昨日より、Xを中心にアドバンスのデッキ、【逆アポロ】が話題となっています。
今回は、このデッキにまつわる話をしていこうかと思います。
【逆アポロ】ってなんやねん。
まずはサラッとこのデッキの復習。
シールドを吹き飛ばす《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の逆を行く、「超回復」デッキがコチラ。
【トリガービート】とか、【籠城】系の戦術に名を連ねるタイプですね。なんなら普通にこれらで呼んだ方が分かりやすいですが、キャッチーさも考慮してこの記事では【逆アポロ】で行きます。
今までは知る人ぞ知るデッキ、という立ち位置で細々と人気を博していました。
去年の夏か秋ごろには某サイトの大会にいた気がします。
《伝説の禁断 ドキンダムX》全盛期となる【モルトNEXT】とかが流行っていた時期には《罠の超人》+《テック団の波壊GO!》とか採用されていたと記憶しています。忘れたころに ベルカードで書かされたので、結構強く印象に残ってるなあ。
《伝説の禁断 ドキンダムX》 不採用のデッキが増えた結果、簡単に勝てる相手が減り、今まで以上にLO待ちを必要とすることになったこのデッキですが、エキサイティング・デュエパ・デッキの登場で強化を得ました。
《偽衒学者の交渉》。《ライブラ・シールド》に次ぐ、新たなるLO手段です。
シールド化は 《ライブラ・シールド》 同様、ドローの方もお互いに任意ではありますが、タイミングによっては相手が結構引いてくれるシーンもあるでしょう。
何より分からん殺し(もう出来ないけど)要素も含んでいました。
少なからず能動的なLO手段を搭載し、相手によっては侵略を駆使して殴りこめる【籠城デッキ】、それが【逆アポロ】でした。
恐ろしいデッキ
さて、そんな水面下でじんわり知れ渡っていたこのデッキも、 flat 氏が動画にして以降、急にオススメトレンドに乗るようになりました。
その上で散見された懸念、それはやはり「DMGP2024でこのデッキが流行ったらどうしよう……」という事ですね。
このデッキに対する知見の無い者同士で対戦した場合、時間切れ両敗が頻発することは火を見るより明らか。
殴ってフィニッシュのデッキが多い現代のアドバンスでは、有利不利の面では結構良さそうなのも、流行の懸念に拍車をかけています。
さて、もし流行した際には我々が出来ることは2つ。
1つ目
お互いのプレイスピードを極限まで上げましょう。
使用者も被使用者も、お互いが自分の判断・カードプレイをとにかく早くすることです。
使われる側の人はもしかしたら、「遅延デッキの被害者はこっちなのに、なんで焦ってやらなきゃならないんだ」と思われるかもしれません。
でも、制限時間のある対人ゲームはそうじゃないんですよ。
将棋やチェスではなく、このゲームはデュエルマスターズ。20分の制限時間は、自分のものでもあり、相手のものでもあります。
相手にゲームスピードを速めてもらうのももちろん重要ですが、それ以上に自分が出来る限り素早く決断・行動することが大事です。
で、誰でも今日からできるプレイスピードの上げ方があるんですが、取り敢えず
相手のターンに次の自分の動きを考えましょう。
デュエマは競技シーンレベルの打消しが無いに等しいので、相手ターンにしなく手はいけないことの少ないゲームです。
次にマナに置くカードは?何を引いたら何を出す?殴る順番は?
これくらいはせめて考えておきたいものです。
「シャッフを出してから数字を考えるな」とか、「 G・S見せた後に対象に悩むな」なんて話もありましたが、このあたりはまさに事前に考えられる部分ですね。
これができるようになるとなにより「自分のため」になるわけです。
せっかくのGPで両敗ほどしょうもないこともありません。自衛のためにプレイスピードを上げましょう。
2つ目
単純です。
《オールデリート》を使いましょう。
昨日神結さんが示してくれた、これ以上ない分かりやすさを持った解答ですね。
非常にタイムリーだっただけに、こっちを紹介してもらうのもアリだったなと私も思いました。
今回のまとめ
- 【逆アポロ】とは所謂籠城デッキ
- 時間は自分と対戦相手、2人のもの!
- 早指しが苦手ならデリートをぶちかませ!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!