ずっと俺のターン!!
デュエマプレイヤーなら、いや、カードゲーマーなら一度は高らかに宣言してみたいんじゃないかな?
そんな野望を叶えられるデッキが【ユニバースゲート】だ!
【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト6
自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にフェニックスがあれば、1体につき1ターン、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
追加ターンを獲得しまくって、相手にターンを渡さない……本記事では、そんな【ユニバースゲート】デッキの最新レシピから回し方、改造案までまるっと紹介していくぞ。
読んでみてデッキを組みたくなったら、そのまま【ユニバースゲート】のカードをまとめて購入することもできちゃうぞ!
当日15時まで注文なら、【ユニバースゲート】のデッキパーツが即日発送で買えちゃうんだ。
合言葉は、ずっと俺のターン!!
目次
【ユニバースゲート】ってどんなデッキ?
自分のターンを3ターンも追加できる(かもしれない)トンデモ呪文・《ザ・ユニバース・ゲート》を使いまくるのがこのデッキだ。
《ザ・ユニバース・ゲート》の性質上、デッキにはフェニックスを大量に入れる必要がある。フェニックスはどれも進化条件が厳しく、ゆえにこの呪文も使いにくかった。
……けれど、『幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!』で初の非進化フェニックス《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》を得たことでパワーアップを遂げたんだ!
大会常連の、いわゆるTier1デッキと渡り合うのは難しいけれど、それを補って余りある派手さと楽しさ、何よりロマンに満ちたデッキだぞ!
【ユニバースゲート】のデッキレシピ〈確定枠解説〉
【ユニバースゲート】の固定パーツは以下の面々だ。
昔は水を入れないタイプも見られたけれど、《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》を得たため、火・水・自然のいわゆるシータ/ティムールカラーになっているぞ。
……ただ、確定枠とは言っても「色が合うフェニックスであり、一応バトルゾーンにも出せる」という理由で採用されているカードも多い。
改造案のところでも紹介するけれど、フェニックスの面々は多少の融通が利くと考えておいてほしい。
個別カード解説
《ザ・ユニバース・ゲート》
【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト6
自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にフェニックスがあれば、1体につき1ターン、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
言わずもがな、このデッキのキーカードだ。
マナ加速から繋げれば、4ターン目からずっと俺のターン!!状態に突入できるぞ。6マナ払って何も起きないのは悲しいので、使うときはフェニックスが最低20枚は入ったデッキにしたいところ。
表向きにしたカードは元の順番で山札に戻すことには注意。見せる際に手元で入れ替わったらダメだぞ。
この先3ターンのドローを見たことになるので、ゲームプランを組み立てるヒントにもなるはずだ。
ちなみに、クリーチャー以外のカードがフェニックス種族を持っていてもターン追加はできない(「1体」という表記のため)。
今回は採用していないけれど、《ユニバース・ラピア》などを使う際には注意が必要だ。
(余談:《ユニバース・ゲート》とフェニックスのストーリーについてはこちらで解説しているので興味があればぜひ)
《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》
【 クリーチャー 】
種族 フェニックス / 美孔麗王国 / 文明 水/火 / パワー12000 / コスト7
■ビビッドロー [wf05](自分のターン中、攻撃の前にこのクリーチャーをドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーを[wf05]支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。
■このクリーチャーは、ブロックされない。
■このクリーチャーの攻撃中、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを、相手はバトルゾーンに出せない。
美孔麗王国のキングマスターであり、デュエル・マスターズ18年の歴史において初となる「進化ではないフェニックス」!
このクリーチャーの登場により、【ユニバースゲート】は「獲得した追加ターンで速やかに殴り勝つ」「ターン追加に失敗した際にビートダウンに切り替える」ことが可能となったんだ。
自身のドロー能力で、《ザ・ユニバース・ゲート》を引きに行けるのも嬉しいところ。
なお、単純に打点が高いため、『ビビッドロー』で最速召喚できた場合は追加ターンを待たず、普通に攻撃に転じてしまうのもアリだぞ。
《 双流星キリン・レガシー 》
【 進化クリーチャー(進化V) 】
種族 フェニックス / 文明 水/火/自然 / パワー12000 / コスト5
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V-自分の多色クリーチャー2体の上に置く。
メテオバーン-自分の進化ではない多色クリーチャーを召喚した時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。
そうした場合、自分の山札を見る。その中から、墓地に置いたクリーチャーと同じ名前のクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
フェニックスにカウントできて、このデッキに必要な3色をまかなってくれる……基本的に場に出ないクリーチャーだ。
一応、デッキ内の多色クリーチャーたちから進化できる可能性はあるけれど、多くの場合は合計ブレイク数が下がってしまう。マナゾーンが指定席と考えて構わないぞ。スーパーレアの贅沢な使い方だね!
《超神星アレス・ヴァーミンガム》
【 進化クリーチャー(マナ進化V) 】
種族 フェニックス / 文明 火 / パワー11000 / コスト7
マナ進化V-火のクリーチャーを2体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその2体の上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のコスト3以下の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
こちらも《ザ・ユニバース・ゲート》のために必要な火マナ源。ただし、マナ進化Vという性質上、《超神星キリン・レガシー》と違ってバトルゾーンに出せる可能性は高いぞ。
ずっと俺のターン!!状態に持ち込んで、コイツや《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》達で殴り切るのがこのデッキの勝ちパターンだ。
メテオバーンはあんまり使う機会はないけれど、対象を選んでいないため「選ばれない」ブロッカーも除去できることはちょっとしたポイントだね。
《超電星クリスタル・ファランクス》
【 進化クリーチャー(手札進化V) 】
種族 リキッド・ピープル / フェニックス / 文明 水 / パワー7000 / コスト6
手札進化V - 水のクリーチャーを2体自分の手札から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン - 相手のクリーチャーが自分を攻撃した時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、その攻撃は中止される。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
同じく、水マナとなるフェニックス。手札進化Vによって召喚することも可能……なんだけれど、コイツ+進化元2枚で、合計3枚の手札を使うのは結構痛い。
アンタップ状態でチャージできるマナとして使うことが多くなるはずだ。
もちろん、追加ターンに最後の一押しとして登場することはあり得るぞ。手札で《キリン・レガシー》あたりがだぶついてしまった時には進化元にしてあげよう。
なお、メテオバーンはクリーチャーに対する攻撃は止められない。マッハファイターを妨害できればよかったのに……
《 龍素記号Sr スペルサイクリカ 》
【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト7
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に加える。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
ぶっちゃけ《ザ・ユニバース・ゲート》を1回唱えただけで勝てるほど、デュエル・マスターズは甘くない。けれど、それを2回、3回と連続で唱えたら?
それを可能とするのが《龍素記号Sr スペルサイクリカ》だ。
《ザ・ユニバース・ゲート》を唱えた次のターンに、墓地から使い回すのが基本の役割。6→7と、マナコストもキレイに繋がってムダがない。
- 手札から《ザ・ユニバース・ゲート》
- 《スペルサイクリカ》で墓地から利用
- 再び手札から《ザ・ユニバース・ゲート》
……の動きで、必殺のずっと俺のターン!!を炸裂させよう。
コイツと《ザ・ユニバース・ゲート》だけは妥協せず、しっかり4枚揃えたい「確定枠の中の確定枠」だ。幸い、クロニクルデッキの再録で以前よりゲットしやすくなってくれたね。
《フェアリー・ライフ》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。
2マナの加速カードも種類が多いのだけれど、《フェアリー・ライフ》だけは確定とした。
とにかく《ザ・ユニバース・ゲート》を唱えたいデッキなので、速攻系相手にはS・トリガーでのマナ加速が勝負を分けるからね。
【ユニバースゲート】のデッキレシピ〈完成版解説〉
確定枠にパーツを追加して、完成したのが以下のデッキだ。
とはいっても、「限りなく確定枠に近い自由枠」もある。個別に解説していこう。
個別カード解説
《 ウマキン☆プロジェクト 》
【 クリーチャー 】
種族 トリックス / サイバー・コマンド / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー0000+ / コスト4
■バズレンダ [cc02](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で [cc02]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、その{OL} 能力を1回と、追加で [cc02]支払った回数、使う)
{OL}自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚をタップしてマナゾーンに置く。
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
マナ加速と主力カードの引き込み、そしてサブアタッカー……ぶっちゃけ、限りなく必須パーツに近いクリーチャーだ。
ただ、デッキの軸となるずっと俺のターン!!に直接は関わらないことから、固定パーツには含めずここで紹介するぞ。4枚揃えるのしんどいしね
4マナでマナ&手札を整えるカードとしては他に、《フェアリー・シャワー》や各種チャージャーがある。
ただ、《ウマキン》は前述のようにアタッカーになるのが大きな違いだ。《ザ・ユニバース・ゲート》を唱えるデッキである以上、最低でも6マナ=パワー6000で殴ることができるぞ。
使う際には、このデッキ独特の注意点が二つ。
一つは、《ウマキン》の効果で手札に加えることはドローにあたらないこと。《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》を手札に加えても、『ビビッドロー』は使えないぞ。
もう一つは、《超神星アレス・ヴァーミンガム》《超天星バルガライゾウ》を召喚するとマナゾーンの枚数が減ってしまうこと。
特に、マナゾーンが7枚の時に《アレス・ヴァーミンガム》を出すと《ウマキン》のパワーが6000を下回ってしまう。うっかりパワード・ブレイカーのブレイク数を見誤らないように気をつけよう。
《フェアリー・シャワー》
【 呪文 】
文明 水/自然 / コスト4
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚をマナゾーンに置く。
主な役割は追加の《ウマキン☆プロジェクト》。
こちらはクリーチャーが残るわけではないため、優先度を少し下げているぞ。(もちろん、《フェアリー・ライフ》同様、S・トリガーであることは大きな価値だ)
バージョン違いがいくつかあるカードだけれど、↑に画像を載せた『謎のブラック・ボックス・パック』版はテキストが簡略化されている。
この呪文の効果は、本当はドローではない(=《ウマキン》同様『ビビッドロー』は使えない)ため、こちらも注意が必要だ。
《超天星バルガライゾウ》
【 進化クリーチャー(マナ進化GV) 】
種族 アース・ドラゴン / フェニックス / サムライ / 文明 自然 / パワー15000 / コスト9
マナ進化GV - ドラゴンを3体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン - このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から進化ではないドラゴンを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを墓地に置く。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
《超電星クリスタル・ファランクス》と同じく「アンタップでマナチャージできて」「一応召喚条件も満たせる」「フェニックス」なのだけれど、こちらはさらに召喚が難しいため、確定枠には含めなかった。
もし召喚するなら、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と2枚目以降の《バルガライゾウ》が進化元にできる。一方、メテオバーン能力で《バルガライゾウ》を出すことはできないので気をつけよう。これを覚えておくことが東大合格への第一歩だ。(嘘)
このデッキとは関係ないんだけれど、闇入りのフェニックスデッキならば「ドラゴンかつフェニックス」である《超神星DEATH・ドラゲリオン》が使えるため、《バルガライゾウ》も活かしやすい。これを覚えておくことが東大合格への第一歩だ。(嘘)
《霞み妖精ジャスミン》
【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
《フェアリー・ライフ》と合わせて2マナの加速カードを8枚搭載したい……ということで今回は定番の《ジャスミン》を採用。
どうしても多色カードが多くなるデッキのため、単色カードの比率を増やすべくこのカードを選んだぞ。他の候補はこの後の改造案で紹介しているので、ぜひ最後まで読んでほしい。
【ユニバースゲート】の回し方
①まずはマナ加速&手札補充!
まずは《ザ・ユニバース・ゲート》を唱えられる6マナを用意しなくてはならない。2マナ、4マナの加速カードをフル活用して、4ターン目に6マナ到達を目指そう。
《ウマキン☆プロジェクト》《フェアリー・シャワー》で手札に加えるのは、《ザ・ユニバース・ゲート》が最優先。《ユニバースゲート》がすでにある場合は《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を持ってこよう。
また、《ウマキン☆プロジェクト》《フェアリー・シャワー》では、優先的に多色カードをマナに置くといいぞ。
残りマナで何もできないなら、タップしてチャージされても困らないからね。
②6マナ溜まれば時間は止まる!
無事にマナが伸びたら、いよいよ《ザ・ユニバース・ゲート》! このデッキは20枚がフェニックスのため、1~2ターンの追加が期待できるはずだ。
追加ターンでは優先的に《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で《ユニバースゲート》を回収しよう。
例外的に、《ユニバースゲート》で見えた今後のドローが極端に弱い場合(《フェアリー・ライフ》だけ、など)は《フェアリー・シャワー》や《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》で山札の上を”掃除”してしまうといいぞ。
《サイクリカ》で《ユニバースゲート》を回収したら、もちろん再び手札から唱えるぞ。
理想はどこかしらのタイミングで複数のフェニックスをめくり、2ターン以上の追加を獲得することだ。ずっと俺のターン!!
ちなみに、追加ターンに追加ターンを重ねると本当にわけがわからなくなるので、対戦中は「追加ターンがあと○ターン」とこまめに声に出して相手と確認をとるようにしよう。相手はうんざりしてるかもしれないけど
③大型アタッカーでトドメだ!
ずっと俺のターン!!状態(複数の追加ターン)に突入したら、アタッカーを展開しよう。最優先は《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》、いなければ《超神星アレス・ヴァーミンガム》が出しやすいだろう。
順調に展開していれば、バトルゾーンには《ウマキン☆プロジェクト》《龍素記号Sr スペルサイクリカ》あたりが並んでいるはずだ。一斉攻撃でゲームを終わらせよう!
攻撃に転じる際は、前述のようにマナ進化Vで《ウマキン》のブレイク数を下げないよう注意だ。
追加ターンが残っていれば、多少のS・トリガーを踏んでも問題ない。恐れずに攻め込んでしまおう!
改造してみよう!
入れ替え候補となるカード
《電脳鎧冑アナリス》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / サイバーロード / 文明 水/自然 / パワー2000 / コスト2
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▼自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
▼カードを1枚引く。
紹介したレシピでは《霞み妖精ジャスミン》を採用していたけれど、2マナ枠はこちらもアリだ。マナが足りている時はドローに変換できるのが嬉しいところだね。
また、水を含む多色ということで、攻める場面では《双流星キリン・レガシー》《超電星クリスタル・ファランクス》に進化させることも可能だ。
一方で、タップしてマナチャージされてしまうデメリットは手痛いところでもある。似た役割の《爆砕面 ジョニーウォーカー》も含め、自分に合ったバランスをカスタマイズしてみてほしい。
《ハロウィンズ・カーニバル》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
《ウマキン☆プロジェクト》《フェアリー・シャワー》との入れ替えが考えられる。2マナ枠に《電脳鎧冑アナリス》などの多色カードを採用するなら、そのぶん単色カードを増やしてバランスを取るといいぞ。
4マナ枠としては、他にも《ザ・ユニバース・ゲート》を探しに行ける《スペルブック・チャージャー》、ドロー・マナ加速・打点追加をまとめてこなす《ガチャマリン・チャージャー》など、いくつか候補が挙げられる。
このあたりはぜひ、バランスを試行錯誤してみてほしい。《ウマキン》4枚揃えるのしんどいし
その他のフェニックスたち
このデッキのフェニックスの大半は「色が合っている」という理由で採用されている面が大きい。実際にバトルゾーンに出るのは《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》《超神星アレス・ヴァーミンガム》くらいだろう。
その他--「一応出せないこともない」レベルである《超電星クリスタル・ファランクス》や《超天星バルガライゾウ》は、入手が難しければ他のフェニックスに入れ替えてしまっても戦えないことはない。
本来であれば「出せる可能性がある」と「絶対に出せない」の違いは大きいのだけれど、実際ほとんどないからね、《クリスタル・ファランクス》を出す機会……
特殊勝利をめざせ
フェニックスといえば、追加ターンと並ぶロマンが《究極銀河ユニバース》による特殊勝利だ!
《究極銀河ユニバース》
【 進化クリーチャー 】
種族 フェニックス / 文明 光 / パワー17000 / コスト5
進化-自分のフェニックス1体の上に置く。
メテオバーン - このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そのカードが最後の1枚でフェニックスならば、自分はゲームに勝利する。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》から進化すれば、1回の攻撃で特殊勝利が可能だ!《メテヲシャワァ》のドロー能力で《究極銀河》を引きやすいのも嬉しいね。
光文明を追加することになるので、《超神星グランドクロス・アブソリュートキュア》あたりで文明のバランスをとると良いだろう。
他に光のカードとして《フェニックス・ライフ》が候補となりそう……だが、こちらは呪文であることから《ザ・ユニバース・ゲート》でめくれてもターンが追加できない。優先順位はちょっと低めとなりそうだ。
他には、昔からあるコンボとして《進化設計図》+《強欲の開拓》によるマナ加速から《ユニバースゲート》や《究極銀河》……という動きも考えられる。
ただ、このパターンはせっかくの新戦力《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》を活かせないのがちょっと悩ましいね。
《究極銀河》絡みのコンボとしてはもう一つ、《賢犬の精霊龍 ロイヤルワン》+《 「祝え!この物語の終幕を!」 》を紹介しておこう。
《ロイヤルワン》がいるときに《祝え!》を唱えると、
- 《祝え!》効果で《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》
- 《ロイヤルワン》効果で《究極銀河》
と出すことでワンショットキルを決めることができる。
必要パーツが多いので安定して狙うのは難しそうだが、興味がある人はぜひ、このパターンも研究してみてほしい。(良いデッキができたらコメント欄で教えてね!)
さいごに
十王篇も折り返しを迎えたところで、まさかの強化を得た【ユニバースゲート】。
冒頭でも触れたように、大会で安定して勝てるタイプのデッキではないものの、オンリーワンの動きが楽しめる面白いデッキだ。
何より、2006年に登場したカードが14年越しに強化されたことに、デュエマの歴史と奥深さを感じないだろうか?
「そんな昔のカード持ってないよ!」という人は、ぜひ圧倒的品揃え&即日発送のカーナベルでゲットしてみてほしい。今この記事を読んでゲットしたカードが、また10年以上先に新たな魅力を持つかもしれないぞ。
特にこの【ユニバースゲート】は、記事内でも紹介したように、代用が効くカードも多い。
少しずつパーツを買い足して気長に完成を目指すのも楽しいはずだ。(買い足すたびにベルカードも集めるともっと楽しいかも?)
ここまで読んでくれてありがとう。では、最後に合言葉で締めよう。
ご唱和ください! せーの、「ずっと俺のターン!!」
15時までの注文で即日発送のカーナベルでぜひカードを揃えて 【ユニバースゲート】 を楽しんでください!