皆様こんにちは、「好きな歴代クリーチャーアンケート」はこんな感じのたけじょーです。

ちょっと火闇に偏りすぎてますね。こないだの文明診断だと光だったのに……敵対色やんけ。へそ曲がりが滲み出ております。
さてさて突然ですが、皆さんは普段どんなレギュレーションでデュエマを遊んでいるでしょうか?
「オリジナル」?なるほど、素晴らしい。40枚にギュッと濃縮されたデュエマの面白さ、たまらないですよね。
「アドバンス」?好きですねえ~。サイキックにドラグハート、GRに禁断・零龍……いっそうド派手で全く飽きません。
「2ブロック」?流石、分かっていらっしゃる。独特のカードプールから試行錯誤してデッキを組み上げる楽しみは格別です。
「デュエパーティー」?最高~! デュエマなんてね、何人でやっても面白いですから!
「クラシック」!? そいつは素敵だ!大好きだ!
……他にも「シールド戦」や「殿堂ゼロ」「CUC」などなど、実に色んな遊び方があるのがデュエマの愉快なところ。公式・非公式問わず、様々な楽しみ方を味わい尽くしちゃいましょう。
……で、以前「クラシック」激推し記事を書かせて頂いた私たけじょー。今回オススメするのは、こちら。
「トッキュー8」です。
目次
トッキュー8とは何ぞや
トッキュー8とは、シールド戦同様に拡張パックを開封してデッキを組み、対戦する遊び方。
開封するのはその名の通り8パックなのですが、これが肝心。デュエマのパックには大抵5枚のカードが封入されているため、5×8=40枚のカードが手に入ります。これをそのまんまデッキにして遊ぶんです。
この「そのまんま」というのは比喩でもなんでもなく、なんと中身のチェックすら行いません。自分のデッキの中身を全く知らないままデュエマするという、他では味わえないシチュエーションが楽しめます。運命の相棒に出会えるかも......?
15パック開封した中から30枚のカードでデッキを構築するシールド戦に比べると、開封するパックは少なくなり、デッキ構築の手間もかかりません。
いつの間にか公式サイトからはその名前が消えてしまっていますが、かつては大会が開かれるなどプッシュされていたフォーマットでした。今でも遊んでるよ、と言う方も多いのでは?
ここがスゴいぞ!トッキュー8
ではより具体的に、「トッキュー8のどこが面白いのか」を語っていきましょう。沼に引き込まれる覚悟はいいか。
準備ゼロ パックのみ 勝者あり
パックさえ用意してしまえばあとの準備は一切不要。発作的にデュエマがしたくなった、でもデッキがない。そんなときにはこれに限ります。ここはカウンターもダイスも一切不要で、全部のカードからマナを生み出せるデュエマのシステムの強みがフルに発揮されていますね。
当然シャッフルなどは発生しますから、レアカードを引き当てたときのことを考えると最低限スリーブの用意はあってもいいかもしれませんね。オーバーレアとかトレジャーとか、箔押しのカードが手触りでわかっちゃう事故も回避できます。
いまでこそ「いきつよ」も売っていますが、折角だしパックも開けていきましょうよ。中身の分からないデッキならではの「ドローするだけでドキドキする」体験は格別です。
デュエマの旨味、全部乗せ
こうして40枚の巡り合わせデッキが手元に爆誕するわけですが、寄せ集めと侮るなかれ。デュエマの楽しさの根幹——すなわち、シールドを巡る攻防、最後まで逆転が潜むハラハラの勝負は何一つ変わっておりません。
デッキ内容がランダムとなるとついつい小型クリーチャーで速攻をかけたくなってしまうものですが、各弾のラインナップにはもれなくS・トリガーやG・ストライクが含まれていますから手痛い反撃を喰らうことも。昨今のトリガー、痛さが尋常じゃないので。
もちろん「攻撃をするときは一斉に」の鉄則も健在。引き当てたカード同士の相乗効果を見つけ出して、臨機応変に戦いましょう。このあたりはローグライク・ローグライトゲームっぽさもありますね。いつもとちょっと変わった切り口から「デュエマの上手さ」を測れるかもしれません。
当たれ!激ヤバトップレア
パック開封の醍醐味、レアカード。その多くはトッキュー8において、文字通り命運を預けるに足る切り札となります。極端な例ではありますが、ありとあらゆるカードがごったまぜのこの環境で《CRYMAX ジャオウガ》なんて出したらそりゃあ勝つよねって話です。
一方で、構築戦では割りを食っている一部のレアカード達にもスポットライトが当たるのもこのフォーマットの嬉しいところです。予期せぬデッキのヒントが眠っているかも……?
とはいえ、目先のキラキラに惑わされて勝機を逃しては本末転倒。ド派手なトップレアを温存してたら普通に殴り負けた……なんてことにはならないように要注意です。そんな時は「これ当たったわ~」って言いながらマナに埋めちゃいましょう。相手の動揺が誘えますよ。
王道Wってトッキュー8なんだ!
で、なんで今このトッキュー8を推してるかって話なんですが……王道Wってトッキュー8なんですよ。いやマジで。
ハイパーモード・ハイパーエナジーという種族やテーマに縛られないギミックを扱っていた王道篇のころもかなりトッキュー8だったんですが、王道Wもその系譜を継ぐかのように文明を超えるG-NEO進化が主題となっており、しかも多色カードも多数収録。
これが何を引き起こすか?そう、ありあわせのカード内で無限の選択肢が生まれます。進化するのかしないのか、進化するとしてどれに乗せるのか?ここに超魂Xによる能力付与も絡むことで、脳味噌をフル活用して最良のプレイを探る体験が出来るわけです。これが本当に楽しすぎる。
この傾向は王道W2弾「邪神vs邪神Ⅱ」にてさらに加速。超魂レイドの登場によりさらに考えることが増えました。そこそこの確率でスカる裏目があること、「3枚以上含まれていれば」サイクルが封入されていることも考慮しながらリスクリターンを探ることになります。
コモン・アンコモンのスペックも高水準のため、レアカードが見えずとも積極的にゲームプランを作っていくことだって可能です。
この環境での《魔誕の凶獣ベル・ヘル・デ・ジャクソン》は本気で名誉《飛翔龍 5000VT》ですし《怒留流-GUN33》はいきなり3点飛んでくるし《忍蛇の聖光 c0br4》が出ると盤面勝負が決着します。
レアカードも言わずもがなちゃんと強いですし、トレジャー系もかなり面白い面子が揃ってます。現実的な恐怖として《∞龍 ゲンムエンペラー》のこと考えなきゃいけませんし、《王来英雄 モモキングRX》はありとあらゆるG-NEO獣とお友達です。すごくいきいきとしている。
そして、なにより特筆すべきは黒トレジャー。ここに《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》と《獅子王の紋章》が存在することにより、ライブラリアウトケア&楯0からの逆転の「可能性」があります。存在してるだけといえばだけなのですが、脳裏をちらつくこれら2枚のおかげでフィニッシュの読み合いがさらに楽しくなっています。
現に私は友人同士の対戦で残り山札2枚《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》とか《獅子王の紋章》→《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》とか見せられてしまったので今後これらのリスクを完全にはすてきれないままプレイすることになるでしょう。なんかG-NEOと相性いいんだよね、《獅子王の紋章》。
つまり何が言いたいかって?……今すぐ友達と1600円握りしめてコンビニやらカードショップやらに行ってください、ということです。買いすぎちゃってもカーナベルのまとめ買取があるから安心だぜ!
まとめ
- トッキュー8はいいぞ
- パック買う人は全員遊ぼう
- 「邪神vs邪神Ⅱ」はトッキュー8入門に最適
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
なんか《メガ・メイキング・ドラゴン》から《超神龍バイラス・カースド》とか《∞龍 ゲンムエンペラー》とか≪音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ≫とか出せるよ。勝ったな。