【遊戯王の教科書】イチからデッキを組んでみよう!①「主役カードとデッキの戦略」【デッキの組み方】

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【遊戯王の教科書】イチからデッキを組んでみよう!①「主役カードとデッキの戦略」【デッキの組み方】

はじめに

読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。

今回は連載記事ということで、「自分でイチからデッキを組んでみよう!」という方に向けた「デッキ構築のいろは」を紹介していこうと思います。

より多くの方が遊戯王を楽しむための道標となれば幸いです。

それでは、よろしくお願いします。

目次

記事の大まかな流れ

今回の連載記事ではデッキ構築の基本編ということで、上記のように全5回で構成されています。

第1回~第3回はデッキ構築の理論について、4・5回は実戦を通して意識することについて書いていこうと思ってます。

また基本編のあとには、デッキ構築の応用編の記事も予定しております。

そちらではデッキ構築のより深いところにも触れていこうと思いますので、初心者を脱した方や中級者以上の方にも読んでいただけると幸いです。

よろしくお願いします。

使いたいカードを決めよう

デッキ構築の初めの一歩は、やっぱり「使いたいカード」を決めるところでしょう。

印象深いカードや強いカード、カッコいい(かわいい)カード、ユニークなカードなどなど。

自分が「使いたいカード」を1枚、決めてみましょう。

その1枚が、デッキ構築の軸となります。

印象深いカードの一例

強いカードの一例

カッコいい(かわいい)カードの一例

ユニークなカードの一例

「どんなカードでも存在する以上、必要とされる力がある」

これはアニメ『遊☆戯☆王5D's』の主人公・不動遊星のセリフです。

2024年3月現在、遊戯王には12,761枚ものカードが存在しています。

これだけ数多くのカードがありながら、明確な上位・下位互換のカードがほとんど存在しないというのが、遊戯王のすごいところです。

しかしながら「どんなカードでも使える」と言えど、使いやすい・使いにくいといった差はどうしても生まれてしまいます。

例えば、以下のようなカードを主軸としたデッキも組むことは可能ですが、それなりの苦難の道が待ち構えていることは覚悟しておきましょう。

【遊戯王コラム】使いこなせれば超一流!構築難度最高レベルのヤバいカードたち!【クソカード特集】

これらのカードはこちらの記事でも紹介している通り、構築難度が異常に高いものばかりです。(界隈では愛を以て「クソカード」と呼称します)

とくに、これからデッキ構築をしてみようという方であれば、その点はなおさら。

最初は使いやすいカードや強いカードを使ってデッキを組む方が遊戯王の面白さを体験しやすいだろうということは、先達のひとりとして伝えておいた方が良いでしょう。

対戦ゲームである以上、やっぱり勝つことができる方が楽しみやすいですからね。

もちろん、デッキ構築のいろはが理解してきたら、こうしたカードを使ったデッキ構築もぜひともチャレンジしてみてください。(もしかしたら応用編の記事で触れるかも)

テーマで探すのもアリ

ここまでは「使いたいカード」を決めるという方法を取りましたが、「使いたいテーマ」を決めるのも一つの手です。

とくに遊戯王ではテーマとしてのサポートカードが豊富なカードゲームでもありますので、そちらの方が構築しやすいという側面もあります。

公式から発売されている構築済みデッキ『ストラクチャーデッキ』であれば、必要となるテーマのカードも一通り揃っていますので、デッキ構築の勉強がてら使ってみるにはとてもオススメです。

最近の『ストラクチャーデッキ』は完成度が高く、すこし調整するだけで大会環境でも十分に戦うことができるパワーを持っています。

また2024年6月に発売される『TACTICAL-TRY DECK』などはテーマデッキとして非常に完成度も高いので、そうしたところから始めるのも良いかと思います。

この記事では、そちらの『TACTICAL-TRY DECK』で収録される3つのテーマを中心にお話していこうと思います。

カードを読み込もう

「使いたいカード」が決まったら、次はそのカードをしっかり読み込んでいきましょう。

遊戯王のカード(ここではモンスターカード)には、1枚からでもさまざまな情報を読み取ることができます。

こうしたステータス情報を参照にすることで、さまざまなサポートを受けることができるのが遊戯王の特徴のひとつでもあります。

ここではそれらのステータスについて、一部ではありますがどのようなことが読み取れるのかを紹介してみましょう。

名称

名称 ▼
属性 ▼
レベル ▼
種族 ▼
カードの種類 ▼
テキスト ▼
攻撃力・守備力 ▼

関連カードの調べ方

詳しくは次回の②の記事で触れる予定ですので、ここでは軽く触れておきましょう。

Neuronでは関連カードの項目から探すことができます。

また「ブラック・マジシャン」のようにかぎ括弧を用いたり、かぎ括弧をつけずそのまま検索するという方法もあります。

(かぎ括弧をつけると名称を指定するカードが検索され、かぎ括弧をつけない場合は名称指定以外のカードも表示されるようになる)

遊戯王ではこうしたテーマ・カテゴリのサポートカードが多いので、関連カードが使いやすかったり多かったりする方が構築しやすいでしょう。

多くのプレイヤーがお世話になっている『遊戯王wiki』や『ガチまとめ』のテーマ解説記事なども大変参考になるので、一度は読んでみると良いでしょう。

遊戯王カードWiki - トップページ

ガチまとめ - 遊戯王 - テーマ解説

読み取ったことをまとめよう

先述したステータスを読み取った上で、「使いたいカード」の特徴をまとめてみましょう。

例えば、《サイバー・ドラゴン》であれば以下のようなことを読み取ることができます。

《サイバー・ドラゴン》

《サイバー・ドラゴン》

【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 機械族 / 攻2100 / 守1600

相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

出典:遊戯王公式データベース

【サイバー・ドラゴン】のサポートを受ける
(関連カード)【サイバー・ドラゴン】は融合召喚を得意とする
【レベル5】のモンスターと共存しやすい
【光属性】のサポートを受ける
【機械族】のサポートを受ける
上級モンスターでありながら、自己特殊召喚効果を持っている
攻撃力2100あるので、下級モンスターに強く出ることができる

そして(関連カード)とあるように、テーマやカテゴリに分類される場合はそちらの特徴も理解しておくと良いでしょう。

とくに《サイバー・ドラゴン》は【サイバー・ドラゴン】テーマの主軸となるカードでもあるため、そこからさまざまなことを紐解くことができます。

《キメラテック・ランページ・ドラゴン》を用いた複数除去と連続攻撃がフィニッシャー
《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》の素材とすることで、相手のEXモンスターゾーンのモンスターを除去しながら展開できる
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》による妨害も可能

こうした情報は先述の「関連カードの調べ方」と同様、『遊戯王wiki』や『ガチまとめ』などのページを参考にすると良いでしょう。

デッキの方向性を決めよう

「使いたいカード(テーマ)」を決め、その特徴も理解できて来たら、次はデッキ構築の方向性を考えていきましょう。

こうしたデッキの方向性については、これまでさまざまなカードゲームで培われた「デッキの戦略」の知見を学ぶところから始まります。

デッキのコンセプトについて

「デッキの戦略」として、「アーキタイプ(原型)」という用語が使われます。

さらにそこから3大アーキタイプとしてビートダウン、コントロール、コンボデッキといった名称がよく用いられます。

カードゲームによっては、アグロミッドレンジ、ランプなどの名称を使う場合も多いですね。

しかしながらデュエマやMtGのようなマナ(土地)の概念がない遊戯王では、明確にビートダウンやコントロールといった区別ができないデッキがほとんどです。

そのため、ここでは以下のようなデッキタイプ類型として紹介しておこうと思います。

アタッカーを並べて殴り勝つ ビートダウン、展開系
アタッカーを出しつつ妨害する コントロール、ミッドレンジ系
メタカードで相手を無力化して戦う メタビート、罠型〇〇系
対策されづらい勝ち方を目指す ロック、バーン、デッキデス、特殊勝利

遊戯王では明確なアーキタイプの分類が定まってるわけではありませんので、あくまで一例ということで。

また当然ながら、「どのデッキタイプが強い」という答えはありません。

大会などでは流行りがあって、時期によっては展開系が強かったりミッドレンジ系が強かったりします。

デッキ構築のいろはの理解が進んでくれば、そうした環境に合わせて構築を変えてみるといったことも試してみると良いでしょう。

カードにあった戦略を見つけよう

さて、では「使いたいカード」とそれに合った「デッキの戦略」を考えるにはどうすれば良いでしょうか。

せっかくなのでここでは、『TACTICAL-TRY DECK』で発売される【サイバー】【イビルツイン】【エルドリッチ】を例に挙げて考えてみましょう。

【サイバー】

  • 光属性・機械族モンスターを展開することが得意
  • 《キメラテック・ランページ・ドラゴン》による複数除去と連続攻撃が強力
  • 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》による制圧力も高い
  • 《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-》から《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》を出す強力な除去コンボも搭載

このように、機械族モンスターを用いた豊富な除去手段と大量展開を特徴としています。

こうした特徴を活かし、相手の盤面を一掃しながら一撃で勝負を決める後攻ワンターンキルを決めることが得意なテーマです。

上記の分類でいえば、「展開系」や「ビートダウン」の要素が強いテーマと言えるでしょう。

【OCG】2024年 サイバードラゴンデッキ入門書【表サイバー流の力を使いこなせ!】

【イビルツイン】デッキ

  • 【イビルツイン】Lモンスターが除去やドローの効果を持っている
  • ワンターンキルは得意ではないが、毎ターン安定してモンスターを展開できる
  • テーマカードの枚数が少ないので、さまざまな汎用カードを採用できる
  • 相手の展開を妨害しながら、中速で攻めるのが得意なテーマ

【イビルツイン】は《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twin リィラ》いずれか1枚からLモンスターを展開するという、安定した動きを得意としたテーマです。

そこから呼び出される【イビルツイン】Lモンスターは除去やドローの効果を持っているため、それによってゲームを有利に進めていく戦略が特徴となっています。(いわゆる「アドバンテージを稼ぐ」ことを得意としています)

上記の分類で言えば、「ミッドレンジ」や「コントロール」の要素が強いテーマと言えるでしょう。

【2021年 イビルツイン デッキ 入門書】キスキル、リィラが織りなす華麗なるコンボデッキ!

【エルドリッチ】デッキ

  • テーマ唯一のモンスター《黄金卿エルドリッチ》が主軸に構成されている
  • 《黄金郷のコンキスタドール》などの永続罠からモンスターとして呼び出されるカードを使って相手を妨害しながら戦う
  • モンスター効果をあまり使わないので、モンスター効果に強いメタカードを多く採用できる
  • 低速な動きではあるが、モンスターに強い強力な永続魔法や永続罠を採用できるので対策がされにくい

【エルドリッチ】はその名の通り《黄金卿エルドリッチ》を主軸とした、罠カードを中心としたテーマデッキです。

《スキルドレイン》《群雄割拠》といった拘束力の高い永続罠カードを使うことで、相手の展開を大きく阻害する戦略を得意としています。

上記の分類で言えば、「罠型」や「メタビート」の要素が強いテーマと言えるでしょう。

【2021年エルドリッチ デッキ入門書】黄金郷の王を駆使して戦う罠ビート!

戦略について、もっと詳しく

ここまでお話したように、カードやテーマのそれぞれによって得意とする戦略はある程度定まっています。

ですがあえてそうではない戦略を取ると、どういったことが起こるのでしょうか。

デッキ戦略の疑問

  • 【サイバー】で「コントロール」や「罠型」のデッキを組むことができるのか?
  • 【エルドリッチ】で「展開系」のデッキを組むことができるのか?

先述したテーマのコンセプトとは、「異なるデッキを構築できるか」という疑問ですね。

結論から言うとできます。

遊戯王は汎用カードにも強力なものが多いので、どんなデッキコンセプトでも構築そのものは可能です。

ですがそれが強いかどうかという点については、何とも言えないところでしょう。

【サイバー】で「コントロール」や「罠型」のデッキを組むことができるのか?
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》に寄せてコントロール寄りに構築することも可能ではあるが、【サイバー】カードで妨害できるものがほとんど存在しないので、他のコントロールデッキと比べると見劣りしてしまう
【エルドリッチ】で「展開系」のデッキを組むことができるのか?
→【エルドリッチ】は制約でアンデット族しか出せなくなるため、「展開系」にするには【アンデット族】に寄せる必要があるが、そうなると【エルドリッチ】を使わず【アンデシンクロ】などのデッキとして組んだ方が利点が多い

とは言え、この辺りは実際に組んでみないと分からない部分も往々にしてあります。

なので一度は自分が思ったように構築してみると良いと思います。

実際に構築してプレイしてみることで気づくことも多いですからね。

補足:カジュアルに遊んでみよう

また自分の好きなカードで構築する(いわゆるカジュアルデッキ)として遊ぶのであれば、それほど難しく考える必要もありません。

自分の好きなカードで、好きなように組んでみましょう。

強さを求めたデッキも素晴らしいものではありますが、デッキ構築にはそれ以外の楽しみ方もたくさんあります。

「何か思ってた動きと違うな」「もっとデッキを強くしたい」と感じたら、ここでお話した内容を思い浮かべながら構築を見直してみると良いでしょう。

いろんなカードに触れてみて、さまざまに試行錯誤することで、デッキビルドのセンスは磨かれていきます。

他の人の意見などはあまり気にせず、自分の信じたデッキ構築を目指していきましょう。

まとめ

さて、そういう訳で今日のお話しはここまで。

また次回、「相性の良いカードを探そう!(仮)」の記事でお会いしましょう。

あとこちらは古いものではありますが、わたくしのデビュー作でもある「遊戯王の教科書」の記事も併せて紹介しておきます。

遊戯王の教科書 ~脱初心者のためのデッキ構築編~

今回の連載は、この記事をより詳細にしたものになるかと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

それでは!

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