【ミニゲーム紹介】デッキが無くても楽しめる!遊戯王でドラフトをする4つの方法!

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【ミニゲーム紹介】デッキが無くても楽しめる!遊戯王でドラフトをする4つの方法!

こんにちは、はみるとんです!

今回は「ドラフト」について紹介します!

遊戯王に限らず、カードゲームではよく聞くこの単語。どういった遊びなのでしょうか?

目次

ドラフトとは?

カードゲームの遊び方の1種で、特殊なルールのもとカードを取り合っていき、「デッキを構築する」という部分を楽しむゲームです。

パックを開封して行う「パックドラフト」や、事前に用意された山で行う「キューブドラフト」などがあります。

順番に解説していきます!

パックドラフトのやり方

・用意する物

  • 参加者2人~8人(偶数が良い)
  • 遊戯王のパック… 参加人数×9パック
  • スリーブ

ゲームの流れ

1.全員に9パックずつ配ります。
2.それぞれ3パック開封し、15枚の束にします。
3.15枚の中から1枚好きなカードを選んで自分の物にします。(これを以後「ピック」と呼びます。)
4.残った14枚を隣の人に渡す(時計回り)
5.隣の人から回ってきた14枚から1枚ピックし、13枚を隣の人に渡す
6.上記の流れを繰り返し、最後の1枚までピックする。
7.新たに3パックを開封し、2~6の流れを繰り返す(反時計回り)
8.新たに3パックを開封し、2~6の流れを繰り返す(時計回り)
9.最終的に45枚のカードが手元に来るので、これを使ってデッキを構築する。

デッキ構築は通常ルール通り40枚で行っても良いですが、特殊ルールとして最低30枚で構築するのがオススメです。

どんなパックでやるべきか?

基本的には「パック内のカードだけでは腐ってしまうカード」が少ないパックがオススメです。

例えば「DARK NEOSTORM」で行う場合、《雲魔物の雲核》が収録されているのに「雲魔物」モンスターが収録されていないので、完全に死に札になってしまいます。

多少の死に札はピックしても採用しない事でハズレ枠とするだけで良いのですが、なるべくこれが少ない方が良いでしょう。

「デッキビルドパック」なんかは3種類のテーマに関連するカードでほぼ埋まっているので、腐るカードは基本的には無くオススメです。

また、海外では「バトルパック」というドラフト専用のパックも存在します。

「カテゴリ超越ドラフト」について

こちらは爆アド.comの企画で度々行っている企画です。

遊戯王はカテゴリ指定などの都合上、他のTCGに比べて「ドラフトでは腐ってしまうカード」が非常に多いです。

そのため、「全てのカードは全てのカテゴリに属している」として扱う特殊ルールによって、本来存在しないシナジーを無理矢理発生させてしまおう、というのがこの特殊ルールです。

  • 「〇〇」カードなどのような指定の「〇〇」の部分を無視し、全カードが対応している物とする
  • 「『〇〇』魔法カード」や「レベル4以下の『〇〇』モンスター」のようなカテゴリ指定以外の部分は無視できない。
  • カテゴリでなくカード名を直接指定している場合(例:《竜破壊の証》など)は無視できず、書かれた通りの処理となる。

《円盤ムスキー》【 効果モンスター 】星 5 / 光 / 機械族 / 攻1000 / 守2000

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のドローフェイズに通常のドローを行う代わりに、デッキから「エーリアン」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

例えばこのカードは、「カテゴリ超越ドラフト」では以下のテキストになります。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のドローフェイズに通常のドローを行う代わりに、デッキからカード1枚を選択して手札に加える事ができる。

このように、本来特定のカテゴリでしか機能しないカードが別のカードとも組み合わせられる事によって、本来通常の遊戯王では起こりえないような宇宙的なコンボが発生するのがこのルールの面白い所です。

遊戯王における強いコンボなどは大抵誰かが発見済みですが、当然このルール下でのコンボなどは研究が進んでいるわけがないので、未知の組み合わせを発見して楽しむ事が出来ます。

また、本来ドラフト向きのパックでない物でも幅広く遊べるので、新弾が発売したタイミングで集まった際などにパックを買うついでに遊ぶ事も出来ます。

キューブドラフトのやり方

流れは「パックドラフト」と完全に同じなのですが、こちらの遊び方は「パックのカードを予め誰かが用意する」という所に大きな違いがあります。

例えば4人用のドラフトで1人あたり45枚配られるように作るのであれば、180枚のカードの束をあらかじめ誰かが用意しておき、それを15枚ずつに分けて行う、といった感じになります。

キューブドラフトは事前に「カードプール表」などを用意して、どのようなカードが含まれているのか全員で共有する事が出来ます。

ですので、後述する「カット」を行ったり、どのテーマに人気が集まっているのかを推理したりするような要素がパックドラフトよりも強く、ピックの段階での戦略性がとても高いです。

ドラフトプールの作り方のコツ

あ、突然出てきましたが「ドラフトプール」というのはキューブドラフトなどにおける最初に用意する束の事です。

「ドラフトプール」自体はどんなに適当にカードを詰め合わせても成立するので、ショップにうってる詰め合わせボックスなどでも遊べるのですが、「面白いドラフトプール」にするためにはある程度コツがいります。

ポイント1.パックを開いた際に悩む余地がある

例えば、「取れた人のデッキが1枚であまりにも強くなりすぎるカード」は、最初にその束を手に取った人が速攻で取るでしょう。

これでは完全に誰が取れるかは運次第となってしまいます。

実質一択、というような状態では前述の「カット」や「ピックからの推理」などのピック時における駆け引き要素も少なくなってしまうので、「あまり各カードの間にパワー差がありすぎず、バランスが良い」というプールが望ましいでしょう。

ただ、大当たりカードを一部仕込んでおいて引いた時に嬉しい!というような要素も盛り上がりポイントにはなるので、一概にダメというわけではありません。遊ぶ人の好みに合わせて考えましょう。

ポイント2.「死に札」を減らす

例えば儀式魔法と儀式モンスターを1種類ずつ入れた場合、両方セットで取れなければ意味のないカードとなります。

この場合、儀式魔法を取ってない人にとっては儀式モンスターは完全なハズレ枠となり、選択肢が完全に一つ潰れます。これは前述の選択肢を狭める状態に合致するので避けるべきでしょう。

ある程度テーマとしての分類がある方がコンボの要素があり面白い場合もあるので、汎用カードだけで組むのが良いというわけではありませんが、なるべく色んな人が取りやすいカードが多いのが良いでしょう。

ポイント3.ワンサイドゲームになりやすいカードを避ける

これはドラフト自体の楽しみがどうという話とは少し違うのですが、例えば《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》のような一方的な展開を生み出すカードが多いと、そこから行われるデュエル自体がやや一方的な物となり、デュエル内容が味気ない物となってしまいます。

逆に「普段使えないヤバい禁止カードを仕込んで遊ぶ」というような意図のドラフトプールも楽しいのでそこを意図的に取り入れている場合は問題ないですが、細やかなプレイングによる駆け引きを楽しみたい場合は控えましょう。

おすすめのキューブドラフトプール

いむなドラフト(いむなさん作)

http://draftyugioh.wiki.fc2.com/wiki/%E6%96%B06%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%881%E6%9C%9F%EF%BC%89

定期的にドラフト会が開かれ、調整回数が多く非常に完成度の高いドラフトプールです。

シンクロやリンクを主体としており、シナジーが色んな方向に伸びているのが特徴です。

4属性ドラフト(Fordさん作)

http://de-ford.seesaa.net/article/428788009.html

その名のとおり炎・水・風・地の4属性を主体としたドラフトプールで、どの属性を取るかの読み合いやカットなどの駆け引き要素が強い物となっています。

パウパードラフト

MTGのフォーマットの1つである、「パウパー」から着想を得たルールです。
パウパーとは、「ノーマルカード(MTGではコモンと呼ぶ)のみを使った構築戦」の事を指します。

遊び方

まず、ノーマルカードの束を用意します。
家のダンボールに眠っているノーマルカードを引っ張りだしてきても良いですが、カードショップなどに打っている「ノーマルカード詰め合わせ」などの中身の分からないモノでやるのがワクワク感があって良いと思います。
続いて、用意してきたノーマルカードたちを裏向きのままよくシャッフルし、15枚ずつに分けてパックにし、「パックドラフト」の時と同じ要領でドラフトをしていきます。
1パックの枚数をもっと多くしても良いでしょう。その場合、ピック後にデッキの形にする際に余らせても良いカードが増え、全く使い道のないカードなどをはじく事が出来ます。

通常のドラフトとの違い

カードリストが公開されるキューブドラフトや収録カードが明らかになっているパックドラフトと違い、無造作に集められたカード群で行うので何が出てくるか分からないワクワク感があります!
ピックの過程でどんなカードを中心に構築されているのか推理しながら遊んでいくという要素も出てくるわけです。
また、ノーマルカード限定ということで、平均的にかなりカードパワーが低くなります。これにより、普段はレアリティの高い上位互換カードが存在しているせいで構築では見向きもされないカードが意外な強さを発揮したり、新たな魅力を見つけ出す事が出来るのもこのルールの楽しさの1つです。

どんな人にオススメ?

まず、「昔遊戯王をやっていた仲間とひさびさに集まるので遊びたい」というような人に特にオススメです。

また、「オフ会や大会でサブイベントとして開催したい」というような場合にも、人数の調整が効きやすいのでオススメです。

普段頻繁にデュエルをするわけではない場合、パックドラフト用に新品のパックを買うと1パック150円なので単純に1枚あたり30円。当たったカードをその後のカード資産として使わない場合はなかなか1回遊ぶには高い値段となってしまいます。

かといって、キューブドラフトはプールを作るのに時間がかかる上に、カード集めの手間も大きいです。

その点、「パウパードラフト」はノーマル詰め合わせを買ってくるだけで遊ぶ事が出来る上、パックよりも単価が安い事が多いわけです。

ちなみにカーナベルさんに何かそういう商品ないの?と聞いたところ、ピッタリの物がありました。流石はカーナベルさんですねえ!!(媚びを売る)

【 その他 】

ノーマル約8,000枚詰め合わせ

傷ありカード・同じカード・海外版・別カード種が複数含まれる場合がございます。
枚数は約8,000枚ございます。

ノーマル8000枚詰め合わせ1人80枚ピックで4人で遊んだとしても25回遊べます。

パウパードラフトに慣れてきたらここで手に入れた大量のカードを使って、キューブドラフトのプールを作るのも良いですね。

ドラフトにおける戦術

競合を避けるテーマ選び

ドラフトでは、「いかに相性の良いカードの組み合わせをピック出来るか」が鍵となります。

ですが、当然強いカードが全員に行きわたるわけではありません。

そこで、「特定の強い組み合わせやテーマを自分だけが集めている」という状況が望ましいわけです。

例えば「デッキビルドパック」を使ってパックドラフトを行う場合、収録されている3テーマのうちどれが人気なのかを推理し、人気の無いものを自分が独占する、などの戦略が考えられます。

この際に重要なのが、ドラフトのピックは「1つのパックを何周か回すことになる」という所にあります。

例えば、4人で「シークレット・スレイヤーズ」でドラフトをしたとしましょう。

最初の1パックはこうなっていました。

  • 《黄金卿エルドリッチ》
  • 《魔救の奇縁》
  • 《魔救の奇石-ドラガイト》
  • 《魔救の追求者》
  • 《六花精シクラン》
  • 《黄金郷のガーディアン》
  • 《六花のひとひら》
  • 《六花精エリカ》
  • 《白き宿命のエルドリクシル》
  • 《六花精プリム》
  • 《ギャラクシー・サイクロン》
  • 《神の宣告》
  • 《紅き血染めのエルドリクシル》
  • 《ユニゾンビ》
  • 《魔救の息吹》

ここで自分は《黄金卿エルドリッチ》をピックし、一周回ってこのように帰ってきたとします。

  • 《魔救の奇縁》
  • 《魔救の奇石-ドラガイト》
  • 《魔救の追求者》
  • 《黄金郷のガーディアン》
  • 《白き宿命のエルドリクシル》
  • 《六花精プリム》
  • 《ギャラクシー・サイクロン》
  • 《神の宣告》
  • 《紅き血染めのエルドリクシル》
  • 《ユニゾンビ》
  • 《魔救の息吹》

「六花」テーマのカードが3枚消えています。

つまり、回った3人が全員六花カードを取ったという事です。

こうなると、《六花精プリム》を取るのは得策ではない、という事になります。他の人と取り合って中途半端な枚数の六花を組むより、取り合いにならず必要カードを取れる「エルドリッチ」や「アダマシア」を取るべき、という事になります。

「カット」という概念

他の人のデッキ構築を邪魔するためにカードをピックする事を「カット」と言います。

例えば、「エルドリッチ」を組む場合、《黄金卿エルドリッチ》が1枚も無いと構築は難しいです。そこで、自分が組んでいるのが「アダマシア」であり《黄金卿エルドリッチ》は不要である場合でも、他の人の構築を邪魔するために《黄金卿エルドリッチ》を取ってしまうわけです。

こうなると、自分のデッキの完成度は上がりませんが、エルドリッチデッキを組んでいる人に大打撃を与える事が出来ます。

ただ、この行動はあまりやりすぎると自分のデッキの完成度が下がり、カットされた人とした人で共倒れとなって残った人が勝つような構図になるので、行う塩梅をうまく見極めましょう。

おわりに

というわけで、今回は「ドラフト」に関する紹介でした!

普段の遊戯王では焦点の当たらないようなカードにも使い道が出来る非常に新鮮な遊び方です。

是非遊んでみてください!

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