【デッキ解説記事】オリジナル環境を駆け抜けろ!!赤緑キリフダッシュ【モモキング/チーム切札】

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【デッキ解説記事】オリジナル環境を駆け抜けろ!!赤緑キリフダッシュ【モモキング/チーム切札】

はじめに

新年あけましておめでとうございます。今年も良いデュエルマスターズライフを送っていきたいものですね。

1月も始まったことで、新フォーマット「オリジナル」が新たに幕を開けました。GRや超次元ゾーンはもちろん、《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》等のゲーム開始時に場に出せるカードが使用できないフォーマットです。

アドバンスで猛威を振るった【バーンメア】に変わる、新しいデッキとして期待できるデッキです。
本記事では【赤緑キリフダッシュ】はどんなデッキなのか、解説していきたいと思います。

「百王×邪王 鬼レヴォリューション」に収録されているカードをふんだんにしようしたデッキになるので、パックをたくさん買った方には特におすすめです。

GR、超次元を使用しないデッキなので、安価にデッキを組むことができます。

もうデッキを組んで遊んでいる方、興味のある方は勿論。このデッキを組む予定の無い方も、対戦相手が使用してくるかもしれないデッキなので、対策の為にも最後までお付き合いいただけたらと思います。

またカーナベルでは、デッキを組みたくなった方はそのまま【赤緑キリフダッシュ】のデッキパーツをまとめて購入することもできます!

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目次

【赤緑キリフダッシュ】の特徴

【赤緑キリフダッシュ】の強み

【赤緑キリフダッシュ】最大の特徴は、《勝熱百覇 モモキングReVo》から始まる超展開と、受け札を乗り越える火力です。

《勝熱百覇 モモキングReVo》は強力なカードです。

その「キリフダReVo」の能力によって、後続のキリフダッシュクリーチャーを手札に加えながらマナをアンタップ。

キリフダッシュの連鎖を生み出し、バトルゾーンにクリーチャーを展開していきます。

《勝熱百覇 モモキングReVo》の後に場に出したいクリーチャーは主に2種類。

《スパダチ キャンベロR》《スパダチ ケントナークR》です。

《スパダチ キャンベロR》は数枚のシールドトリガーをものともしない火力で攻撃をすることができますし、《スパダチ ケントナークR》は《単騎連射 マグナム》と同じような能力を持っているのでシールドトリガーや革命0トリガー能力もケアして攻撃できます。

どちらのクリーチャーも相手の受け札を乗り越える為のカードです。

対戦相手のデッキに応じて、どちらを場に出した方が良いのかを把握しておくことが勝利への鍵を握ります。

例えば、【ギャラクシールド】には《「雷光の聖騎士」》をケアする為に、《スパダチ キャンベロR》を出した方が有効で、【赤黒邪王門】のようなデッキにはクリーチャー主体のデッキなので《スパダチ ケントナークR》が有効です。

《勝熱百覇 モモキングReVo》をバトルゾーンに出してしまえばこちらのものです。強力なキリフダReVo能力を使用して一気にゲームを決めよう!


【赤緑キリフダッシュ】の弱点

《勝熱百覇 モモキングReVo》を出してしまえばこっちのものという話をしました。

しかし、それまでに妨害されてしまうと出す前に負けてしまいます。

特にブロッカーを持つクリーチャーでキリフダッシュを妨害されてしまうと、厳しい戦いを強いられるでしょう。

代表的なクリーチャーとして《蒼き守護神 ドギラゴン閃》が例として適しています。

《洗脳センノー》のようなメタクリーチャーで対策することも可能ですが、無色のカードをデッキに入れすぎると、キリフダッシュ時に邪魔になることが多いです。

《サイコロプス》《ヘットルとフエートル》等の、有色のカードで対策すると良いでしょう。


【赤緑キリフダッシュ】のデッキレシピ

【赤緑キリフダッシュ】の確定枠


わたしの考える確定枠はこれらの、6種、計22枚のカードです。

《タイク・タイソンズ》→《勝熱龍主 モモキング》→《熊四駆 ベアシガラ》の流れで動けると、次の4ターン目に《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュをすることができます。

《スパダチ キャンベロR》《スパダチ ケントナークR》は基本的には4枚採用する必要は無く、3枚が妥当だと考えています。

その理由としては、どちらかのカードが《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュまでに、マナゾーンもしくは手札にあれば良いからです。

そのため、合わせて6〜7枚程度あれば十分です。環境によって多少変動があるかもしれませんが、基本は各3枚だと考えます。


【赤緑キリフダッシュ】のデッキレシピ

・赤緑キリフダッシュ-軽減型


・赤緑キリフダッシュ-マナ加速型



【赤緑キリフダッシュ】採用カード解説

キリフダッシュ持ちのカード

《勝熱百覇 モモキングReVo》

【 クリーチャー 】 
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー11000 / コスト7 

■キリフダッシュ [fn08](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn08]支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー 
■W・ブレイカー
■自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ [fn02]」を与える。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから3枚まで手札に戻し、その後、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。

このクリーチャーをキリフダッシュ8で召喚することを目標としたデッキ。

マナから後続のキリフダッシュクリーチャーを回収しながら、マナをアンタップできます。

連続で《勝熱百覇 モモキングReVo》をキリフダッシュすることにより、トリガーで除去されてキリフダッシュ2を失うリスクを軽減することもできます。

最初の1枚目をコスト軽減で出してしまって、8マナないときはこういった方法で除去トリガーをケアするとよいでしょう。

8マナためた状態でキリフダッシュすると1枚目が除去されても、2枚目を再びキリフダッシュ8で出すことができます。

1枚目の回収で《勝熱百覇 モモキングReVo》+《スパダチ キャンベロR》または《スパダチ ケントナークR》を選択するのがセオリーになるでしょう。

シールドトリガーの除去が少なく、速度を優先させるべき環境ならばコスト軽減を利用し、除去シールドトリガーが多く、ケアしたい環境ならば8マナまでためてマナをのばすような構築にするのが良いでしょう。

同様にプレイにも反映していきたいですね。


《スパダチ キャンベロR》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / パワー5000 / コスト4 

■キリフダッシュ [ff10] (自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [ff10] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■自分のチーム切札の召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出たターンの間、自分のクリーチャーが攻撃する時、自分のチーム切札をすべてアンタップする。 

キリフダReVoで能力で自分のチーム切札に無限攻撃を付与する能力を持っています。

一度このクリーチャーを場に出すまでにタップしたクリーチャーもアンタップできるので、相手のトリガーの要求値を一気に上げることができます。

並のデッキでは受けきることは難しいでしょう。呪文トリガーを主体とするデッキに対して有効です。

普段はコスト4のチーム切札1軽減クリーチャーです。《タイク・タイソンズ》のチェンジ先にもなるので最低限の動きを保証してくれるカードになります。

手札が弱い時は場に出すこともあると思いますが、できるだけ《勝熱百覇 モモキングReVo》の後続としてマナに温存しておきましょう。


《スパダチ ケントナークR》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー6000 / コスト5 

■キリフダッシュ [fn10](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn10]支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚をマナゾーンにタップして置き、その後、自分のマナゾーンから3枚を好きな順序で山札の下に置く。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出たターンの間、相手がクリーチャーをバトルゾーンに出す時、相手はかわりにそれをマナゾーンに置く。 

キリフダReVoで能力で、相手のクリーチャーによる受け札を無効化できます。

《ボルシャック・ドギラゴン》や《百鬼の邪王門》を受け札に採用しているデッキに対してはこのカード1枚で受け札を完封できることもあります。

マナを3枚入れ替える能力を持っているため、《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュ2を得ているときに、《熊四駆 ベアシガラ》と同時にキリフダッシュ宣言をするとマナ回収の質が良くなり更なる後続を確保できます。

マッハファイターも優秀でパワーの低いブロッカーやミクセルなどのメタクリーチャーの除去もすることができます。


《熊四駆 ベアシガラ》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー8000 / コスト7 

■キリフダッシュ [nn04] (自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn04] 支払って召喚してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。 

《タイク・タイソンズ》から3ターン目召喚するとゲームをかなり優位に進めることができる、キリフダッシュの中ではかなり"鉄板"と呼んで差し支えの無いクリーチャーです。

デッキに多色が多いのでタップインによる、キリフダッシュの不発が懸念されますが《勝熱龍主 モモキング》がそれを緩和してくれます。

とはいえ、多色が多いことは変わりないので他のデッキで慣れている方からしたら多少ストレスかもしれません。


《スパダチ モンキッドR》&《モモダチ モンキッド》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー2000 / コスト3 

■キリフダッシュ[nn10](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[自然(10)]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中からチーム切札を1枚、タップしてマナゾーンに置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■【キリフダReVo】このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。 

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー1000 / コスト3 

■キリフダッシュ [nn02](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn02]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 

2種類共に3コストのマナ加速カードです。

《スパダチ モンキッドR》は山札の上からから3枚を見て置けるので、《スパダチ キャンベロR》または《スパダチ ケントナークR》をマナに置ける確率が高くなります。

デメリットはタップインになること。《熊四駆 ベアシガラ》との噛み合いが悪いときがあります。

《モモダチ モンキッド》は《ヤッタレマン》との相性が非常に良く、《熊四駆 ベアシガラ》と同時にキリフダッシュしやすいです。

その為、《タイク・タイソンズ》がなくても4ターン目《勝熱百覇 モモキングReVo》に繋げることも確率は低いですが可能です。

速度重視の構築ならばこちらが向いているでしょう。

また、各2枚ずつのように散らして採用するのも、一つの手段です。

本来、複数枚重なって手札にきた時と違い選択肢が生まれるので、状況に応じて選択ができます。


《オーシャン・ズーラシマ》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー10000 / コスト7 

■キリフダッシュ [fn05](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn05]支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべてマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを3枚引く。

《勝熱百覇 モモキングReVo》までの中継ぎのカードとして使用します。

役割は《熊四駆 ベアシガラ》に似ていますが、多色であったり汎用性を考慮すると《熊四駆 ベアシガラ》の方が扱いやすいので5枚目以降として採用することになるでしょう。

マナを伸ばせるカードなので前述した通り、除去シールドトリガーが多い環境で有効に扱うことができます。

《モモモスモモモ・ダッシュ》

【 呪文 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / コスト3 

■キリフダッシュ [fn02](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、この呪文を[fn02]支払って唱えてもよい)
■このターン、次に自分のチーム切札を召喚する時、その召喚コストを最大5少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

《オーシャン・ズーラシマ》とは打って変わって、速度重視のカードです。

4ターン目に《勝熱百覇 モモキングReVo》を場に出せるパターンが増えます。

3ターン目までに《ヤッタレマン》や《スパダチ モンキッドR》、《モモダチ モンキッド》、4ターン目に《モモモスモモモ・ダッシュ》+《勝熱百覇 モモキングReVo》の動きができます。

除去シールドトリガーが少ない環境だと《勝熱百覇 モモキングReVo》が除去されて、連続してキリフダッシュが行えないリスクが少ないので、速度を優先するような環境で使用しましょう。


《モモダチパワー!!!》

【 呪文 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / コスト5 

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■キリフダッシュ [ff01](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、この呪文を [ff01]支払って唱えてもよい)
■相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。 

《モモモスモモモ・ダッシュ》と同様に速度重視の構築をする時に採用します。

マナを伸ばすと全く問題ないのですが、コスト軽減を利用すると《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》等にメタクリーチャーの影響を受けやすくなってしまいます。

それをなるべく簡単に1コストで処理できるカードです。

また、シールドトリガーとしての機能もありますが、マナを増やすデッキタイプならば《轟壊!切札MAX》をトリガーとして代わりに採用すると良いと思います。


キリフダッシュをサポートするカード

《タイク・タイソンズ》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2 

■Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

キリフダッシュ関連のデッキであれば是非とも採用したい1枚。

チェンジ先のクリーチャーに《勝熱龍主 モモキング》が追加され、さらに強くなったように感じます。

2ターン目にこのカードをプレイできるかどうかで、4ターン目に《勝熱百覇 モモキングReVo》を場に出せる確率が大きく変わります。

初動カードの選択肢としては最優先です。


《ヤッタレマン》&《フェアリー・ライフ》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト2 

■自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。

【 呪文 】 
文明 自然 / パワー- / コスト2 

S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。

《ヤッタレマン》は軽減して、《勝熱百覇 モモキングReVo》を早期段階に場に出すデッキに向いています。

複数枚重なって手札に来た時に強くなりますが、無色のカードなのでキリフダッシュを使用する際に邪魔になる場合があります。

《フェアリー・ライフ》はマナを増やして《勝熱百覇 モモキングReVo》を8コストでキリフダッシュするデッキに入れましょう。

トリガーでマナが増えたことにより相手の計算をずらすことができたりするのもメリットです。

デメリットは《ヤッタレマン》と違い《タイク・タイソンズ》のチェンジ先にとして運用できないことです。

また、「オリジナル」のデッキとして紹介しているので《フェアリー・ライフ》を採用していますが、「アドバンス」ならば《ジョラゴン・オーバーロード》を採用するのも良いでしょう。


《勝熱龍主 モモキング》

【 クリーチャー 】 
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー5000 / コスト4 

■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からジョーカーズを1枚相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■このクリーチャーがシールドをブレイクした時、このターン中、自分が次に使う「キリフダッシュ」能力のコストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1以下にはならない。 

《ドンドド・ドラ息子》のようなカードですが、キリフダッシュを軸としたデッキでは、それ以上の効果を発揮します。

パワーが5000もあるので除去を受けにくく、なおかつバトルゾーンに居座り続けると強いクリーチャーなので相手からすると厄介です。

特に《熊四駆 ベアシガラ》はこのカードと相性抜群で、扱いやすくなりその分デッキに多色を多く入れることができます。

《熊四駆 ベアシガラ》のあとは《勝熱百覇 モモキングReVo》に繋げることができるので、4ターン目に出すことが非常に簡単になりました。


その他のカード

《サイコロプス》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー4000 / コスト4 

■J・O・E 2 (このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい自身のクリーチャーをすべて、好きな順序で持ち主の山札の一番下に置く。

ジョーカーズには《洗脳センノー》のような優秀なメタクリーチャーがいますが、無色であるということからキリフダッシュをする時にマナの色が足りないことがあります。

有色の中でも4コスト以下で優秀なカードです。

除去効果を使用しなくてもJ・O・E能力を使う事で1ドローが出来る為、山札から目的のカードを探すという最低限の働きをします。


《ヘットルとフエートル》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー2000 / コスト4 

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
 ▶相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
 ▶自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 

キリフダッシュを妨害してくるブロッカーを除去できるクリーチャーでありながら、《タイク・タイソンズ》からチェンジするクリーチャーとしても機能できます。

シールドトリガーを持っているので「オリジナル」環境で活躍が見込まれる《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に対しても対策ができます。


《轟壊!切札MAX》

【 呪文 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / コスト5 

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の火のクリーチャーと自然のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
 ▶相手のクリーチャーを2体まで、コストの合計が6以下になるように選び、破壊する。
 ▶火または自然の、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。

マナを伸ばして《勝熱百覇 モモキングReVo》を出すタイプのデッキのトリガーとして運用すると良いと思います。

ですが、多色のカードが増えることになるので構築の際には気をつける必要がありそうです。

また、《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュ2の付与はチーム切札を対象にしているので、このカードでも使用することができます。


【赤緑キリフダッシュ】の回し方

①マナ置きに気をつけて、2ターン目に初動のカードをプレイしよう

まずは、《タイク・タイソンズ》《ヤッタレマン》《フェアリー・ライフ》等の2コストのカードをプレイします。

対戦相手のデッキを考慮しないならば、このデッキで最もプレイしたいのは《タイク・タイソンズ》です。1〜2ターン目のマナ置きもかなり重要になってきます。

《タイク・タイソンズ》のチェンジ先のクリーチャーは勿論、後々召喚したい《勝熱百覇 モモキングReVo》のことも考えて、必要のない《スパダチ キャンベロR》や《スパダチ ケントナークR》はマナに置いて備えておきましょう。


②:3ターン目に一気にマナ加速と軽減クリーチャーの展開

3ターン目はコスト4のカードを場に出すターンです。

その中でもプレイしたいのは《勝熱龍主 モモキング》とキリフダッシュ4を持つ《熊四駆 ベアシガラ》

2ターン目を《タイク・タイソンズ》からスタートできていると、この2種類両方をプレイすることも可能です。

もし、2ターン目にクリーチャーがプレイできなかったとしても、《スパダチ モンキッドR》《モモダチ モンキッド》でマナ加速をすれば、4ターン目に《モモモスモモモ・ダッシュ》を含めて《勝熱百覇 モモキングReVo》に繋げることもできます。


③:4〜5ターン目に連続キリフダッシュでゲームをきめる

4〜5ターン目は《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュから一気にゲームを決めにいきます。

望ましいのは4ターン目ですが、毎試合都合良くできる訳ではありません。《オーシャン・ズーラシマ》のようなサポートカードを利用して、遅くとも5ターン目には出しにいきましょう。

そして、《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダReVoを使用した後は、《スパダチ キャンベロR》《スパダチ ケントナークR》をキリフダッシュして一斉攻撃を仕掛けます。

できれば、両方出したいですが、どちらのカードを優先する対面なのかを考えてマナ回収をする必要があります。

また、8マナある状態だと問題ないのですが、無い時は《勝熱百覇 モモキングReVo》がトリガー等で場を離れてしまうと、キリフダッシュ2を宣言することができなくなってしまいます。

8マナあると、後続の《勝熱百覇 モモキングReVo》を再びキリフダッシュすることでケアできたりするのですが、軽減効果を利用して出しているとできない時があります。

そういったときは攻撃の順番が非常に重要です。
例えば、既に相手プレイヤーに直接攻撃できるクリーチャーがバトルゾーンに揃っているのであれば、《勝熱百覇 モモキングReVo》から攻撃して、除去されたとしてもダイレクトアタックできるようにしましょう。

他にも、《勝熱百覇 モモキングReVo》がいたとしても他のクリーチャーで1枚ブレイクを先にすることでトリガーを踏んでしまう確率を抑えるのも有効です。


以上、【赤緑キリフダッシュ】のデッキの回し方でした。

このデッキで重要になるのは、早期段階で対戦相手を見極める判断力と、それにどういったカードが必要かを考える適応力です。

《タイク・タイソンズ》を2ターン目に出すのがセオリーだということを前述していましたが、相手のデッキのトリガーが強かった場合、シールドをブレイクする数が少ない《ヤッタレマン》の方が良い場合もあります。

しかしこれが先攻だった場合、相手のマナチャージは1枚。GRも超次元ゾーンも「オリジナル」ではありませんので、その1枚だけで相手のデッキを絞っていかなければなりません。

そこで、《タイク・タイソンズ》を出すのか、《ヤッタレマン》を出すのか、より正確な判断ができるプレイヤーが、勝利へ1歩近づくのは間違いないでしょう。


【赤緑キリフダッシュ】と相性の良いカード

これまでに紹介してきたカードの他にもキリフダッシュと相性の良いカードがあるのでその紹介をしていきたいと思います。

《飛べ!イカロソくん》&《燃えろ!アポロソくん》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー5000 / コスト5 

■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンのカードを5枚まで、アンタップする。

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー5000 / コスト5 

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。このようにしてシールドをブレイクしたら、自分のマナゾーンのカードを6枚までアンタップする。 

自分の場にクリーチャーがいなくても、《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュまでこぎつけることのできるカード達です。

《燃えろ!アポロソくん》は特に使い勝手が良く、マッハファイターが除去としても機能するのが強い点です。

その分、相手クリーチャーがいないとその能力を発揮できないので、そういったときは《飛べ!イカロソくん》の方が良い場合もあります。


《バングリッドX7》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー4000 / コスト4

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計6枚以上あれば、このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。

マナからも召喚できる能力はキリフダッシュにも有効で、場にいるとマナからもキリフダッシュができるようになります。

4コストという点も優秀で、マッハファイターで除去も可能。
ハンデス系のデッキに対しても対策ができるカードです。


《ボーボボ・ボーボ坊》

【 クリーチャー 】 
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト2 

■Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい) 

《タイク・タイソンズ》には劣りますが、同じJチェンジ4を持っているので、デッキが非常に回しやすくなります。有色のカードなのでマナにあっても安心です。

ですが、ブロッカーが出てきたりすると2コストがJチェンジ持ちのクリーチャーばかりになるので、動きがぴたっと止まってしまうことがあります。

対策がされやすいので注意が必要です。


《ジョジョジョ・ジョーカーズ》&《ガガガン・ジョーカーズ》

【 呪文 】 
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / コスト1 

■自分の山札の上から4枚を見る。その中からジョーカーズ・クリーチャーを1体、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 

【 呪文 】 
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / コスト1 

■自分の山札の上から3枚を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。

1コストのサーチカードです。
2ターン目の動きを安定させたり、《勝熱百覇 モモキングReVo》のようなフィニッシャーを探しにいくときにもつかうことができる、潤滑剤のような働きをします。

《ジョジョジョ・ジョーカーズ》の方が探せる数が多いのですが、やはり無色であることが気になります。採用しても枚数を抑える等の工夫が必要になるでしょう。


おわりに

《勝熱百覇 モモキングReVo》をバトルゾーンに出した後に、バシバシと強力なキリフダッシュクリーチャーを展開する爽快感があるデッキです。

デュエルマスターズの醍醐味ともいえる、シールドトリガーのリスクを味わうことのできるデッキなので、対戦していてとても楽しいのが良い点ですね。

「アドバンス」では【バーンメア】が同系等のデッキとして活躍していたので、日の目を浴びるのはこれから!まだまだ発展途上のデッキです。

最後まで読んで頂いたあなたの構築やプレイの参考になれば非常に幸いです。
そして、その手でまだまだこのデッキを強くしていってください!

また、カーナベルでは【赤緑キリフダッシュ】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【赤緑キリフダッシュ】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!

15時までの注文で即日発送のカーナベルでまとめて是非カードを揃えて【赤緑キリフダッシュ】を楽しんでください!

以上で【赤緑キリフダッシュ】の解説を終わります。ここまで読んで頂きありがとうございました!

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