【DM歴史探訪 革命ファイナル編】5年前、蒼き団長 vs 蒼き団長の戦いが始まった【懐かしの環境】

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【DM歴史探訪 革命ファイナル編】5年前、蒼き団長 vs 蒼き団長の戦いが始まった【懐かしの環境】

【DM歴史探訪シリーズ一覧】
01. 「基本編」北白河
02. 「闘魂編」神結
03. 「聖拳編」垢BANチキン
04. 「転生編」ばにら(スガワラ)
05. 「不死鳥編」ばにら(スガワラ)
06. 「極神編」ばにら(スガワラ)
07. 「戦国編」◆ドラえもん
08. 「神化編」神結
09. 「覚醒編」神結
10. 「エピソード1」ばにら(スガワラ)
11. 「エピソード2」ばにら(スガワラ)
12. 「エピソード3」神結
13. 「ドラゴン・サーガ」ばにら(スガワラ)
14. 「革命」神結
15. 「革命ファイナル」神結
16. 「新章DM」神結
17. 「双極篇」神結
18. 「超天篇」◆ドラえもん
19. 「十王篇」垢BANチキン

こんにちは、神結です。

歴史探訪もいよいよ残りわずかですね。

前にも言ったように私はエピソード期がさっぱりわからないので、他のライターの皆さんに頑張っていただこうと目論んでいます。ダメそうならインタビューして頑張ります。

さて、前回の革命編の記事は読んでいただけましたでしょうか? まだの方は是非読んでみていただけると嬉しいです。

今回はその続編にあたる革命ファイナル編です。

まあ続編というのはあくま背景ストーリーの話であって、現実の環境ではここで大きな転換点を迎えるわけなんですが……。

目次

 

革命ファイナルという時代

蒼き団長、登場

さて、2016年5月28日はDM史の中でもそれなりに大きな一日であると思っています。

この日はGP2ndの開催日で、【マークロループ】を使用したせいな選手が優勝を果たしました。

そしてこの日は同時に、革命ファイナル第一弾「ハムカツ団とドギラゴン剣」の発売日でもありました。

それは即ち、とあるカードが世に出てしまったことを意味しているわけです。

はい、ご存じ《蒼き団長 ドギラゴン剣》ですね。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー13000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
■自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■T・ブレイカー
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストが合計6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。 

情報が出た後に《蒼き団長 ドギラゴン剣》《勝利の道標レティーシャ》のセットが注目され(後に《勝利のアパッチ・ウララー》の方が評価されるようになりますが)、ワンショットが出来ることはわかったんですよ。

ただその実力についてはまだまだ未知数の部分が多く(それでも入賞報告は、プレイヤーたちは研究を重ねていくことになります。

 

蒼き団長、強い

99%の人がご存じだとは思いますが、結論を言うとこの《蒼き団長 ドギラゴン剣》は相当バケモノなカードだったわけです。

例えばこの直前に流行っていた【赤単レッドゾーン】ってレッドゾーンが着地してから勝つまでに1ターンのラグがあったわけですよ。

要するに一回レッドゾーンで殴って、もう一回殴って勝ち、という感じです。

仮にバイクを2台並走させるプランをとっても、場にクリーチャーを出してエンドしているわけですよ。その1台を除去していまえば、結局同じことが起こるわけです。

ですが、ドギラゴン剣は違います。

盤面に何もないところから突然イーヴィルバスターウララーで6打点生成してくるわけです。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

出てきた奴を都度対応する、では当然勝てないんですよ。

しかもお供として出てくる《勝利のアパッチ・ウララー》というカードもだいぶバケモノです。

このカードが呼べるクリーチャーは《勝利のリュウセイ・カイザー》《紅蓮の怒 鬼流院 刃》、《アクア・アタック》といった一級レベルの超次元クリーチャーなのですが、特に鬼流院とアパッチが並ぶと大変なことになります。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ビースト・コマンド / ハンター / 文明 火/自然 / パワー7000 / コスト7

自分の自然または火のハンターがバトルに勝った時、それよりコストが小さいハンターを1体、自分の超次元ゾーンまたはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

【覚醒後】
カード名:バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ
カードの種類:サイキック・スーパー・クリーチャー
文明:火/自然
種族:ビースト・コマンド/ハンター
パワー:17000
コスト:24マナ
マナ:-
このクリーチャーが覚醒リンクした時、好きな数のハンター・クリーチャーを、自分の超次元ゾーンまたはマナゾーンからバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
※覚醒リンクするために必要なカード(紅蓮の怒 鬼流院 刃/魂の大番長「四つ牙」/カチコミの哲)

【 クリーチャー 】
種族 メルト・ウォリアー / ダークロード / ハンター / 文明 闇/火 / パワー3000 / コスト6

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

まず何が凄いかって、 鬼流院のお陰でブロッカーがシールドを守っても後続の超次元クリーチャーがおかわりされるんですね。

じゃあアパッチの方を止めればいいやとなるんですが、アパッチはアパッチで破壊されるとこっちもおかわりがあります。

つまり従来のアグロデッキに対して有効だった《光牙忍ハヤブサマル》が効かないケースが多いんですよ。ハヤブサみたいなカードで「使う側」に工夫が必要なパターン、あるか?

ちなみに仮に除去トリガーを複数踏んでしまった場合でも、革命チェンジでイーヴィルが手札に帰ってきてるため第2波のバスターを投げることが出来ます。

というわけでこのドギラゴン剣アパッチのギミックが強いことはわかったんですが、どうやってデッキにするかは結構時間が掛かりました。

当初は青黒赤のクローシスバスターが使われていましたが、基盤的に不安な部分も多かったため、やがて【デアリバスター】にとって変わられることになります。


このデッキは……本当に強かったですね。多分歴代最強のデッキを決める頂上決戦があるとしたら、余裕で優勝候補の一つだと思います。

ブースト→ギフトマナロックからの展開や宝箱→イーヴィルからのバスター、メタカードをムシャホールで退けてからのバスターなど取れる戦術の幅が広いんですよ。

人類はイーヴィルバスターをケアしながらマナロックも同時にケアすることは不可能ですし、そもそもギフトイーヴィルはケアのしようがないし、最後の最後には禁断解放というルートもあります。

また、序盤から攻め込む【デアリバスター】に対抗する形で、【赤黒バスター】も登場します。バスターにはバスターを、というわけです。

この時の【赤黒バスター】はバスターのワンショットを革命ゼロトリガーで耐えた後に、アパッチから出てきた超次元クリーチャーを起点に《熱血龍 バトリベンジ》を出してカウンターをしていく感じです。

じゃあバスター以外でバスターに対抗出来たか、というとかなり厳しい戦いが待っていました。

一応《オリオティス・ジャッジ》のような回答もありますが、結局シールドに埋まっているかどうかのゲームも多く、完全な対策とは言い難いものがあります。

【 呪文 】
文明 光 / コスト3

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■各プレイヤーは、自身のマナゾーンにあるカードの枚数以上のコストを持つクリーチャーをすべて、好きな順序で自身の山札の一番下に置く。

当時のバスターに対抗出来そうなのは、【緑単サソリス】や【天門ループ】に【ドロマーハンデス】といったごくわずかなデッキだけでした(しかも有利とは言い難い)。

ちなみに【赤黒デッドゾーン】というデッキもありましたが、これはバスターに勝てない割にバスター以外のデッキに有利とかいう、完全にバスターの忠犬みたいな存在でしたね……。

 

蒼き団長、やっぱり強い

さて、こんな環境だったこともあって秋の殿堂で【デアリバスター】から《フェアリー・ギフト》が殿堂。

なお【赤黒バスター】はお咎めがなかったどころか《スクランブル・チェンジ》を獲得しました。どうして?

そんなわけで、新殿堂後はまず【赤黒バスター】が強かったですね。


わざわざ言及する必要もないかと思いますが、《スクランブル・チェンジ》からの《メガ・マナロック・ドラゴン》が強かったです。

そんな中、GP3rdが開催されて【赤白ジョバンニ】が登場します。


このデッキは次の殿堂で《天雷王機ジョバンニX世》がプレ殿となるまで、環境の最上位にいつづけました。

GP3rdの時点で「完成された」デッキだったと思っていたのですが、更に改良が加えられていって面白かったですね。貼っているリストは、ほぼほぼ最終形態になります。

 

また冬になると《終焉の禁断 ドルマゲドンX》が登場しました。

これらを使った【赤黒ドルマゲドン】もしばしば活躍をみせましたが、一番美味しい想いをしたのは【モルトNEXT】でしょうね。


このデッキの《蒼き団長 ドギラゴン剣》も鬼のように強いんですが、このデッキはこの後も様々な殿堂を掻い潜って生き残り続けます。

ドギラゴン剣で言えばもうひとつ、「単騎+ラフルル」を使って安全に勝利を目指す【5cドギラゴン剣】も《Mの悪魔龍 リンネビーナス》のお陰で成立しました。


といったように、多種多様なバスターデッキが開発されたのがこの革命ファイナルというシリーズでした。

革命チェンジというギミックの強さ、単体のカードパワーを含めて革命ファイナルで登場したカードはあまりに強かったんですよね。

結果として、その後数年に渡りデュエマの環境に影響を及ぼし続けることになります。

 

革命ファイナルで登場したカードたち

様々なエクストラパックが発売されたためあんまり印象がないのですが、実はこの弾って本編的には3弾までしか出てなかったんですよね。

で、そんな少ない中でも滅茶苦茶に強いカードが多いんですよね。

ハムカツ団とドギラゴン剣

《蒼き団長 ドギラゴン剣》《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》の話はしたので、別のカードからチョイスしていきましょう。

登場直後に活躍したカードで言えば、《Dの禁断 ドキンダムエリア》でしょうか。

【 D2フィールド 】
文明 闇 / コスト5

■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにそのクリーチャーに封印を付ける。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く。)
■D(デンジャラ)スイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。
そうしたら、自分の封印を6枚まで墓地に置いてもよい。 

【赤黒デッドゾーン】は使いやすいデッキではあり、バスター以外には勝てたため、人気も結構ありました。エリアを貼ってひっくり返す、というのがかなりわかりやすいんですよね。

またハンデスで現役で使われている《ブレイン・タッチ》もここで登場しました。こちらもすぐに【ドロマーハンデス】で活躍しましたね。

【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト3

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■カードを1枚引く。

ちなみに殿堂・禁止カードでいくと、《ヘブンズ・フォース》《暗黒鎧 ダースシスK》もここで登場しました。

すぐに活躍したわけではなかったのですが、後に随分な罪を犯しました。

数々のループデッキなんかで起点となった《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》なんかもここですね。

【 D2フィールド 】
文明 自然 / コスト5

■自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■D(デンジャラ)スイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。
そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。 

 

世界は0だ!! ブラックアウト!!

なんかパック名が謎に有名ですねよね。

こちらも強いカードが多いですね。例えば《禁断機関 VV-8》とか、《時の法皇 ミラダンテXII》とか。

(殿堂カード) 【 禁断クリーチャー 】
文明 水 / パワー12345 / コスト6

■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。
このクリーチャーに封印を3つ付ける。
■禁断機動:このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそれと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) 

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。 

《スクランブル・チェンジ》の話もしましたが、《裏切りの魔狼月下城》《獅子王の遺跡》などの多色マナ武装シリーズもここですね

【 呪文 】
文明 自然 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、自分の山札の上からさらに2枚をマナゾーンに置く。 

(プレミアム殿堂カード) 【 呪文 】
文明 闇 / コスト2

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、相手は自身の手札をさらに2枚選び、捨てる。 

また少しだけ触れましたが、《Mの悪魔龍 リンネビーナス》もここですね。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / イニシャルズ / 文明 闇/火 / パワー6000 / コスト6

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■マナ武装4:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
その後、このターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

 

ドギラゴールデン vs. ドルマゲドンX

この弾も本当に強いですね。

その中でもやはり一番大きなインパクトといえば、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》でしょう。

登場から長く使われており、現在でも充分選択する理由があるくらいには強力なカードです。

(殿堂カード) 【 最終禁断フィールド 】
文明 闇/火 / コスト999

FFL1(真ん中)■この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)■バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く)■自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。■この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。 FFL2(左下)■このカードから封印が外された時、そのターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。 FFL3(左上)■このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。 FFL4(右上)■このカードから封印が外された時、そのターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。 FFL5(右下)■禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。 

【禁断爆発後】
カード名:終焉の禁断 ドルマゲドンX
カードの種類:最終禁断クリーチャー
文明:闇/火
パワー:999999
コスト:999マナ
マナ:-
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
■相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。
■このクリーチャーに封印を付けることはできない。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。
そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。 

また《終焉の禁断 ドルマゲドンX》とセットで使われることもありますが、特殊勝利条件を持つ《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》もここで登場しました。

事前情報が全くない一枚で、そのデザインなども含めて当初は「エラーカード?」とか「これホントに大会で使えるの?」なんて話題にもなりましたね。

【 クリーチャー 】
文明 火 / パワー19000 / コスト10

■スピードアタッカー
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。

また少し目を逸らしたく話でもありますが、あの《ベイB ジャック》もここで登場します。まあ、これ以上話す必要はないでしょう。

(プレミアム殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ミルクボーイ / イニシャルズ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト1

■バトルゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーは、自分のターンのはじめにアンタップしない。
■自分がカードを引いた時、自分のマナゾーンにあるカードを3枚タップしてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップする。
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーを、自分のマナゾーンにあるかのようにタップしてもよい。

使われたカードで言えばまだまだあって、《Dの牢閣 メメント守神宮》《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》といった強力なD2フィールドもここなんですよ。

(殿堂カード) 【 D2フィールド 】
文明 光 / コスト4

■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。

【 D2フィールド 】
文明 水 / コスト5

■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、水のコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

その他環境の最前線で使われたカードで言っても【青白ロージア】などで活躍した《時の秘術師 ミラクルスター》、【赤青バスター】などで活躍して殿堂にもなった《プラチナ・ワルスラS》、《テック団の波壊Go!》などの〇〇団トリガーシリーズ、後にドラグナーと組んで活躍した《勇者の1号 ハムカツマン蒼》、【赤黒ドルマゲドン】の主力アタッカーである《終断Δ ドルハカバ》、ハンデスなどの除去で活躍した《デモンズ・ライト》……。

いや、多過ぎでは?

そんな感じで強いカードが無限あったのが革命ファイナルというわけです。

まあ結果として翌年に反動が来ましたが……。

 

終わりに

というわけで《蒼き団長 ドギラゴン剣》を中心とした革命ファイナルを振り返りでした。

結論としては《蒼き団長 ドギラゴン剣》強かったよね、にはなるんですが改めてみると全体的にカードパワーが凄いんですよね。

中にはジョバンニのように殆ど新規カードを使わなかったデッキもありましたが……。まあ、あれはまた例外ですからね……。

 

というわけで今回はここまでです。

感想等は #DM歴史探訪 でツイートをお待ちしております。

それでは、また。

デュエル・マスターズ歴史探訪シリーズ一覧

【DM歴史探訪シリーズ一覧】
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02. 「闘魂編」神結
03. 「聖拳編」垢BANチキン
04. 「転生編」ばにら(スガワラ)
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07. 「戦国編」◆ドラえもん
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