2024/11/28 Thu 20:00

新弾テーマ全部組む！プロによるTERMINAL WORLD2徹底攻略！

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はじめに

こんばんは、はみるとんです！

今回は毎回お馴染み、プロデュエリストはみるとんが「新弾テーマ全部組む」という記事となっています！

今回はターミナルテーマの中でも特に動きを現代ナイズするのが難しかった【ジュラック】をはじめ、元々勝ち筋の部分はハッキリしていたものの展開の過程部分に難があったテーマたちが強力なインフラを貰って再現性の高いテーマへと仕上がりました！

トーナメントレベルで活躍するテーマもあったりと、非常に面白いパックとなっています！というわけで早速構築を見ていきましょう！

【影例衣】

【効果モンスター】
星 4 / 水 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守800

このカード名の③の効果はデュエル中に１度しか使用できない。
①：このカードが召喚した時に発動できる。
デッキから「影霊衣の魔剣士アバンス」以外の「影霊衣」モンスター１体を特殊召喚する。
②：「影霊衣」儀式モンスター１体を儀式召喚する場合、自分フィールドのこのカード１枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
③：このカードが効果でリリースされた場合に発動できる。
自分の除外状態の「影霊衣」カードを任意の数だけ手札に加える（同名カードは１枚まで）。

出典：遊戯王公式データベース

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テーマ内に召喚権を使う初動がなかった【影霊衣】でしたが、新規登場した《影霊衣の魔剣士アバンス》が【影霊衣】パーツをかき集めながらエクストラの汎用展開にもつながる非常に強力なカードで、さらに《ブリューナクの影霊衣》でサーチが効く事により実質《儀式の準備》や《虹光の宣告者》につながる動きも初動となり、単に初動として引いて強いカードが１種類増えただけに留まらず、非常に安定感が増しました。

相手ターン中の妨害の手数がエクストラへの妨害に寄っていた部分も《影霊衣の神魔鏡》による相手ターン儀式召喚で《トリシューラの影霊衣》を出せるようになったことで改善され、展開力の増大により汎用エクストラからの展開も添えやすくなったことで妨害の質も非常に高まりました。

【ジェムナイト】

【効果モンスター】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1550 / 守1600

このカード名の①②③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ジェムナイト・ネピリム」以外の「ジェムナイト」カード１枚を手札に加える。
このターンのメインフェイズの間、相手が受ける効果ダメージは半分になる。
②：自分メインフェイズに発動できる。
「ジェム」モンスター１体の召喚を行う。
③：このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札を１枚選んで墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。

出典：遊戯王公式データベース

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ARC-Vでの強化やリンクモンスターの追加、通常弾での強化など既にターミナル以降何度も強化をもらってかなり高水準なパワーを持っていた【ジェムナイト】ですが、複数枚初動での先行ワンキルに寄っていて、誘発を貫通しながら妨害を構える方面には寄せづらいためかなりピーキーなテーマでした。

今回の強化により《ジェムレシス》単騎から縛り無しで展開を伸ばしていって、最終的に《フォッシル・ダイナパキケファロ》を絡めた非常に強固な盤面を作ることが出来ます。

【魔轟神】

《魔轟神獣ベヒルモス》の登場で捨てられた時の効果を持つ魔轟神を絡めながらシンクロを少ない消費で展開することが出来るようになり、また出す先としても《魔轟神ガミュジン》の登場により展開が格段に伸ばしやすくなりました！

下級がすべて《刻まれし魔の鎮魂棺》を経由してレベル６非チューナー×２になれたり、《刻まれし魔ラクリモーサ》からのシンクロ蘇生などでどんどん手数を伸ばし、最終的に無限ドローで先行ワンキルを狙いにいくことが出来ます。

【ジュラック】

恐竜族という恵まれた種族ではあるものの【ジュラック】カード自体が戦闘を介さなければ展開能力を持たない都合上テーマの特性を生かした構築は難しかったのですが、新規の下級２種が【ジュラック】名称を活かして展開しつつも恐竜族の汎用カードをしっかり取り入れ、また恐竜側のギミックにもアクセスしやすい性質からテーマの独自性と再現性を両立できる良い強化となりました。

最終盤面は《ジュラック・メテオ》を連発するという豪快な動き！テーマのエースをふんだんに使い倒す、回していて非常に気持ちの良いデッキです！