【DM歴史探訪 不死鳥編】15年前、あの日《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は永遠となった【懐かしの環境】

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【DM歴史探訪 不死鳥編】15年前、あの日《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は永遠となった【懐かしの環境】

【DM歴史探訪シリーズ一覧】
01. 「基本編」北白河
02. 「闘魂編」
03. 「聖拳編」垢BANチキン
04. 「転生編」
05. 「不死鳥編」ばにら(スガワラ)
06. 「極神編」
07. 「戦国編」◆ドラえもん
08. 「神化編」神結
09. 「覚醒編」
10. 「エピソード1」
11. 「エピソード2」
12. 「エピソード3」
13. 「ドラゴン・サーガ」
14. 「革命」神結
15. 「革命ファイナル」
16. 「新章DM」
17. 「双極篇」
18. 「超天篇」◆ドラえもん
19. 「十王篇」垢BANチキン

デュエマ20年の歴史の中から、ブロックごとの昔話をご紹介していく本シリーズ。

第2回となる今回は、神結さんからバトンを受け、時計の針を2006年に。何かとネタにされがちな(?)、不死鳥編の時代を見ていきましょう。

お相手はわたくし、不死鳥編フリークのばにら(スガワラ)でお送りいたします。15年前をご存知の方もそうでない方も、どうぞお付き合いください。

目次

はじめに

本企画は、「デュエル・マスターズ歴史探訪と題して、ガチまとめライターが持ち回りで各時代のカードやデッキをご紹介してまいります。

今回のテーマは2006年6月から翌年3月にかけて展開された、不死鳥編シリーズ。

2006年3月発売のDM-18『ベスト・チャレンジャー』も含めた1年間の環境を、当時の記憶と情報を頼りに振り返ります。

個人的なお話をしてしまいますと、筆者がショップ店員として通年で付き合った初のブロックが不死鳥編です。(実は転生編後期~神化編初期まで都内ショップの副店長をしておりました。なお現存はしません)

ともすれば「不遇」「不人気」「デュエマのデコボコの象徴」などと言われがちな(?)本シリーズですが、当時のプレイヤー達が対戦や開封を楽しむ姿は今でもよく覚えています。

改めて見直すと、これはこれで魅力的なセットですよ!

……というわけで前置きはここまで。さっそく当時のカードとデッキを振り返りましょう。

不死鳥編ではこんなカードが登場!

不死鳥編といえばその名の通りフェニックス

進化GV・メテオバーンという2つのキーワードとともにデビュー、シリーズの顔を務めました。

一周回って当時品は発売時と同じくらいのシングル価格になってますね……

【 進化クリーチャー(進化GV) 】
種族 フェニックス / 文明 光 / パワー12500 / コスト6

進化GV-自分のガーディアン、グレートメカオー、アーク・セラフィムのいずれか3体を重ねた上に置く。
メテオバーン - このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)

2色にまたがるハイブリッド種族とサポート種族の登場も見逃せません。

特に、優秀なドローエンジンである《スナイプ・アルフェラス》《メディカル・アルナイル》コンビを与えられたグランド・デビルは、一定の人気を得ていました。

【 クリーチャー 】
種族 ディープ・マリーン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3

自分のグランド・デビルをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
自分のグランド・デビルが破壊された時、自分の手札を1枚捨てる。

【 クリーチャー 】
種族 ディープ・マリーン / 文明 水 / パワー1000 / コスト2

自分のグランド・デビルが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻してもよい。

といった、さまざまな新カードが活躍し、

……すいません、嘘つきました。

いや、フェニックスが看板だったのもグランドデビルがそこそこ人気だったのは事実なんですが。

不死鳥編と言えば《インフェルノ・ゲート》とドラゴンです。

不死鳥編と言えば《インフェルノ・ゲート》とドラゴンです。

大事なことなので2回言いました。

(プレミアム殿堂カード) 【 呪文 】
文明 闇 / コスト5

進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー7000 / コスト7

自分のドラゴンがバトルゾーンを離れる時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置き、そのカードがドラゴンまたはファイアー・バードであれば、自分のドラゴンはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / 文明 光 / パワー6000+ / コスト9

相手は、手札を表向きにしてプレイする。
このクリーチャーのパワーは、相手の手札にある呪文1枚につき+2000される。
相手は、呪文を唱えることができない。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

新種族もフェニックスも、個人的には非常に好きなんですが(参考1)(参考2)、活躍したデッキとそのキーカードなるとドラゴン関連でしょう。

通常セットだけでなく、構築済デッキ『エッジ・オブ・ドラゴン』でも数多くの強力なドラゴンが限定収録されました。

限定収録その1
その2
その3(初版の画像が無かった)

近年の、クロニクルデッキや『蒼龍革命』で強カードが登場する商品展開の先駆けっぽさも感じますね。このデッキが定価1300円だったのか……

……はい。というわけで、当時をご存知ない方でも嫌な予感がしてきたのではないでしょうか。不死鳥編環境のデッキを振り返っていきましょう。

不死鳥編で活躍したデッキ

茄子サファイア

《インフェルノ・ゲート》の登場によって、一躍Tier1に躍り出たデッキが《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》と組み合わせた【ゲートサファイア】系です。

問題児
問題児

※大型イベントでの入賞リストが見当たらなかったので記憶での構築。メタゲームに応じて受け札・ドロー・ハンデスあたりの枚数比が変わります。

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《ダンディ・ナスオ》が墓地に落とす、【茄子サファイア】とも呼ばれるタイプが早期から活躍しました。

どちらもこの年に発売されたばかりのカードで、比較的集めやすかったことも人気に拍車をかけた印象です。

初の一発プレ殿

マナ操作として生まれたはずでは

当時は《ロスト・チャージャー》も1枚なら使えましたしね。

《母なる大地》といい、なぜ自分にも相手にも使えてしまうんだ

この【ゲートサファイア】に加え、《大勇者「ふたつ牙」》でマナ加速する【牙サファ】と呼ばれる《サファイア》デッキも人気を博しました。

当時はドリームパックで再録されて入手しやすくなってました

大雑把な感覚としては、これら2大《サファイア》デッキと【除去コン】がTier1で、Tier1.5に赤単・黒単・青単あたりの速攻系が分布するのが当時の環境の概観です。

タッチ青タイプもちらほら
流石に最速で出ると強かった

……そして、これらTier1のデッキが混ぜ合わされたデッキが生み出されます。

除去サファイア

【除去コン】に【ゲートサファイア】のパッケージを搭載した、いいとこ取りのデッキ【除去サファイア】が登場。ディスペクターもびっくりですよこんなん。

【ゲートサファイア】ギミックにコントロール要素を組み合わせることで、《サファイア》を早く出せなくとも、相手のリソースを枯らして制圧できるという、隙の小さいデッキに仕上がっています。

主要パーツを引きつつ《サファイア》を墓地に落とせる《アクアン》がめちゃくちゃ良い仕事をするのがイカしてますよね。

にひひひ。《インフェルノ・ゲート》とのマナカーブもばっちりさ。

相手の《サファイア》を《魂と記憶の楯》で処理できるのも強みでした。このデッキの隆盛によって【茄子】【牙】のサファイアデッキは立場を悪くします。

\《インフェルノ・ゲート》でも釣らせません/

こうして秋の日本一決定戦は【除去サファイア】に染まり、徹底的にそれをメタった《お騒がせチューザ》《結界するブロークン・ホーン》をガン積みしたデッキが優勝することとなりました。

流行デッキというわけではないので詳細は割愛しますが、徹底的なメタで優勝まで勝ち上がっちゃうの凄いですよね!

ようやく不死鳥編のカードが!
これをガン積みするメタ読み、お見事

ところがここで、《サファイア》環境は激変を迎えます。

そう、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》とライブラリ破壊呪文のプレミアム殿堂です。

まさか帰ってくるとは
何もかもダメ
調整したのにこのザマ
1枚でも許されなかった

ボルコン

《サファイア》を失い激変した環境を制したのが、不死鳥編の主人公・夢見テルの駆るティラノ・ドレイクをエースに据えたデッキです!

【 クリーチャー 】
種族 ティラノ・ドレイク / 文明 火 / パワー9000 / コスト8

W・ブレイカー

このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。

やってることは《サファイア》と似たり寄ったりだけどな!!!

……というわけで年明けの次世代WHFでグランドチャンピオンを勝ち取ったのが【ボルコン】です。

【除去サファイア】の後継デッキながら、《インフェルノ・ゲート》要素が薄まり、構築理念は近年のボルコンに近いものになりました。

まだ殿堂入りはしていません

不死鳥編のカードとして《光神龍スペル・デル・フィン》が採用されているのも特徴です。

現代でも見劣りせず

除去呪文の手打ちを防いだ上で《ボルメテ》でフィニッシュするのが基本プランですね。

《バザガジール・ドラゴン》は繰り返し使える除去として、当時のボルコンではよく使われていたカードです。

個人的にはボルコンと言えばこいつ
そういえば闘魂編の同期

《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》は《バザガジール》で処理されてしまうことから、《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》が採用されたんですね。

\ティラノ・ドレイクです/

《マーシャル・ロー》《神魂の守護者シュノーク・ラー》という一見すると不思議なカードも採用されていますが、これらは次に挙げるデッキを意識したものです。

用途が狭すぎてびっくりだ
当時は入手困難でした

牙バジュラズとドラゴン

《マーシャル・ロー》と《シュノーク・ラー》を搭載してまで警戒された戦略、それがランデスでした。

グランドチャンピオンシップで準優勝したのが上記のデッキ。《バジュラズ・ソウル》をクロスして、マナを破壊しながら殴るタイプです。

《バジュラズ・ソウル》自体は割られにくいので、一度ジェネレートしておけばトップ《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》から理不尽に詰めに行けるのが強みですね。

最強のクロスギア
そりゃ強いんだよなあ

このほかに当時のランデスとして、《緑神龍ザールベルグ》《緑神龍ミルドガルムス》《母なる大地》でぐるぐる回すタイプも開発されました。

不死鳥編のカードです
不死鳥編のカードです
恐ろしいことに当時まだ無制限

大型大会での実績は《バジュラズ》型に譲るものの、ドラゴン出し入れ型も広く人気だった印象です。

『エッジ・オブ・ドラゴン』で大半のパーツが揃うので比較的組みやすく、また1~2枚《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を入れておくと爽快なフィニッシュが決められることが理由でしょうね。

【 進化クリーチャー(進化GV) 】
種族 フェニックス / ティラノ・ドレイク / 文明 火 / パワー15000+ / コスト6

進化GV-自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーは「パワーアタッカー+15000」と「ワールドブレイカー」を得る。(「パワーアタッカー+15000」と「ワールドブレイカー」を得たクリーチャーのパワーは攻撃中+15000され、シールドをすべてブレイクする)
相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自分自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。
T・ブレイカー

こうしたランデスの人気もあって、《光波の守護者テルス・ルース》は『冥龍王帰還』のトップレアと言われたりもしましたね……

DM-23他に見どころが無いとか言ってはいけない

ドラゴンランデスの話からは少し脱線してしまいますが、この頃は《フレミングジェット・ドラゴン》《黒神龍グールジェネレイド》といったドラゴンテーマ推しカードがさまざまな方向性で登場しました。

いわゆる連ドラを成立させました
安い!速い!強い!
同期の《バベルギヌス》と相性抜群

これらのカードによって、多様なドラゴンデッキが生まれたのもこの時代ですね。実質ドラゴンサーガだよ

こうやってTier2~カジュアルデッキに幅が生まれたのは、当時の楽しかった点の一つだと思っています。

……というか『超神龍雷撃』がめちゃくちゃ強かったんですよね……

オマケ:赤単速攻

ここまで重量級デッキの紹介ばかりだったので、最後に速いデッキを一つご紹介。

筆者のショップに毎日来ていた、当時小学4年生の子が愛用していた赤単です。

今回、執筆にあたって当時の記録を漁っていたら発見できたので、せっかくなので公開しちゃいます(笑)

裏向きのカードは《ブレイブハート・ドラグーン》

「スガワラさーんデュエルして!」って突っ走ってきていた彼は元気にしているでしょうか……

デッキとしては当時の平均的な赤単ですが、《パシフィック・チャンピオン》《暗黒秘宝ザマル》あたりを警戒して《ボンバ・ドール》を採用しているのがポイント。

【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト4

S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体、または、相手のタップされているパワー5000以下のクリーチャーを1体、破壊する。

小中学生の多い店舗大会だとコントロール系が少なく、逆に速攻系が増えやすいので、ショップ常連の少年らしいチューニングですね。

当時のデッキと言えば、他にアーク・セラフィムデッキについても以前の記事でご紹介しています!オマケその2としてお楽しみください。

おわりに

デコボコで石ころだらけの道のようなデュエマ史。その中でも、特に不遇な扱いをされがちな不死鳥編ですが、振り返ってみると面白い点も多かったのでは?

当時を語る上で欠かせない『アフター・ジェネレート』レギュレーションや、どのブロックにも属さない『ベスト・チャレンジャー』の特異性など、ご紹介しきれなかった話題はまだまだあります。おじいちゃんなので。

「もっと聞きたい!」「あんなデッキもあったよね?」などなど、ご要望や思い出話があれば、コメントや「#DM歴史探訪」 のハッシュタグ付きツイートでお聞かせください!

当時を知らない若いプレイヤーのみなさまの感想もお寄せいただけると嬉しいです。おじいちゃんなので。

さて、そんなデュエマ歴史探訪。次回は垢BANチキンさんによる、『聖拳編』の紹介を予定しております。

デュエマ史上初の多色セットがもたらした環境とは!?《サファイア》を超えるあの問題児が登場!?乞うご期待!

前回のDM歴史探訪はこちら!

デュエル・マスターズ歴史探訪シリーズ

【DM歴史探訪シリーズ一覧】
01. 「基本編」北白河
02. 「闘魂編」
03. 「聖拳編」垢BANチキン
04. 「転生編」
05. 「不死鳥編」ばにら(スガワラ)
06. 「極神編」
07. 「戦国編」◆ドラえもん
08. 「神化編」神結
09. 「覚醒編」
10. 「エピソード1」
11. 「エピソード2」
12. 「エピソード3」
13. 「ドラゴン・サーガ」
14. 「革命」神結
15. 「革命ファイナル」
16. 「新章DM」
17. 「双極篇」
18. 「超天篇」◆ドラえもん
19. 「十王篇」垢BANチキン

参考サイト


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