし龍解してしまっても2枚目を採用してターンはじめに装備することでもう1度マナから召喚する効果を使用できるため、複数枚投入も検討できます。3枚くらいなら全然使いそう。

百獣槍 ジャベレオン/百獣聖堂 レオサイユ/頂天聖 レオザワルド

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト4

■これを装備したクリーチャーが破壊される時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■龍解:自分のターンの終わりに、自分のシールドが3つ以下であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) 

────────────龍解後────────────
カード名:百獣聖堂 レオサイユ
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:光
コスト:7マナ
マナ:-
■自分の光のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをひとつ自分の手札に加えてもよい。ただし、そのS・トリガーは使えない
■龍解:自分のターンのはじめに、自分のシールドがひとつ以下であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 

────────────龍解後────────────
カード名:頂天聖 レオザワルド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン 
パワー:13500
コスト:10マナ
マナ:-
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、自分のシールドがひとつもなければ、離れるかわりにとどまる。
■自分がゲームに負ける時または相手がゲームに勝つ時、かわりに自分の、ドラグハートではないクリーチャーを1体破壊してもよい。

 《百獣聖堂 レオサイユ》の全体に除去耐性を付与する効果が強力で、即龍解を狙える場面なら積極的に出していきたい1枚。

 《百族の長 プチョヘンザ》に除去耐性をつければ大抵のビートダウンは詰み状態に陥ります。

始まりの龍装具 ビギニング・スタート/終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光/闇/火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが光なら「ブロッカー」を、闇なら「スレイヤー」を与え、火なら、バトル中のパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のドラグハートをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

────────────龍解後────────────
カード名:終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光/闇/火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:7000+
コスト:5

■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

 《最終龍覇 グレンモルト》をブロッカーとして運用したい場合はこれ。スレイヤーパワー11000除去耐性持ちブロッカーは単純に強い。

 手札の《最終龍覇 グレンモルト》を出したいけど多色タップインが怖い時などはコスト軽減効果も役立ちます。

構築例

 一通り紹介し終わりました。長かった…
 最後に、今回の記事で紹介したカードを採用した構築例をひとつ!


 緑単色を厚く採ることで1ターン目赤多色セット→2ターン目緑単色セットからの《メンデルスゾーン》を重く見ています。

 《雷龍 ヴァリヴァリウス》から《勝熱英雄 モモキング》に繋がる打点を用意できることを重く見て、《ニコル・ボーラス》よりも《悪魔龍 ダークマスターズ》を優先しています。

 ただ、青黒枚数が少なすぎるため《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》のための5色を安定して用意しにくい弱点も併せ持っています。足りない青黒を補完できる《ニコル・ボーラス》に変えるのもアリです。

おわりに

 執筆テーマが決まってから2週間ほど向き合ったテーマでしたが、ぶっちゃけ採用範囲が広すぎて非常に難産だった…今回紹介した【ジャックポット】はそれくらい骨太なデッキです。

 色配分ひとつ間違えるだけでデッキの出力が落ちてしまいますが、それだけにハマったときの爆発力、対応力は環境デッキに匹敵します。

 今後も新たなドラゴンが増えるたびに強化されるテーマなので、1回組むと永遠に遊び続けられるといっても過言ではありません。少し値は張りますが、是非遊んでみてはいかがでしょうか?

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