ご挨拶
みなさんお疲れ様です!魔物の狩人無限回収中(不本意)でおなじみのやねろく真剣態です。ごぶさた。
今回はデッキ紹介記事ということで僕のデッキに秘められためくるめく幻想舞曲〈ワンダフル・ロンド〉へご招待したいと思います。
ちなみに今回紹介するデッキはいろいろあって実際に組みました。
目次
【ハイランダー】とは?
さぁ?
誰が最初に言い出したんでしょうか?こんなめちゃくちゃオシャレな名前。「 Highlander 」の由来は映画「ハイランダー 悪魔の戦士/Highlander」のキャッチコピーから来ているそうで、There can be only one(生き残れるのはただ一人)だそうです。
ああオシャレ。某漫画の特殊能力の名前みたい。こういう名付け方したいですね。
その名の由来のとおり、【ハイランダー】という構築は「孤高」というほかありません。ルールは単純、
デッキ内に入れていい同名カードは一枚だけ!!
【ハイランダー】のメリットは以下のとおり。
- 様々な戦術を柔軟に展開できる。
- 特定のカード(【ブラック・マジシャン】における《ブラック・マジシャン》など)に依存しないため妨害されづらい。
- 制限を気にせず使える
この特殊な構築はメリットもありますが、もちろんデメリットもありますね。
- コンボの成功率が下がる。
- 《D-HERO ディアボリックガイ》などが無意味。
- 考えるのがめんどくさい。
最後のはただの主観です。イェイ。
今回はそんな夢のある可能性を秘めた構築を紹介します。
デッキ内容
いろいろごちゃごちゃしてますし、カード名にやたら「―(ダッシュ)」がついていますが、基本的に「儀式召喚」をテーマにしています。
なんか周りのひとは僕が頭を痛めて産んだデッキちゃんを前にすると、首を傾げるか鼻で笑う傾向にあるので「ぼくはほんとうはあたまがいいってことをみせてやろう!」と思いこうなりました。
儀式って頭良さそうじゃん?
デッキ解説
混合テーマ間のシナジー
基本的に安定した特定のコンボを組めないハイランダーにおいては、使用するテーマ、カード間のシナジーが特に重要視されます。
今回採用しているカテゴリは【魔神儀】、【メガリス】、【召喚獣】、「機巧」、「三魔神」、さらに《リトマスの死の剣士》、《斬機シグマ》を香り付け程度に添えております。
【魔神儀】⇔【メガリス】
言うまでもなく、儀式召喚という共通項がありモンスターの種類も多いため儀式を軸にしたハイランダーとなれば採用されざるをえないようなモンです。
《魔神儀-タリスマンドラ》
【効果モンスター】
星6/闇/植物族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-タリスマンドラ」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
②:このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体を手札に加える。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
《メガリス・オフィエル》
【儀式・効果】
星4/地/岩石族/攻1600/守2500
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「メガリス・オフィエル」以外の「メガリス」モンスター1体を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
ポイントは両方エース儀式モンスターを召喚して1体で戦うものではなく、サーチを駆使して儀式召喚までのサポートがメインとなる安定した部分です。どんな組み合わせの初期手札でもそれなりの動きを期待できます。
【召喚獣】⇔「機巧」
これもあたまがよさそうに見えるのでアド。
両方ともそれぞれ独立して使いやすい(混ぜやすい)テーマですが、一緒に使うとさらに強くなります。特に《機巧狐》は【召喚獣】と相性が良い気がする。たぶん。
ちなみにこのデッキで攻撃力と守備力の数値が同じであるモンスターは、【魔神儀】効果モンスター、「機巧」モンスター、《ファントム・オブ・カオス》、《リトマスの死の剣士》であり幅広くサーチできるようですよ。
《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》
【効果モンスター】
星7/地/機械族/攻2250/守2250
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから、攻撃力と守備力の数値が同じで、属性が対象のモンスターと同じとなるモンスター1体を特殊召喚する。
③:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功する度に発動する。
相手に300ダメージを与える。
「三魔神」⇔他のやつ
この中で一際輝いているのはやはり「三魔神」でしょう。この3体とついでに《ゲート・ガーディアン》は出しにくさがほんの少し目についてしょうがないですが、なかなかに戦闘力が高いです。ぜひとも使いたい。
というわけで他のテーマで「三魔神」を補助。「三魔神」には戦闘力、【召喚獣】へ属性を、 儀式の際にはその無駄に高いレベルを提供してもらいます。
【魔神儀】は手札のモンスター1枚の効果から召喚権を使用せず楽にモンスターを2体並べられるためリリース要因に最適です。
「機巧」からは《機巧嘴-八咫御先》がリリース要因になります。レリーフがカッコいいのでオススメです。僕は好きすぎて美容室で機巧嘴と同じ髪型にしてもらいました。
なお、《ゲート・ガーディアン》の召喚に成功した方がいらっしゃいましたらどんな構築で成功したか教えてください。個人的に友達になりたい。
お試しドローしてみる。
あ~あ、さんざん説明された気がするけど余計な情報が随所に散見されるために理解しがたいよ!!
???「私の出番のようだね!!」
だ、誰!?
試ドマ「私はお試しドローマン!!ツイッターとガチまとめのdeck-maker以外にすることがない正義のヒーローだ!!
どうやらハイランダーデッキを具体的にイメージできず困っているようだね!そんなときには!」
そんなときは・・・?
お試ド「deck-makerのお試しドロー機能を使おう!作ったデッキの初期手札を簡単に、何度も、次のドローまで!確認できるぞ!」
やったね!露骨な媚売りだ!さっそく見てみよう!3回見てみよっか。
例1
おしン「何てこった!普通に楽しいヤツだ!さて、どんな儀式モンスターの召喚もねらえそうだけど君ならどうするかい?」
先攻の場合
《マンジュ・ゴッド》召喚、《メガリス・オフィエル》サーチ
《魔神儀の祝誕》で《マンジュ・ゴッド》をリリースして儀式召喚。《メガリス・ハギト》をサーチ。
オフィエルの効果でハギトを儀式召喚。《メガリス・ポータル》をサーチ、発動。
《魔神儀―カリスライム》の手札効果で《雷魔神―サンガ》を捨て《魔神儀―ペンシルベル》をリクルート。オフィエルを回収。
ハギトをオフィエルと入れ替え《メガリス・ファレグ》をサーチ。
《魔神儀―タリスマンドラ》で自身と《魔神儀―ブックストーン》を特殊召喚。祝誕を回収。
祝誕を発動してファレグ儀式召喚。祝誕で適当に魔神儀を墓地に送り《魔神儀―キャンドール》を仕方なくリクルート、回収。発動してカリスライムを儀式召喚。
なんかリソース使いすぎな気がするけどこうするかな。楽しいから。
後攻の場合は相手のモンスターに合わせてサンガで殴ったり、《リトマスの死の剣士》と《デモンズ・チェーン》を構えるかも。
例2
試ロン「絶妙な微妙加減だね!」
これは、アレイスター召喚してリリーサー落としつつカリギュラで守ってエンドかな?
意外と自分のカードだけでもいろんな召喚獣が出せそうな雰囲気がありそう。
例3
ドロン「ホントに手札に来ちゃったよ。大丈夫かな?」
《儀式の準備》で《メガリス・オク》をサーチまではいいだろう。そこからペンシルベルからキャンドール→祝誕でオクを儀式召喚。《ゲート・ガーディアン》を捨て後で《ファントム・オブ・カオス》でコピーするのがいいのか、オフィエルをサーチしてなんやかんやでレベル8儀式モンスターを立てるのがいいのかちょっと悩む。
ただ、《ゲート・ガーディアン》がただの邪魔者となっていないのでうれしい手札だ。
まとめ
確かに使いたいカードを3枚積めば安定して戦えるでしょう。3枚無ければ真価を発揮できないカードもあります。
ですが、遊戯王はそれだけで語れるゲームでは無いはずです……。
この【ハイランダー】という構築。これは可能性の重要さを教えてくれます。
まるで人生のようじゃあありませんか!!誰一人同じ人間はおらず、それぞれの可能性は手札を開けてみるまで分からない。人々の繋がりが新たなる未知の展開を生む……。
そう!【ハイランダー】こそみなさんの「可能性」なのです!!!みなさんの「希望」なのです!!!!
未来はあなたのデッキに!!!!!
まぁそれはおいといて、楽しいので組んでみてね。